著者
赤池 弘次
出版者
統計数理研究所
雑誌
統計数理 = Proceedings of the Institute of Statistical Mathematics (ISSN:09126112)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.iii-ix, 1994-06 (Released:2016-10-19)

創立50周年記念号(1)
著者
内田 健
出版者
早稲田大学人間科学学術院
雑誌
人間科学研究 = Waseda journal of human sciences (ISSN:09160396)
巻号頁・発行日
vol.第9巻, no.第1号, pp.101-113, 1996 (Released:2016-11-27)
著者
前田 均
出版者
天理大学人権問題研究室
雑誌
天理大学人権問題研究室紀要 (ISSN:13440802)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.23-33, 2000-03 (Released:2009-03-01)
著者
松原 信之
出版者
福井県郷土誌懇談会
雑誌
若越郷土研究 (ISSN:2185453X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.18-39, 2013-08 (Released:2016-03-23)
著者
藤田 護
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.188, pp.65-81, 2009-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第188集『アイヌ語韻文表現法』 中川裕 編
著者
松本 滋
出版者
東京大学文学部宗教学研究室
雑誌
東京大学宗教学年報.別冊
巻号頁・発行日
vol.12, pp.4-5, 1995-03-31 (Released:2017-06-12)
著者
辻田 賢一 ツジタ ケンイチ Tsujita Kenichi
出版者
熊本大学
巻号頁・発行日
2007-03-27

Early coronary reperfusion limits myocardial damage and improves survival after acute myocardial infarction (AMI). However, growing evidence indicates that this lifesaving therapeutic approach can cause damage to the previously ischemic myocardium,known as post-ischemic myocardial reperfusion injury. There is now increasing evidence that reactive oxygen species cause reperfusion injury. On the other hand, Edaravone (3-methyl-1-phenyl-2-pyrazolin-5-one), a novel free radical scavenger, has been shown to inhibit lipid peroxidation and endothelial cell injury. We examined the effects of edaravone in patients AMI.
著者
櫻井 準也 Junya SAKURAI 尚美学園大学総合政策学部 Shobi University
出版者
尚美学園大学総合政策学部
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 = Bulletin of policy and management, Shobi University (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.103-122, 2018-09 (Released:2019-01-23)

現代のポピュラー・カルチャー(大衆文化)の一つであるわが国の漫画には、多くの作品に考古学者が登場する。その作品数は2000年代になるとさらに増加し、そのジャンルも多岐にわたる。また、わが国で起こった旧石器捏造事件の影響を受けた作品がみられることや大学の考古学研究室が舞台となった作品が登場することも2000年代の特徴である。この時期の考古学者キャラクターについては、サファリ・ルックやインディ・ジョーンズ風の服装の男性、さらにはトレジャーハンターのような風貌や服装の考古学者、少女漫画における美形の若い男性考古学者など実際とは明らかに異なるキャラクターもみられる。その一方で、様々なジャンルで考古学者が登場する漫画作品が増加し、実際の考古学者に近い風貌に描かれたキャラクターが多くみられ、大学の考古学研究室が舞台となる作品が登場しているなどの傾向から、わが国の漫画界において考古学者がより身近な存在になったことが窺える。 The archaeologist appeared in Japanese comics which are one of the contemporary popular cultures at many works. In 2000s, the number of works further increases and the genre is also wideranging. And it is also the feature of the 2000s that the existence of the work which was subject to the influence of the Japanese Paleolithic hoax, and the work in which the archaeology laboratory of university became a stage. And about the archaeologist character of this time, there are clearly different characters from actual archaeologist, such as the male archaeologist of Safari look or the Indiana Jones style and also an archaeologist of the looks and cloth like a treasure hunter, and pretty young male archaeologist in girls’ comics. Meanwhile, it can observe that the archaeologist became a more familiar existence in Japanese comic community from the tendency for archaeologist characters drawn on the comics work increased in various genres and they looked similar to the actual archaeologist, and also the work in which an archaeology laboratory of university serves as a stage has appeared.
著者
篠崎 榮 シノザキ サカエ Shinozaki Sakae
出版者
熊本大学
雑誌
熊本大学教養部紀要 (ISSN:03867188)
巻号頁・発行日
vol.20(人文・社会科学編), pp.113-124, 1985-01-31

この小論の目標は、その関連を可能な限り解き明かすところに設定されている。そのことを通して、我々にとって正義の理念の探求と、幸福な生を生きたいという欲求との調和は、どのようにすれば達成可能なのかということを考察してみたい。人生が全くの不条理であるとの立場に立たない限り、この正義と幸福の調和は探求するに値する課題であるのだから。
著者
安部 達雄
出版者
早稲田大学日本語学会
雑誌
早稲田日本語研究 (ISSN:13484796)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.61-72, 2005-03-31 (Released:2016-11-28)
著者
伊東 康久 野田 喜美雄 石川 久 井崎 賢二 江花 稔
出版者
JAEA
雑誌
JNC-TN8410 2001-007
巻号頁・発行日
pp.1-81, 2001-03

核燃料物質取扱施設では非密封の放射性物質を取扱う場合、グローブボックス(以下「GB」という)等の包蔵性を有した設備を配置している。放射性安全の立場からは包蔵性の一時的な機能低下等を考慮し、放射性物質漏洩の早期発見及び作業者の吸入を防止する目的で種々の施策を講じている。その中の一つに作業環境中の空気中放射性物質濃度を連続監視するためのダストモニタがあげられる。一般的にダストモニタは吸引ポンプを使用して空気を吸引し空気中に浮遊するダストをろ紙に捕集する方式であり、吸引ポンプの連続運転能力、可搬性及び排気場所の確保並びに騒音等に構造的問題を持っていた。このため、ダストの捕集方法に関し、従来技術である吸引ポンプを使用しない技術開発を進めることとした。上記目的を遂行するために、静電気により空気中のダストをイオン化し、ろ紙に捕集する市販の集塵器に着目し、静電捕集型のダストサンプラ及びダストモニタを試作し、特性試験及び操作性について評価した。静電捕集方式は空気吸引方式と違い吸引量の定量化が課題であり、捕集量を定量化するためにマスクマンテストで使用している装置を用い、塩化ナトリウム(以下「NaCl」という)による捕集量の定量化と捕集分布の解析評価を実施した。また、既存の空気吸引方式であるエアスニファとラドントロン子孫核種を対象に捕集量の比較を実施した結果、ほぼ同等の捕集性能を有していることが分った。一方、静電捕集方式の機能を明確にすることと、実際に使用する管理区域内を想定して操作性等の評価を実施した結果、十分実用に耐えうることも分った。今回の試験で使用したダスト捕集用ろ紙は市販されている集塵機の付属品を用いたが、放射性ダストの捕集には適していなかった。今後、集塵ろ紙の材質適正化を行うとともに、装置の小型化と捕集効率向上を検討し、また、試作機の構造は汚染防護対策が十分ではないので、これらを考慮した再設計を行う必要がある。 著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)
著者
一瀬 孝
出版者
金沢大学理学部
雑誌
平成15(2003)年度科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書
巻号頁・発行日
vol.2001-2003, pp.16p., 2004-03-01 (Released:2017-10-05)

Trotter-Kato積公式,または,Lie-Trotter-Kato積公式は,ふつうHilbert/Banach空間の強位相で収束するものであった.非自明なときに作用素ノルムでも成り立つ場合があることを知ったことが,本研究の動機であった. 1.一瀬は,田村英男との共著論文,及び田村英男,田村博志,海外研究協力者V.A.Zagrebnovとの2編の共著論文(Commun.Math.Phys.2001)において,2つの非負自己共役作用素の和が自己共役ならば作用素ノルム自己共役Trotter--Kato層公式が最良の誤差評価O(1/n)で成立することを確立した.この結果は,考えている状況で最良の最終的結果である.実際,以前に,一方では,Kacの転送作用素とSchroedinger半群の差のノルム評価を経たB.Helffer(1994-95)の最初の結果を拡張する一瀬・高信(Commun.Math.Phys.1997,Nagoya Math.J.1998,Electronic J.Prob.2000))によるFeynman-Kac-Ito公式を用いた確率解析的研究,百目鬼・一瀬・田村英男(J.Math.Soc.Japan 1998)及び一瀬・田村英男(symptotic Analysis 1998)による作用素論的研究の結果を,他方では,Rogava(1993)に始まる抽象的に作用素ノルム自己共役トロッター・加藤積公式を証明するそれまでの,山瀬・田村英男(Integral Equations Operator Theory 1997,Osaka J.Math.1998),Neidhardt-Zagrebnov(Integral Equations Operator Theory, Lett.Math.Phys.1998)等の研究結果をすべて陽に含み真に拡張するものである. 2.更に,一瀬は,H.Neidhardt及びV.A.Zagrebnovとの最近の共著論文(J.Functional Analysis 2004)において,1で確立した作用素ノルム自己共役トロッター・加藤積公式を作用素和の場合から2次形式和の場合へ,一方の自己共役作用素が他方の自己共役作用素によって2次形式の意味でドミネイトされるとき,これらの作用素の定義域に関するある付帯条件の下に拡張し,最良の誤差評価と共に証明した.このドミネイションを仮定しないで証明できるかどうかは今後の問題であろう. 研究課題/領域番号:13440044, 研究期間(年度):2001–2003
著者
亀田 晃尚
出版者
法政大学公共政策研究科『公共政策志林』編集委員会
雑誌
公共政策志林 = 公共政策志林 (ISSN:21875790)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.133-146, 2018-03-24 (Released:2018-07-09)

中華人民共和国(以下「中国」という。)にとって,エネルギー不足は大きな問題となっている。国連海洋法条約上,中国は尖閣諸島周辺の石油資源の主権的権利を確保するためには,尖閣諸島の領有権を主張しなければならない。中国が経済的・安全保障的な高いリスクを背負ってまで,尖閣諸島に対する領土的野心を露わにすることは考えがたく,中国の尖閣諸島に関する領有権主張は石油資源を確保することを主眼としたものであると考えられる。中国は尖閣諸島周辺を含む東シナ海に800億バレルという莫大な石油埋蔵量を見込んでいる。米国防総省も中国の見方を裏付ける。一方,日本は32億バレルの埋蔵量しか見込んでいない。日本が中国の石油埋蔵量の認識についてどう捉えるかは,日本が中国に対してどのように対応していくかに直接関わってくる。尖閣諸島をめぐって,中国を相手に力で対抗しようとするリアリズム的対応を行えば,安全保障のジレンマに陥り,不測の事態を招きかねない。中国は尖閣諸島の領有権を棚上げしての共同開発を提唱しているが,日中双方の信頼関係が十分に醸成されていることが前提となる。したがって,いま必要なのは,中国が尖閣諸島周辺を含む東シナ海に莫大な石油資源を期待しているという現実を認識した対応であり,エスカレーション・ラダーを上げないための対話による中国への自制呼びかけや海上保安機関による冷静な現場対応に加えて,経済関係や人的・文化的交流の拡大といったリベラリズム的な不断の努力である。そうした努力の積み重ねによって日中の信頼関係は深く醸成されていくに違いない。その先に,尖閣諸島をめぐる問題の解決が見えてくるであろう。