出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1480, pp.50-53, 2009-03-02

「1枚の板から削り出したアルミ製のフレーム『ユニボディー』は、非常に大きなブレークスルー。非常に軽くて耐久性も高く、そして、何よりデザインが美しい」 米アップルの上級副社長で、マーケティングを統括するフィル・シラー。
著者
岡 奈理子 土屋 光太郎 河野 博 菊池 知彦 丸山 隆
出版者
日本鳥学会
雑誌
日本鳥学会誌 = Japanese journal of ornithology (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.52-56, 2013-04-23

伊豆諸島鳥島(北緯30°29′02″東経140°18′11″)で,2000年5月中旬,巣立ち期に近いクロアシアホウドリ<i>Phoebastria nigripes</i>(Audubon 1849)のヒナが吐出した胃内容物を採取し同定した.4羽すべてが中深層性の遊泳動物を吐出した.このうちイカ類はアカイカ科トビイカ属トビイカ<i>Sthenoteuthis oualaniensis</i>,ダイオウイカ科ダイオウイカ属,サメハダホオズキイカ科オオホオズキイカ属,ユウレイイカ科ユウレイイカ属,魚類はクロボウズギス科,エビ類はヒオドシエビ科アタマエビ属アタマエビ<i>Notostomus japonicus</i>の成体であった.クロボウズギス科はクロアシアホウドリの胃内容物から初めて出現した.クロアシアホウドリの親鳥自らがこれらの中深層性の遊泳動物を自力で捕獲したとみるより,人間活動により投棄されたり,餌動物自らが潜水遊泳に長けた高次捕食者の採食活動や他の理由で死んで浮上したものを,採食した可能性が高いと考えられた.クロアシアホウドリが本来は採食機会がない中深層性の遊泳動物を採食していたことは,彼らが海洋のスカベンジャー,もしくは人間活動や他の高次捕食者の採食活動などに依存した採食ニッチを持つことを示す.
著者
江谷 典子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.27, pp.1-6, 2014-11-11

近年の新薬開発では,既存薬の作用から新たに薬効を見つけ出し,別の疾患に対する治療薬として再開発する創薬研究が注目を浴びている.そこで,大規模なデータの集合体に対しての手法の適用によるモデルを作成することで,何らかの新事実・関係を発見するという立場から,ビッグデータを応用した創薬 (Drug Discovery) データマイニングの研究に取り組んでいる.本研究では、化合物とタンパク質の相互作用データベース STITCH4.0 に収録されているデータと副作用データベース SIDER 2 に収録されているデータから薬と副作用の関係を網羅的に予測できるモデルを構築し提案する.PLS 回帰式モデルを用いた判別分式を導入することで,副作用発症率分類の特徴抽出を可能にし,2 値化することができる.この 2 値化により,化合物とタンパク質の組み合わせにおける副作用発症率を 「41%~100%」「0.1%~40%」 の 2 段階に分けることを示す.さらに,サポートベクターマシン (SVM) を用いて,副作用の発症率をこの 2 段階で予測することができることを示す.In the recent new drug development, the research on drug discovery, that its indication is newly found out from the approved drugs and a new drug is redeveloped with the new indication as a new therapeutic drug for a different disease, has attracted attention. I have researched and developed data mining for drug discovery as a big data application from the standpoint that a model is developed by the methods for collection of large-scale data in order to discover some new facts and relationships between data. In this paper, a model that can predict comprehensively the relationship of side effects and drugs will be proposed from the data on the side effects database "SIDER 2" and the data on the chemical-protein interaction database "STITCH4.0". This paper describes that the feature of side effect incidence is extracted and presented as two categories by introducing discriminant analysis using PLS regression model, and that the chemical-protein interaction is classified into two stages of "41%-100%" and "0.1%-40%". Moreover, it describes that support vector machine (SVM) can predict side effect incidence by these two stages.
著者
Yuichiro Karasawa Shogo Oshima Tomonori Nomoto Taro Toyota Masanori Fujinami
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Chemistry Letters (ISSN:03667022)
巻号頁・発行日
vol.43, no.7, pp.1002-1004, 2014-07-05 (Released:2014-07-05)
参考文献数
20
被引用文献数
31

The distribution of surface tension on the front and rear sides of a camphor boat continuously moving on an aqueous-phase camphor solution was observed by the time-resolved quasi-elastic laser scattering method. The uniform motion of the boat was induced by a difference in the surface tension between the front and rear sides. A surface-tension gradient developed along the rear side, resulting in Marangoni convection that decelerated the boat.

2 0 0 0 OA 以賽亜書講義

著者
ジョルジ・アダム・スミス 著
出版者
教文館
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1909
著者
鉄川 彰吾 宮本 誠也 大竹 哲史 中村 芳行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.328, pp.251-256, 2014-11-19

LSIの製造テスト工程には,ウェハテスト,パッケージテスト,バーインテストなどがある.バーインテストには特に費用がかかるため,これとは別の方法で劣化テストを代替できればテストコストを大幅に削減できる.本研究では,過去のLSIのバーインテスト結果を含む製造テストデータを用いてバーイン不良を学習し,新たに製造テストを行うLSIのバーイン直前までのテストデータからバーイン不良を予測する.製造テストデータには,ロット間,ウェハ間,ウェハ座標,テスト装置等による製造ばらつきや測定ばらつきがある.本稿では,クラスタ分析を用いてクラスタ内でのばらつきを緩和し,クラスタ毎に学習することにより予測精度の向上ができることを示す.
著者
小野 知洋 高木 百合香
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.325-330, 2006-11-25
被引用文献数
12

オカダンゴムシは交替性転向反応を示すことが知られている.この反応の機構として,左右の脚にかかる負荷を均等にするというBALM仮説が知られている.しかし,直線歩行路とジグザグ歩行路を歩かせると,直線歩行路においてより早く方向転換や脱出が見られることから,生得的な行動パターンとして存在することを示していると思われた.一方,走触性にもとづく歩行においては,壁面からの離脱はいつでもできる状況でありながら,かなり壁面に沿った歩行を行うことが示された.このような行動パターンの適応的な意味について,T字路が連続する歩行路を用いて,自発的歩行と逃避的歩行で比較したところ,逃避的な歩行において,交替性転向反応を示す比率が高いことがわかった.また,逃避的歩行の場合には歩行速度が迷いことがわかった.これらの事実から,交替性転向反応は天敵などからの逃避の際に有効な行動であることが示唆された.

2 0 0 0 OA 銃創論講義

著者
芳賀栄次郎 著
出版者
南江堂
巻号頁・発行日
1904
著者
鈴木 隆泰
出版者
山口県立大学
雑誌
山口県立大学國際文化學部紀要 (ISSN:13427148)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.21-31, 2004-03-25

Sho-gyo-mu-jo (諸行無常. sarvasamskara anityah in orignal Sanskrit) is one of the most fundamental ideas of Buddhism. It has been generally regarded as "everything is evanescent" in Japan, but this interpretation represents only a small part of the idea since the word sarvasamskara means not only "everything" but also "mental conformation or creation of the mind (such as that of the external world, regarded by it as real, though actually non-existerit) ," and the word anitya means not only "evanescent" but "coming into existence." The purpose of this paper is to re-examine the idea Sho-gyo-mu-jo by referring to the usage in the context of Indian Buddhism and to show its proper meaning.
著者
福田 勇一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.5-6, 1992-09-28
被引用文献数
1

本システムはプログラミング言語教育において、学生から提出される、多数のプログラムを分類し、詳細に比較することを目的としている。この報告では、標準化して分類したプログラム・グループ間のアルゴリズムの相違を明確にするための「プログラム構造表の自動作成」および、「個人間およびグループ間の類似度計算」を中心に記述している。