著者
加藤 由樹 加藤 尚吾 竹内 俊彦
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.24, pp.236-237, 2008-08-19

本研究では、BBS、Blog、SNSの3つのネットコミュニケーションと対面における、"クラスメイトの風貌や体型(事実)について話す/書く"、"クラスメイトの珍プレーや失敗(事実)を話す/書く"など、7つの行為に関する意識調査を、情報科の教員を目指す大学生を対象に実施した。それぞれの行為に対して、"子ども達は、この行為をしてしまう可能性があると思う"、"子ども達は、クラスメイトからこの行為をされると嫌な気持ちになる"、"あなたは、この行為をネットいじめと考える"の3つの質問に5段階評定(全くそう思わない〜とてもそう思う)で回答を求めた。本稿では、これらの回答の集計分析結果を報告する。
著者
大西 保乃
出版者
日本女子医学研究会
雑誌
女子医学研究
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.189-190, 1944-05-25

日本女子医学研究会第1回総会 第二日之部 昭和19年10月24日
著者
酒井 洋一 茂木 正人 河野 博 サカイ ヨウイチ モテキ マサト コウノ ヒロシ
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.3, pp.45-50, 2007-03

東京湾の湾奥部(東京湾に面している城南島と運河内の係船場、ともに垂直護岸)で、1993年5月~1994年9月に灯下に蝟集する魚類の採集を行った。城南島と係船場では、それぞれ32種2,048個体および17種2,392個体が採集された。城南島ではハゼ科魚類が12種出現し、個体数で86%を占めた。係船場では、マハゼ(全個体数の78%)、カタクチイワシ(12%)およびドロメ(3%)が優先した。両地点において、個体数、種数ともに3月から6月にかけて多かったが、8月から12月まで(城南島では1月まで)魚類はほとんど採集されなかった。城南島では多くの種(23種、77%)が短期間(1年間のうち2か月以内)のみ出現し、係船場では短期間出現した種は7種(50%)であった。垂直護岸や運河周辺では、特に8~10月頃には、貧酸素により魚類の生息は困難と考えられるが、ハゼ科魚類を始めとする底生性魚類にとって、城南島と係船場はそれぞれ短期および長期的な生育場となっている。
著者
茂木 肇 嶋村 雄哉 木村 光利 荻原 政彦 Moteki Hajime / Shimamura Yuya / Kimura Mitsutoshi / Ogihara Masahiko モテキ ハジメ シマムラ ユウヤ キムラ ミツトシ オギハラ マサヒコ
出版者
出版者:Elsevier
雑誌
European Journal of Pharmacology (ISSN:00142999)
巻号頁・発行日
vol.683, no.1, pp.276-284,
被引用文献数
15

We examined the effects of L-ascorbic acid and its analogues onDNA synthesis and cell proliferation. We also investigated the signaltransduction pathways involved in the induction of mitogenesis byL-ascorbic acid and its analogues using primary cultures of adult rathepatocytes. Following a 4-h serum-free cultivation, both L-ascorbic acidand its stable analogue, L-ascorbic acid 2-glucoside, time- anddose-dependently stimulated hepatocyte DNA synthesis and cellproliferation, with EC50 values of 6.46 ? 10-8 M and 3.34 ? 10-8 M,respectively. Dehydroascorbic acid (10-6 M - 10-5 M) weakly stimulatedhepatocyte mitogenesis, whereas isoascorbic acid (10-9 M ? 10-5 M) had noeffect. Hepatocyte mitogenesis induced by L-ascorbic acid or L-ascorbic acid2-glucoside was dose-dependently abolished by treatment with monoclonalantibodies against insulin-like growth factor (IGF)-I receptor, but not bytreatment with monoclonal antibodies against insulin receptor or IGF-IIreceptor. Western blot analysis showed that both L-ascorbic acid andL-ascorbic acid 2-glucoside significantly stimulated IFG-I receptor tyrosinekinase activity within 3 min, and mitogen-activated protein (MAP) kinaseactivity within 5 min. These results demonstrate that both L-ascorbic acidand L-ascorbic acid 2-glucoside induce DNA synthesis and cell proliferationin primary cultures of adult rat hepatocytes by interacting with the IGF-Ireceptor site and by activating the receptor tyrosine kinase/MAP kinasepathway.
著者
井川 高雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1634, pp.68-71, 2012-03-26

ギャンブルに溺れた前会長・井川意高被告による、巨額借り入れ問題に揺れた大王製紙。創業家の御曹司が引き起こした不祥事に揺れる会社は、再発防止に向けて動き出した。そして、創業家支配からの脱却を図る現経営陣と、井川家との内紛に発展している。 2〜3月には関連会社8社が臨時株主総会を開き、創業家と現経営陣が各社の経営権を争った。
著者
江田 裕介 平林 ルミ 河野 俊寛 中邑 賢龍
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.257-267, 2012 (Released:2013-09-18)
参考文献数
29
被引用文献数
1

特別支援学校(知的障害)高等部に在籍する軽度障害の生徒201名を対象として、視写書字速度とその正確さを測定した。生徒は漢字の含有率が異なる小学3年生水準と6年生水準の文章を、有意味文と無意味文の条件で3分間ずつ書き写した。生徒の書字数の平均を、課題の (1) 学年要因、(2) 意味要因、および (3) 生徒の性別の3要因で分析した。その結果、3年生水準では有意味文の視写が無意味文の視写より速いが、6年生水準では意味要因による差を生じなかった。生徒の性別では、どの条件でも女子の書字数が男子より多かった。また、同時に調査を実施した障害のない成人の平均書字数を2標準偏差下回った。視写速度と正確さについてエラーを調べたところ、エラーのない生徒の書字速度はエラーのある生徒より遅かった。一方、エラーのある生徒のエラー率は書字速度と負の相関がみられた。文の意味を記憶しながら書く方略が弱く、1文字ずつ転写する傾向があり、特別支援学校生徒には正確だが速度が遅いという特徴が多くみられた。
著者
津田 英里
出版者
福岡女子大学
雑誌
香椎潟 (ISSN:02874113)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.17-28, 2002-12-25
著者
酒井 慎吾
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.47-50, 2001-11

「生物学を勉強したいと思った理由は何ですか」 「将来、クローン人間を作りたいのです」 「どうしてクローン人間を作りたいのですか」 「クローン人間を作って臓器提供者とすれば、臓器移植のいろんな問題も解決できると思います」 「クローン人間といっても、人格をもった人間ではないのですか。そこから臓器を買ってに取り出すことができますか」 ...

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1915年11月08日, 1915-11-08
著者
後藤 聡
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.105-110, 1999-08-20

本研究の目的は, 2桁×1桁の整数かけ算問題について, 構成要素と難易を基準として問題を類型化, 系列化し, その結果を用いたデータバンキングシステムの開発を試みることであった.問題の構成要素として1)答の桁, 2)かけ算九九の繰り上がりの有無, 3)1桁たし算の繰り上がりの有無, 4)被乗数の中のゼロの有無, 5)答の中のゼロの有無, 数, 位置, 6)部分積の型を取り上げた.1)〜3)と6)を組み合わせて全問題を6基本型に分類した.更に, 4), 5)を含めて20の型に分類した.各6基本型について, 被乗数や答にゼロを含まない問題と含む問題を調査した.その結果から難易差を想定して問題を系列化し, 教授者が任意に利用できるシステムの開発を試みた.