著者
吹田 隆徳
出版者
佛教大学
巻号頁・発行日
2021

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著者
田中 靖彦 Tanaka Yasuhiko
出版者
駒沢史学会
雑誌
駒沢史学 (ISSN:04506928)
巻号頁・発行日
no.76, pp.69-97, 2011-03
著者
高橋 康雄
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学総合論叢 (ISSN:1342324X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.322-157, 1999-10-31
著者
種村 完司 Gloy Karen
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science (ISSN:03896684)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.67-80, 2002

カレン・グロイは,科学とテクノロジーの優勢,デモクラシーの優勢,人権の理念の優勢という今日の時代状況の中で,哲学の基礎が深刻な危機に陥っていることを指摘し,その上で,哲学がどんな課題をはたすべきかを改めて問い,諸論者による哲学の規定を「代償の学問」「啓蒙の学問」「行為の学問」の三類型において把握し,それぞれを批判的に吟味している。しかし,この三つの哲学規定では不十分であり,哲学の危機とは実は西洋の理知主義的な哲学の危機であることを示し,生活世界に根ざした要求,感性や身体性,世界の全体的な意味解釈を包括した哲学が求められていることを訴える。訳者(種村)は,筆者グロイによる今日の思想・文化状況の把握,哲学の三類型への批判的論述に基本的に同意する。哲学のイデオロギー化に対する批判には支持しがたい点もあるが,「理性の他者」をも包括した豊饒な哲学の構築を追求する筆者の姿勢はきわめて貴重だと考える。
著者
石川 潤一
出版者
文林堂
雑誌
航空ファン (ISSN:04506650)
巻号頁・発行日
vol.70, no.9, pp.50-57, 2021-09
著者
山本 航平 佐伯 和子 平野 美千代
出版者
一般社団法人 日本公衆衛生看護学会
雑誌
日本公衆衛生看護学会誌 (ISSN:21877122)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.29-36, 2016

目的:未成年大学生の飲酒の実態及び飲酒と友人関係ならびに性格特性との関連を明らかにすることを目的とする.<br>方法:A県の3大学の大学1年生から4年生1,122名を対象に,無記名自記式質問紙による集合調査を行った.飲酒の実態は記述統計,関連はχ<sup>2</sup>検定を用いた.<br>結果:有効回答998名(有効回答率89.0%)のうち未成年大学生395名のみを分析対象とした.飲酒する人は234名(59.2%)であり,中高生で純アルコール20g換算以上飲酒したことがある人は87名(22.0%)であった.飲酒は人間関係を深めると回答した人は312名(79.3%),飲酒は20歳になってからと回答した人は209名(54.2%)であった.飲酒の有無は,個人属性では学部,部活・サークル,飲酒に関する体質の自覚,性格特性では外向性と有意な関連があり,友人関係とは有意な関連はなかった.<br>結論:未成年大学生の飲酒と友人関係に有意な関連はなく,性格特性では外向性のみ有意な関連があった.未成年大学生の外向性に重点を置き,飲酒対策を行う必要がある.
著者
岡村 正幸
出版者
佛教大学社会福祉学部
雑誌
社会福祉学部論集 = Journal of the Faculty of Social Welfare (ISSN:13493922)
巻号頁・発行日
no.14, pp.75-95, 2018-03

本論文はわが国の精神保健医療福祉領域において1970年代以後,喫緊に求められる法制度改革について,国際的な脱施設化を軸とする精神科医療改革の進展を踏まえ,その基底となる目指す社会の構成について「多元的循環型社会」の視点から「暮しの場所とその質」を問う,まちなかケアについて明らかにしようとするものである。これらは筆者らがこの数年,取り組んできた「精神保健医療福祉領域におけるシステム要素の変更と軸の移動」という研究課題の次なる課題設定であり,いわゆる「脱施設化」から「脱制度化」論への進展を踏まえ制度,政策議論としては課題の緊急性の中,多様な参加者のもとなかな進まないわが国での議論の閉塞状態への新たな提案をもつものである。それは歴史的展開での諸外国における新たな精神保健医療福祉領域での「内」と「外」の議論と意味の解明であり,同時に後期近代における新たな価値,文化としての多様性や共生,包摂に関わる検討でもありその根底には近代社会の発展と共に常に内包される排除の論理をいかに克服するのかといった意図をもつものである。多元的循環型社会脱制度化排除の論理政治の時代まちなかケア
著者
日隈 正守
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 (ISSN:03896684)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.1-13, 2014

本論文では,日向・大隅・薩摩三箇国に亘る島津荘域の中で,大隅国内において国衙・国一宮(大隅国正八幡宮)と島津荘との間に対立関係があることを具体的な事例を通して指摘した。国衙・国一宮と島津荘との間に対立関係が生じた理由を島津荘立荘時に遡って考察し,島津荘立荘者平季基の大隅国府焼き討ち事件とその結果が国衙・国一宮と島津荘との対立の原因であることを解明した。
著者
髙橋 利博
出版者
佛教大学大学院
雑誌
佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 (ISSN:18834019)
巻号頁・発行日
no.48, pp.1-18, 2020-03-01

本研究の目的は,岐阜市の繊維産業と高齢者の貧困を縫製加工業に従事してきた高齢者の実態から分析し,その要因を明らかにすることにある。戦後の岐阜市は,縫製加工業が基幹的産業として発達してきた。しかし,グローバル化や安価な製品の輸入により縫製加工業は衰退の危機にあり,これらの事業所に携わる高齢者の生活は,不安定な収入による貧困を伴う。『国民生活基礎調査』は高齢者の貧困層の広がりを示しており,岐阜市の生活保護世帯と国民保険料滞納世帯も増加している。これらの貧困層に対する社会保障が機能しておらず,逆に高い公的保険料が市民生活の困難性をもたらす。このように産業構造の転換と社会保障の後退が労働者層への貧困の要因を作っているが,求められるのは生活に困っている国民を救う社会保障の充実である。高齢者の貧困産業構造国民健康保険生活保護国家責任
著者
横倉 聡
出版者
東洋英和女学院大学大学院
雑誌
東洋英和大学院紀要 = The journal of the Graduate of Toyo Eiwa University (ISSN:13497715)
巻号頁・発行日
no.16, pp.59-74, 2020

With the adoption of the Restructuring Plan for Mental Healthcare and Medical Welfare in September 2004, regional transition and support for the elderly with mental disorders in their community life have been implemented. These measures encourage the discharge of the elderly from hospitals and settlement in their local communities.This paper describes the present situation and problems concerning support given to the elderly living in nursing homes, which became one of the destinations in regional transition for the mentally-handicapped elderly with a long hospitalization.It is clear that such nursing homes are providing the elderly with ingenious support, despite great difficulties resulting from staff shortage.
著者
志賀 文哉
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.141-149, 2020-03-19

本研究の目的は孤立化しやすい高齢の生活困窮者の社会的な居場所を設けることの意義や課題について明らかにすることである。研究対象者が集う場所を設け交流するカフェ型活動を展開し,相互の結びつきを形成するものとした。質的な調査内容からは主に日常的に話す機会が限られている調査対象者らがこの場を通して会話を楽しむ機会を得ており,当事者同士の関わりの意義や必要性が示される一方,継続的な参加には課題がみられた。高齢生活困窮者らの孤立化を防ぐためには,独居のリスクの軽減や社会的居場所の確保を検討する必要がある。
著者
大藪 俊志
出版者
佛教大学社会学部
雑誌
社会学部論集 (ISSN:09189424)
巻号頁・発行日
no.69, pp.17-32, 2019-09-01

本稿の目的は,国家機能の拡大に伴う行政活動の変化の様相を概観したうえで,行政活動を見直す取組み(行政改革)の特徴を考察することにある。現代国家の性格が「福祉国家」「行政国家」と呼ばれるものに変化するなかで,行政の活動領域は急速に拡大していった。その後,肥大化した行政活動は様々な課題を抱えるようになり,1980年代以降,先進国では行政のあり方を見直し,効率化と公共サービスの質の向上を目指す様々な改革手法(NPM など)を導入するようになった。これまでに先進国が実行してきた行政改革は,各国における統治構造の見直しと関連するパブリック・ガバナンスの改革と捉えられるものであり,(1)行政が効率性,柔軟性や透明性を意識するようになり,顧客(市民)志向を強めたこと,(2)行政改革の取組みでは,行政を一国のガバナンス構造の枠組みの中に位置づけ,全政府的(whole-of-government)なアプローチを必要とすること,(3)行政改革は社会経済の変化に対応し続けなければならないため継続的な取組みとなること,などの教訓が得られている。福祉国家行政国家行政改革パブリック・ガバナンス