著者
井上 真杉 大西 真晶 森野 博章 実藤 亨
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.252, pp.99-104, 2008-10-15
被引用文献数
13

経路制御・接続管理機能を有する無線メッシュネットワークに基づいたセンサ情報によるサービス・アプリケーション提供プラットフォームに関して論じる。センサ情報を活用した、個人、家族、地域、コミュニティ向けの多彩な通信サービスとアプリケーションを実行可能なプラットフォームとし、センサ及びアプリケーションインタフェースをオープン化することで、インフラコストを相対的に低減し、地域ユビキタスサービスの実現を目指すものである。同プラットフォームは、物理無線メッシュネットワーク上に設定する多対多の論理経路を複数のサービスドメインがサービスに応じて選択できる環境を提供するとともに、ネットワークに接続されるセンサや端末の接続認証等を提供する。プラットフォーム化の意義、マネージド無線メッシュの概要、同プラットフォームを活用したセンサ情報アプリケーション提供モデルを示す。
著者
岩垂 司 小銭 正尚 野口 迪子 折登 一彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-08-13

研究業績は人事、予算配分、プロポーザル採択などの際の重要な判断材料であるが、その評価に関し現状では確たる基準があるとは言い難い。我々は研究業績評価のための基礎作業として、論文の自己評価を被引用度と対比して内容を検討し、更に自己評価と被引用の理由の調査から、研究当事者と他者との評価の異同の解明を試みた。
著者
芳鐘 冬樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.18-32, 2000-03-30

計量書誌学が扱う現象において, 偏った分布がしばしば観察される。例えば, 著者の発表論文数の分布では, 少数の著者が非常に多くの論文を発表している一方で, ほとんどの著者はごく少数の論文しか発表してない。つまり, 少数の著者に論文が「集中」している。そのような分布の「集中度」を測る指標が数多く提案されているにも拘わらず, 集中度の概念そのものは必ずしも明らかになっていない。そこで, 本論文では, 「絶対的集中」と「相対的集中」という2つの観点から, 集中度の概念の定義を試みた。そして, その定義に基づいて集中度の指標を分析し, 指標の特徴を明らかにした。
著者
木村 初男
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.16-22, 1991-01-05
被引用文献数
3

液晶の研究は最近いよいよ活発で, 新奇な分子配列相が次々と発見されている. 普通の液体には等方的な相ただ一つしか無いのに, 棒状分子は何故こんなに豊富な液晶相=異方的液体相を持つのだろうか? 最近の計算機シミュレーションは, 引力が無い剛体の円柱状分子の系が, 斥力による排除体積効果のみによって, 液晶のネマチック相, スメクチック相だけでなく, これまで知られていなかった柱状相も実現し得ることを示した. 実験的にも, 棒状の生体高分子溶液で観測の報告が相次いでいる. 液晶秩序は斥力が作り出すのか? 棒状分子系の柱状相とはなにか? 最近の話題を解説する.
著者
高橋 哲 永井 宏和 大谷 真紀
出版者
東北大学
雑誌
東北大学歯学雑誌 (ISSN:02873915)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.149-158, 1999-12
被引用文献数
3

MR画像で認められるjoint effusionの生物学的意義を検討するため, 顎関節症患者の関節滑液中の蛋白濃度を, Joint effusionの有無で比較検討した。対象としては, パンピングマニピュレーションを行った顎関節症患者のうち, MRIを撮像し得た27症例38関節である。コントロールとして, 顎関節に症状のない健常人女性, 5例6関節を用いた。Joint effusion像は矢状断でT2強調画像にて高信号域を示し, プロトン強調画像にてその信号が減弱するものとし, 0点から4点までの5段階(Effusionスコア)に分類し, 3点, 4点のものをjoint effusion有りとした。顎関節滑液は希釈法により採取し, 滑液中の蛋白濃度をBCA assayにて測定し, joint effusionの有無, 臨床症状のうち, 関節痛の有無とにおいて比較検討して, 以下の結果を得た。1.コントロール群では, いずれもjointe ffusionは認められず, その蛋白濃度は(中央値 : 0.73mg/ml), 患者群の中で, jointe effusionと関節痛いずれも認めない関節(中央値 : 0.67mg/ml)と同程度であった。2.jointe ffusionは患者群の全関節の65.8%に認められ, 関節痛の有無との比較では, 関節痛のある関節でjoint effusionの出現頻度が高く(p<<0.05), 関節痛の有る関節の蛋白濃度(中央値 : 1.92mg/ml)は関節痛の無い関節(中央値 : 0.86mg/ml)に比較して高値を示した(p<0.05)。3.jointe ffusionの程度(Effusionスコア)と蛋白濃度は正の相関(7=0.663,p=0.025)を示し, joint effusionの有る関節(1.87mg/ml)は, jointe ffusionの無い関節(中央値=1.14mg/ml)に比較して有意に高値を示した(図2)。以上の結果から, MRIで認められるjointe ffusionは, 関節痛のある関節に高頻度に認められ, 関節痛やeffusionの認められる関節では蛋白濃度が高い関節が多く, この蛋白濃度の上昇は, 滑膜炎などの炎症性反応の結果として, 血清由来の蛋白などの分子が関節液中に滲出したもの, あるいは下顎頭の負荷により, 軟骨などの関節構成組織が融解した物質である可能性が示唆された。
著者
荒谷 次郎
出版者
イタリア学会
雑誌
イタリア学会誌 (ISSN:03872947)
巻号頁・発行日
no.14, pp.108-122, 1966-01-20

La carriera poetica e letteraria di Byron si distingue in due periodi : il periodo romantico del "Pellegrino Aroldo" e il periodo burlesco e satirico del "Don Giovanni". L' ultimo e piu maturo periodo della sua composizione letteraria furono gli otto anni dopo che ebbe lasciato la sua patria-anni tutti passati in Italia, eccetto i primi pochi mesi trascorsi in Svizzera e gli ultimi pochi mesi in Grecia. Quindi, si puo dire che la sua residenza in Italia fu importantissima non soltanto per la sua composizione poetica e letteraria ma anche per la sua vita stessa. Ma il significato del suo soggiorno in Italia e, purtroppo, poco noto e meno apprezzato in Giappone. Percio, prima di tutto, l' autore ne spiega biograficamente, accentuando l' importanza della partecipazione di Byron ai problemi politici d' Italia ed anche del suo ultimo amore della Contessa Guicoioli, la quale fu incitamento allo scrivere e all' azione ; mentre afferma che miglioro il suo metodo della composizione poetica attraverso lo studio degli scrittori italiani specialmente degli scrittori burleschi, tali come Pulci, Casti, Berni ed Ariosto. Inoltre, spiega come era l' influsso byroniano sulla letteratura romantica italiana.
著者
駿藤 浩之 並木 美太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.19, pp.139-146, 2003-02-27

近年,高機能化した組込みシステムに対応しようとJavaに期待が集まった.しかし,組込みシステムにJavaを使用するためにはリアルタイム処理への対応を考えなければならない.そこで,本研究では組込み用OSとJavaVMを一体化した組込みシステムのプラットフォームを提案する.従来は下層にOS層があり,アプリケーションとしてJavaVMがあるという構造であった.この構造ではJavaVMはOSが提供するシステムコールインタフェイスを使用し構築される.本研究で提案する一体化した組込みシステムのプラットフォームはOS層の中にJavaVMが入っている.提案する方式の利点はリアルタイム処理への対応である.層を往来するオーバーヘッドを削減でき,スケジューラ,スレッド管理などはOSとJavaVMが管理,提供しているので,応答性に優れている.リアルタイム処理についてはJavaスレッドとOSのネイティブタスクが1対1に対応しているので,JavaスレッドはOSのネイティブタスクとしてリアルタイムスケジューリングができる.提案する方式はオブジェクト指向の考え方が有効である.本稿ではこの方式の設計について述べる.In recent years, since the embedded system was having advanced features and we corresponded, Java Virtual Machines(JVMs) were expected. However, you have to consider the correspondence to a real-time processing in order to use Java with an embedded system. In this paper, we present a platform for an embedded system, an embedded-OS and JVMs are the same layers. The present system was the structure where JVMs as application put OS layer to use. We present a platform for an enbedded system, constitutes OS with JVMs. The advantage of the system to propose is correspondence to a real-time processing. Since this system can cut down the overhead which comes and goes a layer and OS and JVMs manage and offer a scheduler, thread management, etc., it excels in the response. Since the native task of a Java thread and OS corresponds to one to one about the real-time processing, real-time scheduling can do a Java thread as a native task of OS. Since the native task of a Java thread and OS corresponds to one to one about the real-time processing, real-time scheduling can do a Java thread as a native task of OS. The system to propose has an effective object-oriented view.In this paper,we describe the design of this system.
著者
加藤 雪枝
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.249-259, 1995-03-15

三色配色模様の色と形がイメージにいかに影響するかについて検討した.具象形,幾何形,抽象形の各種三色連続模様をテレビモニター上に呈示し,形容詞対を用いて評定した.そして多変量解析法により解析した.人はこれらの模様の色と形の物理的な性質によって類似性を判断し,そのイメージを誘導する.そのイメージは力量性,活動性,華やかさそして評価性の因子で表される.力量性と華やかさの因子には三色の配色関係が影響し,活動性の因子には形が,評価性の因子には色と形が関与することが明らかになった.
著者
宮下 哲哉 斎藤 一賢 内田 龍男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.98, no.107, pp.23-28, 1998-06-12

筆者らは、メイクロカラーフィルタを使わずにフルカラー表示を行うカラーシーケンシャル方式の液晶ディスプレイを提案した。この方式は赤緑青の三色が高速で順次切り替わる光源と、広視野角・高速応答特性を有するOCBモードの液晶素子によって構成されている。本発表では、この表示原理と設計方針および表示特性について述べる。
著者
冨田 元將 星野 聖
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.40, pp.9-12, 2009-10-08

カメラによる手指形状推定を情報入力に用いることを考えた場合,その入力画像には,「手指」と「前腕」が撮像されることになる.そのため,撮像された画像から「手指」領域のみを抽出し,推定する必要がある.本研究では,入力画像から「手指」のみを切り出すアルゴリズムを提案する,さらに,前腕の傾きを推定するアルゴリズムと組み合わせることで,手指がカメラにどのように撮像されて推定が可能なシステムを実現した.評価実験では,全指関節の平均誤差の平均値-2.11度,標準偏差±14.14度と高精度な推定を実現した.
著者
西川 通則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.95, no.442, pp.11-16, 1995-12-19

今回のアジアディスプレイでの液晶技術に関連した発表の概要について報告する。配向膜に関する報告が4件、液晶材料に関する報告が2件、二色性色素に関する報告が1件、配回分割に関する報告が1件、STNに関する報告が1件行われた。