1 0 0 0 OA 海舟日記抄

著者
〔勝海舟〕
巻号頁・発行日
vol.四,
著者
浜 雄一郎
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.284-288, 1996-07-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
16
被引用文献数
2

「サ」行構音障害が認められる成人の歯間性構音者16名および正常構音者16名について, VCV音節からなる検査音“asa”の子音部 [s] のFFTによるパワースペクトログラム分析を行い, スペクトル包絡線で囲まれた部分の高域部 (4kHz~8kHz) と低域部 (0kHz~4kHz未満) の面積比を求め, 正常構音 [s] と歯間性構音 [θ] の音響学的相違について検討を行った結果, 以下の結論を得た.1. FFTによるスペクトル包絡線で囲まれた部分の高域部と低域部の面積比を求めることにより, 子音 [s] の正常構音群と歯間性構音群を分離でき, [s] 構音の特徴を客観的に評価することが可能となった.2. 正常構音 [s] では, 低域部に対する高域部の音声スペクトルの面積比が1.35以上であった.3. 歯間性構音 [θ] では, 低域部に対する高域部の音声スペクトルの面積比が1.30以下であった.
著者
貝柄 徹 Toru KAIGARA
出版者
大手前大学
雑誌
大手前大学論集 = Otemae Journal (ISSN:1882644X)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.83-99, 2012-03-31

地球温暖化防止のために二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)および一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガスの排出量削減の数値目標が設定されて以来、「地球環境に優しい乗り物」として自転車が再認識され始めた。中・長距離輸送面では鉄道もまた同様である。この両者の相互利用の歴史は古い。本稿では、日常的な鉄道への自転車の持ち込みから、その後のレジャーとしてのサイクリング列車(サイクルトレイン)および自転車を分解し袋に詰めて持ち込む「輪行」に至るまでの歴史的展開をレビューし、2011年に近畿日本鉄道が実施したサイクルトレインの現状と問題点について考察する。

1 0 0 0 土佐史談

出版者
土佐史談会
巻号頁・発行日
no.205, 1997-08

1 0 0 0 羣書類従

著者
塙保己一 編
出版者
続群書類従完成会
巻号頁・発行日
vol.第12輯, 1960

1 0 0 0 列聖全集

著者
列聖全集編纂会 編
出版者
列聖全集編纂会
巻号頁・発行日
vol.第一巻 御製集, 1922
著者
Hitoshi Sugiyama Shuichi Sato Kazukiyo Nagai
出版者
The Society of Photopolymer Science and Technology(SPST)
雑誌
Journal of Photopolymer Science and Technology (ISSN:09149244)
巻号頁・発行日
vol.34, no.6, pp.571-578, 2021 (Released:2022-08-10)
参考文献数
22

The photo-alignment properties of 4,4-(hexafluoroisopropylidene) diphthalic anhydride (6FDA)-based polyimides with sterically hindered diamine component were systematically evaluated, such as 6FDA-3,3'-dimethylbenidine, 6FDA-2,7-diaminofluorene, 6FDA- 2,3,5,6-tetramethyl-1,4-phenylene diamine, 6FDA-2,5-diamino-1,4-phenylenediamine, 6FDA-1,4-phenylenediamine, and 6FDA-1,3-phenylenediamine. To evaluate sterically hindered diamine components, the diamine components with varying number of benzyl ring and methyl group were used. The polyimides containing the diamine components with methyl group were well planarity and forming charge transfer complex efficiently. The polyimides showing photo reaction property by linearly polarized ultra violet light induced photo alignment properties, however, the linear structured polyimide induced photo alignment property even it showed poor photo reaction property.
著者
平澤 匡介 齊田 光 高田 哲哉 石田 樹
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.I_981-I_992, 2017 (Released:2017-12-27)
参考文献数
14

我が国の高規格幹線道路は限られた期間や費用で整備を進めるために,交通量が少ない区間は4車線のうち,2車線のみを暫定的に供用する方法を採用した.暫定2車線区間は大半がラバーポールと縁石による簡易分離であり,正面衝突事故が起きた場合は重大事故に至りやすい.寒地土木研究所では,2車線道路の正面衝突事故を防ぐために,支柱が細く,設置幅が少ない緩衝型のワイヤロープ式防護柵を開発した.本稿は,高規格幹線道路暫定2車線区間の中央帯にワイヤロープ式防護柵の導入を検討するため,暫定2車線区間の道路構造を試験道路で再現し,大型車のすれ違い走行試験や試験参加者の主観評価を行い,さらに,車両衝突時のはみ出し量を低減させるロープ連結材の開発について報告するものである.
著者
伊藤 隆
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.237-245, 2021-12-20 (Released:2021-12-24)
参考文献数
29

Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS‑CoV‑2) is the virus that causes the new coronavirus infection (COVID-19). The molecular structural basis of SARS-CoV-2 infection has been investigated by various structural biological studies including three-dimensional (3D) structural analysis of virus Spike protein, which directly mediates infection to human cells through the interaction with Angiotensin-converting enzyme 2 (ACE2), which locates on the cell surface of some of our tissues (e.g. lungs). Further, the 3D structures of main protease (3CLpro) and RNA-dependent RNA polymerase (RdRp) of SARS-CoV-2 provided useful information for understanding the mechanism of the amplification of viral genome RNA in our cells. In this paper, I would like to give an easy-to-understand overview of the current state of structural biology studies related to COVID-19, and also discuss the possibility of rational design of drugs.

1 0 0 0 OA 為山篇

著者
吉田増蔵 著
出版者
吉田増蔵
巻号頁・発行日
1935
著者
吉田増蔵 [著]
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1932

1 0 0 0 學軒詩集

著者
吉田増藏著 國廣壽編輯
出版者
無窮會
巻号頁・発行日
2004
著者
武田 知起
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会 第44回日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.SY2, 2017 (Released:2018-03-29)

環境化学物質が次世代の健全な発育を障害する可能性については、長年にわたり国内外で危惧されている。これらの多くは、ホルモンのアゴニストやアンタゴニスト、いわゆる内分泌撹乱作用によって毒性作用を示すと考えられてきた。しかし、ホルモン受容体への親和性は、内在性ホルモンと比べると遥かに小さい物質が殆どであるため、障害性の全てを受容体への作用のみで結論づけることは難しいと思われる。さらに、ホルモン作用の亢進や抑制がどの種の障害にどのように直結するのかは殆ど理解されていない。 ホルモンは、発達期において組織の分化や成熟を制御する生理活性物質として重要である。しかし、このような視点での発達期に着目した研究は、これまで十分に行われていなかった。演者は、発達期におけるホルモン作用の撹乱が内分泌撹乱物質による次世代影響の根底にあるとの仮説の検証を目指し、ラットを用いた解析研究を行ってきた。具体的には、代表的な内分泌撹乱物質であるダイオキシンの妊娠期曝露が胎児~新生児期の内分泌系に及ぼす影響を解析すると共に、成長後の障害との関連性を検証した。種々の解析の結果、ダイオキシンは出生前後に脳下垂体 luteinizing hormone (LH) の発現抑制によって生殖腺の性ホルモン合成を低下させること、ならびにこの一過的な影響が成長後に見られる性成熟障害の一端を担うとの新規毒性機構が実証された。本成果は、化学物質による次世代影響が胎児期の一過的影響を起点に生じることを明確に示すものであり、毒性学的研究における新たな展開として重要と考えられる。引き続き、障害の全容解明を目指し、胎児期の性ホルモン低下が神経成熟に及ぼす影響に着目した研究を実施している。 演者は最近、上記の成果を基盤とする次世代影響の in vivo 評価法への応用に向けた取り組みも展開中である。すなわち、di(2-ethylhexyl)phthalate (DEHP)、ビスフェノールA (BPA)、臭素系難燃剤および重金属等の十数種類の内分泌撹乱物質につき、妊娠ラットへの単回経口投与による胎児脳下垂体-生殖腺系への影響を調査した。その結果、DEHP、BPAおよびBPAF (フッ素化BPA) が、胎児精巣における性ホルモン合成能を低下させうることを見出した。さらに、現実の曝露に即した妊娠期飲水曝露法を用いた検討の結果、CdCl2 および Pb(OCOCH3)2 も同様に性ホルモン合成系の発現を低下させる事実が判明した。しかし、これらの化合物には、いずれも胎児期の LH発現抑制作用は見られず、多くの内分泌撹乱物質がダイオキシンと異なる機構で胎児の性ホルモン撹乱作用を発揮する可能性が浮上した。多種多様な化学物質が存在する現代社会において、各々が異なる機構で生体影響を示す事実から、複合曝露による相加・相乗的影響の問題が懸念される。本研究をさらに発展させ、内分泌撹乱物質が次世代に及ぼすホルモン撹乱作用とこれに基づく障害の実態を明らかにしていきたい。