著者
伊与田 功 山﨑 隆平
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.139, no.7, pp.438-441, 2019-07-01 (Released:2019-07-01)
参考文献数
5

1.はじめに昨年発生した北海道の全系停電は,電力系統が直面している種々の課題を明確にした。ここは学生のページなので,この停電を題材に,普段大学で勉強していることがどう実際の電力系統に関係しているか考えてみる。分かりやすくするため架空の人物による会話形式にした。工学を学
著者
東京日日通信社編
出版者
日本名鑑協會
巻号頁・発行日
1927
著者
藤本 明 今村 和典 佐藤 圭右
出版者
日本重症心身障害学会
雑誌
日本重症心身障害学会誌 (ISSN:13431439)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.322, 2016

はじめに当施設は、2014年2月13日から降り始めた大雪に見舞われ、倒木による断線により広範囲の停電が発生した。生命維持装置などは非常用電源で賄えたが、約20時間の暖房運転の停止が余儀なくされた。そこで、長時間停電時に冷暖房を確保する方法はないか検討した。経過停電時の状況:非常時の電源は、自家発電装置(発電機容量:120KW・三相交流(以下、三相)200V)から単相交流(以下、単相)100Vに変圧されることにより得られ、医療器具のための非常回路コンセントなど(計17.36KW)に出力されている。それ以外にも、消火設備などに三相200Vが25.85KW使われている。一方、空調設備は一部に単相100Vのものもあるが、単相200Vのものもあり使用できない。また、発電機容量内での空調設備の稼働の適否も未検討であった。解決方法:超重症児者病棟20床を空調設備を稼働可能にする病棟と定め、検討を行った。空調設備として、三相200Vが12.49KW、単相200Vが16.50KW必要であった。その他、前述の三相200Vおよび単相100Vが必要であった。また、以上は安定動作時の消費電力であり、起動時などにはそれ以上の電力を必要とする。しかし、スコットトランスへの置換工事と、稼働手順さえ整備すれば、空調設備が稼働可能であることがわかった。その後:置換工事を行い、稼働手順のマニュアルを整備して、自家発電装置を用いた災害訓練を実施した。また自家発電の燃料タンクも増設。これにより約25時間の連続運転が可能となった。まとめ夏冬の長時間停電時でも利用者が体調を崩すことなく生活ができ、また、他病棟利用者の避難場所としても活用できるようになった。災害時における社会福祉施設の役割として、今後当施設は、被災した地域の障がい者等から頼られる緊急避難場所としても確たる役割を果たせるよう整備を進めたい。
著者
城崎 博美 北野 昌則
出版者
農業食料工学会
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.509-515, 1979
被引用文献数
1

本研究は, 装軌車の軌弱地における旋回性能について基礎的な解析を行うものである。本報ではこれまでに検討してきた堅固路面における旋回理論をもとにして, 履帯と路面間の摩擦力が履帯のすべり量によって異なったり, 車両重量や履帯のすべりのため路面が沈下したりする場合について定常旋回理論式を導き, 数値解析を行った結果について報告する。第2報以降では履帯のすべり特性, 路面の沈下や盛上り, 旋回半径, 旋回に必要な起動輪トルク等について実験用模型装軌車を用いて実験を行った結果と数値解析結果を比較検討するとともに, 車両の形状や重量, 履帯幅やグローサの形状等車の構造諸元や, 土の諸性第質が旋回性能に及ぼす影響などについて報告する。
著者
高橋 麻美 根路銘 崇 沼尾 雅之
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.7, pp.1711-1720, 2012-07-15
被引用文献数
1

節電がますます重要視される中,企業や家庭では,一般的な節電対策として経験的かつ試行錯誤的に節電に対する取り組みが実施されている.一方で,節電効果の向上を目的として,従来のブレーカ単位・月単位での測定に対し,より詳細に把握するために電化製品や部屋単位で測定する技術が登場してきている.我々は,電化製品と利用者の関係を整理するために,サービスインタフェースモデルを用いて,電化製品の特徴に基づく利用状況を分析した.本論文では,電化製品の消費電力量を利用者単位で測定する手法に加えて,節電のための指標となる節電KPIの計算方法について述べる.また,提案する手法に対する実験と評価について述べ,有効性を検証する.Electric power saving efforts is getting more important not only from the regional view point but also from the earth level view point. In order to improve the power saving, enterprises and homes are trying to reduce power consumption by ad-hoc try-and-error approach and based on empirical information. Thus, it is highly expected to establish the technologies and infrastructure for monitoring the power consumption by appliance level or finer location level. We proposed an approach to evaluate the user-level power consumption by converting from the appliance-level power consumption. In order to do that, we analyzed the relationship between appliances and users by using service interface model. In this paper, we described a method for allocating power consumption which measured by appliance level to user. In addition, we defined KPI (Key Performance Indicator) for saving power consumption and evaluate our approach.
著者
室町 泰徳 原田 昇 太田 勝敏
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.415-420, 1992-10-25 (Released:2019-12-01)
参考文献数
12
被引用文献数
1

THIS PAPER STUDIED ON PARKING CAPACITY IN RETAIL CENTER. NOW IT IS HIGH TIME FOR EACH MUNICIPALITY TO MAKE A PARKING MASTER PLAN, AFTER REINFORCEMENT OF NATIONAL PARKING RELATED LAW AND FUND. BUT SERIOUS DISCUSSION HAS BEEN HOW MUCH PARKING CAPACITY SHOULD BE REQUIRED. IN ORDER TO ANSWER THIS AMOUNT, FIRST, WE REVIEWED THE CONCEPTS OF ‘PARKING CAPACITY’AND RELATED RESEARCH. SECOND, WITH PARKING DEMAND ALLOCATION SIMULATIONS, WE SHOWED THE RELATIONSHIP BETWEEN PARKING DEMAND AND PARKING WAITING TIME AS PARKING PERFORMANCE CURVES. LASTLY, ONE ALTERNATIVE METHOD WAS SUGGESTED FOR DETERMINING DESIRABLE CAPACITY DERIVED FROM SUCH CURVES.
著者
岡本 淳
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.59-62, 2017 (Released:2018-05-01)
参考文献数
15
被引用文献数
1 1

手術室には多くのパッシブな装置が導入されている.手術中に機器を任意の位置に位置決めするニーズが多いこと,本質的に安全な装置で手術を行いたいこと,そもそもアクティブな装置を使うことが難しい特殊環境であることなどがその理由である.本解説では,手術室の機器としてパッシブなメカニズムが採用されている手術顕微鏡,機器の位置決め装置,定位脳手術・穿刺支援装置,執刀医の支援装置について紹介する.手術顕微鏡は微細な手術には必須の医療機器であり,顕微鏡本体はオーバーヘッド型のパッシブアームに吊り下げられている.また,汎用の位置決め装置や,内視鏡保持アームなども同様にパッシブアームが用いられている.精密な位置決めが必要な定位脳手術等でも,パッシブな位置決め装置が使われている.これは術前計画に合わせて機構の位置姿勢を調節する方法であり,近年はナビゲーション誘導で行うタイプも登場している.執刀医のサポートを行うパッシブアームも登場しており,iArmS® はスイッチレスでアームのロック・フリーを切り替える新規のインテリジェント手台装置である.「手術室で使われているパッシブな装置」という分野においては我が国の独特な技術が世界をリードしているといえる.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, 2017-09-25

豊洲新市場問題のあおりを受けて整備が中断している都道環状2号は、本格的な工事の着手が東京五輪後となる。工事の前提となる築地市場の豊洲新市場への移転を東京都の小池百合子知事が決めたことで、整備再開の見通しが立った。小池知事は9月9日に新市場を視…
著者
山本湧輝 熊本忠彦 灘本明代
雑誌
2014年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, 2014-09-10

Twitterはその手軽さからユーザの感情が表れやすい。ツイートの中には、顔文字や叫喚フレーズが多く含まれ、ユーザの感情をより表している。そこで本論文ではこれら顔文字や叫喚フレーズをTwitter特有表現と呼び、その特有表現を考慮したツイートの感情抽出手法を提案する。
著者
原山 清己
出版者
日本鉄道技術協会
雑誌
JREA (ISSN:04472322)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.24540-24542, 1997-04-01
著者
高瀬 徹
出版者
日本建設機械化協会
雑誌
建設の機械化 (ISSN:02855453)
巻号頁・発行日
no.266, pp.3-9, 1972-04
著者
高山 昭
出版者
日本建設機械化協会
雑誌
建設の機械化 (ISSN:02855453)
巻号頁・発行日
no.388, pp.p17-22, 1982-06