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著者
山本夏彦著
出版者
文藝春秋
巻号頁・発行日
2000
著者
松江 渡邊,盈作
出版者
東京動物學會
雑誌
動物学雑誌
巻号頁・発行日
vol.3, no.27, 1891-01-15
著者
松岡 茂 小嶋 研二
出版者
日本鳥学会
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.107-116, 1979
被引用文献数
1

1977年10月20日から1978年4月9日まで,北海道大学苫小牧地方演習林で,ヤマゲラが寝くらに残したふんを採集し分析した.ヤマゲラが利用した寝ぐらは森林観測塔に設置されていた巣箱である.<br>(1)同定できた餌品目は,動物では昆虫網,くもがた類,整形類,植物では樹木の種子であった.<br>(2)ふん分析の結果を苫小牧演習林における季節区分に従って区分した.トビイロケアリはどの季節区分にも数多く出現した.しかし,厳冬IIには急に減少し,晩冬に再び増加した.<br>(3)樹木の種子は秋に特に多かったが,初冬,厳冬Iまで多く出現した.しかし,厳冬II以降は急に減少し,再び増加することはなかった.<br>(4)アリ以外の動物餌は,秋,初冬は少なかったが,厳冬Iにはヒメバチが多数出現した.厳冬IIに数,頻度共に多く出現したのはクモだけであった.<br>(5)ふん分析の問題点について言及し,またヤマゲラの採餌生態,ふんに出現する食物(特にアリ類),環境要因との関係について論議した.
著者
塚本 早織 バレリー ゴンザレス 唐沢 穣
出版者
Society for Human Environmental Studies
雑誌
人間環境学研究 (ISSN:13485253)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.25-31, 2010
被引用文献数
1

カナダでは、様々な人種的、文化的背景を持つ人々が共生しているにもかかわらず、「白人」以外の人々は「カナダ人」として知覚されにくい現象がみられ、差別や偏見の対象となる。本研究の目的は、人が持ちえる最も基本的な要素である「人種」「出身地」「居住地」が自身や他者を「カナダ人」であると判断する際に与える影響を検証することであった。108名のカナダ人大学生に、国民アイデンティティに関する質問紙に回答してもらった。まず、他者をカナダ人であると判断する際に「白人」要素の有無が基準になるという仮説を基に、外国生まれの白人と、カナダ生まれの非白人の、「私はカナダ人である」との主張に対する同意の程度を5件法で評定させた。その結果、参加者の「カナダ人」像に一致したのは、カナダ生まれの非白人であった。次に、同じ対象に関する「他の多くのカナダ人」の推測評定を求めたところ、非白人参加者の回答に、「白人」対象をよりカナダ人であると推測する傾向が見られた。また、参加者に自身の国民アイデンティティを規定する際に重要だと考える要素を順序付けさせた。その結果、非白人参加者は白人参加者に比べ、「人種」要素が自身の国民アイデンティティを定義する際に不可欠だと考える傾向が明らかになった。人種や民族性を理由とする差別や偏見の経験が、認知に影響を与えるという先行研究の知見と同様に、本研究においても参加者の人種によって自身や他者の国民アイデンティティ認知が異なることが明らかになった。
著者
小松 啓 窪田 暁子
出版者
東洋大学
雑誌
東洋大学児童相談研究 (ISSN:02885247)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.17-30, 1998-03

今日わが国の社会福祉援助技術の領域で心理・社会的アプローチと呼ばれているモデルは,フロイトによる精神分析理論(力動精神医学)に基づく診断主義的ケースワークとしてアメリカで1920年代から発達し,アメリカのケースワークの主流となり,その後わが国でも取り入れられた援助方法である。わが国では主に児童相談所や精神医学ソーシャルワークの分野で用いられ,利用者や利用者の家族に対する治療的処遇及びその理論に基づくスーパービジョンの方法などにより,特に児童相談所を児童の臨床機関として機能させることに貢献した。その後児童相談所の行政色の強まりと共に,児童相談所の臨床機関としての機能は低減したが,児童及びその家族を行政機関において深く治療的に処遇することができた功績と,診断主義的アプローチの人間理解の深さの意義は,今日の社会福祉実践の領域において再検討されるべきであると考える。
著者
前川 武稔
出版者
日本徒手理学療法学会
雑誌
徒手理学療法 (ISSN:13469223)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.57-62, 2021 (Released:2021-11-11)
参考文献数
9

腰痛は有訴者が多く国民病といわれるが,そのうち病態原因を特定できるものは約15%といわれている。このような疾患における問題解決方法として,症状に対しメカニカルな負荷を加える際の症状変化のパターンによってマネージメントを決定する考え方が有用になる場合がある。今回,急性後弯変形を呈した腰痛患者に対しMechanical Diagnosis & Therapy(MDT)による評価と介入で改善が認められたので報告する。40歳女性が痛みのため腰椎後弯変形を呈し家族に付き添われ来院した。メカニカルな負荷をかけながら慎重に症状・所見の変化を観察し介入したところ,著明な改善が得られた。
著者
楠原 浩一
出版者
日本臨床免疫学会
雑誌
日本臨床免疫学会会誌 (ISSN:09114300)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.401-407, 2011 (Released:2011-10-31)
参考文献数
28
被引用文献数
3 3

PFAPA症候群(periodic fever, aphthous stomatitis, pharyngitis and adenitis syndrome)は,アフタ性口内炎,咽頭炎/扁桃炎,頸部リンパ節炎を主な随伴症状とする3~6日程度の発熱発作を比較的規則的に繰り返すことを特徴とする,非遺伝性の自己炎症疾患である.わが国では周期性発熱症候群の中で最も高頻度であると考えられている.本症には明らかな遺伝性はみとめられず,原因となる遺伝子も同定されていないが,何らかの遺伝的要因が発症に関与している可能性がある.鑑別診断として遺伝性周期性発熱症候群と周期性好中球減少症が重要である.病因はいまだ不明であるが,最近の研究結果から,環境因子により補体系とIL-1β/IL-18の活性化が誘発されて,同時にTh1ケモカインの誘導とそれに引き続く活性化T細胞の末梢組織への集積がおこっていることが推定されている.また,IP-10/CXCL10は他の周期性発熱症候群との鑑別に有用なバイオマーカーである可能性がある.治療法はまだ確立していないが,これまで不明であった病因,病態の解明が進んでおり,それに基づいて治療法の見直しや新規治療法の開発が進められていくものと考えられる.
著者
神田 三郎
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.68, no.11, pp.1999-2006, 1956-11-30

In the previous paper, the author reported that the cytoplasmic basophilia appears fibrous or granular by the dehydrating mechanism or by the action of RNA-precpitating agents. The purpose of this paper is to investigate the relation of minerals to cytoplasmic basophilia by means of microincineration, and also to distinguish clearly each minerals from others by alizallin or ferrocyan kalium stain after the coating with egg-white. In the nerve cells and the egg cells of pinctada maltensii treated by agglutinating agents of basophilia, mineral ash appeared showing the similar picture like as Nissl-body or giving fibrous mesh work, while on the cytoplasm which basophilia was not agglutinated, careful fixation with formalin or freezing drying, mineral ash appeared homogenous on cytoplasm. The mass of mineral ash which appeared in cytoplasm seemed to be in proportion to the quantity of nucleic acid, i. e. a quantity of mineral ash was recognized in the cytoplasm that showed strong basophilicity, and in the cytoplasm that showed weak basophilicity a small quantity of meneral ash was detected. From these observations, it was concluded that mineral ash detected in cytoplasm must be a component of basophilic organella but not of enkylema. Alizallin staining of the ash proved that mineral ash was mainly composed of calcium or magnecium. Treating with acid ferrocian kalium, however, a small amount, of iron was detected in ash too, i. g. liver cells, nucleus of granular cells in cerebellum, red cells, capsuls of liver or kidney, basement membrane and Bowman's capsule stained blue slightly by ferrocyan kalium.
著者
武藤 昌太郎 宮田 貞一 阿部 武
出版者
The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers
雑誌
造船協會論文集 (ISSN:18842062)
巻号頁・発行日
vol.1964, no.116, pp.169-183, 1964 (Released:2009-07-23)
参考文献数
4
被引用文献数
1

In recent years, the productivity in shipbuilding has greatly been increased by means of “block” or subassembly method with aid of advanced welding technique and more fruitful results may well be expected through “three dimensional block” method in lieu of conventional flat block method.However, when composing the massive, three dimedsional block is thought of, various problems must be solved such as the accuracy in dimension & shape of block, the area of assembly yard, crane capacity, and lifting pads etc.The present paper is concerned with the three dimensional block method which has been established and placed successfully in use of cargo ship construction in this yard as the first attempt in the ordinary shipyard except the newly built, special shipyard in Denmark.

1 0 0 0 風に心の柳

巻号頁・発行日
1852
著者
徳山詳直著
出版者
京都造形芸術大学
巻号頁・発行日
2014