著者
松崎 哲也 小島 淳 北 逸郎 長谷川 英尚 千代延 俊 佐藤 時幸 林 辰弥
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.85, 2010

カリブ海バハマ沖と湧昇地域である東太平洋ペルー沖およびインド洋オマーン沖で掘削された第四紀堆積物コア中の石灰質ナンノ化石の上部透光帯種と下部透光帯種の相対量に連動した堆積有機物の窒素炭素同位体比及び水銀含有量の変動関係を検討した。バハマ沖では30‐130万年前の全期間で両同位体比と水銀含有量の変動領域に変化は見られない。一方、現在から50万年前までのペルー沖およびオマーン沖の堆積物からは、各々25万年前と20万年前を境に両同位体比と水銀含有量に明確な変化が観測された。これら両海域の結果は、25万年前と20万年前を境に透光帯の水塊構造変動を支配する海上風強度に大きな変化があったことを示唆している。このような堆積物コアの微化石量と同位体比および水銀量変動と気候変動との関係について発表する。
著者
横井 一輝 西尾 信彦
出版者
FIT(電子情報通信学会・情報処理学会)運営委員会
雑誌
情報科学技術フォーラム一般講演論文集
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.189-190, 2004-08-20

ユビキタスコンピューティングでは,状況に適応的なサービスを提供するコンテクストアウェアネスの研究が進められている.ユーザやユーザの周辺の状況を表すコンテクストの生成は正確に行われる必要がある.本稿では,ユーザの位置情報などのコンテクストをスケジュール情報の属性情報を用いて生成・提供を行う機構の提案をする.
著者
小泉 和之
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第11回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.A-1-4, 2020 (Released:2020-11-21)

Yokohama City University established the School of Data Science in 2018 and the Graduate School of Data Science in 2020. We discuss our Data Science educational program such as statistics and machine learning, including actual activities in Yokohama City University. It also explains the current challenges in the old and future prospects.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.909, pp.84-86, 1997-09-29

マイク・タイソンがイベンダー・ホリフィールドの耳を噛みちぎった6月28日、米国ラスベガスの夜。ボクシングは野蛮で醜い殺戮さつりくショーと化した。 日本でもボクシングは危機的状況に陥っている。高度経済成長時代の昭和30年代後半から40年代、ファイティング原田、大場政夫、輪島功一らのスターが誕生、テレビ視聴率が60%を超えることもあった。
著者
川上 郁夫 郡司 和仁 長谷川 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1568, pp.11-12, 2017-07-10

動画配信 BS放送チャンネルの「BS11」を運営する日本BS放送は2017年6月5日、見逃し配信サイトの「BS11オンデマンド」を開設した。現在、「アニゲー☆イレブン!」や「報道ライブINsideOUT」、「BSイレブン競馬中継」といった番組を配信している。同サービスを開始した…
著者
大橋 博司
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.745-753, 1963-09-15

Hippocratesの原典から精神医学にも関係のあるような部分を紹介してみたい。最初は「神聖病について」を訳してみることにする。てんかんに関する論述であるのはいうまでもないが,本篇は単に精神医学のみならず医学一般においてももつとも重要な文献の一つであろう。「ヒポクラテス全集」"Corpus Hippocraticum"というのはだいたい紀元前5世紀の後半から前4世紀の末葉にいたるまでの数十篇にのぼる医学的文献の集大成であるが,その中でも本篇はもつとも古く,440BC〜430 BCころのものではないかという説もあり,おそくとも420BC以前であろうとのことである。大Hippocrates自身の筆になることがほとんど確実とされているものに「予後」(προγυωστικον),「流行病I,III」(επιδημιαι α,γ),その他があるが,この「神聖病について」(περι ιερηδ νωυσσυ)もまた「空気,水,場所」(περι αερων υδατωντσπων)と並んで彼自身の著作であろうという見解が支配的である。これには異論もあるがいまはふれない。Hippocratesの生誕が460 BCころとされているから,本篇がもし彼の作でありその年代が上述のごとくであるとすれば,彼の比較的若い年代に書かれたことになる。 本篇は俗信,迷信に対する攻撃にはじまる。まずてんかんをば神聖病とみなしてこれを呪術的行為によつて治療せんとする当時の俗見に向かつて決然と論駁を加え,本病が他の疾病と同じく自然的起源を有するもので,遺伝,体質にもとづき,その原因が脳にあることを主張する。さらに粘液質と胆汁質の区別,粘液が脈管系に流入するために生ずる種々の発作型の記述,年齢や気候による影響,意識,思考をもたらす空気の役割,意識の媒介者としての脳など,種々興味ある論述があつたのち,最後にてんかんが決して不治の病でなく自然的,合理的手段により治癒せしめうることが示唆されている。
著者
志甫 崇広 柿沼 克良 山村 博
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.22, 2005

クリーンかつ高効率なエネルギーの開発が急がれている中、本研究では熱エネルギーを直接、電気エネルギーに変換することのできる熱電発電に着目した。 抵抗率と熱伝導率を同時に低減させる目的で、層状ペロブスカイト構造であるRuddlesden-Popper相(Sr<SUB>1-x</SUB>M<SUB>x</SUB>)<SUB>3</SUB>M'<SUB>2</SUB>O<SUB>7</SUB>(M=Ln, M'=Ti, Mn)の合成を試み、それらの熱電能(抵抗率・ゼーベック係数・熱伝導率)を評価した。
著者
Kazuyuki KUBO
出版者
The Society for Near Eastern Studies in Japan
雑誌
Orient (ISSN:04733851)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.135-152, 2003 (Released:2008-03-24)
参考文献数
192