著者
包 薩日娜
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2015

元資料の権利情報 : 学位規則第9条第2項により要約公開
著者
布川 博士 鈴木 秀顕 佐藤 究 小笠原 直人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.355, pp.79-84, 2013-12-14

電子メディアの一つである電子メールは長い歴史があり普及度も非常に高い.電子メールは社会の情報化のなかで必要欠くべからものとなっている.そのため,大学においても情報リテラシーの一つとして電子メールに関する教育を必修の授業として行っていることが多い.電子メールに関する教育を設計し実施するためには受講生のこれまでの経緯と現状を把握することが必要である.本稿ではその把握を目的に実施したアンケート調査の結果とその考察について報告する.
著者
川本 勝
出版者
尚美学園大学
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
no.28, pp.37-65, 2016-09

単純な「局所的な極小値で買い、極大値で売る」手法のみを用いてNISAの初心者が株式投資するための売買タイミングについて調査した。その結果、NISAの初心者でも、どのようなタイミングで売買をしても平均的には1~3%程度の成功率を得られる事が解った。また、この手法では、最大で25.5%の成功率を得ることが出来るが、最悪の場合は4.9%の損をすることが解った。しかし、この結果が東京証券取引所に上場している全ての企業について同様に当てはまるかどうかは、別途、調査が必要である。この結果は、筆者が既に発表している3本の論文(川本勝2014、2015、2016)の結果とも矛盾しない。
著者
藤原 久仁子
出版者
「宗教と社会」学会
雑誌
宗教と社会 (ISSN:13424726)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.67-90, 2003

個人の経験する「マリア出現」は、神が示す一つの「奇跡」として人々に解釈される。しかし、「奇跡」が時の経過とともに「癒し」の「奇跡」に読み替えられ、「マリア出現」を契機とする巡礼地の成立後、「癒し」に関する新たな信仰が広まる場合がある。本稿では、マルタにおけるギルゲンティのマリア巡礼地を対象に、「出現のマリア」に対する崇敬と特定の「場所」や「物」とが結びついた、新たな「癒し」の信仰が巡礼者間に形成される経緯の検討を行う。具体的には、巡礼地で配布される小冊子に掲載された「奇跡」の体験談を分析対象に、ギルゲンティの泉の水、聖像、聖写真、スカプラリオ、「マリア出現」の体験者、ギルゲンティのマリア崇敬集団に着目し検討を行う。そして、巡礼地というさまざまな人が参集する場において、新たな信仰と実践が相互流通する実態を明らかにし、「物」が「癒し」の「奇跡」を物象化した媒体として機能すると同時に、異なる巡礼対象の宣伝媒体としても機能する点を指摘する。