1 0 0 0 OA 日本出版年鑑

著者
協同出版社編纂部 編
出版者
協同出版社
巻号頁・発行日
vol.昭和18年版, 1943
著者
竹内 義真 紙本 篤 古地 美佳 関 啓介 髙見澤 俊 宮崎 真至
出版者
日本歯科医学教育学会
雑誌
日本歯科医学教育学会雑誌 (ISSN:09145133)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.42-49, 2020 (Released:2020-04-20)
参考文献数
7

抄録 日本大学歯学部付属歯科病院 (以下, 当院) は, 島しょ地区の各診療所 (以下, 離島歯科研修施設とする) を研修協力施設に設定し, 離島歯科研修を地域歯科医療分野の歯科医師臨床研修プログラムに導入している. 各離島歯科研修施設では, 当院の指導歯科医および研修歯科医が2人1組を編成して, 島民のニーズに応じた地域歯科保健や歯科医療を目的に1週間の研修を実施している. 研修歯科医の研修では, 離島歯科研修終了後にポートフォリオ作成の一環として研修体験シート, 総括的自己評価シート, 研修歯科医診療・介補記録, 離島歯科診療における自己評価チェックリストを作成する. また, 指導歯科医も研修歯科医に対する評価チェックシートを作成する. 離島歯科研修が歯科医師臨床研修に有益であることは, 2007年に日本歯科医学教育学会雑誌で報告している. 今回は, 2009年から2018年の研修歯科医138名の既存データをもとに, 離島歯科診療における診療内容, 研修歯科医の自己評価と指導歯科医の評価の比較および研修体験シートと総括的自己評価シートの自由記載を, テキストマイニングツールにてテキストマイニングを行い分析した. その結果, 離島歯科研修は研修歯科医が地域社会における歯科の役割を理解し, 医療人としての人格を育てる機会となり, 生涯研修の第一歩となることが示唆された.
著者
石代十兵衛編
出版者
石代十兵衛
巻号頁・発行日
1879
著者
Adinda Putri Wisman Yoshihiro Tamada Shuji Hirohata Eiichiro Fukusaki Shuichi Shimma
出版者
The Mass Spectrometry Society of Japan
雑誌
Mass Spectrometry (ISSN:2187137X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.A0089, 2020-08-26 (Released:2020-08-26)
参考文献数
26
被引用文献数
8

The compounds inside rice koji have been thoroughly investigated as an essential material in making many food-related products, including sake. However, these studies focused only on quantitative aspects, leaving features that can still be uncovered if seen from a new perspective. Visualization of the metabolites inside rice koji may as well be the new angle needed to retrieve more information regarding rice koji making. Here we utilized mass spectrometry imaging (MSI) to visualize the distribution of sugars, sugar alcohols, and amino acids inside rice koji. Imaging results revealed that several sugars alcohols and amino acids were shown to have characteristic distribution near the edges or surface of rice koji. Furthermore, the distribution appears to be correlated with the different structure of rice koji. This study is the first report of using MSI to visualize sugars, sugar alcohols, and amino acids in rice koji.
著者
塩野 清治
出版者
日本情報地質学会
雑誌
情報地質 (ISSN:0388502X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.195-218, 2007
被引用文献数
4

地質学分野の情報処理に必要とされる数値計算法のうち最も基礎的な部分を解説する.地質学の基本概念である走向・傾斜を中心テーマとして,平面の方程式や微分・偏微分に関連する各種の数値計算法について,演習問題を解きながら理解が深められる.演習問題は表計算ソフトによる計算を前提にしたものであり,表計算ソフトの自習書としても利用できる.最終目標は,格子データ(DEM)で離散近似された曲面の格子点での傾きが計算できること,および地質図に描かれた地層の境界面の傾きが計算できることの2点である.<br>

1 0 0 0 地質學雜誌

出版者
敬業社 ([發賣])
巻号頁・発行日
1893
著者
根本 敏則 林 克彦 中拂 諭
出版者
日本物流学会
雑誌
日本物流学会誌 = Journal of Japan Logistics Society (ISSN:13493345)
巻号頁・発行日
no.21, pp.207-214, 2013-05

近年、中国において宅配便市場が急速に成長している一方、サービス水準の低さに起因するクレームの件数も急増している。そのため中国政府は、宅配サービスを提供する企業に対して様々な規制や制度を設けている。本稿では、日本と中国の宅配便市場発展を振り返ることにより、その一般的な発展モデルを構築し、日本との比較において中国の発展プロセスの特徴を把握する。さらに現地調査により、中国でのオベレーションの実態を把握したうえで、宅配便市場の成長、サービス水準向上のために、様々な規制や制度がどう影響するかを考察する。
著者
吉村 力
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.301-303, 2018-11-05 (Released:2018-11-30)
参考文献数
14

心不全患者は,中枢性睡眠時無呼吸(CSA)症候群やチェーン・ストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration: CSR)を呈することがあり,CSRは心不全の重症型に出現しやすく,予後が悪い病態であると言われている.CSRの治療にはcontinuous positive airway pressure(CPAP),adaptive servo-ventilation(ASV)のどちらが有効かをPSG検査などで評価をし,CPAP,ASVの適応を見極めて,治療をしていくことが重要である.今後,新たなASVの大規模長期試験の結果が望まれる.
著者
葛西 隆敏 成井 浩司
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.412-418, 2003-03-31 (Released:2018-04-10)
参考文献数
31

近年,習慣性のいびきや上気道抵抗増加症候群,睡眠時無呼吸などの睡眠呼吸障害と心血管障害との関連が注目され,いくつもの研究報告がなされている.これらの報告の多くは,睡眠呼吸障害からのアプローチであり,睡眠呼吸障害が血管障害の発症,進行に何らかの影響を及ぼすというものが主体である.しかし近年,心血管障害によってひき起こされる睡眠呼吸障害の存在が知られるようになってきた.それは慢性心不全(CHF)患者の約40%に,いわゆる睡眠時無呼吸症(閉塞性睡眠時無呼吸)とは異なるパターンの睡眠時無呼吸が合併するというものである.これは一回換気量の漸増漸減する過呼吸と中枢性無呼吸を繰り返し中枢性睡眠時無呼吸を伴うチェーンストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration with central sleep apnea : CSR-CSA)といわれており,これらの合併する心不全症例は,非合併例に比べ予後が悪いということがわかってきている.そのため,臨床医,特に循環器科医はこの睡眠呼吸障害に目をむけ,その治療を考慮する必要性が生じてきている.そこで,この慢性心不全に合併する中枢性睡眠時無呼吸を伴うチェーンストークス呼吸の疫学,メカニズム,治療法などについて自験例を交えて報告する.