著者
及川 祥平
出版者
成城大学
巻号頁・発行日
2015

主査 成城大学教授 松崎 憲三副査 成城大学教授 外池 昇副査 成城大学教授 宮﨑 修多

1 0 0 0 OA 緜考輯録

著者
[小野景湛] [等編]
巻号頁・発行日
vol.第17冊, 1000
著者
澤村 精治
出版者
日本高圧力学会
雑誌
高圧力の科学と技術 (ISSN:0917639X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.239-246, 2015 (Released:2015-09-17)
参考文献数
37
被引用文献数
1 1

Partial molar volumes and reaction volume of inorganic electrolytes, hydrophobic solutes, and amino acids, estimated from high pressure solubility or other high-pressure method are reviewed.

1 0 0 0 OA 海山仙館叢書

著者
清潘仕成輯
巻号頁・発行日
vol.[113], 1849
著者
田中 克実 桃井 康行 峯岸 美知代 関口 麻衣子 紺野 克彦 田中 あかね 松田 浩珍 岩崎 利郎
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.5-11, 2003 (Released:2007-11-02)
参考文献数
12

本研究では犬の肥満細胞腫の病態、予後、術後の転移を予測する指標を検索する目的で、肥満細胞腫の犬12症例を対象に血中ヒスタミン濃度および末梢血をカルシウムイオフォアで刺激した後のヒスタミン放出を測定した。その結果、肥満細胞腫の犬の血中ヒスタミン濃度は健常犬と比較して高値であり、腫瘍の大きさ、病期と相関する傾向が見られ病態や治療効果の監視に有用である可能性が示された。血中ヒスタミン濃度が特に高値であった肥満細胞腫の犬9例の生存期間は2-130日(中央値29日)と極めて短く、予後との間に相関傾向がみられた。また末梢血の肥満細胞数の指標として血液を刺激した後のヒスタミン濃度を測定した。その結果、転移がみられた8例のうち6例で明らかなヒスタミン放出がみられ、転移がない4例ではみられなかった。このことから、刺激によるヒスタミン放出は転移の存在を示唆すると考えられた。また特に著しいヒスタミン放出が見られた6症例では治療法に関わらず全例が130日以内に死亡した。本研究により血中ヒスタミン測定が肥満細胞腫の予後の予測や治療法の選択に際し、有用な情報を提供し得ることが示された。
著者
高橋 朋子 廉澤 剛 望月 学 松永 悟 西村 亮平 佐々木 伸雄
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.111-117, 1997-10-31 (Released:2010-09-09)
参考文献数
11

犬の皮膚型肥満細胞腫の治療にしばしば用いられるグルココルチコイド (GC) の抗腫瘍効果について, 病変の縮小程度を指標とした検討を行った。GC単独, 放射線療法や化学療法との組み合わせ, GCを使用しない治療法とを比較したところ, いずれの治療法でも一時的な腫瘤の縮小が見られたものの, 長期間にわたりコントロールできた例はなかった。しかし, GC単独での腫瘤縮小効果は, その他の療法と同程度ないしそれ以上と推測された。
出版者
巻号頁・発行日
vol.46 遠州浜松城図,
著者
成田 正明
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.51-55, 2011 (Released:2017-04-12)

認知メカニズムを解明する目的で筆者らは自閉症に焦点を当て、モデル動物を作成して研究している。様々な自閉症モデル動物が提唱されているが、筆者らはヒトでの疫学的事実に着目し、妊娠ラットにサリドマイドやバルプロ酸を投与する方法で解析を進めている。これまでにセロトニン神経系の異常、行動異常などを報告してきた。本稿ではこれらについて最近の知見も含め述べるとともに、筆者が平成21 年度より研究代表者として推進中の厚生労働省研究班「化学物質の胎内ばく露による情動・認知行動に対する影響の評価方法に関する研究」についても触れていきたい。
著者
清錢林撰
出版者
王氏有嘉樹軒刊
巻号頁・発行日
vol.[2], 1858

1 0 0 0 OA 学山録 : 6巻

著者
藤原明遠 著
出版者
吉文字屋市兵衛
巻号頁・発行日
vol.[1], 1750
著者
伊藤 浩司 稲永 忍
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.90-96, 1988-03-05
被引用文献数
5

ネピアグラス(品種メルケロン)について, 東京及び宮崎における植え付け当年の乾物生産力及び生長パラメーターを比較する目的で実験を行なった. 東京では1985年5月20日, 宮崎では1984年及び1986年の5月1日に苗を植え付け, 多肥条件下で圃場栽培した材料につき, 初霜直前の時期まで, 生長解析を行なった. 栽培終期は, 東京では11月上旬, 宮崎では11月中旬であった. 植物体全乾物重の栽培終期における値は, 東京では39.3t/ha, 宮崎の1984年度では51.8t/ha, 1986年度では40.1t/haであり, 必ずしも常に宮崎の方が高いという傾向はなく, いずれも南九州以北の耕地における各種作物の生産力の最高位値に匹敵する. 6月下旬以前及び9月上旬以後の期間は, 宮崎に比べて東京の方が, 気温及び日射量が低く生産速度も低い. また, 秋の気温低下に伴って生産が殆ど停止する時期は, 東京の方が早い. しかし, 7月上旬から8月下旬にかけては, 両地域の気温はほぼ等しく, 日射量は東京の方が低いにも拘らず, 宮崎の両年度に比べて東京の方が, 葉面積指数の増大速度が高いとともに吸光係数が小さく, 純同化率は高い. そのため, 葉面積指数の増大に伴う個体群生長速度の増加勾配及び最高値はともに東京の方が高くなる. このことは, 東京における, 生産可能期間が短く栽培期間中の気温及び日射量が概して低いことに伴う生産力の低下を, 補償することとなる.