著者
森下 忠
出版者
有斐閣
雑誌
ジュリスト (ISSN:04480791)
巻号頁・発行日
no.786, pp.p37-43, 1983-03-15
著者
矢野 悦二
出版者
解放出版社
雑誌
部落解放 (ISSN:09143955)
巻号頁・発行日
no.267, pp.p109-115, 1987-10
著者
劉 暁波 村田 雄二郎
出版者
岩波書店
雑誌
世界 (ISSN:05824532)
巻号頁・発行日
no.532, pp.p296-299, 1989-09
著者
徐 勝 徐 京植
出版者
岩波書店
雑誌
世界 (ISSN:05824532)
巻号頁・発行日
no.536, pp.p276-290, 1990-01
著者
玉田 芳史
出版者
京都大学東南アジア研究センター
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.376-377, 1992

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
尾形 とき子
出版者
BOC出版部
雑誌
あごら (ISSN:13435817)
巻号頁・発行日
no.240, pp.4-10, 1998-06
著者
山本 宗補
出版者
小学館
雑誌
サピオ
巻号頁・発行日
vol.10, no.17, pp.110-112, 1998-10-14
著者
松野 一彦 小山 稔
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.32, no.5, pp.467-474, 1991 (Released:2009-03-12)
参考文献数
11
被引用文献数
2

血小板が動脈硬化の進展や血栓症の発症に関わっていることは広く知られている。血小板の活性化は,細胞質遊離Ca2+濃度([Ca2+]i)に依存しており,血管内皮細胞(EC)から放出されるPGI2や内皮細胞由来弛緩因子(EDRF)によって制御されている。今回われわれはECの血小板の活性化および細胞内Ca2+動員におよぼす影響について検討した。未刺激のECカラムの潅流液はトロンビン刺激の血小板凝集と細胞内Ca2+動員を抑制した。この潅流液を血小板浮遊液に添加すると血小板内のcyclic AMP (cAMP)は増加し,これはインドメサシンの添加で抑制されたことから,この作用はECから放出されたPGI2によると考えられた。一方,チメロサール刺激ECカラムの潅流液はトロンビン刺激の血小板凝集および[Ca2+]iの増加を抑制し,血小板内cyclic GMP (cGMP)を増加させた。しかしインドメサシンの処理にても影響はみられなかった。チメロサール刺激ECのこの作用はEDRF阻害剤である1-N-monomethylarginine (NMG)の添加で抑制されたことから,チメロサール刺激によりECから放出されたEDRFが,血小板のcGMPを増加させて活性化を抑制したものと考えられた。forskolinによる血小板のcAMPの増加は,トロンビン刺激後のイノシトール1, 4, 5-三リン酸(IP3)の産生を著明に抑制したが,8-bromo cGMPやEDRFによる血小板のcGMPの増加は,IP3の産生には影響を与えなかった。cAMPとcGMPの増加はそれぞれ別の機序によって細胞内Ca2+動員を制御していると考えられた。
著者
宮武 慶之
雑誌
人文 (ISSN:18817920)
巻号頁・発行日
no.13, pp.252-223, 2015-03-01

江戸時代を通じ溝口家は新潟新発田を中心とした下越地方を治めた。歴代藩主は文芸や茶の湯に親しんだため、多くの道具を所蔵した。それらの道具の大半は明治三七年の売立およびそれ以前の個人取引で流出した。溝口家の売立目録は確認されていない。調査により松山喜太郎(一八三六─一九一六)による「つれづれの友」を息子・米太郎(一八七〇─一九四二)が写した写本の存在を確認した。「つれづれの友」には溝口家の売立に関する記述があり、この点から当時の周縁を明らかにする。本稿では筆者のこれまでの調査から美術品の移動とそれに関係する人物の関係、溝口家の当時の家政状況などを明らかにした。調査により溝口家の道具流出は当時の当主であった溝口直正の意向と次女・久美子の輿入れも関係していることが判明した。明治期の溝口家のコレクションの大半が流出する点を明らかにすることができれば近世大名家の道具流出の実態の一例を溝口家においてみることができるものと考える。
著者
熊倉 勇美
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.224-235, 1985
被引用文献数
16 12

舌癌術後の60症例に対し, 聴覚印象による明瞭度の評価ならびに修復後の舌の量とその可動性の直接的観察をおこない, 舌切除後の構音機能に関して以下のような結論を得た.<BR>(1) 舌の切除範囲が広くかつ大きくなるほど, 舌のボリュームは小さくなり, その可動性もまた制限され明瞭度は低下する. (2) いわゆる舌半側切除よりもさらに広範囲な切除になると, PM-MC flapによる再建の方が非再建例に比べて明瞭度は良好である. (3) 一般に術後に一度低下した明瞭度は6ヵ月までに回復し, その後はPlateauとなる.またPM-MC flapによる再建の場合には, 一度改善した明瞭度が, 再び舌容量の減少につれて低下する場合がある. (4) 構音障害の特徴に関しては舌尖や舌背後部による閉鎖が得られず, 構音様式では閉鎖音が摩擦音・破擦音に, 構音点では歯茎音や軟口蓋音が両唇音・声門音などに聞き取られる傾向を示す.その他, 咬合異常, 顔面神経の下顎枝のマヒ, 唾液の貯溜なども明瞭度を低下させる条件となる. (5) 明瞭度が70%以上では社会復帰が可能であるが, それ以下になると実用性は低くなる.
著者
長谷川 計二
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.249-260, 2000

「生活環境主義」、「地域共同管理論」と、社会的ジレンマ研究に代表される数理的アプローチはともに、利用者としての地域住民自身が、いかにして自分たちの居住する地域を再編成し環境を保全していくかを問題とする点で探求の方向性を共有している。本稿は、資源管理問題と環境保全問題の具体的事例を手がかりに、これら諸アプローチ間の相互理解を図り、より一層の対話を促進することを目的としている。「生活環境主義」は、その方法が明確であり、数理的アプローチにおいて、たとえばゲームの構造を事例に即して考察し比較する上できわめて有効である。また「地域共同管理論」は、地域住民による主体的な地域の運営・管理を可能とする条件の解明に取り組んでおり、そこで明らかにされた諸条件は社会的ジレンマの新たな解決可能性を示唆する。他方、数理的アプローチは、地域社会に共通して見られるシステム安定化装置(たとえば、村八分)の存在根拠を示すとともに、地域管理に向けた諸条件の有効性を明らかにすることで、「生活環境主義」、「地域共同管理論」による研究に貢献することができる。
著者
柳澤 朗
出版者
信州短期大学
雑誌
信州短期大学研究紀要 (ISSN:09182780)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.196-190, 1998-12-25

This article, criticizing the interpretation of the Tanka No,3398 is based on the social ostracism seen in Manyoshu Vol.14, and investigates the signification of ancient words "Hitomina" and "Minahito".
著者
才藤 栄一 小徳 勇人 保坂 隆 浜田 暁子 寺川 ゆかり 中嶋 真須美 豊倉 穣 田中 博 神内 拡行 石田 暉 村上 恵一
出版者
The Japanese Association of Rehabilitation Medicine
雑誌
リハビリテーション医学 (ISSN:0034351X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.51-58, 1989-01-18 (Released:2009-10-28)
参考文献数
24

医療者110名へのアンケートにより医療者のリハ患者に対する陰性感情を検討した.(1)回収率75%.問題患者は対象246名中45名18%であった.(2)疾患では脳血管障害,脳外傷で問題率が高く,脳血管障害では重度障害例ほど多数の看護婦が問題視した.(3)全職種が問題とした症例は,陳旧性重度脳血管障害や各医療者の経験の浅い脊損などであった.(4)問題理由のうち,医療者側の因子が15%を占めた.以上の結果は,障害の重篤さやチームの問題などが,陰性感情,即ち陰性逆転移を生じる原因となることを意味している.従って,陰性逆転移の認識,役割論的観点からの検討,チーム構造の明確さ,チームの学習機能の充実などが,より良い医療者-患者関係の樹立に必要であろう.
著者
西田 明彦 金谷 州明
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.43, no.8, pp.595-598, 1990-08-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
9

子宮蓄膿症で来院した柴系雑種犬とタマネギ中毒の既往歴のある柴犬の2頭で異常に高い血清カリウム値が認められた. 両犬ともに血液検査前に何ら投薬も受けておらず, ACTH刺激試験の結果やBUN値も正常であった. そこで, 赤血球中カリウム値を測定したところ, 両犬とも高カリウム赤血球に起因した偽高カリウム血症であることが判明した.次に, 高カリウム赤血球を有する柴犬の発生頻度を知る目的で, 別に16頭の柴犬と18頭の洋犬の, 赤血球中カリウム値とナトリウム値を測定した. その結果, 4頭 (25%) の柴犬が, 高カリウム赤血球を有することがわかった. これらの柴犬の両親の産地は, それぞれ高知, 滋賀, 岐阜, 愛知, 茨城および埼玉の6県にわたっており, 特定の地域に由来しているものではないことがわかった. また, 高カリウム赤血球を有していなかった12頭の柴犬の赤血球中カリウム値も, 洋犬のそれよりは, 有意 (P<0.001) に高いことがわかったが, 赤血球中ナトリウム値については有意差は認められなかった.