著者
中山 良男
出版者
火薬学会
雑誌
Explosion (ISSN:0916801X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.154-160, 2015
出版者
日経BP社
雑誌
日経システム構築 (ISSN:13483196)
巻号頁・発行日
no.145, pp.211-213, 2005-05

これまでのテスト・ツールは主にテスト作業の効率化を目的としていたが,それとは異なる新たな目的のテスト・ツールが登場している。新たな目的とは,仕様の解釈違いや読み違いを無くすこと。設計書の書き手と読み手の解釈違いを無くすことができれば,テスト漏れの発生を減らせる。 えっ,そういう意味だったの——。
著者
松田 聖
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第38回, no.人工知能及び認知科学, pp.496, 1989-03-15

人間の脳の情報処理方式を模擬あるいは参考にした新しい知的情報処理方式としてニューラルネットワークが再び注目されている。パターン認識、最適化問題、連想記憶などに適用されだしている。なかでも、学習能力はニューラルネットワークのもつ際立った特徴であり、多くの可能性をもっている。一方、動画像情報は情報通信分野において益々その重要性を増すものと考えられるが、膨大なデータ量を伴い、効果的な圧縮技術が求められている。人間の視覚情報である画像は従来の画素単位の数値的手段による圧縮よりも人間の視覚処理に近い柔軟な方式が効果的と考えられる。本研究は、動画像の圧縮をニューラルネットワークの学習能力を用いることにより実現する。動画像の伝送および蓄積等において、回線や記憶装置といった物理資源の効率的使用、および高画質が期待できる。また、ニューラルネットワークの処理を並列化することにより、圧縮/復元処理の高速化ができ、処理遅れによる画像の不自然さ等をも避けられよう。
著者
梶井 英治
出版者
日本国際保健医療学会
雑誌
国際保健医療 (ISSN:09176543)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.129-131, 2018-06-20 (Released:2018-07-19)
参考文献数
3
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.303, pp.42-45, 2001-08

■「座して動ぜず」と見られた吉野家ディー・アンド・シーが、ついに値下げ戦争に参戦した。7月26日に西日本地区、8月1日から東日本で「牛丼並盛」を400円から280円に値下げ。「安さを求める顧客ニーズとズレていた」(安部修仁社長)ことが業界の雄を動かした。これで、牛丼価格のスタンダードは200円台へと下がった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1107, pp.29-31, 2001-09-10

日本マクドナルドの「平日65円ハンバーガー」と、吉野家ディー・アンド・シーの「牛丼並盛280円」。価格破壊を代表する2つの商品が、ともに高速道路のサービスエリアで提供されていることをご存じだろうか。 一般的に、高速道路に乗って飲食や給油のサービスを受けると、割高になりがちだ。それは、テナント料が高いことが理由だと考えられていた。
著者
関本 安孝
出版者
明治大学政経資料センター
雑誌
資料センターニュース
巻号頁・発行日
vol.22, pp.15-17, 1982-02-28

フランスにかぎったことではないが、長期滞在の予定で外国に行ってまずやっかいなのは、多くの手続きが待ちかまえていることであろう。私のように子供2人を含む家族つれの場合にはなおさらのことである。パリ・オルリ空港に降り立ったのはどんより曇った3月18日(1980年)の早朝であった。日本を発つ数日まえ、18日に空くアパートがあるので到着しだい至急不動産屋に行くようにという国際電話をうけていたので、当日は長旅の疲れをいやすひまもなくとびまわったことをよく覚えている。空港から40分ほどタクシーに乗り、リュクサンブール公園に近いサン・ミッシェル通りにホテルをとって、そこを拠点としてパリでの生活が始まることになった。
著者
北川 雪恵
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
栄養と食糧
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.139-143, 1973

前報に続いて果菜類のトマト, ピーマン (ナス科), イチゴ (バラ科) を用いて生育時期別, 上下部位別, 組織別のV. C量の変化について観察した。<BR>1) トマトの果実の生育に伴うV. C量 (mg%) の変化は総C, 還元型Cでは生育につれて増加し, いわゆる収穫期に最高になるが, 完熟期には逆に減少した。 細かく上下部位別の差異を果肉部でみると, 全期間を通じて基部に最も多く, 先端部がこれにつぎ, 中部が最も少なかった。 また組織別では全期を通じて胎座・種子部が果肉部より多く, とくに種子を含むゼリー状部に多かった。<BR>なお, 酸化型Cについては未熟期ほど多く, 生育につれて減少したが, 部位別, 組織別には総Cとほぼ同様の傾向がみられた。<BR>2) ピーマンの果実の生育に伴うV. C量 (mg%) の変化は総C, 還元型Cでは生育につれて漸増し, とくに完熟期に著しい。 上下部位別の差異を果肉部についてみると, 幼果期には中部に多いが, 収穫期以後は果頂部に最も多かった。 組織別にみると, 全期間を通じて果肉部にとくに多く種子部, 胎座部には少なかった。 また果肉部, 胎座部は完熟期に著しく増加するが, 種子部では反対に減少した。<BR>なお, 酸化型Cについては幼果期に多く, 収穫期にやや減少するが過熟期になると再び増加した。また果肉部よりは種子と胎座部に多かった。<BR>3) 可食適期のイチゴの場合を上下部位別にみると総C, 還元型Cは果頂部に近いほど多く含まれ基部に最も少なかった。また組織別では皮部にとくに著しく, ついで果肉部に多く含まれ芯部は最も少なかった。<BR>酸化型Cについても総Cの場合と同様の傾向が認められた。

1 0 0 0 OA 故実叢書

著者
今泉定介 編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
vol.武家名目抄(塙保己一), 1906
著者
長山 洋子
出版者
文化学園大学
雑誌
文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 (ISSN:0919780X)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.111-119, 1995-01

人工現実感システム(通称V.R)は,現在,パーソナルコンピュータベースの,低コストV.Rシステムが開発され,インテリアデザイン支援装置として,その応用の可能性が広がった。そこで,このV.Rシステムをインテリアデザイン,特に,教育の支援装置として,どのような応用が可能なのかを検討した。さらに,この低コストV.R(VR maker)を用いる場合,人間がその空間をどのように感じるのか,過去の実験データを基に,大きさの比較,および空間把握を確認するための実験を行い,その応用の可能性について検討を行った。その結果, V.R空間でも,実際の空間と同様な,空間知覚が得られることが明らかになり,「VR maker」をインテリアデザイン支援の道具として応用する可能性を見いだした。
著者
山田 洋子
出版者
立命館大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究の目的は、以下の4つであった。1「かわいい」とは何か、ビジュアル・ナラティヴを用いた多文化比較をもとに、生き生きした実感に即した方法で説明し、国際発信する。2ビジュアル・ナラティヴに適用できる新しいメディアミックスの質的方法論を開発する。3「かわいい」と関係づけた心理的理論モデルを提案する。4「かわいい」に関連する新しい視点を発見し、新しいデザインの可能性を提案する。平成29年度は、上記の目的にそったビジュアル・ナラティヴの資料収集と分析および国際発信に加えて、「ビジュアル・ナラティヴとは何か」「ビジュアル・ナラティヴの方法論」「ビジュアル・ナラティヴの幅広い実践的応用」に関して、理論的考察と新しい方法論の提案を行った。それらの成果は、「ビジュアル・ナラティヴ-時間概念を問う」「ビジュアル・ナラティヴとは何か」「糖尿病患者のビジュアル・ナラティヴ」等の論文で発表した。また「N:ナラティヴとケア」誌でビジュアル・ナラティヴ特集の企画・編集を行い、「かわいい」を超えて医療分野など幅広い領域と連携し社会実践とむすびつけた。また、国際理論心理学会で”Time and the life cycle: Visual narratives and cultural representations”と題した招待講演を行った。アメリカと国内でビジュアル・ナラティヴに関する多様な資料収集を行い、日本心理学会、日本発達心理学会、日本質的心理学会などでビジュアル・ナラティヴに関するシンポジウムを企画し、理論的・方法論的検討に関する発表を行った。新しい用語である「ビジュアル・ナラティヴ」は、本年度の研究で理論的・方法論的にめざましい進展をみると共に広い分野に多くの関心を呼び起こした。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年04月17日, 1934-04-17

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1913年02月04日, 1913-02-04
著者
奥本 素子
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.93-105, 2006
被引用文献数
3

従来,感性的側面ばかり強調されていた美術鑑賞教育を教育科学的に分析し,協調的対話式鑑賞法の可能性を探る。対話式美術鑑賞法はアメリカの認知心理学者であり,美学者でもあるアビゲイル・ハウゼンが教育科学的に開発したプログラムが元になっている。ハウゼンの開発したプログラムを分析していくと,そこには対話式という学習法に必要不可欠な,協調と概念変化という視点が乏しい。対話式学習,そして鑑賞学習において協調と概念変化と言う学習視点の重要性を指摘し,その二点を組み込んだ新たな協調的対話式鑑賞法という仮説を提示する。
著者
鷹田 佳典
出版者
日本保健医療社会学会
雑誌
保健医療社会学論集 (ISSN:13430203)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.64-73, 2016

本稿の目的は、Y病院血液腫瘍科において行われているZさんの活動を、「つながる/つなげる」実践に着目しながら記述・分析することで、病院におけるピアサポート活動について検討することにある。Zさんは経験者(ピア)として患児の親の声を聴くだけでなく、血液腫瘍科に関わる複数のアクターとつながり、また、彼/彼女たちをつなげるという重要な役割を担っていた。しかし他方において、こうした実践には負担や困難、リスクが伴うことも明らかになった。
著者
渡邊 三津子 古澤 文
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2014, 2014

<B>1. はじめに</B><BR><br> ソ連崩壊後のカザフスタン農業については、マクロな視点からのすぐれた研究蓄積がある一方で、個別地域における市場経済化がミクロな市場(バザール)や地域の農業にどのような影響を与えたのか、といった点については実態的な調査が行われていないのが現状である。本研究では、人々の生活に最も身近な市場と地域農業との関係に焦点を当てる。ソ連崩壊後20年を経て、地域の市場が市場化やグローバル経済をどのように受容してきたか、また市場の変容が地域農業や土地利用にどのような影響を与えたかを明らかにすることを目的とする。 本発表では、市場の小売店や農業生産者へのインタビューを通じて、近年の青果物の輸入増加に目を付けた農業生産者たちによる新たな取り組みとしての施設栽培の導入について紹介する。 <BR><br><B>2. 青果物輸入量増加と施設栽培の導入</B><BR><br> カザフスタンにおいて、1991年のソ連崩壊後、計画経済から市場経済へと移行する過程で農業生産の大幅な縮小が生じた事はよく知られている(錦見、2004など)。その後、1999年ごろまで農業生産は停滞していたが、その後穀物生産に牽引されて回復過程に入ったとされている(野部、2008)。 しかし、野菜や果物に関しては季節的な変動が大きく、夏場には大量に市場に出回るものの冬場には不足する。アルマトゥ市内の市場やジャルケントの市場での聞き取りでは、冬季に市場に出回るものの多くは、海外(特に中国)からの輸入品である。近年、当該地域では、こうした現状に目を付けて施設栽培を導入する農業生産者も現れた。以下、アルマトゥ市近郊、パンフィロフ地区ジャルケント周辺の2か所における聞き取りの内容を紹介する。<BR><br>1) パンフィロフ地区の農業者の事例<BR><br> アルマトゥ州パンフィロフ地区は、中国と国境を直接接する辺境である。2012年末、中国の青島からカザフスタン共和国のアルマトゥを結ぶ大陸横断鉄道が開通したことにより、現在では経済活動の結節点としての重要性が高まっている。 Sさんは、ソ連時代にはジャルケントの銀行に勤めていたが、2005年に農業企業(有限会社)を設立した。Sさんの農場では、現在25棟の温室を所有し、9月以降冬場にかけてキュウリやトマトを栽培している。 ジャルケントのコーク・バザールで青果物の小売店を営むZさんによれば、現在ジャルケントにはSさんを含む3軒の農家が施設栽培を行っているが、冬場の需要を満たすには至らず中国産のものを仕入れている。<BR><br>2) カスケレン地区の農業者の事例<BR><br> &nbsp; アルマトゥは、1997年にアスタナに遷都されるまでの首都であり、現在でも国内最大人口を抱えるカザフスタンの経済活動の中心地である。アルマトゥから西方約25㎞のカスケレンにおいて農業企業を営むAさんは、もともとエコノミストであり農業経験はなかったが、中国産の野菜の輸入量や品目、価格について調査し、2012年に企業に踏み切った。現在2棟の温室を有し、キュウリとトマトを栽培している。温室自体は韓国製で、その他の栽培技術や種、土などはオランダのものを使っている。Aさんの農場では、農薬は使わず有機栽培を行っている。露地栽培に比べてコストは割高になるが、カザフスタンではまだ有機野菜などの付加価値が認められていないので、他の露地物と同じ価格で販売している。 <BR><br><B>3. まとめ</B><BR><br> &nbsp; ソ連時代以降の食生活の変化に伴って、冬場にも青果物の需要がある一方で、カザフスタンにおける冬場の生産は少ない。ソ連崩壊後、特にカザフスタン南東部においては中国から輸入青果物が大量に出回るようになった。それに目を付けた、農業者が独自に施設栽培を導入し始めたが、技術面やコスト面での課題が多い。 &nbsp; <BR> &nbsp;<br>錦見浩司(2004):農業改革-市場システム形成の実際-.岩﨑一郎・宇山智彦・小松久男編著『現代中央アジア論-変貌する政治・経済の深層-』201-226./野部公一(2008):再編途上のカザフスタン農業:1999~2007年-「連邦」の食料基地からの脱却.「専修経済学論集」43(1)、73-91。
著者
大久保 和明 側垣 博明
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.77, no.6, pp.364-370, 1993-06-01 (Released:2011-07-19)
参考文献数
4

For reflecting or transmitting object colours, the CIE tristimulus vslues of a colour stimulus are obtained by multiplying, at each wavelength, the value of the weigthing factors by that of each of the spectral reflectance or the spectral transmittance of the object colour. Then each set of products is integrated over the wavelength range corresponding to the entire visible spectrum, 380 to 780nm. The integration may be carried out by numerical summation at a wavelength interval, equal to 5nm. The weigthing factors are obtained by multiplying, at each wavelength, the value of the relative spectral power distribution of the illuminant by the CIE colour-matching functions.In practical applications, all the required data may not be available because of measurement at greater intervals intervals than 5nm, equal to the 10nm or 20nm intervals data. In this paper, the method for the calculation of the weigthing factors for the 10nm or 20nm intervals measurenent data using interpolation is reported.