著者
髙﨑 順子 Junko Takasaki
出版者
金城学院大学大学院人間生活学研究科
雑誌
金城学院大学大学院人間生活学研究科論集 = Annual report of Graduate School of Human Ecology Kinjo Gakuin University (ISSN:1346597X)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.1-12, 2018-03-17

ASD (autism spectrum disorder) has been studied mainly with regard to boys because it is more common in boys. Studies have shown that in girls, noticeable symptoms do not appear in childhood, and problems with human relationships appear from puberty onwards. In some cases, where children experience periods wherein they refuse to go to school or dysphoria, they are diagnosed of ASD. Interviews with mothers whose daughters have ASD revealed that it is absolutely necessary to be able to share difficulties about the child's early upbringing and have continuous support from parents.自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder,以下ASD)は男子に多いという性差があり,これまで男子を対象にした研究が主であった。女子は幼児期には特徴が目立たず,思春期頃から「人間関係の悩み」が出てくると言われる。それは不登校や抑うつとして出てくるが,受診するとASDであることが明らかになるケースがある。女子ASDの子どもを持つ母親への聞き取りから養育困難感をもち,一時的でなく,継続的に保護者への支援が必要であることが明らかになった。
著者
松脇 由典
出版者
日本鼻科学会
雑誌
日本鼻科学会会誌 (ISSN:09109153)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.48-50, 2012 (Released:2012-05-22)
参考文献数
7

1 0 0 0 OA 触留

出版者
巻号頁・発行日
vol.第19冊, 1000

1 0 0 0 OA 翻譯名義集7卷

著者
宋釋法雲撰
巻号頁・発行日
vol.[7], 1000
著者
Makoto Murata Hitoshi Adachi Shigeru Oshima Masahiko Kurabayashi
出版者
International Heart Journal Association
雑誌
International Heart Journal (ISSN:13492365)
巻号頁・発行日
pp.17-245, (Released:2018-06-06)
参考文献数
33
被引用文献数
6

Hyperglycemia is an established risk factor of coronary artery disease (CAD). However, hyperglycemia with preserved pancreatic β cell function induces hyperinsulinemia to correct the glucose profile and may even result in reactive hypoglycemia (RH), which induces an inflammatory response. In this study, the incidence of RH and its effect on arteriosclerosis were examined in CAD patients with a lengthy oral glucose tolerance test (OGTT).We performed a prospective cross-sectional study on 116 nondiabetic CAD patients [70 ± 9 years, 70% male, HbA1c < 6.5%] using coronary angiography and a 4-hour OGTT. Blood samples were collected prior to and 4 hours after the glucose load to evaluate arteriosclerosis markers. Hypoglycemia following the glucose tolerance test was defined as blood glucose levels < 70 mg/dL. We comparatively examined markers of inflammation and arteriosclerosis between the RH group and the non-RH group.A glucose metabolism disorder was observed in 69% of the patients. Hypoglycemia was observed in 24% (28 individuals) of the patients. All showed a RH pattern with no symptoms. The RH group exhibited significantly elevated insulin levels at 1 hour. Furthermore, a significant increase in the white blood cell (WBC) count during OGTT was observed in the RH group compared with the non-RH group [delta WBC; RH: 4.84 (-4.17-20.75) versus non-RH: -2.17 (-9.23-9.09) %; P = 0.04].Asymptomatic RH and an augmentation of inflammation were observed at an incidence of 24% in CAD patients.
著者
北原 白秋[作詞]
出版者
コロムビア(戦前)
巻号頁・発行日
1942-12

1 0 0 0 OA 王虹樓法帖

出版者
孔繼〓刊
巻号頁・発行日
vol.[3], 1000
著者
工藤 由紀子 武田 利明
出版者
日本看護技術学会
雑誌
日本看護技術学会誌 (ISSN:13495429)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.25-34, 2009-12-05 (Released:2016-08-25)
参考文献数
39
被引用文献数
1

本研究では,後頭部への冷罨法の有効性に関する実証データを得ることを目的とし,蒸し暑い条件下で氷枕を使用した健康な成人を対象として研究を行った.対象は50歳代前後の成人男性13名(54.9±5.1歳) であった.冷罨法に対する対象の主観をもとに,属性,POMS,血圧,呼吸,心拍変動を検討した. その結果,主観的評価では冷罨法の好感度が高い「快適群」は7名,好感度が低下あるいは変化がない「非快適群」が6名であった.POMSではT-A (緊張-不安),D (抑うつ-落ち込み),F (疲労) において冷罨法前後の得点の主効果が有意であり,冷罨法後の得点が低下していた.血圧や呼吸などの循環動態では有意差がなかったが,心拍変動では心拍数において冷罨法前後で交互作用が認められ,「快適群」において冷罨法前後の単純主効果が有意であった (p<0.001). また「非快適群」の6名について個別に検討した結果,2名がPOMSのT-A (緊張-不安),F (疲労)において冷罨法後に得点が上昇していた.また冷罨法後に呼吸数,心拍数,LF/HFが上昇している対象がおり,それぞれPOMSのネガティブな気分が上昇している対象と同一であった. 以上の結果から,冷罨法を快適であると感じる対象に関してはPOMS,心拍変動の面から裏づけとなるデータを得ることができた.しかし冷罨法を快適と思わない対象に冷罨法を提供するのは,主観的な面,および生理学的視点から望ましくない影響があることが示唆された.
著者
松岡 浩司 阿部 浩通 今井 幸三
出版者
徳島赤十字病院
雑誌
徳島赤十字病院医学雑誌 = Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal (ISSN:13469878)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.69-74, 2002-03-01

その病歴において両親から軟禁されるという体験があり、失立、失声等で発症した転換性障害の22歳女性症例を報告する。母親は一級身体障害者。幼少時より両親に交友関係や門限など厳しく制限されて生育した。中学生時過換気症候群を発症、高校入学後失立・失歩が出没するようになった。21歳時、恋人との交際を両親に狙反対され、自宅二階に軟禁状態となり、無断外出すると体制を与えられるようになった。この頃から失声も出現したため、近医より紹介入院(任意入院)となった。治療は①環境調整②両親への感情を患者に言語化させること、を目標とし、入院期間を限定した上で両親を含めた三者面談を頻回に行い、家族療法的アプローチを試みた。入院2ヶ月目、電話をきっかけに失声が消失したことから両親と会話が出来るようになり、その後の歩み寄りの過程で家族構造の歪みを双方が認識したことで症状が劇的に消失し退院となった。

1 0 0 0 OA 三長物齋叢書

著者
清黄本驥輯
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.第54册, 1000
著者
香田 千絵子 濱川 幸世 森 一功 中島 格
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.1-7, 1999-01-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
18

過去10年間に当科を受診した機能性発声障害患者129例 (心因性発声障害15例, 痙攣性発声障害13例, 変声障害10例, 音声振戦6例, 男性化音声5例, その他80例) を対象とし, その臨床像を検討した.これらの症例について, 年齢, 病悩期間, 性差, 主訴, 声の使用度, 心因的要因について調査し, またその他例のうち61例について器質的疾患の有無を喉頭ストロボビデオで詳細に調査した.さらに, 音声治療を行った症例99例中45例の治療成績について, 主観的評価と客観的評価を用いて検討した.その結果, 痙攣性発声障害, 男性化音声, その他には女性が多く, 音声振戦と変声障害は病悩期間が長く, ほとんどの発声障害が声の使用度が高いことがわかった.さらに喉頭には何らかの器質的疾患を合併していることがわかった.また, 心因性発声障害, 変声障害は訓練効果が高いことが判明した.

1 0 0 0 OA 濱松藩記録

巻号頁・発行日
vol.第4冊, 1867

1 0 0 0 OA 3. 電気穿孔法

著者
杉村 厚 清水 伸
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.54-60, 1991-01-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1