著者
片山 裕
出版者
アジア経済研究所
雑誌
アジア経済 (ISSN:00022942)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.81-85, 1999-01
著者
川戸 佳
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

成獣ラットの脳の海馬において、女性ホルモンや男性ホルモンのみならず、コルチコステロン(ストレスステロイド)も独自に合成されることを発見した。質量分析で測定した女性・男性ホルモンは、海馬の方が血中の濃度よりかなり高かったので、海馬の女性ホルモンと男性ホルモンの方が、神経シナプスに及ぼす影響は大きいことが推測できた。海馬コルチコステロンは副腎の影響を排除するため副腎摘出ラットで測定した。海馬の神経シナプスをこれら性ステロイドやコルチコステロンがモジュレ-ションする様子を神経スパイン可視化解析と電気生理で解析した。1-10 nMの女性ホルモンや男性ホルモンは、双方ともに2時間で急性的にスパインを増加させることを見出した。この現象がシナプスに存在する受容体ERαやARを介して、MAPK, PKA, PKCなどの蛋白キナーゼ系を駆動して起こること、を発見した。コルチコステロンは1時間程度でシナプスの長期増強を抑制するが、1nMの女性ホルモンがこの抑制を無くして正常状態に戻す力を持つことを発見した。シナプスに存在する受容体GRやERαを介してMAPKなどが働いていることがわかった。以上の結果を総合すると、脳海馬において女性ホルモン・男性ホルモンやストレスステロイドが合成され、これらがERαやGRなどの受容体を介して蛋白キナーゼ系を駆動し急性的に神経シナプス可塑性を制御することがわかった。
著者
中山 満茂
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.2-11, 1976-01-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
6

This paper deals with the explanation of a synthesis of methanol from natural gas and the technological investigation of methanol combustion at power plant.The author takes up three important factors for which methanol fuels are untilized at domestic power plants. They are;(1) the problem of stabilised supply during long time.(2) the problem of economical supply price.(3) the problem of combustion characteristics; flue gas status during methanol combustion.
出版者
日経BP社 ; 1985-
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.372, pp.112-117, 2013-09

誰でも一度は使ったことがあるだろう。黄色の容器に赤のキャップがついた「ボンド 木工用」(下写真)。その他にも瞬間接着剤の「アロンアルフア」や、住宅や土木建築分野など業務用途の接着剤を手掛けるのがコニシだ。
著者
佐藤 穏子
雑誌
奥羽大学歯学誌 (ISSN:09162313)
巻号頁・発行日
vol.36巻, no.4号, pp.129-138, 2009-12

ポリプロピレン製ポイントとしてフレックスポイント(FP)の安全性を調べる目的で、ラットの皮下結合組織への埋入試験、細胞毒性試験、根管充填材からの無機成分溶出試験を行い、ガッタパーチャポイント(GP)と比較検討した。その結果、ラット背部皮下結合組織への埋入試験では、炎症性反応はFPのスコアはGPより有意に低く、7日以降の被包形成においてもFPのスコアは有意に低く、FPはGPより組織への親和性が高いと考えられた。細胞毒性試験ではFPは対照群に比較して有意差が認められず、細胞増殖を阻害する成分がポイントから溶出していないと考えられた。無機質溶出試験ではFPから亜鉛の溶出は認めず、バリウムの溶出は認められたがGPに比較して有意に少なく、ビスマス・鉄・マグネシウムの溶出も非常に微量であり、FPはGPに比較し溶出される無機質の量は少なかった。以上より、FPはGPに比較して、生体に対してより組織親和性のある安全な根管充填材であることが示唆された。
著者
田口 昌男 熊谷 日登美 西村 敏英
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.9, pp.654-658, 2009-09-01

ハウス食品は,日本人にとって最も嗜好性の高い食べものの一つであるカレーの原料「カレールウ」で断トツのシェアを誇る食品のトップメーカーである.カレーのおいしさや健康に関する基礎・応用研究を行ない,バーモントカレー,プライムカレーなどのヒット商品を多数出している.最近では,「ウコンの力」が大ヒットし,香辛料や香辛野菜の健康素材研究にも力を入れている.このように多くのヒット商品を出しているハウス食品には,独自の研究姿勢や人材育成があった.ソマテックセンター所長の田口昌男氏に,ハウス食品の「研究に対する姿勢」や「多彩な人材育成プログラム」などをじっくり語っていただきました.

1 0 0 0 OA 河南郡志42卷

著者
明陳宣等纂
巻号頁・発行日
vol.[8], 1000

1 0 0 0 OA 圖書編127卷

著者
明章撰
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.[48], 1613

1 0 0 0 OA 花暦百詠

著者
清翁長祚撰
巻号頁・発行日
1000
著者
楽詠灝 BreannanSmith ChristopherBatty ChangxiZheng EitanGrinspun
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.13, pp.1-6, 2014-11-13

本稿では,極小の泡から構成された密泡 (フォーム,foam) のためのシミュレーション手法を考慮する.提案法では,個々の泡 (バブル,bubble) を別々に扱わず,バブルの集合を連続体として扱い,物質点法 (material point method) を用いてハーシェル・バークレーモデルに基づく超弾性の構成方程式を離散化する.ハーシェル・バークレーモデルは非ニュートン性塑性流動を扱うモデルの一つであり,フォームの挙動をよく近似できることが知られている.提案法の評価として,様々なフォームについて提案法が適用できることを示し,また実世界のフォームの挙動との比較を行う.
著者
岡澤 均
出版者
Societas Neurologica Japonica
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.63-72, 2012

ハンチントン病ではハンチンチン遺伝子のCAGリピート伸長により,変異RNAと変異タンパクが産生され,神経細胞の機能障害と最終的な細胞死を誘発する.私たちは20年近く,網羅的アプローチ(オミックス)をもちいてハンチントン病ならびに関連するポリグルタミン病の分子病態を解析してきた.その結果,PQBP1,Ku70,HMGB,Maxer,Omiなどの新たな病態関連分子を同定し,転写,スプライシング,DNA損傷修復という核機能に深くかかわる新たな分子病態が存在することを,機能変化の面から明らかにしてきた.今後,これらのターゲット分子を介した分子標的治療の開発が期待できる.<br>
著者
大田原 俊輔
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.411-413, 1971-07-01 (Released:2011-05-24)
参考文献数
13

1 0 0 0 OA 両国往復書謄

巻号頁・発行日
vol.[9], 1000
著者
竹村 文男 矢部 彰
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.63, no.613, pp.2909-2914, 1997-09-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
10
被引用文献数
1 2

Drag coefficients of a spherical rising gas bubble were estimated experimentally and numerically. We developed an experimental apparatus in which a CCD camera with a microscope follows the rising bubble and used it to precisely estimate the drag coefficients of the bubble below Reynolds number of 100 by measurement of the bubble size and the terminal velocity. We also estimated numerically drag coefficients of a gas bubble in an infinite liquid by directly solving a Navier-Stokes equation. The experimental results agree well with the numerical results. Moreover, we compared the experimental results with several proposed equations for estimating drag coefficients and determined the region of applicability of each equation. Finally, we proposed an equation for estimation of drag coefficient by correlating with experimental results.

1 0 0 0 OA 百川學海

巻号頁・発行日
vol.辛集, 1000