著者
宋釋居簡撰
巻号頁・発行日
vol.[7], 1374
著者
中込 四郎 岸 順治
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.313-323, 1991-03-01 (Released:2017-09-27)
被引用文献数
7

Recently, sports psychologists and coaches have been taking a growing interest in mental training not only for improving athletic performance but also for the benefit of the athletes'mental health. Athlete's burnout is one of the important topics in the realm of mental health for athletes. The purpose of the present study is to clarify the formation process of athlete's burnout through the examination of five cases. The subjects utilized in this study consisted of two psychotherapeutic clients, two research interview study cases and another case consisting of materials concerning the suicide of a world-class long distance runner. All subjects were diamosed as burnout cases by recognizing the particular process &ltenthusiasm→stagation→clinging to sports→exhaustion&gt which we have proposed as one the of diagnostic criteria for athlete's burnout. Three of these cases were also assessed by two psychological tests which determined their degree of burnout. Various events or factors contributing to the formation of burnout were extracted from interview records, and charts were individually drawn to illustrate the formation process.Additionally, tendencies common among each of the cases were depicted by the montage method developed by Mita. The authors discuss the psychological mechanism of the formation of athlete's burnout, in terms of caune-result relationship, according to the following four main factors : 1) A premorbid character as melancholic type or immodithymia. 2) Repeated experiences in which one's efforts are not rewarded (in the sports setting). 3) Difficulty in reformulation of ego identity. 4) Low mutuality in one's past crisis mode. The "clinging" stage in the formation process of burnout is caused by the above mentioned four factors. The authors especially find the "clinging" stage to be a key to understanding the development of burnout.

1 0 0 0 OA 諸家悉曇 2巻

著者
行智 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

1 0 0 0 OA 市町村制詳解

著者
日鼻豊作 著
出版者
赤坂亀次郎
巻号頁・発行日
1888
著者
針谷 正祥
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.101, no.10, pp.2851-2859, 2012 (Released:2013-10-10)
参考文献数
6

RA新分類基準はRAの疾患概念を「持続的関節炎または骨びらんを伴う関節炎に進展する可能性が高い末梢性多関節炎」と定義し,早期関節炎からRAを感度・特異度高く分類することが出来る.1カ所以上の腫脹関節を伴い,他疾患を除外した後に,罹患関節数と部位,血清学的反応,急性期反応物質,関節炎持続期間からなるスコアリングシステムを適用する.RA新分類基準を診断に用いる場合には,鑑別診断に特に注意する.
著者
武田 雅子
出版者
大阪樟蔭女子大学
雑誌
大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 (ISSN:18807887)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.31-43, 2010-01-29

「詩はその言語の精髄」と言われる。英語を習ったからには、英語の詩を味わうようになりたいものだが、しばしば「詩は難しい、ましてや英詩なんか」という反応に出会う。これは実にもったいない。英詩は英語の特徴の詰まった宝箱のようなものだから。しかし、難しいという反応があるからには、これを解きほぐさないといけないだろう。それは、毎年詩の授業を担当してきたので、常に課題としてきたことだった。授業は最初1年の通年ものであったが、今では、半期ものとなっている。そこで、年に2回、英詩の全くの入門から始まって、何とか個々の作品に出会うというところまでもっていくという作業をしていることになる。毎年そのためにプリントを作成し、それに改正を加えているのだが、それを形にしようと、「大阪樟蔭女子大学論集第44号」に、概要をまとめた。次に実際の執筆に入ろうとすると、「詩とは何か」の書き出しはなかなか困難で、ためらっているうちに、別のプロジェクトにかかっていてそれを掲載したこともあり、2年が経ってしまった。このたび、根本問題は、他から攻めていくことにして、まず詩形について取り上げることにした。リマリック、ハイク、ソネット、コンクリート・ポエム、自由詩を例となる詩と共に取り上げた。
著者
小野蘭山
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

1 0 0 0 OA 目撃証言

著者
仲 真紀子
出版者
放送大学教育振興会
巻号頁・発行日
2003-03

感情と認知, 波多野誼余夫; 高橋惠子編著, ISBN: 4595236204, (放送大学教材), pp.108-119
著者
橘 誠 才野 慶二郎 久湊 裕司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.113, no.366, pp.123-128, 2013-12-12

HMM音声合成は統計的な韻律のモデル化により,話者性やスタイルを柔軟に多様化することができる.本稿では,その表現力を波形素片接続型の歌声合成システムであるVOCALOID^<TM>に取り入れる方法として,歌唱表現が現れる重要な特徴と考えられるピッチの変化をHMMでモデル化,生成する歌唱スタイル生成手法を提案する.HMM音声合成手法を歌唱スタイルのモデル化に利用する際には,未知の音高に対しても適切なパラメータ生成を行う必要がある.そこで本研究ではピッチベンドチェンジを用いたモデル化を提案する.また,長い時間伸ばされる音符に対して自然な変動を付与するため,ノート内を複数のセグメントに分割した単位でモデル化し,多段階のコンテキストクラスタリングを導入して楽曲構造と音符内の変動を階層的に表現する.また,この手法をVOCALOID^<TM>3の機能であるJob Pluginとして組み込んだ例を紹介する.
著者
角田 ますみ
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.57-68, 2015-09-26 (Released:2016-11-01)
参考文献数
21
被引用文献数
1

わが国でも人生の終盤期をどう生き死に逝くかということに関心が高まり、アドバンスケアプランニング (Advance Care Planning : ACP)という言葉が散見されるようになってきた。しかし、実際にはACPとは何かということが明確にならないまま、臨床現場ではそれぞれが手探りで実践に役立てようと苦労している。そこで本研究では、日本におけるACPの文献から、我が国におけるACPの現状を検討した。その結果、内容分析から、ACPを必要とする【場】、【時期】、【選択】、【状態】、【人】、ACPが必要としている【援助技術」、【システム】の7つの力テゴリーと45のサブカテゴリーを抽出した。これらは概念としてのACPを具体的に構成する要素と考えられた。今後の課題として、この構成要素を具体化し、実践に役立つ支援の方法論や技術を確立・向上していくこと、そしてこれらの成果を蓄積し、日本に適用可能なACPを構築していく必要性が示唆された。
著者
生田 周二
巻号頁・発行日
2005-05

平成14年度~平成16年度科学研究費補助金基盤研究(C)(2) 課題番号14510284
著者
平川 史央里 白仁田 秀一 小栁 泰亮 堀江 淳 林 真一郎 渡辺 尚
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.43 Suppl. No.2 (第51回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0749, 2016 (Released:2016-04-28)

【はじめに,目的】The Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease(GOLD)が報告しているCOPDに対する呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)のエビデンスにおいて,不安や抑鬱の軽減はエビデンスAと強い根拠を示している。当院においても3ヵ月間の呼吸リハを施行したCOPD78例に対し,HADS鬱の点数は初期が6.8±3.1点から3ヵ月後は5.1±3.0点(p<0.01)で,また,HADS鬱疑いである8点以上の割合も初期が38%から3ヶ月後は22%(p<0.01)と有意な改善が認められた。しかし,鬱疑いのあるCOPDは22%も継続されていることは課題である。そこで今回,鬱が改善した群と改善しない群の諸項目の変化量の比較と変化量の影響因子の検討をする事で鬱改善はどのような項目のリハ効果に影響しているのか調査した。【方法】対象はHADSが8点以上の鬱疑いのある外来COPD30例(年齢:71.8±10.6歳,BMI:22.2±4.3,%FVC:80.0±26.7%,%FEV1.0:60.0±29.9%,modified Medical Research Council scale(mMRC):2.4±1.1,COPD Assessment Test:19.3±8.9点)中,呼吸リハ実施3ヶ月後にHADSが8点未満になった(鬱改善群)13例,HADSが8点以上のままだった(鬱非改善群)17例とした。検討する項目は,症状検査はmMRC,生活範囲検査はLife Space Assessment(LSA),身体活動量検査は国際標準化身体活動質問票(IPAQ),身体機能検査は膝伸展筋力/体重比(%膝伸展筋力)と6分間歩行距離テスト(6MWT),QOL検査(St. George's Respiratory Questionnaire(SGRQ)とした。統計解析方法は,鬱改善群と鬱非改善群の諸項目の変化量の比較を対応のないt検定を用い,また,HADSの点数の変化量と諸項目の変化量の関係をpearsonの積率相関を用いて分析した。なお,帰無仮説の棄却域は有意水準5%とし,解析にはSPSS ver21.0を用いた。【結果】2群間の実測値と比較結果は,改善群vs非改善群の順に⊿mMRCは-0.5±0.7vs-0.4±0.6(p=ns),⊿LSAは+13.2点±11.4vs+0.4±12.5点,⊿IPAQは+164.9±206.4vs+48.4±366.7(p=ns),⊿%膝伸展筋力は+9.0±11.7%vs+6.3±9.4%(p=ns),⊿6MWTは+44.6±56.1mvs+38.2±37.3m(p=ns),SGRQは-7.0±10.9vs-0.7±7.1(p<0.05)であった。⊿HADSとの相関分析の結果は,⊿mMRC(r=0.05),⊿LSA(r=-0.48),⊿IPAQ(r=-0.27),⊿%膝伸展筋力(r=0.33),⊿6MWT(r=0.12),⊿SGRQ(r=0.05)で有意差が認められたのはLSAだけであった。【考察】鬱改善群は非改善群より,生活範囲や外出の頻度,QOLの改善が高かった。その他の身体活動量,症状,身体機能は両群ともに同量の改善を示した。また,HADSの変化量には特にLSAの変化量の影響を受ける事が示唆された。鬱軽減に対して,身体活動や身体機能の改善ではなく,外出頻度向上させることが重要となることが示唆された。【理学療法学研究としての意義】本研究は,COPDの鬱改善に関わる検討であり,COPDの鬱に対する呼吸リハの効果を客観的に示した研究である。本研究結果は鬱に対する呼吸リハプログラムのアセスメントとなる研究である。