著者
広中 清一郎
出版者
公益社団法人 石油学会
雑誌
石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 第36回石油・石油化学討論会 (鹿児島)
巻号頁・発行日
pp.172, 2006 (Released:2007-01-30)

油境界潤滑における潤滑油および添加剤について,すべり速度,温度,荷重,摩擦材などのトライボロジー条件によるそれぞれの役割とその作用機構を解説し,新しい潤滑油や添加剤への展望を述べる。
著者
Herbert W. Duda
出版者
Munksgaard
巻号頁・発行日
1959
著者
松井 秀彰
出版者
宮崎大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では超短命の脊椎動物であるアフリカメダカにおいて加齢以外になんら特別な処置なしに、ヒトパーキンソン病に酷似した病変が進んでいくことを見いだしました。すなわちアフリカメダカは加齢依存性に神経変性およびαシヌクレイン陽性の凝集体の進展を示しました。これはまさにヒトパーキンソン病病理に瓜二つと言えます。

1 0 0 0 OA 東京方眼図

著者
森鴎外 (林太郎) 立案
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.1冊, 1909
著者
亀田 佳代子 松原 健司 水谷 広 山田 佳裕
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.12-28, 2002 (Released:2007-09-28)
参考文献数
43
被引用文献数
21 26

全国で増加傾向にあり,内水面漁業への食害が懸念されているカワウについて,これまで行われてきた調査や研究をもとに,日本のカワウの採食魚種,食物のサイズ構成と採食量,採食場所選択の特徴についてまとめた.カワウは多様な魚種を食物としており,採食可能な魚類の体長幅は約3~30cm,野外で一日に必要な食物量は約500gと推定された.カワウはまた,季節や生息場所の状況に応じて,淡水域,汽水域,海域の採食場所を柔軟に使い分けていた.安定同位体比分析の結果から,カワウには地域個体群としての採食場所選択のほかに,個体ごとの採食場所選択の特徴があることが示唆された.これらの結果から,カワウの食性解析の研究は,魚食性鳥類の採餌戦略という鳥類生態学の課題としても,食害問題など野生鳥獣の保護管理における課題としても,今後さらに発展させていく必要があると考えられた.