1 0 0 0 OA 吉田物語

著者
杉岡就房 著
出版者
村田峯次郎
巻号頁・発行日
vol.中, 1898
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.534, pp.41-43, 2011-12-26

「世界で最も高い橋」として知られるフランスのミヨー高架橋。地面から主塔の先端部までの高さは343mで、東京タワーよりも高い。パリとフランス南部を結ぶルートを構成する高速道路A75の一部として2004年12月に開通した。深い渓谷に位置するミヨー市の上空をまたぐように架かっている。 建設費は、料金所も含めて約4億ユーロ(約420億円)。
著者
山口 節郎
出版者
The Japan Sociological Society
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.36-53, 1981-12-31 (Released:2010-04-23)
参考文献数
28
被引用文献数
1 1

Aシュッツの「現象学的社会学」は、社会的現実を、それを意味的に構成する諸個人の意識と結びつけて理解する最も確実な方法として、多くの支持者を見出してきている。しかし、一方で、詳しく検討してみると、彼の議論のなかにはいくつかの重大な疑問点が含まれていることがわかる。たとえば、社会的世界の理念型的構成物としての彼の「合理的行為のモデル」という考えは、はたして現象学の基本的視座と両立しうるのかどうか、あるいはそうした行為モデルと人間の自由の問題との関係はどうなるのか、そしてまた、彼のいう「適合性の公準」はそれ自体のなかに矛盾を含んではいないか、等々。こうした問題があらわれてくるのは、彼が社会科学の方法論的基礎を「自然的態度の構成的現象学」に求めようとしたことに原因があるように思われる。本稿では、シュッツの「現象学的社会学」が含むこれらの問題を、彼の主張する科学的構成物の妥当性を保証する三つの公準を中心に、考えてみたい。
著者
Inoue Hiroshi
出版者
東京昆蟲學會
雑誌
昆蟲 (ISSN:09155805)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.71-"74-1", 1955

松村(1927)によつて台湾の標本に基づいて記載された新属新種Aoshachia virescens Matsumura(シャチホコガ科)は, 丸毛(1920)が種子島と屋久島でとれた2♀♀によつて発表したDoratoptera(?)virescens Marumo(シャクガ科ホシシャク亜科)と同一種であることがわかつた.従つて, 沢本(1938)がD. virescens Marumoをtypeとして発表した新属Marumonaは, Aoshachiaの異名となり, 学名はAoshachia virescens (Marumo)とよぶのが正しいことになる.本種は, 雄交尾器の形態・脈相そのほかの特徴から, エダシャク亜科のCompsopteraに近縁である.和名は, はじめ松村(1931)によつてアオシャチホコと名付けられたが, 堀及び野村(1937)は既に同一の名が他のシャチホコに用いられているという理由で, ウスアオシャチホコと改めた.沢本(1938)はキイロトガリシャクと付け, のちに位置をエダシャクに移してき(1939)キイロエダシャクと語尾を変更した.新鮮な個体は薄緑色で, 古くなると黄色に変るが, 私はこの最後の名称を採用したいと思う.分布は, 今日迄の資料によると, 台湾・屋久島・種子島・九州鹿児島となるが, 最近私は中村正直氏の好意で, 黒子浩氏が英彦山で1954年4月25日に採集された1♂を手に入れることができた.Descoreba simplex Butlerハスオビエダシャクは, 従来Compsoptera(=Prosopolopha)に入れてあつたが, この属やAoshachiaに近縁であつても, 別属とした方が良いので, simplexをtypeとしてButler(1878)の創設したDescorebaを復活させることにした.従つて今日のところCompsopteraに属するものは, わが国に分布していないことになる.なお, Compsopteraの模式種jourdanaria (de Villers)は, フランス南部・スペイン・サルヂニア・アルジェリーに分布し, 成虫は秋に出現する.一方キイロエダシャクとハスオビエダシャクは何れも春に発生することがわかつている.
著者
大宮 喜文 岩見 達也
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.5, no.9, pp.133-136, 1999
参考文献数
12
被引用文献数
7 6

A hotel fire occurred in Shirahama, Wakayama prefecture on November 17th1998. This building fire was one of the widest burning area of building firesin Japan. During this fire, there was high wind velocity at about Tin/sec. Atthe same time, there was a lot of number of fire brands. We surveyed thedistribution of fire brands and spot fires due to this fire by exploration andquestionnaire. As a consequence, it was found that through exploration andquestionnaire that there is a relation between the distribution of fire brandsand the size of fire brands etc.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.914, pp.66-69, 2016-06-09

ある顧客が7月31日に20万円をキャッシングしたとする。この場合、7月31日〜9月2日に掛かる利息を含めた返済金額が指定口座から引き落とされる。このケースで、8月10日に10万円を一部入金したら、残りが9月2日に口座振替される。
著者
吉井 和佳 後藤 真孝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.50, no.8, pp.751-755, 2009-08-15
参考文献数
12
被引用文献数
1

近年iTunes Music StoreやLast.fmなどの数百万曲を取り扱うオンライン音楽配信サービスが多数のユーザを獲得している.(財)デジタルコンテンツ協会の報告によると,2007年の国内デジタルコンテンツ市場規模は2兆6,947億円であり,このうち音楽コンテンツが占める割合は28.5%の7,677億円であった.近年は映像コンテンツの伸びが著しいが,依然として音楽コンテンツは重要な位置を占めている.この種のサービスにおいて注目すべき現象として,ロングテール効果がある.図-1に示すように,全楽曲を人気度順に並べてみると,楽曲の再生回数(購入回数)は指数的に減少していくが,ほとんど最後までゼロにはならない.このように,どの曲も誰かに必要とされているのであるが,ニューリリースや週間ランキングを参考にして人気が高い楽曲を聴くだけでは,好みに合った楽曲を発見できる範囲は限定されてしまう.
著者
村岡 康博 木原 俊之 安河内 春彦 陶山 三千也 高野 裕光 今村 裕行 志波 直人 田川 善彦
出版者
Japanese Society for Mastication Science and Health Promotion
雑誌
日本咀嚼学会雑誌 (ISSN:09178090)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.37-45, 2001-11-30 (Released:2010-07-21)
参考文献数
44

本研究は, 柔道の競技力に繋がる平衡機能に, 咬合状態がどの様に関与しているかを知るための基礎的資料を得ることを目的とし, 日本代表柔道選手を対象に, 重心動揺と咬合状態との関連性について検討した.1. 咬合状態咬合面積, 咬合力及び咬合バランスの値には, 個人差が大きかった.2. 咬合状態と重心動揺との相関1) 咬合面積と重心動揺主観的に強い噛み合わせでは, 総軌跡長, 単位軌跡長に相関が見られ, 安静状態での噛み合わせでは, 外周面積, 矩形面積及び実効値面積に相関が見られた.2) 咬合力・咬合バランスと重心動揺噛み合わせに関係なく外周面積, 矩形面積及び実効値面積に相関が見られた.3. 噛み合わせ条件の違いによる重心動揺の差の検定総軌跡長と外周面積では, 統計的に有意な差を示した.以上の結果により, 咬合状態と重心動揺には密接な関係が有ることが示唆された. また, 主観的に強いクレンチングは, 重心動揺の成績を向上させることが示された.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.60, pp.194-197, 2000-07

「P&BONBON」は、自身もテディベア・コレクターの川口雅子氏が運営する電子商店だ。コレクターとしての経験を生かした仕入れや愛情のこもったWebサイト運営が支持され、平均月商400万円を超えるまでになった。 「P&BONBON」はクマのぬいぐるみのテディベア専門の電子商店だ(画面1)。1997年9月にEC(電子商取引)を開始して以来、順調に売り上げを伸ばし続けた。
著者
富田 憲一 渡辺 秀治 丸山 貴昭
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.66, no.6, pp.430-434, 2011-06-05
参考文献数
12

共鳴Hartree-Fock法は,フェルミ粒子系の波動関数を非直交スレーター行列式の重ね合わせで構築し,全行列式の軌道を最適化することで大きな多体効果を取り込む.同時に,スレーター行列式の構造から量子揺らぎを視覚化し,複雑な量子多体効果の背後にある物理を浮き上がらせる.複数の分野で利用されている本手法の概要と2次元ハバードモデルに適用した結果について報告する.
著者
米島 万有子
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2014, 2014

<b>1.研究背景と目的<br></b> 終戦後まもなく蚊の発生原因としてみなされていた彦根城堀の一部の埋め立ては,マラリア防疫の偉業として知られている(小林1960).しかし,その埋め立てが実際に蚊の発生を抑制した程度は不確かである.さらに,彦根城堀の埋め立てをめぐり衛生土木事業による歴史的景観を問題視する一部の住民組織と行政が対立した経緯も明らかになっている(米島2011).このような歴史的景観としての堀の環境衛生問題は,過去の出来事に限定されない.京都新聞の記事(2010年5月3日付 二条城が蚊の「大量発生源」?住民指摘、京都市が生息調査)によれば,2009年の秋に二条城北側周辺の住民から「蚊が多い」こと,さらに堀を蚊の発生源と指摘する意見が寄せられ,堀に環境衛生上の問題を懸念する意見が表明された.京都市は蚊の発生調査を実施し,記事が掲載された5月の時点において幼虫は確認できなかったとされている.しかし,住民の蚊の被害実態や堀についての歴史的景観としての評価ならびに環境衛生問題への懸念について明らかにされていない点が多い.そこで,本研究は郵送質問紙調査により,二条城周辺の住民の蚊による被害実態および蚊の発生をめぐって堀に対する意識を明らかにし,堀の景観保全と健康・公衆衛生との関係を検討する.<br><br><b>2</b><b>.研究方法<br></b><b></b> 調査は,二条城北側の住宅地から蚊の発生に対する苦情が寄せられたことから,二条城の北側に位置し,堀川通,千本通,竹屋町通,丸太町通の範囲内にある,京都市上京区の12町を対象とした.調査票の配布対象は,これらの町内にある全住宅および事業所2,853軒である.調査票は,指定した地域のポストが設置されている住宅,事業所全て(郵便の受取拒否をしている場合を除く)に配布できる日本郵便のタウンプラスを用いて,2013年1月下旬に上記の町内全戸に郵送配布し,郵送で回収した.調査票の回収数は882通(30.9%)であり,そのうち自宅752通(85.3%),事業所70通(7.9%),自宅兼事業所47通(5.3%),その他7通(0.8%),無回答6通(0.7%)だった.<br><br><b>3</b><b>.結果<br></b><b></b> アンケート調査の結果,蚊による吸血被害に「毎日」あるいは「2,3日に1回」の高頻度で遭っている回答者が全体の48.2%を占めた.特に高頻度の吸血被害は,二条城の堀に隣接しない町(42.6%)よりも,堀に隣接する町(54.5%)の居住・勤務者の方が多い.また,自宅ないし事業所敷地内で蚊に刺されることについて,気になるという回答率は71.1%にのぼった.すなわち二条城北側の住宅地,とりわけ堀と隣接する町では,蚊に悩まされていることが明らかになった.京都市が二条城堀において蚊の発生調査を行った結果,蚊の発生は認められなかったことを伝えた上で,堀が蚊の発生源になっていると思うかについて問うたところ,高頻度で蚊の吸血被害を受けている人ほど堀が蚊の発生源と認識している傾向があった.<br> 次に,二条城の堀から蚊が発生する疑いを受け,堀に対してどのような対策をとった方がよいのかについて質問した.ここでは,A:現段階で,堀から蚊が発生する可能性に備える場合,B:将来,堀から蚊の発生が確認された場合,C:将来,堀から発生した蚊からウエストナイル熱ウイルスが確認された場合の3つの状況を設定し,それぞれの好ましいと思う対策について回答を求めた.その結果,Aの蚊の発生がない段階では,将来の蚊の発生を未然に防止する対策には消極的であった.しかし,C堀から発生した蚊からウイルスが検出される状況では,「堀を埋め立てる」べきとの回答数が著しく増加した.他の質問項目と照らしてみると,地域住民は,城(建造物)と堀をひとまとまりとして,歴史的価値ないし観光資源としての価値を認めてはいるものの,感染症という脅威にさらされた場合には,彦根市のマラリア対策と同様に,健康・身の安全を守るためには堀を埋め立てる選択肢もやむを得ないと考える意見も多く示された.<br><br><b>4</b><b>.おわりに<br></b><b></b> 蚊による被害を受けている人ほど堀を蚊の発生源としてみなしている傾向があり,堀の水の衛生環境が悪い印象を与えていることが考えられる.また,堀の景観上の価値を認めつつも,仮に堀が原因で健康に支障が生じる場合には,保全よりも堀の埋め立てを推進する意見がみられることから,彦根の事例と同様に堀の保全と衛生的と思われる環境の形成との間には,潜在的に対立しうる関係が認められる.歴史的景観としての堀の保全には,その景観が「衛生的である」ことにも配慮する必要がある.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1905年06月23日, 1905-06-23

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1903年05月02日, 1903-05-02
著者
太田 正孝
出版者
早稲田商学同攻会
雑誌
早稲田商学 (ISSN:03873404)
巻号頁・発行日
vol.415, pp.471-476, 2008-03

消息

1 0 0 0 OA 五經

著者
山崎闇齋點
出版者
勝村治右衞門等印
巻号頁・発行日
vol.[4], 1000
著者
佐藤智博 青野雅樹
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.693-694, 2013-03-06

ウェブでの情報検索手段として検索エンジンが広く用いられている.しかし,検索エンジンによるランキングを不正に得る行為が横行しており,これをウェブスパムと呼ぶ.そのコンテンツは機械生成的に単語を羅列したり,近い意味の単語を組み合わせたりすることにより構成されていることが多い.そこで本研究は,ウェブスパム検出の為の効率的なコンテンツベース素性を抽出する手法を提案する.ウェブスパムコーパスに対し潜在的ディリクレ配分法(LDA)を適用することで,トピック毎に単語群を抽出することができる.これらから単語を選択しコンテンツベース素性とする.この素性を用いて機械学習によるウェブスパム検出を行い,提案手法の有効性を確認した.
著者
三武 裕玄
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.132-135, 2016-01-15

赤ちゃんやペット,小動物といった「いきもの」とのふれあいは,私たちにとってかわいさの大きな源である.かわいらしいいきもの達とふれあう体験を人工的に再現することは,より多くの人々に大きな楽しみや癒やしを提供するだけでなく,妖精やテディベアなどの想像上のいきもの達とふれあうといった,これまでにない体験をももたらす.本稿では,いきものとの直接的なふれあいを再現するかわいい人工物の事例について,筆者らのこれまでの研究を中心に紹介する.