著者
山内 豊明 近藤 由布子 藤内 美保
出版者
Japan Society for Health Care Management
雑誌
医療マネジメント学会雑誌 (ISSN:13456903)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.304-310, 2003

介護のなかで感じる喜びが介護者の介護継続意志を促進させるのではないかと考え、誰から・どの程度・どのような機会に介護者が喜びを感じることがあるかについて明らかにすることを目的とした。<BR>在宅要介護者の家族介護者28人を対象とした半構成的面接により、喜びを感じる対象・程度・場面について調査した。<BR>サービス提供者から喜びを感じることがあるという人が27人中26人おり、その程度は、「大きい」・「とても大きい」のいずれかであった。28人中24人が要介護者から、14人中11人が同居家族から、27人中21人が親戚知人等から、28人中14人は自分自身から喜びがあるの回答であった。<BR>以上のことから、訪問看護師はサービス提供者として介護者が喜びを感じて介護をする上で重要な役割を担っていること、自分自身から喜びを感じている人が少ないため、介護者自身が喜びを自覚できるように働きかけることが有意義であることが明らかになった。

1 0 0 0 OA 平家物語 20巻

出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],

1 0 0 0 邊境の町

著者
濱谷浩著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1957
著者
早川 美徳 水口 毅 佐野 雅己 下山 直彦 菅原 研
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.717-724, 1996

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
元徐行善撰
出版者
中野氏道伴刊
巻号頁・発行日
vol.[4], 1651
著者
和泉 雅人
出版者
慶應義塾大学藝文学会
雑誌
藝文研究 (ISSN:04351630)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.195(80)-211(64), 1990-03

(I) はじめに(II) 追憶と無垢の庭(III) 蝕まれた腐敗の庭(IV) 浄化された記憶の庭(V) フォンテーヌブローの庭
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.777, pp.138-140, 2000-08-28

従業員は12人,プログラマはたったひとり——小さなちいさな企業が,家庭用ゲーム機のビジネスを根底から揺さぶろうとしている。その企業の名前は,米Bleem,Inc.。2000年5月に,米国で最大のゲーム関連の展示会「Electronic Entertainment Expo(E3)2000」で1),「bleem! for Dreamcast」と呼ぶエミュレータ・ソフトウエアを発表して関係者の度肝を抜いた注1)。
著者
海野 恵美子 ウミノ エミコ Emiko Umino
雑誌
浦和論叢
巻号頁・発行日
no.50, pp.1-29, 2014-02

本稿では、保護課が1984年に編纂した『生活保護の動向解析』で用いられた検証方法に依拠し、主に、社会保障審議会生活保護部会による2003~2013年における生活扶助基準に関する検証報告を検討した。まず、『生活保護の動向解析』の検証方法について検討し、その方法は1983年の中央社会福祉審議会の意見と殆ど同じであるということを確認した。その上で、社会保障審議会生活保護部会が行った検証を検討し、次の5つの疑問点を提示した。疑問点①:「消費者物価指数の伸びも改訂の指標の1つとして用いること」(これは、2003年の中間報告に書かれていた。)。疑問点②:一般世帯と被保護世帯の消費支出額の比較をすることなしに、生活扶助基準額を低所得世帯の生活扶助基準相当額と比較すること、疑問点③:単身世帯の消費支出構造の検証が不十分であること、疑問点④:特別控除廃止及び基礎控除見直し、疑問点⑤:最低生活費を基に、生活保護基準を最低賃金・最低保障年金と関連づけて検討しなかったこと。 今後の検証では、特に疑問点⑤を解消する抜本的な改革が期待される。In this paper,we examined reports, in which Livelihood Protection Standard had been inspected by Livelihood Protection Subcommittees of Social Security Council in 2003~2013,mainly by the method which had been used in Trend Analysis of Livelihood Protection edited by Livelihood Protection Section of the Ministry of Health and Welfare in 1984.First, we examined the method which were used in Trend Analysis of Livelihood Protection, and checked that the method were almost similar to the View of Central Social Welfare Council in 1983.Based on this, we examined reports, and posed next five questions to them written by Livelihood Protection Subcommittees of Social Security Council:Question①;to add growth rate of consumer price index to an index of the Livelihood Protection Standard (this was written in the in-between report in2003.).Question②;to compare sum of Livelihood Protection Standard with the equivalent to it in low income household,without comparison of consumption expenses with households on welfare and other households.Question③;to inspect structure of consumption expenses in single households insufficiency.Question④;to abolish Special Deduction and to reconsider Basic Deduction.Question⑤:not to relate Livelihood Protection Standard with minimum wage and minimum security pension,based on the Minimum Living expenses.In future inspections,we hope drastic reform to dissolve question⑤ specially.
著者
富高 弥一平 狩俣 貴清 野口 有里紗 Yaichibe Tomitaka Karimata Atsukiyo Noguchi Arisa 東京農業大学農学部農学科 東京農業大学農学部農学科 東京農業大学農学研究科農学 Department of Agriculture Faculty of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Agriculture Faculty of Agriculture Tokyo University of Agriculture Department of Agricultural Science Graduate School of Agriculture Tokyo University of Agriculture
出版者
東京農業大学
雑誌
東京農業大学農学集報 (ISSN:03759202)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.196-200,

コリアンダーの花芽分化と発育に及ぼす日長の影響について検討した。日長は8,12,14,16時間及び自然日長とした。草丈は長日ほど大きくなったが,葉数は日長の影響をあまり受けなかった。播種から花芽分化までの所要日数は,16時間日長が最も短く49日であった。一方,8時間日長は最も長く73日であった。また,花芽分化から開花までの所要日数は長日ほど短くなった。花芽分化時の展開葉数は長日ほど少なかった。花芽分化は8時間日長でも見られたが,長日ほど早くなかった。したがって,コリアンダーは花芽分化に関しては,量的長日植物と考えられる。花芽の発育過程は次のように分けることができる。1.未分化,2.分化初期,3.花房分化期,4.側花房分化期,5.小花形成期,6.小花増加期,7.花弁形成期,8.雄ずい形成期,9.雌ずい形成期This study examined the influence of daylength on the flower bud differentiation and development of coriander. Daylength of 8, 12, 14, 16-h and natural daylength were afforded the plants. The plant height of longer daylength was greater, while daylength had little influence on the number of leaves. The number of days from sowing to flower bud differentiation was the smallest for the 16-h daylength (49 days) and the greatest for the 8-h daylength (73 days). On the other hand, the longer the daylength, the smaller the number of days from flower bud differentiation to flowering. The number of expanded leaves was smaller for longer daylength. Flower bud differentiation was observed even in the 8-h daylength, although it was earlier in the longer daylength. Therefore, coriander can be regarded as a quantitative long day plant as regards the flower bud differentiation. The stage of flower bud development can be classified into the following nine stages : 1) vegetative stage ; 2) predifferentiation stage ; 3) cluster differentiation stage ; 4) lateral cluster differentiation stage ; 5) early stage of floret formation ; 6) later stage of floret formation ; 7) petal development stage ; 8) stamen development stage ; 9) carpel development stage.
著者
長谷川 摂 寺尾 嘉代子
出版者
愛知県食品工業技術センター
雑誌
愛知県食品工業技術センタ-年報 (ISSN:09160973)
巻号頁・発行日
no.41, pp.6-10, 2000

食用あるいは食品の包装などに利用される12種類の植物の抗菌活性について検討した。(1)コリアンダー,ローズマリー,レモンバーベナ,セージの酢酸エチル抽出物はB.subtilisに対して強い抗菌活性を示した. (2)ローズマリーとセージの酢酸エチル抽出物はLb.plantarumに対しても抗菌活性を示した. (3)B.subtilis ATCC6633に対して特に強い抗菌活性を示したコリアンダー,ローズマリー,セージ抽出物は他のBacillusや食品より分離したB.subtilisに対しても強い抗菌性を示していた. (4)ローズマリーの酢酸エチル抽出物はB.subtilis芽胞の発芽を抑制したが,コリアンダーやセージの酢酸エチル抽出物は芽胞の発芽にほとんど影響を与えなかった. (5)シリカゲルクロマト画分のうち,コリアンダーについては画分Bが,セージやローズマリーは画分C,DがB.subtilisに対して強い抗菌活性を示した.
著者
大橋 兼子 敬子 小川 瑛利子 大野 英一 渡邊 博之
出版者
日本植物工場学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.132-141, 2013-09-01
参考文献数
16
被引用文献数
4

LEDによる赤色光,青色光および赤青混合光あるいは蛍光灯による白色光(コントロール)を利用して,シソ,ルッコラおよびコリアンダーを栽培した.成育調査と精油成分含有量の測定結果から,光質のコントロールによって,生食用ハーブの機能性あるいは品質を向上させることが可能なのか検討を行った.<br>本論文で設定された環境条件下においては,シソの栽培において,早く大きく成長させるのは白色光であった.青色光には赤色光に比べてperillaldehyde含有量を向上させる作用があることが分かった.ルッコラの栽培において,早く大きく成長させるのは白色光であった.青色光には赤色光に比べて甘味成分であるanethole含有量を向上させる作用があった.このことから,青色光強度を増すと甘味が増し,青色光強度が低減すると甘味が低減する分,アーモンド風味が増す作用をもつ可能性が考えられた.コリアンダーの栽培においては,赤色光が最も大きく成長させた.さらにコリアンダーの青臭い特有の風味をあたえる (E)-2-decenalおよび(E) -2-dodecenal含有量が赤色光下で最も向上した.赤色光はコリアンダーの成育も風味も向上させる効率的な光であることが分かった.<br>以上のように,植物種ごとに生産に効果的な光条件は異なるが,光質制御によってハーブの品質を向上させることは可能と判断した.
著者
太田 泉 武田 光能
出版者
関西病虫害研究会
雑誌
関西病虫害研究会報 (ISSN:03871002)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.1-5, 2014
被引用文献数
7

害虫アザミウマ類の捕食性天敵であるタイリクヒメハナカメムシに,コリアンダー,シロツメクサ,スィートアリッサム,スカエボラ,ソバ,ディル,バーベナ,ハゼリソウ,ホーリーバジル,マリーゴールドの花もしくは葉を与えて飼育し,生存期間の比較を行った.フレンチマリーゴールドを除く9種類の植物において,花を与えられた個体は同植物の葉を与えられた個体よりも長く生存できた.特に,コリアンダー,スィートアリッサム,スカエボラ,ソバ,ディル,ホーリーバジルの花では,生存期間が葉の場合の4倍以上長くなった.タイリクヒメハナカメムシ幼虫にソバの花を与えて飼育した場合,成虫までに発育できた個体は,スジコナマダラメイガ卵を与えた個体より少なく,また,成虫まで発育した個体の後脚脛節長もスジコナマダラメイガ卵で発育した個体より短くなった.さらに,雌成虫にソバの花を与えた場合の産卵数も,スジコナマダラメイガ卵を与えた個体の産卵数より少なかった.
著者
本間 善久 鈴井 孝仁
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.643-652, 1989-12-25
被引用文献数
6

Pseudomonas cepacia RB425およびRB3292は, 抗生物質ピロールニトリンおよびシューダン(HMQ, NMQ)を生産し, ダイコン種子にコーティングすることによって, Rhizoctonia solaniによる苗立枯病を抑制した。Cymbidium spp.の褐色斑点細菌病菌P.cepacia A2およびA4は, シューダンは生産しないがピロールニトリンを生産し, 発病抑制効果が認められた。P.cepacia ATCC No.25416は, いずれの抗生物質も生産せず, 抑制効果がなかった。ニトロソグアニジンで誘導したRB425の突然変異株8菌株は抗生物質生産性に変異が認められ, 培地上の3種の抗生物質生産性と, R.solaniの幼苗への着生率抑制および発病抑制能との間に高い相関関係が認められた。種子当り10^7cfuのRB425の生菌または, 1.Oμgの純化したピロールニトリンを種子にコーティングすることによって, およそ50%の発病抑制率が得られた。シューダンを種子当り40μgコーティングした場合には, ほとんど抑制効果がなかった。RB425のリファンピシンおよびナリジキシ酸耐性菌株を用いて播種後の菌数を測定したところ, 種子当り9.4×10^6, 4.7×10^5および9.4×10^4cfuコーティングした場合, 7日目に幼根1g当り4.6×10^5, 1.8×10^4および5.3×10^3cfuであった。種子コーティングしたRB425は, 播種後, 幼根表皮細胞の縫合部に沿って生育し, 根圏で増殖するのがSEMによって観察された。これらの結果から, P.cepacia RB425はダイコン幼苗根圏で増殖でき, 種子コーティングによるダイコン苗立枯病の抑制効果にピロールニトリンが重要な役割を有すると考えられた。
著者
山下 泰弘 治部 眞里
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第14回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.53-59, 2017 (Released:2017-11-01)
参考文献数
8

本研究では、特許による論文の引用について、特許データベース(PATSTAT)と論文データベース(Web of Science)を突合して構築した網羅的なデータを用いて、世界の特許による論文引用と、既存の論文の特徴量との関連性を分析する。さらに、特徴量の値の高い特許から引用を受けやすい論文はどのようなものであるかを、特許の特徴量を従属変数、論文の特徴量を独立変数とするロジスティック回帰により分析する。それらの結果を踏まえて、特許による論文引用についての可能な評価指標の検討を行う。