著者
中坊 公平
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.853, pp.68-71, 1996-08-19

7月26日,住専の債権を回収する,住宅金融債権管理機構社長に就任。日弁連会長時代には,司法改革の旗を振り「行動派」との評判が高い。森永ヒ素ミルク事件,豊田商事の破産管財人を手掛けた実績を持つ。旅館経営者としての顔も持ち,弁護士を超えた幅広い力量に期待が集まる。弁護士・中坊公平の名刺にこの夏,もうひとつ肩書が増えた。
著者
大坪 正則 奥寺 憲穂
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.242, pp.100-103, 2004-11

——プロ野球再編騒動も結局は球団経営を疎かにしてきたツケですが、そもそも赤字続きの経営がここまで放置されてきたこと自体、不思議です。大坪 ここまで騒動が大きくなってきたのは、2003年3月期に連結会計が導入されたからなんですね。それまでは、1959年の国税庁の通達で親会社の単体の決算で済んだから、親会社の広告宣伝費として損金計上できた。
著者
河端 俊治 赤築 秀憲
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.19, no.6, pp.241-248, 1972
被引用文献数
1

(1) DEVIKにより MAILLARD反応において N-NAの生成の可能性が指摘されたので,これの追試を行なうとともに,MAILLARD反応条件とN-NAの生成の可能性についても検討し,この反応においては,N-NAの生成されないことを明らかにした。<BR>(2) 今回のN-NAの定性および定量法は,TLCおよびGLCで行なったが,さらに一部の材料につきGLC-MSによる確認も併用した。<BR>(3) N-NAはpyrazine誘導体とGLC, TLCあるいはポーラログラフィーの還元波で似た挙動を示すので,DEVIKがMAILLARD反応でN-NAを検出したというのは(ポーラログラフィーの還元波のみで同定)pyra-zineまたはその誘導体とN-NAを誤認したものと思われる。<BR>(4) 市販のしょう油,みそ,パン,コーヒー,についてN-NAの検査を行なったが全く検出されなかった。
著者
中島 孝明 藤原 暁宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.431, pp.1-6, 2001-11-09
参考文献数
9

本稿では, 並列化困難な問題として知られているP完全問題の一つである, スタックを用いた幅優先探索の並列性について検証する.まず, 入力グラフの最大次数が3であるようなスタックを用いた幅優先探索もP完全となることを示す.次に, スタックを用いた幅優先探索のP完全性を表す尺度として最長経路距離を導入し, この尺度を用いて, 効率の良い並列アルゴリズムの提案を行う.このアルゴリズムの計算量により, l=O(log^n)の場合, スタックを用いた幅優先探索がクラスNCに属することを示す.ここで, n, lはそれぞれ入力サイズおよび最長経路距離であり, kは正の整数とする.また, このアルゴリズムはl=O(n^ε), 0<ε<1の場合にコスト最適な並列アルゴリズムとなる.
著者
小柳 達男 太田 稔 鷹嘴 テル
出版者
JAPAN SOCIETY OF NUTRITION AND FOOD SCIENCE
雑誌
栄養と食糧 (ISSN:18838863)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.39-41, 1956

1) 小麦パン, それに粉乳, 大豆, そば或はひえを混じたパン及び白米とみそという6種の異つた飼料でラッテを飼育し栄養価を比較した。<BR>2) 粉乳パンと大豆パンはこれで飼育したラッテの発育, 肝中の酵素活力, ビタミンC含量等よりみて優れた値を有している。<BR>3) そばパンはこれに次いですぐれており, ひえパンは不良であつた。<BR>4) 標準パンに比し白米区のラッテの発育はよいが両区のラッテの肝中のC含量が他のいずれの区よりも低い。
著者
浦谷則好 柴田 正啓 野□ 英男 相沢 輝昭
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.758-767, 1987-07-15
被引用文献数
17

放送分野では膨大な数の静止画が番組制作の重要な素材として活用されている.扱う画像は多種多様であり 新規の入力も頻繁なので検索データの更新は迅速かつ簡便なことが必要となる.そこで我々はキーワード検索を基本とした高速でコンパクトな静止画検索システムFORKS(Flexible Online Retrieval by Keyword Sequence)を試作した.キーワード検索には通常逆ファイルが用いられるが FORKSでは順ファイノレ形式のみによるデータ管理方式をとりながら データ構造の工夫と専用ハードウェアによって高速な検索 並びにデータ更新を可能にした放送用途を考えて約2 000のキーワードを選定し それらを70のグループに分け それぞれを概念の上下関係にしたがって木構造の形で体系化した.これによってシステムのキーワード管理を容易にし 同時に 利用者のキーワード指定を簡単にした.さらに蓄積時および検索時のガイド画面をネットワーク構造を用いて制御することによって再現率のよい自由な観点からの検索を実現した.最終的な画像を対話的に選択するのに便利な静止画と関連文字情報の連動表示や 想定されるエンドユーザによる試用実験の結果についても述べた.
著者
芥川 也寸志
出版者
音楽之友社
雑誌
音楽芸術 (ISSN:00302600)
巻号頁・発行日
vol.14, no.10, pp.14-29, 1956-10
著者
坂本 徳松
出版者
東邦経済社
雑誌
東邦経済
巻号頁・発行日
vol.25, no.8, pp.18-21, 1955-08
著者
尾崎 宏次
出版者
新日本文学会
雑誌
新日本文学 (ISSN:02877864)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, 1957-02
著者
長谷部 陽一郎
出版者
同志社大学
雑誌
言語文化 (ISSN:13441418)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.[395]-420, 2009-12

研究ノート(Note)構文文法の視点から言語習得のメカニズムを記述するため計算的な手法を用いることの有用性と意義を示す。この目的のために本稿ではまず、構文文法と計算機プログラミングにおけるオブジェクト指向の考え方との関係について論じる。また、構文文法の理論的枠組が関数の重ね合わせによって記述できることについて触れる。本稿の後半では言語習得研究に寄与する可能性を持つ2つの具体的な分析手法を導入する。第一の手法は形式概念分析(FCA)を応用したもので、これまで多分に理論的な概念として扱われてきた構文間ネットワークに数学的に厳密な定義を与えるとともに、それをグラフ構造として可視化する。第二の手法はパターン・ラティス理論を用いたものであり、子供が構文習得の過程で出会う様々な潜在的パターンを抽出し、相互関係を明示化する。以上の議論と提案によって、これまで認知言語学などの領域では必ずしも広く認識されてこなかった構文文法と計算的手法との高い親和性が明らかとなる。This paper argues for the benefits of adopting computational methods in studying language acquisition mechanisms within the framework of Construction Grammar. First, the paper discusses the object-oriented and function-oriented facets of the computational nature of Construction Grammar. Upon this theoretical foundation, two new methods of language data processing are introduced. The first method, a technique utilizing Formal Concept Analysis (FCA), makes it possible to visualize the conceptual network hidden inside the real data. The second technique utilizes Pattern Lattice Theory to clarify the multiple overlapping sub-constructions that are supposedly acquired by a child before he or she masters a construction. Through these discussions and proposals, this paper argues against the myth that the framework of Construction Grammar is in conflict with, or is not compatible with, computational methodologies.
著者
竹内 孔一 小山 照夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.283, pp.19-22, 2008-11-03
参考文献数
12
被引用文献数
2

公開されている動詞項構造シソーラスに基づく動詞の意味分類ならびに項に対する意味役割を京都大学コーパスに付与することで動詞の語義曖昧性を解消する基礎データを構築したい.動詞の語義はその動詞が項としてとる名詞との関係を明確化するために意味役割を付与しているが,どういう意味役割集合を作成すればどの程度の意味処理が可能なのかについて,言語処理の観点ならびに言語表現の観点からどのぐらいの種類の意味役割が必要となるのかについての決着は見られていない.本論文では処理とタグ付与実現性の観点からどのように意味役割を付与するかその方針を提案し,知識処理を指向した場合の限界について議論する.
著者
渋井 進 山田 寛 厳島 行雄 佐藤 隆夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎
巻号頁・発行日
vol.97, no.506, pp.1-8, 1998-01-22
参考文献数
11
被引用文献数
3

顔面表情のカテゴリー化に関して、同じカテゴリーに分類される表情の中の最も典型的な表情 (プロトタイプ) からの距離によって分類されるというモデルと、カテゴリーの一般的あるいは抽象的概念そのものからの距離によって分類されるという2つの仮説を立てた。表情刺激にはコンピュータグラフィックスの手法により合成された21の平均顔を用いた。実験1ではこれらの刺激および6つの情動概念 (喜び、悲しみ、驚き、怒り、嫌悪、恐れ) をSD法で評定させた。その結果両者は快・不快、活動性の2次元で構成される同一の空間で認知されることが示された。実験2では表情刺激をカテゴリー判断させた。分析の結果プロトタイプモデルの概念モデルに対する優位を示す傾向が見られた。
著者
廣野 俊輔
出版者
一般社団法人日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 = Japanese journal of social welfare (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.43-55, 2015-02

本稿の目的は,川崎バス闘争の背景を先行研究よりも幅広い社会的文脈から検討したうえで,障害者が直面した困難はいかなる価値の対立によって生起したかを明らかにすることである.川崎バス闘争とは,1976〜1978年,川崎市と周辺で生起した車いすのままバスに乗ろうとする障害者とそれを制限しようとする関係者の闘争である.本稿では闘争をもたらした価値の相克を,障害者の立場から検討する.検討の結果は以下のとおりである.第1に,当時の地域社会においては,障害者の世話=在宅か施設で行うものという認識が強く,そもそも障害者の主張が受け止められるまでに至らなかった.第2に,障害者による「あらゆる人が障害者を介護すべき」という主張は特に理解されず,単なる「わがまま」として対立が鋭くなった.第3に,労働環境の悪化を懸念する労働者やそもそも市民や労働者に不信感をもっていた障害者の立場が,闘争をより複雑で困難なものにした.
著者
宮崎 進[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1933-10
著者
Dong-In KIM Hakhyun KIM Purum SON Ji-Houn KANG Byeong-Teck KANG Mhan-Pyo YANG
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.16-0647, (Released:2017-06-29)
被引用文献数
17

The present study aimed to determine whether circulating serum concentrations of 25-hydroxyvitamin D [25-(OH)D] differed between healthy dogs and dogs with acute pancreatitis (AP). Twenty-two healthy dogs and twenty client-owned dogs with AP were enrolled in the study. Serum concentrations of 25-(OH)D, blood ionized calcium (iCa), and serum C-reactive protein (CRP) were measured. Concentrations of serum 25-(OH)D and blood iCa in dogs with AP were significantly lower than those of healthy dogs, and serum concentrations of CRP in dogs with AP were significantly higher than those of healthy dogs. A significant difference in 25-(OH)D serum concentrations was observed between survivor and non-survivor dogs with AP. After resolution of clinical signs, concentrations of serum 25-(OH)D, blood iCa, and serum CRP did not differ compared to those before treatment. This study shows that dogs with AP exhibit decreased 25-(OH)D levels, which might be associated with calcium imbalances and mortality rate in canine AP.
著者
桜井保子
出版者
中国短期大学
雑誌
中国短期大学紀要 (ISSN:09141227)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-13, 1982-03-20
著者
西澤 仁
出版者
(一社)日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.87, no.2, pp.41-47, 2014 (Released:2014-04-19)
参考文献数
11

In this paper, I would like to introduce the kind of flame retardant materials and the flame retardant technologies in automobile, railway vehicles, architecture and other industrial field especially about the specification, consumer requirements and material compound recipe.