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出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.36, no.5-6, pp.333-335, 1986-03-28
著者
新開 潤一 Jun-ichi Shinkai
雑誌
国際学研究 (ISSN:21868360)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.115-124, 2017-03-30
著者
小菅 芳太郎
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.64-84, 1965-03-31
著者
岩田 靖夫
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.11, pp.1-3, 2013
著者
近藤 智彦
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.517, pp.6-9, 2009-03
著者
山内 志朗
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.521, pp.15-18, 2009-07
著者
三村 將
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.9-13, 2012 (Released:2017-04-12)

脳血管病変による血管性失語症と、変性性認知症疾患による変性性失語症については、さまざまな観点から臨床像の相違を指摘できる。本稿では特に、横断面の失語症症候学として、血管性失語症と変性性失語症の異同について論じた。変性性失語症のなかには従来の血管性失語症の臨床分類で十分説明可能な症例もある。その一方、血管性失語症による失語症分類の根幹をなす流暢―非流暢の分類が当てはまらない症例にも少なからず遭遇する。変性性認知症による原発性進行性失語症に関しては、今日、nonfluent/agrammatic型、semantic型、logopenic型の3 亜型に臨床分類することが提唱されている。しかし、最近見い出されてきたlogopenic 型についてもさらなる問題がすでに指摘されてきている。このように、これまで血管性失語症を通じて蓄積されてきた失語症に関する伝統的理解に、変性性失語症の詳細な検討による新たな知見が付加されることにより、ひいては血管性失語症の病像理解もさらに深まってきている。今後は失語症の生じる神経基盤を組織レベルで解明し、背景病理別の好発部位や臨床像の差異を検討していくことも重要であろう。
著者
髙橋 史子
出版者
東京大学大学院教育学研究科 大桃研究室
雑誌
『ガバナンス改革と教育の質保証に関する理論的実証的研究 : 平成28年度報告書』 Working Papers
巻号頁・発行日
vol.3, pp.116-122, 2017-02-28

科学研究費補助金基盤研究(A) 「ガバナンス改革と教育の質保証に関する理論的実証的研究」(研究代表者:大桃敏行, 課題番号:26245075)
著者
山路 奈保子 因 京子 藤木 裕行
出版者
専門日本語教育学会
雑誌
専門日本語教育研究 (ISSN:13451995)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.45-52, 2014-12-26 (Released:2016-11-20)
参考文献数
6

日本語母語話者大学生の文章作成技能の獲得を支援する方法の開発を目ざし、学部後半の文章作成技能獲得状況とそれに伴う認識の変化を把握するため、工学系専攻の学部から大学院に進学した直後の学生に対し、本人が学部3年生時に書いた作文の問題点を指摘するコメントと、同一主題による作文の作成を求めた。作文から文章作成技能が向上したと判断された学生に対しては、自己評価と獲得過程についての自己認識を問うインタビューを実施した。コメントには、根拠の弱さや説明不足の指摘、冗長さの整理やより適切な語・語句への提案がみられ、思考と言語表現の両面で厳密さ・明確さへの意識が高まったことが観察された。大学院進学直後の作文では、全体構造が重層化し、それがメタ言語表現などによって明示されており、学術的文章らしい特徴を強めていた。内容も、議論や判断の前提の記述が出現し、主張に至る推論の各段階が詳細に提示されるなど、議論の過程を読者と共有するために有用な記述が増加していた。インタビュー調査では、学術的文章らしい構造や表現の使用が、単に模倣や形式遵守の意識からではなく「受け手の理解を得られる効率的な伝達の要件」として内面化されていること、受け手への配慮の重要性を認識する上で「自分の表現意図が通じない」という失敗を含む対人コミュニケーションでの経験など、学術的文章執筆以外の経験が有用に働いていることが示唆された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.745, pp.34-37, 2016-05-09

PART.4PC&周辺機器編3.5インチHDDでもUSBケーブル1本で動作OK米シーゲイト・テクノロジーInnov8価格 未定発売日 未定記憶容量が8TBの外付けHDD。USB Type-Cに対応する。3.5インチHDDを搭載した外付けHDDとしては珍しくバスパワー駆動が可能。
著者
近藤 寿人 蒲池 雄介
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1999

細胞分化をすすめる転写制御因子のうち、SOX因子群はとりわけ細胞分化の決定に中心的な役割を果たしている。現在20数種類が知られているSOX因子は、そのアミノ酸配列の類似性から、AグループからGグループまでに分類されている。いずれのSOX因子もHMGドメインによってほぼ同一の塩基配列に結合しながら、制御標的遺伝子も、制御する細胞分化のレパートリーもグループ毎に異なる。SOX2を例として、制御標的遺伝子の一つδクリスタリン遺伝子のエンハンサーに対する制御機構を解析した。δEF3の候補分子を、酵母細胞の中での遺伝子活性化反応によってクローニングした結果それがPax6と同一であることが明らかになった。そしてSOX2,Pax6,エンハンサーDNAの3者の共存によってはじめて、強い転写活性化複合体が形成されることを確認した。このSOX2とPax6の協調による遺伝子の活性化が、水晶体分化の開始反応であると考えられる。SOX因子は、それ単独でDNAに結合しただけでは、SOX因子自体が持つ転写活性化機能を発揮することができず、DNA上の近傍に結合したパートナー因子との協同作用によってはじめて制御活性を示すことを示した。SOXやパートナー因子の発現の変化に連動して、SOXの制御下にある遺伝子のセットが切り替わることが細胞分化の重要な制御機構の一つであると考えられる。SOXグループ毎にパートナー因子が異なるために、グループ毎に特異的な作用がうまれ、SOX因子群が細胞分化のスイッチとして作用する。

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著者
山名 豊美
出版者
つくば国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13412078)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.19-24, 2014
著者
尾崎 真奈美
出版者
相模女子大学
雑誌
相模女子大学紀要. C, 社会系 (ISSN:1883535X)
巻号頁・発行日
vol.77, pp.183-193, 2013

研究ノート(Research Note)The primary purpose of our panel presentation is to introduce our philosophical, religious andpsychological approach to our planned "Morininaru" ("Becoming Forest") Burial project. The first presenter Dr.Yoshikawa approaches from the perspective of his Moebius integral model embodying the dialogical philosophy which can integrate organically those polarities of human existence and experience – relationships between man and nature, body and mind, life and death, one and many, modern and tradition, and dialogue among different religions. Shukai Kono, the second presenter, is a Buddihst Monk who has produced "Morininaru." In this panel he will explain how "Morininaru" realize relations and connections between human and nature, individual and society, life and death, and this life and next life from the religious perspective. Morininaru means "I will become forest" in Japanese. Phisically, religious, and Morininaru is a movement that the dead person becomes the forest by planting a tree, and sustains the nature. This movement is also explained as a spontanious spiritual growth, with which the individual consciousness would expand universal consciousness. In other words this is a spiritual movement to offer a new paradigm to the individual consciousness and religious thoughts. Morininaru could be a practical philosophy to search a new shema transcending dicotomization. Mrs. Ozaki, the third presenter approaches the subject from a perspective of her renewed positive psychology, "Inclusive positivity theory." This is a model of authentic wellbeing realized through integrative perspective, the Moebious theory presented by the first presenter, Dr. Yoshikawa. She came up with a new awareness of happiness, which she terms as an "authentic wellbeing" which can be realized by integrating the positive and the negative states of mind. She will explain the model based on her researches conducted with respect to the 3.11 Earthquake and Tsunami disaster, which occurred in Japan in 2011. Her research results suggest that the pessimistic attitude could be more adaptive at the time of crisis and that the pain contributes to growth. Based on the results she showed that negative emotional experiences promote spiritual growth and pro-social activity, which does not accompanied with reward cultivate one's life satisfaction and positive emotion. This positivity accompanied by negativity is called "Inclusive Positivity." "Inclusive Positivity" connects and integrates those seemingly conflicting phenomena such as sadness and happiness, death and life. The "Morininaru" has a function to transform the grief of death to the virtuous positive emotion, and is considered to be a practice of "Inclusive Positivity."2011年311災害は、日本の東北地方に壊滅的な打撃を与えただけではなく、今なお地球規模の環境への影響は続いている。まずは、世界の皆様に日本人を代表して深くお詫びを申し述べたい。しかし日本人は、不運や不幸を排除すべき事ではなく、より良くなるためのプロセスとして捉え、そのために祈り実践していくことを知っている。世界唯一の被爆地Nagasaki、Hiroshima が20世紀の聖地となったように、Fukushima は21世紀の聖地となるであろう。そしてその動きはすでに始まっている。宮脇明が提唱し、実践している「森の長城プロジェクト」がそれである。我々は、本シンポジウムで「森の長城プロジェクト」と「森になる」が通底している、持続可能な「利己を排除しない利他精神」を論じ、日本を砦とするこの運動が世界に広がっていくことを期待しつつ、その実践哲学、心理学理論、そして具体的方策を提案する。本シンポジウム発表の主要目的は、「森になる」に対する哲学的、宗教的そして心理学的なアプローチを紹介することである。最初の発表者吉川宗男は、統合的な実践哲学モデルである「メビウス理論」の視点から「森になる」にアプローチする。メビウス理論とは、もともと二極化されている人間存在と経験、すなわち人と自然、心と体、生と死、一と多、近代と伝統といったものの対話を促し統合するための理論である。メビウス理論により、異なった宗教間の対話も可能となる。メビウス理論は、そのようなコンフリクトを日本的な場・間・和をもって対話を促す実践的哲学モデルであり、「森になる」実践の基本的理論的土壌である。二番目の発表者河野秀海は、「森になる」を提唱した浄土宗の僧侶である。本シンポジウムにおいて彼は、「森になる」がどのようにして人間と自然、個人と社会、生と死、この世とあの世をつなげるのか、宗教的な視点から説明する。「森になる」とは、日本語では「私が森になる」という意味である。具体的には、死ぬ前に樹を植えて森となることによって、自然を永続的なものにしていく貢献をする運動である。この運動を精神的にとらえるならば、自発的なスピリチュアルな成長としての説明も可能である。つまり、植樹することによって、個人の意識が宇宙的意識へと、意図しないうちに拡大するのである。すなわち「森になる」は、個人意識と宗教思想へ新しいパラダイムを提供するスピリチュアルな運動ともなりえる。「森になる」は従って、二元論を超越してワンネスの経験を促す、一つの新しい枠組みを探求する哲学実践ともなりうるのである。三番目の発表者尾崎真奈美は、このテーマを、新しいポジティブ心理学の理論である「インクルーシブポジティビティ理論」の視点よりアプローチする。これは、先に吉川が説明したメビウス理論という統合的視点をとおして実現される、本質的なウエルビーイングのモデルである。死すべき存在である人間のウエルビーイングは、ポジティブ、ネガティブ状態双方の統合なしには実現しない。彼女はネガティブさを含んだウエルビーングのモデルを2011年日本で起きた大災害に関する調査データに基づいて説明する。その調査結果は、危機においては悲観的態度が楽観的態度よりもより適応的である可能性と、痛みが成長に貢献することを示している。この結果に基づいて彼女は、ネガティブな感情体験が、スピリチュアルな成長、向社会的活動を促進することを実証した。その中で、社会的に意義ある行動は、直接報酬を伴わない場合においても、実践する個人の人生満足度とポジティブ感情を増加させることが示された。このような痛みを伴う崇高なポジティブさを「インクルーシブポジティビティ」と呼ぶ。インクルーシブポジティビティは、悲嘆と歓喜、生と死のような一見相反するような現象を結びつけ統合する。「森になる」は、死別の悲嘆を社会的に価値あるポジティブ感情に変容させる機能を持ち、インクルーシブポジティビティの一つの実践であると考えられる。
著者
豊岡 了 門野 博史 ヴィオレッタ マジャロバ 松田 信一 斉藤 隆行 孫 萍
出版者
埼玉大学地域共同研究センター
雑誌
埼玉大学地域共同研究センター紀要 (ISSN:13474758)
巻号頁・発行日
no.2, pp.55-59, 2001
被引用文献数
1

Electronic Speckle Pattern Interferometry (ESPI) has been developed to make possible to observe dynamic feature of deformation in Dynamic ESPI (DESPI). In DESPI for phase analysis, conventional phase shifting method cannot be applied. We have proposed alternative method, subtraction and addition method in which phase variation may be deduced only by sequential speckle data without any additional data. In this paper, DESPI is applied to measure entire process of tensile experiment of an aluminum alloy sample. Propagation of strain localized band was clearly analyzed. Accuracy of phase analysis is estimated to be about 2π/10.
著者
小野 倫太郎 本村 知華子 高松 伸枝 近藤 康人 赤峰 裕子 松崎 寛司 村上 洋子 網本 裕子 田場 直彦 本荘 哲 柴田 瑠美子 小田 嶋博
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.149-155, 2015 (Released:2015-09-30)
参考文献数
17
被引用文献数
1

症例は10歳女児.柑橘類を摂取後の運動負荷でアナフィラキシーを起したエピソードを3回認めた.柑橘類による食物依存性運動誘発アナフィラキシー(Food-dependent exercise-induced anaphylaxis:FDEIA)を疑い,負荷試験を行った.オレンジ摂取と運動負荷の組み合わせは陰性であったが,アスピリン内服とオレンジ摂取の組み合わせで眼瞼腫脹,喘鳴を認め,オレンジによるFDEIAと診断した.フルーツアレルギーではOral allergy syndrome(OAS)の症例が多く,FDEIAは稀である.本症例ではイムノブロット法にて9kDa,39kDa,53kDaの抗原を認め,オレンジによるインヒビションにて39kDa,53kDaの抗原が特異抗原アレルゲンと考えた.本症例はスギ特異的IgE抗体強陽性であったが,スギ抗原とは共通抗原性は認めなかった.オレンジ抗原として知られるCit s群とは異なる39kDa,53kDa蛋白が原因となるFDEIAは報告がない.