出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.291, pp.61-66, 2014-01

実際に、中高級タイプへの市場のニーズは高まっている。サ付き住宅大手の(株)学研ココファン(東京都品川区)が、2013年10月に千葉市美浜区に開設した要介護者向けのサ付き住宅「ココファン幕張ベイタウン」。最も広い30m2タイプの4戸は、最初の入居募集説明…
著者
畑中 健二 Hatanaka Kenji
巻号頁・発行日
1994-02 (Released:2001-10-31)
著者
石野 雅彦
出版者
専修大学歴史学会
雑誌
専修史学 (ISSN:03868958)
巻号頁・発行日
no.25, pp.p37-58, 1993-05
著者
美川 圭
出版者
学術雑誌目次速報データベース由来
雑誌
古代文化 (ISSN:00459232)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.26-36,69, 1994
著者
美川 圭
出版者
日本史研究会
雑誌
日本史研究 (ISSN:03868850)
巻号頁・発行日
no.348, pp.p33-62, 1991-08
被引用文献数
1
著者
樋口 大輔
出版者
パーソナルファイナンス学会
雑誌
消費者金融サービス研究学会年報 (ISSN:13493965)
巻号頁・発行日
no.1, pp.21-32, 2001-11-30
被引用文献数
1

本研究は、消費者金融会社の収益および費用の構造が業者の規模によってどのように異なるのかを捉え、それをもとに貸付上限金利の引き下げの影響を分析する。消費者金融会社の収益と費用は、業者の規模によって大きく異なることが明らかになった。中小規模の業者は大手と比較して高コストであり、それを支えるために貸付金利を相対的に高く設定するという構造になっている。それゆえ、上限金利の引き下げにより中小業者の大半が深刻な業績悪化に陥ることが予測される。出資法に定められる貸付上限金利が2000年6月1日に40.004%から29.2%へと引き下げられたことによって、消費者金融業に対する次のような影響が考えられている。すなわち、(1)消費者金融会社の経営状態の悪化、(2)リスクの高い顧客層への融資不能、(3)違法業者の横行である。『貸金業者の経営実態等の調査』((社)全国貸金業協会連合会実施)によって集められた財務データに基づいて消費者金融業者の収益・費用の構造をみると、以下のようにまとめられる。消費者金融会社の収益構造は、貸付平均金利に比例して中小規模の業者が相対的に高い営業収益を獲得している。逆に、費用構造においては、小規模な業者ほど総貸付残高に対する費用の割合が高くなっている。したがって収益と費用の関係でみると、中小規模業者は収益力が高いとはいえない現状である。貸付上限金利引き下げの影響を分析するために、同データを用いてROEを算出し、その変化のシミュレーションを行った。ROEは平均して大手が20%前後、中堅以下の業者では3%〜10%程度であると推計される。平均金利が29.2%に引き下げられたと仮定して算出した場合、およそ半数の業者でROEがマイナスとなった。大手は平均的な貸付金利が29.2%をすでに下まわっているためほとんど影響がみられないが、中小業者は金利を大幅に低下させなければならないため、顕著な影響を受ける。このようなシミュレーションの結果により、上限金利引き下げの悪影響として考えられていることの一部が確認された。
著者
唐沢 久仁子 武藤 静子
出版者
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.35, no.6, pp.315-321, 1977-11-25 (Released:2010-10-29)
参考文献数
2

妊娠第16週までの妊娠初期妊婦62名を対象に, 非妊時および妊娠後の酸味, 甘味, 塩味に対する嗜好を面接により聞き取り調査した。その中の22名については出産まで, 継続調査した。妊娠初期においては酸味, 塩味が非妊時より好まれる傾向にあり, 甘味は嫌われる傾向が強かった。また, 初産婦は経産婦より妊娠後, 酸味に対する嗜好度の高まる傾向を生じた。甘味, 塩味に対しては, 初産婦, 経産婦の間に差はみられなかった。この時期では嗜好食物として挙げられた延件数の約60%が, 果物, 寿司, 酢の物, トマト, 梅干などの酸味食品に集中していた。また, 忌避食物として, 全対象者の約30%が, 油っぽいものを, また約20%が, 肉, 魚を挙げていた。しかし, 嗜好あるいは忌避食物は広範囲におよび一方で嗜好されるものが, 他方で忌避されているものも少なくなかった。妊娠の経過に伴なって, 嗜好に変化がみられた。妊娠初期に約半数にみられた酸味に対する嗜好は中期, 末期には1/3~1/6に減じ, 他方, 初期に嫌悪例の多かった日味に対しては, 中期, 末期には嫌うものが全くなくなり, 好むものが, 初期の数倍に増加した。塩味に対しては, 大きな変化はなかった。同一個体における, 酸味, 甘味, 塩味に対する嗜好変化の型を組み合わせてみると, 個体差が大きく, 同じ型を示したのは2例にすぎなかった。
著者
市村 美帆
出版者
Japan Society of Personality Psychology
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.204-216, 2012
被引用文献数
2

本研究の目的は,自尊感情の変動性の有効な測定手法の検討であった。本研究では携帯電話のメール機能(研究1)とweb機能(研究2)を用いて,7日間1日1回状態自尊感情を測定した。加えて,経験した出来事や感情についても測定し検討を行った。その結果,ポジティブな出来事や感情を経験すると,状態自尊感情が高く,ネガティブな出来事や感情を経験すると,状態自尊感情が低いことが示された。また,研究2において,自尊感情が高く安定している者よりも,低く安定している者が抑うつが高く,自尊感情が高く不安定である者と低く不安定な者の間には差がないことが示された。以上から,本研究の手法が自尊感情の変動性の有効な測定手法であることが示された。
著者
加藤 恵子 三浦 英雄 藤田 公和
出版者
名古屋文理大学短期大学部
雑誌
名古屋文理短期大学紀要 (ISSN:09146474)
巻号頁・発行日
no.28, pp.31-37, 2004-05
被引用文献数
1

飽食の時代である今日において運動不足も加わり生活習慣病の問題が深刻になってきた.このような時代において健康への意識は高まり,栄養への関心が高まった.また若者の間ではマスメディアの影響を多大に受け身体のスリム化現象がいわれており偏った食への関心が出てきている.ますます食生活への関心が高まってきたといえよう.そのターゲットにあがってきたのが栄養補助食品(以下,サプリメント)である.サプリメントはあらゆるマスメディアのターゲットになりサプリメントの効能を説くことによって消費者を煽っているのが現状である.本研究は愛知県私立短期大学体育研究協議会で実施された調査中の特に栄養士豚吹の女子短期大学生96名に着目しサプリメント利用実態を明らかにし,さらに食物摂取調査を実施し栄養摂取状況を探った.サプリメント利用者は31%,過去に利用したことがある者は47%で,いままでにサプリメントに関わってきた者が非常に多かった.利用頻度は毎日が40‰週1目が30%であった.ビタミン類を利用している者が多かった.また利用目的は美容のため57%,健康のためが半数いた.ダイエットのためと回答した者は少数であった.食物摂取調査から分析した栄養摂取状況は第6次改定日本人の栄養所要量と比較をしたが栄養素16項目中10項目が下回っていた.また食品群別摂取量についても基側直(健康栄養時報研究会編)と比較すると17項目中14項目が下回っていた.さらに三人栄養素比率でも脂質の比率が適正比率より高い傾向であった.これらのことから栄養士教育を受けている学生にも関わらず食物摂取状況は必ずしも良好とはいえない結果であった.効果の実感が薄い,もしくはわからないまま利用する,美容のために利用する,健康・栄養のアンバランスをサポートする等でサプリメントを利用することが窺えた.サプリメントを利用することが栄養素の過剰摂取にも繋がりかねないため,適切な利用法を教育する必要性を痛感した.
著者
橋本 道男
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.67-76, 2006-02-01 (Released:2013-06-01)
参考文献数
92
被引用文献数
2 3

ドコサヘキサエン酸 (DHA, 22 : 6n-3) は神経細胞膜リン脂質の構築成分であるn-3系必須不飽和脂肪酸であり, 正常な脳の発達や視力を維持するのに極めて重要である。脳内のDHAが欠乏すると, 神経伝達系, 膜結合型酵素やイオンチャネル等の活性, 遺伝子発現, およびシナプスの可塑性, 等に著明に影響を及ぼし, そのためにDHA欠乏は, 加齢に伴う脳機能異常, アルツハイマー病, うつ病, ならびにペルオキシソーム病などを誘発する。また, DHAの摂取不足は認知・学習機能を低下させるが, DHA摂取によりこの機能は回復するようである。疫学的研究によると, 魚の消費が少ないとアルッハイマー病の罹患率が高いことから, 魚油, とくにその主成分であるDHAによる神経保護作用が推察される。脳機能障害に作用するDHAの分子メカニズムは不明であるが, DHAを摂取すると, 動物の学習機能障害が改善し, またアルツハイマー病モデルラットやマウスでの学習機能障害が予防, さらには改善される。本論文では, 食餌性DHAによる記憶・学習機能向上効果, さらには臨床応用として脳機能障害の代表的疾患であるアルツハイマー病やうつ病との関連性について紹介する。
著者
矢澤 一良 影山 治夫
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.40, no.10, pp.974-978, 1991-10-20 (Released:2009-10-16)
参考文献数
27
被引用文献数
5 7

Docosahexaenoic Acid (DHA) has important physiological activities, such as reduction of the plasma cholesterol and triglyceride, lowering effect of systolic blood pressure, anti-inflamatory and anti-tumor activities, etc. Recent studies also strongly suggest that DHA plays a key role in the brain and retina. DHA commonly exists in fish oil obtained from sardines, mackerels, menhadens, etc. Usually, however, it contains DHA at a relatively low level (5-10%) and many other polyunsaturated fatty acids, and thus isolation of pure DHA from fish oil is quite difficult.Recently, we found that (1) orbital fat of a bonito (Katsuwonus) and a tuna (Thunnus) fish was an excellent source of DHA, (2) DHA content in the total fatty acids of the orbital fat isolated from a bonito and a tuna fish was 42% and 30%, respectively, and (3) DHA existed as triglyceride in both cases.Purification of DHA was examined after ethanolysis of orbital fat oil obtained from a tuna fish, and resulted in 95%-99% purity of DHA-ethyl ester by a new method using Ag ion. Thus, finding of the excellent source and the purification procedure will greatly accelerate the research on DHA.
著者
名誉顧問 長谷川 伸
出版者
MEDICAL IMAGING AND INFORMATION SCIENCES
雑誌
医用画像情報学会雑誌 (ISSN:09101543)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.22-25, 2008

本学会の大会が150回を迎えました. 50年後に予想される300回大会の折り返し点, 半世紀先のその日にも「医用画像情報学会」は輝きを保っているすばらしい学会と思います. 東京オリンピックの年, 学会を立ち上げて第1回を開催された先達をはじめ, 今日まで44年の長期に亘り大会開催に学会運営にと尽力された役員の方々, 何より研究活動を通して学会を支え, 大会を盛り上げてこられた会員各位にお祝いとお礼を申し上げます. ここでは今後のご参考になろうかと, 古い時代に運営を手伝った立場から歴史を振り返りますが, 記憶違いや偏見もあろうと思います. お許しください.
著者
中村 一夫 来住 宜剛 池上 詢
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物学会論文誌 (ISSN:18831648)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.9-16, 2008 (Released:2009-02-17)
参考文献数
7
被引用文献数
2 5

廃食用油からバイオディーゼル燃料を製造する際に,触媒のカリウムを多く含むグリセリンやメタノールの混合廃液が発生する。この廃液は,現在廃棄物として処理されているが,グリセリンやメタノールのような分解性の有機物の有効利用の観点からメタン発酵での再資源化の可能性について実験を実施した。実験の結果,グリセリン混合廃液は,廃液中に含まれるカリウムによる発酵阻害もなく,良好にメタン発酵することが確認された。その際のCODCr分解率は80%以上であった。また,グリセリン廃液におけるガス発生率は分解CODCr1gあたり0.51NL-dryであり,理論上のガス発生率とほぼ一致する結果を得た。一方,メタン発酵を問題なく進めるためには,窒素やリンのような栄養塩や固形物を適切な濃度に保つ必要があるが,グリセリン廃液は固形分を含まないうえに窒素やリンの含有量が少ない。この対策としては,生ごみとの投入が効果的であった。
著者
倉持 秀敏 崔 基仁 大迫 政浩 前田 光治 中村 一夫 酒井 伸一
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物学会研究発表会講演論文集 第18回廃棄物学会研究発表会
巻号頁・発行日
pp.175, 2007 (Released:2007-11-23)

トラップグリースのような低品質な廃油脂類をBDF原料として利用するには、既存のBDF製造ラインに投入する前に原料の脱水および遊離脂肪酸(FFA)の除去が必要である。そこで、本研究では、脱水方法として莫大な水の蒸発潜熱の投入を回避でき、かつ、後段の反応系への展開が容易な溶媒抽出法に着目し、溶媒抽出による脱水の可能性を検討するとともに、新規BDF製造法として抽出剤を含む抽出物をFFAの除去およびBDF製造プロセスに直接導入した場合を想定し、抽出剤がFFAの除去および油脂のBDF化に与える影響を調べた。