326 0 0 0 OA 外務省発表集

出版者
外務省情報文化局
巻号頁・発行日
vol.昭和35年2月第10号および公表資料集第8号,
著者
太田亮 [著]
出版者
姓氏家系大辞典刊行会
巻号頁・発行日
1934
著者
Saori TAKAHASHI Taku YOSHIYA Kumiko YOSHIZAWA-KUMAGAYE Toshihiro SUGIYAMA
出版者
Biomedical Research Press
雑誌
Biomedical Research (ISSN:03886107)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.219-224, 2015-06-01 (Released:2015-06-24)
参考文献数
23
被引用文献数
37 53

Angiotensin-converting enzyme 2 (ACE2) is a carboxypeptidase which is highly homologous to angiotensin-converting enzyme (ACE). ACE2 produces vasodilator peptides angiotensin 1-7 from angiotensin II. In the present study, we synthesized various internally quenched fluorogenic (IQF) substrates (fluorophore-Xaa-Pro-quencher) based on the cleavage site of angiotensin II introducing N-terminal fluorophore N-methylanthranilic acid (Nma) and C-terminal quencher Nε-2,4- dinitrophenyl-lysine [Lys(Dnp)]. The synthesized mixed substrates “Nma-Xaa-Pro-Lys(Dnp)” were hydrolyzed by recombinant human (rh) ACE2. The amount of each product was determined by liquid chromatography mass spectrometry (LC-MS) with fluorescence detection and it was found that Nma-His-Pro-Lys(Dnp) is the most suitable substrate for rhACE2. The Km, kcat, and kcat/Km values of Nma-His-Pro-Lys(Dnp) on rhACE2 were determined to be 23.3 μM, 167 s−1, and 7.17 μM−1 s−1, respectively. Using the rhACE2 and the newly developed IQF substrate, we found rhACE2 inhibitory activity in soybean and isolated the active compound soybean ACE2 inhibitor (ACE2iSB). The physicochemical data on the isolated ACE2iSB were identical to those of nicotianamine. ACE2iSB strongly inhibited rhACE2 activity with an IC50 value of 84 nM. This is the first demonstration of an ACE2 inhibitor from foodstuffs.
著者
小暮 修三
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
巻号頁・発行日
vol.39, pp.119-139, 2009-03-31

かつて、日本の沿岸各地には、裸潜水漁を行いながら生計の主要な部分を賄う人々が存在し、彼/女らは俗に「海人(アマ)」と呼ばれ、特に、男性は「海士」、女性は「海女」と表記されている。この海人の歴史は古く、『魏志倭人伝』や記紀、『万葉集』から『枕草子』に至るまで、その存在が散見される。また、海女をモチーフとした文学作品や能楽、浮世絵も数多く残されている。しかしながら、もはや裸潜水漁で生計を立てている海女の姿は、日本全国のどこにも見つけられない。
著者
Muhammad Waqar Hameed
出版者
日本遺伝学会
雑誌
Genes & Genetic Systems (ISSN:13417568)
巻号頁・発行日
pp.14-00057, (Released:2016-03-18)
被引用文献数
2

Plants are frequently exposed to limitations in oxygen availability during their lifetime. During evolution, they have developed a number of physiological and morphological adaptations to tolerate oxygen and other stress conditions. These include regulation of growth by gene expression and ATP generation. The regulation of nuclear genes after hypoxia and anoxia is well studied; however, the regulation of mitochondrial genes in response to oxygen stress has not been characterized to date. Therefore, we have established an Arabidopsis mitochondrial genome-specific microarray that accommodates probes for all mitochondrial DNA-encoded genes and conserved open reading frames. Our analysis showed an up-regulation of mitochondrial transcripts in Arabidopsis roots after 48 h of hypoxia. Since no significant difference was detected in the expression of mitochondrial RNA polymerases or the mitochondrial DNA content per cell, we propose a transcriptional mode of induction of mitochondrial gene expression under hypoxia.
著者
山田 量崇
出版者
徳島県立博物館
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

外傷性受精に関わる雌雄交尾器の機能と構造を把握し,得られた系統仮説に基づいて外傷性受精の進化を考察した.副交尾器の各器官の形質状態は,概ね従来の族のまとまりを支持した.雌のmesospermalege(精子の貯蔵器官)は,族レベルでさまざまな程度に変化していた.分子系統樹上の族間の系統関係は,形態では共通の祖先に由来することが強く示唆されてきたハナカメムシ族とホソナガハナカメムシ族がかなり遠縁のクレードに分かれるなど,一部形態情報と一致しなかった.
著者
一瀬 早百合
出版者
田園調布学園大学
雑誌
田園調布学園大学紀要 = Bulletin of Den-en Chofu University (ISSN:18828205)
巻号頁・発行日
no.10, pp.199-210, 2016-03

障害のある子どもをもつ親のメンタルヘルスの実態を「保護者のためのこころのケア相談」における語りをKJ法にて分析し,明らかにした。障害のある子どもの出現は,一旦決着がついていた過去の解決されていない問題,原家族との関係やトラウマを再燃させることになると考えられる。子どもの出生以後の過度の疲労や傷つき体験が手当てされていないこと,さらに現在の生活における家族,特に夫との関係やママ友や所属集団での生きづらさがメンタルヘルスに負の影響を与えることになる。それらが長期化すると,自分自身のふるまいに不安を感じ,無価値な存在なのではないかという自己否定感が強まり,メンタルヘルスが危機的な状況となる。一方では,その焦りが子どもへの虐待へ向かう場合もある。メンタルヘルスサポートには現在の生活における家族や所属集団での「生きづらさ」だけではなく,過去からの様々な「傷つき体験」へのケアというライフヒストリーの視点が必要である。

323 0 0 0 OA 宝塚歌劇集

著者
久松一声 著
出版者
玄文社
巻号頁・発行日
1919
著者
嘉納 吉彦
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.32, no.5, pp.270-279, 1953-06-30 (Released:2010-06-28)

明治末期に航空機がわが国に輸入されて以辛の発動機の発達の歴史とそれに伴うガソリンへの要求, ガソリン性状の変化, 使用方法の改善研究を概説し, 今後の航空燃料としてのガソリンとジェット燃料に要求されるべき特性についてのべ, 燃料製造の立場からはジエットエンジンの構造に関しての試案を提出している。ついで今後の航空燃料の生産方式の形態について軍需と民需の2点から論及した。
著者
海部 健三 水産庁 環境省自然環境局野生生物課 望岡 典隆 パルシステム生活協同組合連合会 山岡 未季 黒田 啓行 吉田 丈人
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.43-57, 2018 (Released:2018-04-06)
参考文献数
47

古来より人間は、ニホンウナギから多様な生態系サービスを享受してきたが、国内漁獲量は1961年の約3,400トンをピークに、2015年の70トンまで大きく減少し、2013年には環境省が、2014年には国際自然保護連合(IUCN)が、本種を絶滅危惧IB類およびEndangeredに区分した。本稿は、今後の研究や活動の方向性を議論するための情報を提供することを目的として、現在我が国で行われているニホンウナギの保全と持続的利用に向けた取り組みと課題を整理した。水産庁は、放流と河川生息環境の改善、国内外の資源管理、生態・資源に関する調査の強化等を進めている。環境省は、2ヵ年に渡る現地調査を行なったうえで、2017年3月に「ニホンウナギの生息地保全の考え方」を公表した。民間企業でも、一個体をより大きく育てることで消費される個体数を減少させるとともに、持続的利用を目指す調査研究や取り組みに対して寄付を行う活動が始まっている。しかし、web検索を利用して国内の保全と持続的利用を目指す取り組みを整理すると、その多くは漁業法に基づく放流や漁業調整規則、シンポジウムなどを通じた情報共有であり、生息環境の保全や回復を目的とした実質的な取り組み件数は限られていた。漁業管理を通じた資源管理を考えた場合、本種の資源評価に利用可能なデータは限られており、現時点ではMSY(最大持続生産量)の推定は難しい。満足な資源評価が得られるまでは、現状に合わせて、限られた情報に基づいた漁獲制御ルールを用いるなど、適切な評価や管理の手法を選択することが重要である。本種の生息場所として重要な淡水生態系は劣化が著しく、その保全と回復はニホンウナギに限らず他の生物にとっても重要である。ニホンウナギは水域生態系のアンブレラ種など指標種としての特徴を備えている可能性があり、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)の促進など、水辺の生物多様性の保全と回復を推進する役割が期待される。
著者
荻布 優子 川崎 聡大 奥村 智人 松﨑 泰
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
pp.22A023, (Released:2023-11-23)

本研究は小学1~6年生155名を対象に漢字書字課題を行い、正しく整っている/判読可能の2基準で採点し、学力及び視覚情報処理能力との関係を検討した。結果、双方の採点基準で学力との相関を認めたが、整った文字は判読可能文字に比して相関係数が有意に高くはならなかった。また文字の正確性や綺麗に書くこと自体が学習となる下学年では整った文字と視知覚視覚認知の相関が強く、相関は学年が上がると弱くなることから、整った文字を習得する過程では視知覚・認知機能の負荷が高く、上学年で整った文字を書くためには文字の詳細なイメージを思い浮かべる必要性から視覚性ワーキングメモリへの負荷の高さが示唆された。よって学力を従属変数とした場合に正しく整った文字が書けることの蓋然性は確認されず、文字形態を整える指導に注力することは発達障害をはじめとする認知機能に個人内差のある児童の学習到達度には好影響とはならない可能性が考えられた。