出版者
浦賀船渠
巻号頁・発行日
1957
著者
大竹 一也 両角 清隆
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.49, pp.6-7, 2002-11-05

Users act based on the experience. Therefore, I think that the Web site must be made for the user to be able to utilize an experience naturally. In this research, We compared experiments of user's act in "Bookstore in the real world" and "Web site of the virtual world". From the experiment we gained three results : 1) Necessity of offer of information which helps the selection to user. 2) Necessity of offer of information which urge judgment to user. 3) Necessity of classification by relation of genre. I will experiment by the user of a different age group, and analyze the influence that the user's experience brings acts compared with this experiment result.
著者
原田 利宣 田中 良介
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.1-6, 2006-01-31

近年、Webサイトの与えるイメージが、その企業や大学の印象に影響を与えている.そのため、Webサイトに関する研究が多く行われているが、ラフ集合のような非線形的手法を用いたWebサイトの構成要素とイメージ評価項目(魅力度)との関係を分析した事例は未だ少ない.そこで本研究では、デザイン及び情報デザイン分野に属する大学の学科Webサイトをケーススタディとし、ユーザーのサイトに対する価値観と、その構成要素との関係の明確化を目的とする.まず、6対の評価用語を用いて、サンプルWebサイトに対する評価アンケートを行った.次に、評価結果をもとに、重回帰分析を行い、魅力度に影響を与えているイメージ評価項目を明らかにし、被験者を価値観別に5つのクラスターに分類した.さらに、ラフ集合を用い、被験者の各クラスター別に、魅力度に影響を与えている構成要素の組み合わせを抽出した.以上の結果をもとに新規学科サイトを制作し、検証を行った結果、意図通りにイメージと魅力を制御できることが示された.
著者
寺田 英志 高橋 淳也 合原 勝之
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.39-46, 2008-11-30

本研究の目的は,WEBデザインの国籍や文化などによる嗜好の違いを調査し,企業が英語版WEBページを作成する際のデザイン手法を提案することである。文章の違いと,主に配色を中心とするデザインの違いという2つの視点から調査を行った。3つの現状調査とアンケート調査を行った結果から,以下のようなデザイン指針が得られた。文章面からは、「暖昧な表現を避け,具体的な会社紹介をする。」および、「トップページで業務内容が分かるようにする(文章・画像など)。」の2点、デザイン面からは、「日本のWEBページ平均より背景明度,文字との明度差,色差を低くする。」,「日本のWEBページ平均より白いピクセルの比率を少なく,暗いピクセルの比率を多くする。」、および、「明度の高い色同士の配色は避ける。」の3点である。以上の結果を踏まえて,企業の英語版WEBページのデザイン手法を提案する。
著者
木村 浩 松田 紀之
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.46, pp.244-245, 1999-10-15

The purpose of the present work is to suggest practical principles in designing web pages of moderate to high complexity in structure. The examined case was the formal web-pages of the University of Tsukuba recently renewed with a special emphasis on the web accessibility and universal design. We obtrained interesting findings about the use of the Japanese language by eye-examinations and those by a speech browser for the visually-impaired. They have been reflected in the refinement of the pages by the authors.
著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2009-06-13

本発表では、大きく分けて以下の3点について研究成果を発表させていただきます。1. 社会の情報化と旅行情報の探索のあり方について 現代は社会が情報化していると言われています。情報化によって、旅行者は宿泊施設や交通機関の予約などをインターネットで行うことができ、以前のように旅行代理店を用いずとも個人で旅行を行うことができるようになりました。このような言説は様々な業界誌や研究論文で見られますが、詳細に、どのような世代・性別が、どういった旅行情報の探索を行っているのかを分析したものは、意外に少ないものです。ここでは、様々な統計資料を整理・分析し、情報化が旅行情報の探索にどのような影響を与えているのかを確認したいと思います。2. 情報化社会特有の現象としての『アニメ聖地巡礼』行動について 上で整理したように、情報化は旅行情報の探索に大きな影響を与えています。そうすると、得られた情報から起こす行動も変化していると考えることができます。特に、近年海外旅行離れが盛んに叫ばれている若者層が情報化の影響を大きく受けていることが1でわかりました。情報化の影響を受けた旅行者はどのような旅行を行うでしょうか。ここでは、その1つの形であると考えらる『アニメ聖地巡礼』行動(アニメのロケ地を巡る行動)について、実際に発表者が行った聖地巡礼の体験や、巡礼者へのインタビュー・アンケート調査、書籍・新聞・雑誌記事分析で得られたデータから、『アニメ聖地巡礼』行動の実態を明らかにします。3. アニメ聖地のひとつ、埼玉県鷲宮町の事例に見られる旅行者の自律性について 全国各地でアニメ聖地巡礼が行われていますが、中には聖地巡礼者が地域住民と協力関係を結び、協働で観光振興を行うに至るケースもあります。そういった協働型の観光資源管理がなされている代表的なアニメ聖地、埼玉県鷲宮町を事例にして、地元住民と巡礼者へのインタビュー結果から、聖地巡礼者の自律性を明らかにします。その上で、旅行者による観光資源の創出と協働型観光資源管理のあり方について問題提起をしたいと思います。
著者
自治体学会編
出版者
良書普及会
巻号頁・発行日
1988
著者
友広歩李 角康之 松村耕平
雑誌
研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)
巻号頁・発行日
vol.2014-UBI-44, no.22, pp.1-6, 2014-10-07

スケッチはデザイナの情報記録,共有,そしてアイディアの発想のためのツールとして使用されている.本研究ではタブレット PC とデプス (depth) カメラを用い,空間構造の理解やデザインを促すスケッチインタフェースを開発する.手描きのスケッチに三次元構造を組み合わせ,奥行きのついたスケッチの世界を歩き回ることや.空間内に付箋を貼るようにメモやアイディアを描き加えることが可能となる.対象ユーザは建築デザインやサービスデザインを手がけるデザイナの人々である.複数人で同じ空間にスケッチを行うことや,スケッチ後の空間が共有でき,情報の記録から活用までを支援するシステムを目指す.
著者
林 愛明 宇田 進一
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.7, pp.XXIII-XXIV, 1997 (Released:2010-12-14)
参考文献数
5

テクタイトは地表に産する黒曜石に類似した天然のガラス質物質であり, 中国では, 紀元十世紀の唐の時代にすでに詳しく記載されており, “雷公墨”と名付けられている(李, 1963). テクタイトは, オーストラリア, 北米, 東南アジア, アフリカ北部, チェコスロバキアなどに分布している(Glass, 1990). テクタイトの成因については, 巨大隕石の衝突に伴い地表の岩石が熔融して形成されたという地球成因説(Glass, 1990)と, 月表面の火山物質(または宇宙物質)が隕石の衝突で飛散し, 地球に飛来したという月(または宇宙)成因説(O'keefe, 1976)などがあるが, いずれも成因を衝突熔融に求めている点では共通している. テクタイトの化学組成は地球物質起源のものが多いことから, 前者の説が有力になりつつある. 今回紹介する海南島のテクタイトの産地には, 不規則な割れ目の発達した砂岩中にシュードタキライトも発見されている(第10, 11図). この地点の周辺に明瞭な断層が存在していないことと隕石坑が存在していることから, このシュードタキライトはテクタイトとともに隕石衝突熔融によるものと考えられる.中国海南島に産するテクタイトは Hainanite と命名されている(李, 1963). そのフィッショントラック年代は約70万年であり, 東南アジアおよびオーストラリア産のテクタイトの年代とほぼ一致している(厳ほか, 1979). このテクタイトの産出層は海南島およびその周辺地域の第四系および古地形面の形成時代の鍵層として利用されている.
著者
坂田 桐子 林 光緒
出版者
広島大学
雑誌
Memoirs of the Faculty of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University. IV, Science reports : studies of fundamental and environmental sciences (ISSN:13408364)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.151-160, 1999-12-28

We examined the prevalence of paranormal beliefs that kanashibari was a kind of the psychic phenomenon, and the extent into which the beliefs changed by the education based on scientific knowledge. One hundred and sixty university students who attended 'Biological Psychology' and 186 university students who attended 'Psychology' answered questionnaires at the 1st class and the last class. Scientific findings concerning the kanashibari phenomenon were lectured in 'Biological Psychology', and such a lecture was not done in 'Psychology'. Those who answered 'the psychic has affected kanashibari' were 57.2 0n the first investigation, Though the scientific lecture concerning kanashibari did not have the effect to reduce the 'kanashibari is psychic phenomenon' belief, that had the effect to make students recognize the necessity of scientific studies about kanashibari. As for some of students of the liberal arts, reactance was caused by auditing the scientific lecture, and their attitudes had changed into the direction where paranormal beliefs about kanashibari are reinforced.
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.853, pp.72-81, 2007-07-23

世界中の注目を集めている経済都市が中東にある。アラブ首長国連邦(UAE)の首長国の一つドバイだ。埼玉県と同程度の面積を持つ都市を舞台に、目を見張るばかりの急速な開発が進んでいる。 ドバイで進行中のビッグプロジェクトの多くは、情報・通信や金融、スポーツなどといった業務内容や用途ごとにゾーニングしたエリアを、まとめて開発する形態をとっている。