4 0 0 0 OA 飼籠鳥 20巻

著者
滕成裕 撰
巻号頁・発行日
vol.[1], 1834
著者
北村 育子
出版者
日本福祉大学社会福祉学部
雑誌
日本福祉大学社会福祉論集 = Journal social Welfare, Nihon Fukushi University (ISSN:1345174X)
巻号頁・発行日
vol.138, pp.1-13, 2018-03-31

介護保険のサービスが質の高いものでなければならないことは言うまでもないが,地域密着型サービスには,加えて,地域に根差した透明性の高いサービスであることが求められている.運営推進会議の開催は,これを実践するための重要な方法であり,その責任を担うのは主に事業所の管理者である.運営推進会議がその目的を果たすためには,コミュニティワークと運営管理の知識と技術が必要となる.メンバーの選任,適切な議事の選定,メンバー間のパワーバランス等に配慮した議事進行,などを通して運営推進会議を参加者にとって意味のあるものとすることができる.この過程で管理者には,優れたリーダーシップを発揮することが求められる.その結果,事業所内のサービスの質的向上と地域社会の福祉ニーズの充足という二つの目的が同時に達成され,事業所が地域の重要な福祉資源・地域社会の実質的な構成員として認識されるようになる.
著者
八村 敏志
出版者
日本乳酸菌学会
雑誌
日本乳酸菌学会誌 (ISSN:1343327X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.54-57, 2007-06-15 (Released:2009-02-13)
参考文献数
21
被引用文献数
1 1

食品の様々な免疫調節機能が明らかとなりつつあるが、この中でプロバイオティクス、特に乳酸菌は主要なものの一つである。そしてこの乳酸菌による免疫応答の調節を介して、アレルギー、炎症性腸疾患や感染症をはじめとする種々の疾患の予防や軽減が可能であることが明らかになりつつある。本稿では、これら疾患への効果につながる免疫調節作用について述べる。

4 0 0 0 OA 丹青秘録

著者
加藤竹斎 著
出版者
有隣堂
巻号頁・発行日
1884
著者
山本 弘
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.20, no.90, pp.239-242, 1971-12-25 (Released:2008-12-24)

(1) On the occasion of the Tokachi-oki Earthquake (May 17, 1968), a male North Green Pheasant was obsrved in cries reacted to the earthquake in the field.That was at the natural grove in Miyako region, Iwate Prefecture, the seismic intensity was corresponded to IV there, noise by the quake was slight, the pheasant's cries might be heard with every interval about 5 seconds during the definite period of time in distinct quake.Which cring was obviously frequent compared with that of the ordinal habit of him.The every crying was corresponded to the displaying crow, not of the screaming in terror.(2) On the occasion of the Kanto Severe Earthquake (Sept. 1, 1923), Dr. Seiichi KUZU could hear no cries among the many Green Pheasants he had being breeded in Tokyo.(3) On the occasion of a weak earthquake at Sendai City (June 20, 1969), the seismic intensity presumed was about II-III, many glazed windows of a structure gave out violent noise, a male North Green Pheasant, which had been occasionary crowed with very long intervals at the neighbouring bush, began to crow continuously with short intervals were shortened still more in proportionally to the intensification of the windows' noise up to nothing and the crows duplicated each other, and then the crows retrogressed gradually with the noise finally to silence.(4) According to the mentioned facts, the author concluded that the Green Pheasant may reacts against the noise only on the occasion of the earthquake in the male's displaying crow during the breeding season, notwithstanding there had been a firm popular view among the Japanese people that the Green Pheasant screams in terror under the quake of the earth.
著者
籏野 昌弘 神原 周
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.9, no.11, pp.972-980,1009, 1960-10-20 (Released:2011-09-21)
参考文献数
73

4 0 0 0 OA 米英艦隊撃滅

著者
平出英夫 著
出版者
興亜日本社
巻号頁・発行日
1942
著者
北村 三子
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.268-277,366, 1999-09-30 (Released:2007-12-27)

教養主義とは、明治の末(ほぼ1910年代)に日本の知識人たちの間に成立した、人間性の発達に関する信条(あるいは「主義」)である。ドイツの教養(ビルドゥンク)概念の影響の下に、若いエリートたちは、人類の文化、ことに、西洋の哲学、芸術、科学などを継承することを通して人格者になりたいと思った。彼らはそれらの偉大な作品に触れることによって強められた理性と意志が人間の行動を制御すると期待した。彼らはある程度それに成功したが、同時に、大地や他者から切り離されてしまったと感じ、不安に悩まされるようになった。 教養主義は主に旧制高校生や大学生の間に普及したが、かれら若きエリートたちは、深層意識では、自分を高等教育には手が届かない若者たちと区別したかったのだ。その意味で、教養主義はかなりスノビッシュなものである。 この教養主義の欠点は、第二次大戦後、日本の教育関係者たちによって批判された。批判者の一人で、新時代のリーダーの一人であった勝田守一は、新しい教養の概念を提案した。それは、高く評価された人類の労働を基盤にしたものであった。勝田によれば、労働は人間の諸感覚、思考能力、コミュニケーション能力を発達させてきた。その中でも、近代に著しく発達した科学的思考法は、私たちにとって最も大切なものなのである。そこで勝田は、教養のある人間は、人類が発達させてきた諸能力を偏ることなしに身に付けていなければならならず、そうすることによって、教養人は社会を進歩させるであろうと主張した。人類の能力は無限に発達すると勝田は信じた。なぜなら、近代科学技術の発展には限界がないように見えたからである。 私たちはもはやこのような楽観的な見解には同意できない。なぜなら、近代の科学技術が自然に対して攻撃的であり、地球の生態系に重大なダメージを与えうることを、私たちは知ってしまったからだ。勝田の教養概念や教養主義をこの観点からもう一度振り返るならば、それらには、思考方法において共通の欠陥があることに気が付く。それは、近代思想一般に見られる欠点と同じものである。 近代的知性は生産的である。それは物を作り出すだけではなく、表象や概念や推論を用いて事物のリアリティを生み出すのだ。その思考法は、利用という観点からだけ事物と関わるものであり、人間中心的で、事物に耳を傾け対話することはない。鮮明に意識に表象されない事物は、意味がないとみなされ、無視される。あの若き教養主義者たちの心の葛藤も、おそらく、この近代の知性の産物である。 教養が再構築されねばならないとしたら、それは、これまでとは異なる思考やコミュニケーションの方法を基盤とするものでなければならないだろう。また、近代的な労働や社会の中でおそらくは失われてきた諸感覚や能力を回復できるものでなければならない。

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1921年08月18日, 1921-08-18
著者
岡本 真
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.45-47, 2021-01-12 (Released:2021-02-24)
参考文献数
7

COVID-19を受け、その多くが施設としての休閉館に追い込まれた図書館の実情を整理するとともに、その結果、露になった図書館の課題を説明する。それらを受けて、これから図書館に求められる役割を論じる。特に課題として日本の図書館は来館利用型のサービスに偏してきた点を、脆弱性と片面性としてとらえ、従来からすでに存在した潜在的な課題が顕在化したことを指摘する。こうした課題に対する対処として、saveMLAKや、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議の活動を紹介したうえで、さらに図書館として取り組むべき活動としてCOVID-19のアーカイブ活動への貢献を挙げる。
著者
久保田高吉 編
出版者
博交館
巻号頁・発行日
vol.第2編, 1894