著者
吉岡 晶子
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育
巻号頁・発行日
vol.106, no.1, pp.58-63, 2007-01
著者
橋口 泰一 橋口 泰武
出版者
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
雑誌
バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 : BMFSA
巻号頁・発行日
no.22, pp.109-112, 2009-10-10

This time the author analyzed the physiological and psychological factors related to the achievements of archery athletes, from the relations of the achievements mainly with the physiological indexes such as heart rate, blood pressure, etc. before a match and the psychological indexes such as the conditions ready for a match, for the archery matches. As a result, the points scored in a mock match were significantly higher in the experienced athletes, compared with the inexperienced ones, and the blood pressures and heart rates before a match (before W-up, immediately before a match) showed a tendency of higher levels, in the experienced athletes, compared with the inexperienced ones. A significant, positive correlation was observed among the match results (total scores), the blood pressures before W-up (diastolic and average pressures) and the heart rates. A significant negative correlation was also observed between the match results (total scores) and the negative scores of the mood scale immediately before a match.
著者
西村 真一
出版者
信州大学教養部
雑誌
信州大学教養部紀要 第1部 人文科学 (ISSN:05830605)
巻号頁・発行日
no.11, pp.p1-16, 1977-03

Saigyô is a priest poet in Heian period. Sutokuin is an Emperor and an excellent poet of the same age. Saigyô became acquainted with Sutokuin in his young days, and had a high regard for Sutokuin throughout his whole life. Saigyô deeply deplored when Sutokuin abdicated his throne and his mother Taikenmonin entered the priesthood. He made a long journey for Michinoku districts to forget the deep grief. After seven years, since Saigyô began to live Koyasan, it happened civil war of Hogen. Sutokuin lost the war, and was confined in Ninnaji. Saigyô called to inquire Sutokuin and gave him a poem of comfort. After Sutokuin died in Sanuki, Saigyô visited the glave of Sutokuin. His heart was overflowed with gratitude, when he thought of Sutokuin. So, he wrote famous poems at the front of the grave. Such, Saigyô had close connection with Sutokuin. The meaning of the relation of Saigyô to Sutokuin, that is the main subject of this essay.
著者
金 京欄
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2005

制度:新 ; 文部省報告番号:乙1965号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2005/4/19 ; 早大学位記番号:新4048
著者
古賀 浩平
出版者
九州大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2006

本研究の目的は大脳皮質における高次脳機能を明らかにすることであった。特に以下の点に焦点を絞って研究を行った。A)無麻酔下サル大脳皮質からのin vivoパッチクランプ法の確立、B)生理的感覚刺激によって誘起される応答をシナプスレベルで解析し、皮質における情報処理機構を明らかにする。以下の実験は、生理学会や疼痛学会など国内外の学会の研究指針および倫理規定に従って行った。1)一年目の研究実施計画(麻酔下サル大脳皮質からのin vivoパッチクランプ記録法の確立)を継続して行った。サルの大脳皮質からパッチクランプ記録を行う際、呼吸由来の脳の揺れが想像以上に大きかった。その為、現状では記録の確立が困難であると考え、記録法の習練が必要と考えた。2)従って、上記の実験を続けながら、小動物からの記録法も同時に目指した。その結果、幼若から成熟までのラット及びマウスの大脳皮質第一次体性感覚野から、麻酔下でin vivoパッチクランプ記録法を適用した。長時間の安定した記録を確立し、受容野へ生理刺激(ブラシ、熱、ピンチ刺激)を行いその応答を解析した。さらに、アジュバンドを用いて後肢に炎症が生じたモデルラットを作製し、正常状態での皮質深層細胞の膜特性及び生理刺激によって誘起される性質を比較した。炎症モデルラットでは、熱及びピンチ刺激で大脳皮質第一次体性感覚野の深層細胞にはより大きな膜の脱分極が観察された。これは第一次体性感覚野V層の錐体細胞は皮質視床路から入力を受け、視床を主に運動野、第二次体性感覚野、脊髄へ軸索を伸ばしている細胞であることから、痛みの高次統合機能を活性化する出力系と考えられる。これらの結果は、国際疼痛学会で発表した。3)1)の実験途中でサルが死亡し、以降供給ができなかった為、研究を継続することができなくなった。
著者
齋藤 滋 塩崎 有宏 中村 隆文
出版者
富山大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2006

胎児・胎盤は母体にとり異物であるが、免疫学的胎児許容機構が働き、胎児は拒絶されない。この機構が破錠すると母体免疫細胞は胎児を攻撃し流産が起こると推定されるが、これまでにヒトでは母体免疫細胞が直接胎児組織を攻撃した証拠を得ることができていなかった。そこで、本研究では細胞傷害性T細胞(CTL)や活性化NK細胞の細胞傷害に関与する顆粒内蛋白であるPerforin (P)、GranzymeB (GrB)、Granulysin (GL)の発現を流産検体で検討したところ、流産例の胎盤付着部(着床部)においてGL陽性のリンパ球が有意に増加していた。一方、P、GrB陽性細胞数には差を認めなかった。Flow cytometryにてGL陽性細胞はCD16^-CD56^<bright>NK細胞であることが判明した。脱落膜CD16^-CD56^<bright>NK細胞を分離後、IL-2で活性化させヒト絨毛外トロホブラスト(EVT)細胞株を共培養させたところ、12時間後にGLはEVT細胞の細胞質に発現し、24時間後にGLはEVT細胞の核に移行し、その後、EVT細胞はアポトーシスに陥った。この反応は細胞接触を必要とし、Pの発現も必要であることを確認した。GL発現ベクターにGFPを連合させたベクターをEVT細胞に発現させても同様の現象が認められた。GFP遺伝子をタンデムに2分子連合したベクターを用い単純拡散で核膜を移行できなくしても、GLは核に移行したことからGLは能動的に核内に移送され、その後アポトーシスを引き起こすことが判明した。次に免疫組織学的に流産胎盤の核にGLが発現していないかを検討したところ、流産例のEVTでは正常妊娠例に比し核内GL陽性細胞数が有意に多かった。また、核内GL陽性EVT細胞はTUNEL陽性でアポトーシスに陥っていた。今回の成績はヒト流産症例において宿主免疫担当細胞(NK細胞)がEVTを攻撃してアポトーシスを引き起こすことを初めて証明したものである。今後、妊娠高血圧腎症の胎盤や癌組織での応用が期待される。
著者
岩男 卓実
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.11-20, 2001-03-30
被引用文献数
1

本研究の目的は,文章の準備書きにおいて,図的な外的表象である階層的概念地図を利用する効果を検討することである。この時,文的な外的表象である箇条書きを利用する群および,準備書きを作成せず,知識語り方略で文章を書く群と比較することで,文章生成のプランニングにおける外的表象の働きについて検討した。更に,準備書きに表現された因果関係が,文章生成に与える影響を調べた。準備書きにおいて外的表象を利用した2つの群の文章は,準備書きを作成しない群のそれよりも,量も多く,質的にも優れていた。準備書きを作成する2つの群を比較したところ,図的な外的表象を準備書きとして利用する概念地図群の被験者は,箇条書き群の被験者に比べ,より分かりやすい文章をより短時間で書くことができていた。
著者
河合 敦夫 Pishva Davar 村林 篤 椎野 努
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.136, pp.1-8, 1998-06-19

画像処理ソフトウェアの蓄積や、ハードウェアの低価格化、高速化により、各種画像処理応用システムが作られている。我々は、現在、菓子パンの種別(クロワッサン、メロンパン、・・・)を認識する画像処理系を試作している。パンの識別のための特徴として、大きさ、概形、輪郭線、色、テクスチャを考えた。大きさ、概形、輪郭線を用いた分類システムを作成した。個々の特徴のみでは、十分な分類はできないが、特徴の組合わせにより、65個中、59個の分類に成功した。また、色、テクスチャのみを利用して、14種類のパンの中心付近の領域の分類を試みた。色相、彩度の平均値、および、彩度、明度の同時生起行列のエネルギー値だけでは、分類がむずかしい領域も存在する。