著者
倉田 澄子
出版者
武蔵丘短期大学
雑誌
武蔵丘短期大学紀要 (ISSN:13413120)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.3-6, 1993-03-15

人間の食生活における間食の位置付けを知る目的で、幼児(保育園児)、小学生、短大生を対象に、摂取された間食食品の種類、および時刻を調査し、次の結果を得た。(1)保育園児は、帰宅後タ食との間に間食を摂っている者が多い。(2)間食喫食時刻は、保育園児・小学生共に帰宅直後であった。特に保育園児においては、帰宅後10分未満に喫食している老が41%もいた。(3)短大生は、ほぼ全員が毎日間食を摂っていた。又、間食喫食時刻は広範囲で、"欲しい時にとる"者がほぼ全員であった。(4)間食食品として利用されている食品は、アイスクリーム、せんべい、スナック菓子、あめ、クッキー、ビスケット、チョコレートが主で、その大部分が市販食品であった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1131, pp.126-128, 2002-03-04

就職情報大手のディジットブレーン(旧ブレーンドットコム)は、2003年3月に卒業予定の学生約42万人(有効回答者数は3577人)を対象に、就職人気企業ランキング調査を行った。1位は前年に引き続きソニーとなった。同社はこれで5年連続の首位獲得だ。得票数は740票で、2位のトヨタ自動車の434票を大きく引き離した。
著者
武藤 太郎
出版者
東北大学国際文化学会
雑誌
国際文化研究
巻号頁・発行日
no.22, pp.59-72, 2016-03-31
著者
段 瑞聡
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶應義塾大学日吉紀要. 中国研究 (ISSN:18825591)
巻号頁・発行日
no.6, pp.109(54)-148(15), 2013

はじめに一 ダンバートン・オークス会議と蔣介石の対応 (一)東方(東洋)人民のために利益を図る (二)衆智を集め、会議参加の大計をたてる (三)「花より団子」、会議の成功は最大の目標二 サンフランシスコ会議と「5強」入りの確保 (一)代表団メンバーの選定、「拒共」・「容共」と「防共」 (二)サンフランシスコ会議の方針の決定 (三)サンフランシスコ会議に対する蔣介石の着目点おわりに
著者
春日 重光 仲谷 侑子 船越 裕子 松本 理絵 野宮 桂
出版者
北陸作物・育種学会
雑誌
北陸作物学会報
巻号頁・発行日
vol.41, pp.117-118, 2006

ソルガムおよびスーダングラスの市販品種における再生性の品種・タイプ間差異をもとに再生性の評価法について検討した.その結果,1番草刈取り2週間後の草丈と茎数を指標とすることで,ソルガム類の再生性は,従来より,再生性に劣るといわれる子実型,兼用型,ソルゴー型(Sorghum bicolor Moench)と再生性に優れるスーダングラス(Sorghum sudanense (Piper) Stapf)および子実型ソルガムとスーダングラスのF_1であるスーダン型に区分された.
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.940, pp.79-94, 2006-12-04

2006年の年末商戦に顔を合わせたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション 3」(PS3)と任天堂の「Wii」(表1)。二つの機種を解析したエレクトロニクス技術者は「同じゲーム機といっても,これはまったく別物」と口をそろえる。 新型機を投入する両社の狙いは,ユーザーの拡大を図ることで共通する。
著者
川上 玲 筧 康明 苗村 健 原島 博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.165, pp.1-6, 2003-06-26
被引用文献数
1

本研究では,新たな映像情報環境を構築する試みとして,方向依存透明ディスプレイLumisightを提案・開発した.本ディスプレイは視界制御フィルムという特殊なフィルムをスクリーンとして使用することにより,方向依存性を実現させている.このフィルムに映像を提示させ詳細な観察実験を行った結果,視線方向による映像の切り替えが可能であること,多方向から映像が観察できること,透明性を維持できることなどが明らかとなった.この結果に基づき, Lumisightのアプリケーションとして,窓タイプ,ショウウィンドウタイプ,パーティションタイプの3種を試作し,実装・評価した.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.928, pp.6-8, 1998-02-16

総額30兆円の金融システム安定化策の前提となる法改正が成立するが、いっこうに貸し渋りは解消しない。今の貸し渋りが、金融機関の連鎖倒産の恐れという「急性信用不安」と、銀行が膨張しすぎた規模を適正規模に修正している「慢性収縮」が合わさって起きているからだ。 「3月末までより、むしろ4月から中小企業の倒産が本格化するだろう。
著者
石倉 智樹 杉村 佳寿 石井 正樹
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.617-623, 2005

本研究は, 世界の主要な空港オペレータを対象に, 空港の運営・財務状況を比較分析し, 日本の空港運営システムの特徴を考察した. 欧州をはじめ世界では大規模な空港オペレータが複数空港を運営しているが, 我が国の空港オペレータは単一空港運営にもかかわらず資産規模が世界最高水準であることが示された. 関西国際空港株式会社については, 自己資本比率が小さいため金利費用負担が大きく, 世界でも稀少な経常損失を記録する空港オペレータの事例となっていることや, 他の空港オペレータに比べて, 保有資産の構成が収益姓の低い下部構造に集申し, 資産回転率が低い状態であることが明らかとなった.
著者
小宮 友根
出版者
The Kantoh Sociological Society
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.18, pp.241-251, 2005

The relationship between descriptions which sociology makes and the value judgment of the sociologist in making such descriptions has long been recognized as a serious problem for sociology. Sociologists traditionally have struggled to exclude this judgment from description, or more recently, insist that such judgment should be included in description. In this paper, I suggest that such a dichotomy based on inclusion versus exclusion is predicated on the on the systematic neglect of at least one sort of social phenomenon which sociology can/should describe in its own right.
著者
小綿 寿志 佐藤 義和 干場 信司 影山 敏司 杉吉 一行
出版者
The Society of Agricultural Structures, Japan
雑誌
農業施設 (ISSN:03888517)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.77-82, 1999

実規模アイスポンドシステムを用いてバレイショの長期貯蔵を行い, その際の冷房性能および氷の融解に関わる熱負荷を測定した。その結果, 最大冷房能力はほぼ設計通りの13.3kWであり, この時の冷房成績係数は約1.7であった。3月末から5月末までは貯蔵庫内はバレイショ貯蔵に好適な気温2℃, 相対湿度約93%に維持された。6月以降に電気冷房機を併用した場合, 加湿器を使用することなく庫内を高湿度に維持でき, バレイショの貯蔵のほかアスパラガス,キャベツの予冷でも良好な結果を得た。氷は8月末まで残存し, 8月中旬まで氷を利用した冷房が可能であった。アイスポンド各面の熱負荷の中で底面および法面に比べ氷の上面からの侵入熱量の割合が際立って大きかった。アイスポンドの氷の融解に関わる熱負荷の総和は,製氷完了時に推定した氷の全融解潜熱量とよく一致した。
著者
坂本 和彦 西田 峰勝 前田 義隆 岡 正朗 栗本 典昭 森田 克彦
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.2338-2343, 1999-09-25
被引用文献数
8 1

肝細胞癌切除後の肺門リンパ節転移巣を切除し,良好な経過を得た症例を経験したので報告する.症例は63歳男性.平成5年10月,肝S7の肝細胞癌に肝後区域切除を施行し,約2年後S8の残肝再発と右肺上葉の肺転移に対し肝部分切除と肺部分切除を施行した.平成8年8月の胸部CTにて約2cmの肺門リンパ節腫大を認め, 3カ月後には腫瘤は約3cmに増大した.肺門リンパ節転移と診断し,平成9年1月よりミトキサントロンによる化学療法を施行し経過観察した. 5月の胸部CTで腫瘤は約4cmと増大したが,画像上で新たな他病変はなく手術適応と考えた.血管造影で大血管への浸潤はなく, 6月25日右開胸下右肺上葉切除とリンパ節郭清を行い術後15日目に退院した.術後約1年経過した現在,外来にて厳重に経過観察をしているが血液検査および画像診断で再発の徴候はない.
著者
大塚 智文 宮下 智 伊藤 元治
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.A0750-A0750, 2006

【目的】我々は、アイスホッケー選手のトレーニングとしてスリングエクササイズセラピー(以下、SET)を導入している。我々の先行研究では、ローカルマッスル(以下、LM)をトレーニングすることで、視覚入力に対する体幹運動の正確性が増したことを報告した。アイスホッケーは、氷の上という非常に不安定な状況で、相手とのコンタクトや、状況に応じた加減速、切り返しなど、高度なバランス能力が必要である。そこで、LMトレーニングに加え、実際の競技場面を想定したSETによる高度なバランスエクササイズを行っている。本研究では、準備期と試合期にそれぞれ行っているフィジカルテストの結果から、SETによる高度なバランス課題が可能になった者の、体幹と膝の運動の正確性に関して興味ある知見を得たので報告する。<BR>【対象】関東大学アイスホッケーリーグ1部に所属する部員、男子23名。平均年齢20.2±1.0歳。<BR>【方法】1.SET課題は、1)立位にてスリングロープを両足にかけ(空中で不安定になる)、両手を放して姿勢を安定させる。2)身体を左にねじる。3)正面に戻す。4)身体を右にねじる。5)正面に戻す事を、上肢を使わないままで試行可能(成功者)か否か(失敗者)判定した。<BR>2.MRシステム(Index社製MR Low Back Extension IP-M4000)による体幹及び膝伸展運動の筋協調テストを行い、視覚入力に対する運動出力の誤差(運動正確性)を測定した。<BR> 統計処理は、SET課題成功群と失敗群に分類し、t-検定を用いた。また、体幹伸展と膝伸展運動の相関関係を検討した。有意水準はそれぞれ5%とした。<BR>【結果】1.課題成功者は8名で、体幹運動出力の誤差平均は準備期が9.1±1.8cm、試合期が7.2±2.0cmであった。失敗者は15名、誤差平均は準備期が11.3±3.1cm、試合期が8.9±1.9cmであった。両群とも有意に運動正確性の向上がみられた(p<0.05)。<BR>2.体幹と膝の相関関係はSET課題成功群において正の相関が認められた(r=0.76、p<0.05)。失敗群ではr=0.11であった。<BR>【考察】SET課題の成否に関わらず、トレーニングにより視覚入力に対する体幹運動の正確性が増した。これは、先行研究からも示されていたように、LMトレーニングによって体幹の安定性が保証された結果であると考えることができる。また、SET課題成功者の結果から、体幹運動の正確性に連動して膝運動が正確に行われることが必要であるという傾向が示された。これにより、体幹と膝を個別にトレーニングするのではなく、連動させたトレーニングをすることによって、バランス能力の向上に繋がる可能性が示唆された。アイスホッケーでは無意識的に次の動きを予測し、反応するための高度なバランス能力が要求される。SETによって、競技場面を想定したトレーニングを行うことで、体幹と膝の運動を効率的に連動させ、高度なバランス能力を養うことが、パフォーマンス向上に繋がるように更なる検討をしていく。