著者
山崎 不二夫
出版者
水利科学研究所
巻号頁・発行日
no.126, pp.1-20, 1979 (Released:2011-03-05)
著者
野田 雅博 山下 秀之 佐藤 多津雄
出版者
日本獸医師会
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.174-179, 1988 (Released:2011-03-05)
著者
林 陽子
出版者
神奈川県水産総合研究所
巻号頁・発行日
no.3, pp.31-37, 1998 (Released:2011-03-05)
著者
佐子田 嘉明 後藤 尚也 石橋 晃
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.369-375, 2011 (Released:2012-12-03)
著者
金澤 光 田崎 志郎
出版者
埼玉県水産試験場
巻号頁・発行日
no.46, pp.27-36, 1987 (Released:2011-03-05)
著者
米本 仁巳
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.83, no.5, pp.549-553, 2008 (Released:2011-01-20)

パッションフルーツ冬実中の酸含量を低下させる温度および土壌水分。パッションフルーツは、ブラジル南部からパラグアイ、アルゼンチン北部が原産で、トケイソウ科、トケイソウ属のつる性多年生草本である。和名ではクダモノトケイソウ、紫果物時計草、食用時計草などと呼ばれる。主要生産国はブラジル、ペルーなど南米地域の国々である。しかし、近年ではオーストラリア、ハワイ、ニュージーランドの他、ケニア、タンザニア、インド高原地域、東南アジアの亜熱帯性気候の地域で広く栽培されている。主産県は鹿児島県、沖縄県と東京都の3県である。また、パッションフルーツの果汁には、リン、ビタミンA(カロテン)、アスコルビン酸、ナイアシンなどが多く含まれ、タンパク質分解酵素も2種類含まれ、消化機能を高めることが知られている。さらに、他の果汁にはない特有の芳香成分が含まれ、アロマセラピーにも効果のあることが認められている。
著者
平岡 真合乃 五味 高志 小田 智基 熊倉 歩 宮田 秀介 内山 佳美
出版者
神奈川県自然環境保全センター
巻号頁・発行日
no.10, pp.71-79, 2013 (Released:2014-03-06)

丹沢山地大洞沢試験流域内の流出土砂量と土砂生産源の季節変化を把握するために、流域末端の沈砂池で流出土砂量の測定と、流域内斜面でのインターバルカメラを用いた林床被覆の連続観測を行った。流出土砂量は台風などの大規模降雨時に多くなる傾向が見られたが、流量変化との関係は見られなかった。流域内で裸地は流路沿いに分布しており、斜面傾斜が40°以上と急傾斜であったことから、潜在的な土砂生産源と考えられた。林床被覆率は秋季から冬季の気温の変化にともなって経日変動していた。気温が0℃付近を変動している期間の裸地面では、凍結融解作用にともなう土砂の不安定化や移動が確認でき、土砂生産の季節的な変動が示唆された。
著者
花渕 靖子
巻号頁・発行日
no.43, pp.37-50, 1973 (Released:2011-03-05)
著者
川之辺 素一 山本 聡
出版者
長野県水産試験場
巻号頁・発行日
no.8, pp.11-14, 2006 (Released:2011-03-05)

1.千曲川上流域の本支流で水温上昇と河畔植生との関係を明らかにするため、カバー占有率と温度勾配の関係を調査した。2.実際の温度勾配Aと各河川が仮に開空状態になった場合の温度勾配Bを推定し、昇温抑制係数(A/B)を求めたところ、カバー占右率が高いと昇温抑制係数が小さくなり、河川水温の上昇が抑制されている傾向が認められた。3.カバー占有率が低い易合、昇温抑制係数のばらつきが大きく、河畔植生の昇温抑制効果だけでは補いきれず、イワナ等にとって危険な水温となる可能性があると考えられた。4.河川管理の面から階層について考えた場合、河川の撹乱に対してより安定している高木層によるカバーを保全することが適切と考えられる。
著者
本間 裕人 徳田 宏晴 中西 載慶
出版者
日本食品保蔵科学会
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.195-199, 2009 (Released:2011-03-05)

チーズ製造における牛乳の代替原料として、植物性のタンパク質と脂質を豊富に含むナッツ類に注目し、各種ナッツ類を絞って得た乳液に対してプロテアーゼを添加し凝乳試験を行い、チーズ様食品の製造を試みた。13種類のナッツを用いて凝乳試験を行った結果、ブロメライン、パパイン、サーモリシン、サブチリシン、E. faecalis TUA 2495 L株由来プロテアーゼ、あるいはE. faecalis IAM 10065株由来プロテアーゼを添加した場合において、多くのナッツ類で乳液がカードとホエーに分離し、カード形成能が認められた。特に麻の実、ココナツ、アーモンド、松の実あるいはマカダミアナッツを原料とした乳液で良好な凝固が認められた。そこで麻の実、ココナツ、アーモンド、松の実、カシューナッツ、マカダミアナッツの6種のナッツ類を用いて実際にチーズ様食品の製造を試みたところ、試験したすべてのナッツにおいてチーズ様食品を製造することが可能であった。製造したチーズはいずれも牛乳チーズよりも軟質で、収量については多くのもので牛乳チーズと同程度であった。香りについては原料ナッツ由来の香りと乳酸発酵によるヨーグルト様の香りを有している物が多かった。一般成分については、多くのナッツチーズで牛乳チーズよりも低タンパク高脂質であった。製造したナッツチーズの中では、ココナツチーズが硬度や香りの点で優れていた。また、原料あたりのチーズ収量は麻の実チーズが最も多く、一般成分やpHなども牛乳チーズに近かった。
著者
古賀 秀昭 荒巻 裕
出版者
佐賀県有明水産振興センター
巻号頁・発行日
no.26, pp.13-24, 2013 (Released:2014-01-30)

有明海湾奥部において,タイラギは干潮線付近から水深10数メートルの主に砂泥底に生息しており,その漁法は,従来,干潟での徒捕りと水深が深い場所での鋤簾曳きによる漁業が主であったが,1919年にヘルメット式潜水器が正式に導入された。それ以降,漁獲量は飛躍的に増加したものの,豊凶を繰り返してきた。しかしながら,1999年以降,漁場の縮小や立ち枯れ斃死等により100年近くのヘルメット式潜水器の歴史の中でも特異的な不漁が続いている。このような中,2008年に泥質の湾奥西部海域で稚貝の大量発生が見られ,2009年漁期まで順調に成育したことから,12漁期ぶりに貝柱で100トンを超える豊漁となった。この要因として,貝殻細片などの着底基質が海底表面に現れた状態の中,浮泥の堆積が極めて少なかったことによりタイラギ幼生の着底・変態が成功し,その後も極端な高水温,低比重,貧酸素に曝されなかったことなど,気象,海況にも恵まれたためと推察された。
著者
池田 周平 黒澤 亮 萩原 友子
出版者
家畜栄養生理研究会
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.63-75, 2004 (Released:2011-03-05)
著者
酒井 温子
出版者
奈良県森林技術センター
巻号頁・発行日
no.41, pp.85-91, 2012 (Released:2013-10-08)

高速抽出法により得られた柿果実由来のタンニン水溶液の木材防腐防蟻効力を評価した。JIS K 1571に準じた室内防腐性能試験の結果、このタンニン水溶液を木材試験体に加圧注入した場合も、塗布処理をした場合も、腐朽による質量減少率は高く、このタンニン水溶液の持つ防腐効力は低いと判定された。また、野外防蟻性能試験の結果、このタンニン水溶液で処理された木材は、イエシロアリによって著しく食害された。無処理試験体よりも食害が大きかったことから、タンニン水溶液中のなんらかの物質がイエシロアリを誘引した可能性がある。一方、このタンニン水溶液に銅や亜鉛を添加すると、防腐効力が向上した。タンニンが金属とキレートを形成し高分子化することで、水に溶脱しにくくなったことや、添加した金属がもともと抗菌力をもつことが、防腐効力の向上に寄与したと考えられた。しかし、防腐効力の向上は見られたものの、銅や亜鉛を添加した場合も、JIS K 1571に定める防腐防蟻剤としての性能基準を満たさなかった。
著者
関口 覚
出版者
東京農業大学農業経済学会→食料・農業・農村経済学会 (121号-)
巻号頁・発行日
no.104, pp.27-41, 2007 (Released:2011-03-05)

群馬県藤岡市においては、水田灌漑用水不足対策として昭和初期国庫補助を受け県営事業により三名川を水源とする三名川貯水池を築造した。しかし、事業は計画から大きく乖離し、水田開拓が進むなどで水不足問題は一層深刻になっていた。戦後、三名川貯水池用水改良事業の補完と、更なる開田推進を目的として、昭和21年藤岡地域内を流れる鮎川に水源を求め国庫補助による県営「鮎川用水改良事業」に着手することとなった。当事業は、激しいインフレによる工事費の増嵩によって、改良区は金融機関からの借入金に依存する赤字経営に陥ると同時に、地元農民の負担金が過重になっていた。本稿は、国策食糧増産を至上命題とする社会経済体制下での土地改良事業と、インフレで工事費負担増に苦闘する財政不振の耕地整理組合(土地改良区に継続)の組織運営と地域農民の対応を実証的に考察した。