著者
渡邊 寛二
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.18, pp.260-263, 2002-08-31

4年間にわたって問題解決演習のための教材開発とその実践を重ね、昨年「問題解決演習ワークブック」として出版した。それを教科書として、問題解決演習を実施した。演習最後の問題解決の評価結果から、問題解決の「満足度」や「解決の度合い」では、「大変高い」あるいは「高い」と答えたものが80%以上であった。また「解決した結果として何が期待されるか」の問について、「社会人になって役立つ」、あるいは「問題解決の能力が向上した」と答えている。これらのことから、「問題解決演習ワークブック」を使った演習が十分その目的を果たしていることが確認できた。
著者
西谷 弘信 尾田 安司
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. A編 (ISSN:03875008)
巻号頁・発行日
vol.46, no.407, pp.745-755, 1980-07-25
被引用文献数
1 10

半無限板の直線縁またはその付近に存在するき裂同志またはき裂と切欠きの干渉効果を体積力法によって計算した. 取扱った問題は, (a)遠方で引張りを受ける半無限板中の, (i)V形切欠き底のき裂, (ii)2個の縁き裂, (iii)先行き裂を伴う縁き裂, (iv)先端にだ円孔を有する縁き裂, および(b)き裂面に多項式で表される分布荷重を受ける縁き裂である. 最後の問題は切欠き底のき裂, 複数個の縁き裂などの応力拡大係数を近似的に求めるのに有効である.
著者
内山 昌一 太田 万理 江浦 茂 江田 英雄
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.30-30, 2011

本研究は、カーブアウト企業が材料・化学分野でどのように事業を進めるべきかを研究したものである。材料・化学分野は、小規模な設備でも研究開発が可能、知財戦略がしやすい、研究から製品化までの流れでリニアモデルが適応できる、等の特徴がある。株主、顧客、同業者、コラボレーター等の「仲間」をx軸に、自社の規模をy軸に取り材料・化学カーブアウト企業の進め方を検討した。その結果、大規模投資をして自社内で賄うよりも、自社はなるべく身軽にし、外部の「仲間」を増やしながら事業を進める戦略の方が適していることがわかった。さらに「仲間」内で「回るカネの額」を軸として加えると、自社を中心とした事業の広がりを示すことができ、材料・化学カーブアウト企業の評価にも繋がることがわかった。
著者
細矢 淳 鈴木 勝博 坂田 淳一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.2, pp.1-6, 2013-11-14

市場創造を果たしたイノベーション機器として頻繁に取り上げられる手術支援ロボット 「ダ・ヴィンチ」 の日本市場における知財戦略について,関連する特許データの分析によって探った.その結果,ダ・ヴィンチを製造するインテューティブルサージカル社では,米国特許庁に出願した特許を 「ファミリー特許化」 して,日本に出願し,群特許として権利化する知財戦略を採っていることを明らかにすることができた.
著者
北村 杏子
出版者
青山学院女子短期大学
雑誌
青山學院女子短期大學紀要 (ISSN:03856801)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.29-46, 1985-11-10
著者
石川 ひろみ
出版者
福岡女子大学
雑誌
香椎潟 (ISSN:02874113)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.63-77, 1967-08-31
著者
沼尻 正之
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.230-246, 2002-09-30

本稿は, 近年ロドニー・スタークらアメリカの宗教社会学者たちにより提唱されている, 従来の世俗化論争の枠組を越えた, 新たな宗教社会学理論, およびその理論的基礎に基づいて展開されている宗教市場理論について検証することを目的としている.以下ではまずはじめに, 彼らが反世俗化論を唱える際の理論的根拠に関して, 宗教の定義の問題, 剥奪理論との関係についての議論を取り上げて論じる.次に, 彼らによる宗教変動の理論を, 宗教集団の類型論 (チャーチ・セクト・カルト), 宗教・呪術・科学の三者の関係についての議論, 宗教変動の三要素 (世俗化・リバイバル・宗教的刷新) を取り上げて説明する.その上で更に, 彼らの宗教市場理論について検討する.合理的選択理論などを基礎とする, この宗教市場モデルは, 一般の市場の場合と同様に宗教も, 多元主義的状況でその活発さを増すという考え方に基づくものであるが, この視点をとることで, 現代社会における伝統宗教の盛衰や, カルト的新宗教の台頭状況などが, どのように整合的に説明できるかを示す.最後に, こうした理論の持ついくつかの問題点を挙げ, それらを克服するために今後どのような課題があるのかを考察することで, 彼らの理論の持つ射程を明らかにしたい.
著者
木村 麻衣子
出版者
三田図書館・情報学会
雑誌
Library and information science (ISSN:03734447)
巻号頁・発行日
no.72, pp.63-93, 2014

原著論文【目的】本研究の目的は, 韓国, 日本, 台湾, 香港の図書館および米国議会図書館(LC)で作成されている韓国人・団体著者名典拠データの表記を比較し, 相違点を発見して, 典拠データ相互運用のための課題を整理することである。【方法】まず韓国人名・団体名の表記の特徴を概観した後, それらの特徴を踏まえ, 韓国人名・団体名の典拠データを表記する上で地域や機関によって多様性が存在すると考えられる点を調査項目として設定した。調査項目は, ①ハングル形の扱い, ②漢字形の扱い, ③ローマ字形の扱いと種類, ④姓名の分かちとカンマの有無, ⑤韓国以外の地域における現地特有の表記(カタカナ等)の5点である。次に調査対象機関について文献調査およびインタビュー調査を行い, あわせて閲覧可能な典拠データについては確認作業を行った。調査の結果から, 各機関の表記の相違点をまとめ, 典拠データの相互運用のための課題を整理した。【結果】表記の調査を行った8機関のうち, ①ハングル形の記録を必須としているのは3機関, ②漢字形の記録を必須としているのは1機関のみであった。③ローマ字形は4機関が必須としていたが, ローマ字の種類は統一されておらず, 同定のための有力なキーにはならないと考えられる。④日本と台湾では, 漢字形, ハングル形, ローマ字形のいずれの形でも姓名の間を分かち書きしていたが, その他の機関では分かち書きはローマ字形のみで行われていた。⑤日本では日本語ヨミや韓国語ヨミ, 香港やLCでは日本語ローマ字ヨミや漢語ピンイン形などが見られた。ハングル形と漢字形は, 必須としている機関は少ないものの, 判明すれば参照形に記述している機関が多く, 現代では漢字名が不明の著者もいることから, ハングル形を同定のための有力なアクセスポイントとした上で, 漢字形やその他の付記事項を積極的に記録することが望ましい。Purpose : This study aims to compare representations of Korean personal and corporate name authority data in South Korea, Japan, Taiwan, Hong Kong and the Library of Congress (LC) in order to identify differences and issues affecting name authority data sharing.Method : First, characteristics of Korean personal and corporate name representations were overviewed. Second, from these characteristics, five check points considered to be important in creating Korean name authority data were set. Subsequently, manuals, formats, and case reports of organizations were collected, and face-to-face interviews were conducted. Available data were also used to confirm actual authority data.Results : Of the eight organizations studied, (1) Hangul script forms are mandatory in three organizations. (2) Hanja script forms are mandatory in only one organization. (3) Romanized forms are mandatory in four organizations, but Romanization schemas are different among organizations. Thus, Romanized names are not strong candidate keys for data identification. (4) Organizations in Japan and Taiwan separate surnames and given names in all forms of names, but other organizations examined in this study separate them in Romanized forms only. (5) Some organizations adopt representations in their local language. Although only a few organizations adopt Hangul and Hanja script forms as mandatory, many organizations record them as variant access points if they are known. Since Hanja forms are often difficult to obtain, especially for relatively new authors, it is desirable to set Hangul script forms as strong possible keys for data identification, and to try to record Hanja and other designations as much as possible.
著者
小林 正幸 小西 康夫 石垣 博行
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.71, no.710, pp.2989-2995, 2005-10-25

Support Vector Machines (SVM) are learning machines with high performance about pattern recognition. But, SVM has some parameters decided preliminarily. As these parameters vary, SVM's recognition performance severely varies. In this paper, we propose an optimizing method of SVM's parameters using Reinforcement Learning. By the proposed method, the Actor-Critic method that is a kind of reinforcement learning was used. Actor-Critic method can use continuous action space. The effectiveness of the proposed method is confirmed by a one-dimension pattern recognition simulation. And, we verify practical effectiveness of the proposed method by experiments about handwritten character recognition. As results, the recognition rate of characters increased to about 90% with parameters of SVM optimized by the proposed method.
著者
足立 克仁 川井 尚臣
出版者
Japanese Society of National Medical Services
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.38-41, 2008

本文では当院における神経・筋疾患のセカンドオピニオン外来の概略を示す. 当院の患者は介護を要する肢体不自由者が多いため介護者にも配慮し休日でも対応できることが望ましいこと, 平日では医師の配置がしにくいことなどの理由から土曜日に開設した. また神経・筋疾患患者は病気が長期にわたるため, 主治医とのつながりが強く, 紹介状を持参できない場合が多いこと, 本疾患の診断は問診と診察が重要で紹介状がなくても病状把握ができることが多く, 検査資料のみでも疾患の理解に役立つことが多いこと, などの理由から紹介状の有無にかかわらず受け付けることが望ましいと考えた. また, 経過観察も重要であることが多いので期間を置いて複数回相談の必要性が高い. このため相談医の人選はローテート医は不向きで経験豊富な専門医, 可能なら少人数複数が望ましい. 料金の設定には取り扱う疾患や地域の特殊性などに配慮を要する. さらにほかに神経・筋疾患の専門施設が少ないため, 当院での精査の必要が生じることもある. 本疾患は慢性に経過し治療が困難なため放置されやすいので, 機会ある毎にセカンドオピニオン外来をアピールし患者の要望に応える必要があると考えている.