著者
平田 俊子
出版者
講談社
雑誌
群像
巻号頁・発行日
vol.62, no.11, pp.56-90, 2007-11
著者
今井 計
出版者
筑波技術短期大学研究委員会
雑誌
筑波技術短期大学テクノレポート (ISSN:13417142)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.45-48, 1994-05-02

平成3年4月本学に着任し,学生の要請に応じてバレーボール指導している。まず,バレーボール経験の有無を聞き,経験者・未経験者のプレーぶりを見て指導を始めた。1年間指導して,健聴者のように声で連携プレーができないため,アウトボールに触ったり,お見合いをした。そこで聴覚障害を加味した実戦法として,指でサインを送る指導をした。2年目に新体連北区連盟,3年目に関東大学男子バレーボール連盟に加盟し(本学運動部で大学連盟に登録するのはバレーボール部が初めて),リーグ戦に出場した。その際,健聴者との違い(笛が聴こえない,審判の問題)をわかっていただいた。健聴者との試合では,私が声を出さずに手話で作戦を与えることがプラスになった。またトラブルを少なくするために,体育館にフラッシュランプの設置の普及という問題点もあった。聴覚障害学生を手話で指導する際に「指のサインプレー」「反復練習から体で覚える」「状況判断」が大切だということがわかった。
著者
藤原 有子 藤塚 千秋 米谷 正造 木村 一彦
雑誌
川崎医療福祉学会誌 = Kawasaki medical welfare journal
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.186-193, 2013

本調査では,月経期間中の水泳は可能であるという事実に基づき,女子中学生61名を対象とした知識提供の介入指導を行った.知識,意識,行動の変容の3点について検討することを目的とした.先ず,1学期の水泳授業終了後に事前調査として,知識調査と月経期間中の水泳についての考えと水泳授業時の行動を調査した.次に2学期の水泳授業開始前に直接介入指導を行い,その直後に自由記述による感想を求めた.最後に2学期の水泳授業終了後に再度,知識調査と月経期間中の水泳についての考えと水泳授業時の行動を調査した.結果を要約すると以下のようであった.1.介入指導前後の知識は,設問に対する正解率が29.5%から94.1%と有意に高くなった.2.介入指導直後の意識は,自由記述感想から80.3%が月経期間中の水泳について肯定的な考えを記入した3.月経期間中の水泳についての肯定的考えは,介入前に14.7%だったのが介入後37.2%と有意に増加した.4.介入指導前後の行動について,月経期間中に水泳授業へ参加した者の割合で比較したが,有意な 差は得られなかった. これらのことから,介入指導は知識や意識への肯定的働きかけとして寄与したが,行動変容を促すことはできなかった.
著者
林 和弘
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.40-43, 2018-03-09 (Released:2018-05-18)
参考文献数
8

デジタルアーカイブの目的にはICT を活用して文化財等を保存することだけでなく、その利活用を促進することが含まれており、人文社会学系研究において、これまでになかった新しい研究スタイルと社会への波及効果を生み出し始めている。一方、オープンサイエンス政策は、科学技術系を中心に論文のオープンアクセス化から始まったが、現在では、研究データを中心とした幅広い研究成果をできる限り広く共有しイノベーションを加速する政策に拡張し、文理を問わない新しい研究パラダイムの構築を前提とした、研究活動の変容を志向している。今回世界のオープンサイエンス政策の現状とその実践の一つとして世界をリードする研究データ同盟(RDA)が取り組むデータ共有活動を紹介し、文化財を中心としたデジタルアーカイブに関する活動の接点を考察しながら、オープンサイエンス時代の科学技術・学術研究のスタイルを展望し、変容のキーとなる相互通用性のあるデータフォーマットの重要性を述べる。
著者
細川家編纂所 編
出版者
侯爵細川家編纂所
巻号頁・発行日
vol.巻8, 1932
著者
佐藤 哲司 福原 知宏 宝珍 輝尚 斉藤 和巳
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

ブログやツイッターなどのUGC(User Generated Contents)は, 複数の著者によって断片的に書かれた記事の集合体である.本研究では, 大量な記事集合における、記事間の関連性や類似性を手がかりに, 記事間や著者間の経時的な変容の解明手法、文章の印象評価手法を確立するとともに, それらの知見に基づく新たな情報探索手法を考案した.質問回答サイトのアーカイブデータ等を用いた評価を行い, 考案手法の有効性を確認した.
著者
荒井 康夫
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.37-43, 1984-03-31
被引用文献数
1

(1)シュート・ポジションに対して,リバウンド・ボールはシュートを行った反対側に多く集約していた.シュート・ポジションが右0゜,距離6.50 mの場合,リバウンドの分布は左20°〜30°,距離は3.00m付近に集約.シュート・ポジシーンが右56°距離7.00mの場合,リバウンドの分布は左45°,距離は3.50 m付近に集約.またシュート・ポジションが右30°,距離6.00mの場合,リバウンドの分布は左35°,距離2.50 m付近に集約された.(2)その他,相手プレイヤーの特徴を把握すること,シュート・フォーム,ボール・スピン,ループ,シュート・ポジションと距離などを素早く把握し,リバウンド・ポジションの獲得に努めること.(3)スクリーン・アウトの徹底, (4)リバウンド・ボール獲得の意志. (5)ジャンプカ,などを含めて指導を行うことである.
著者
曹 蓮 杉森 伸吉 高 史明
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.1-10, 2017 (Released:2017-04-25)
参考文献数
29
被引用文献数
1 1

In this study, we investigated cultural differences in multisensory perception of emotion between Chinese and Japanese participants, focusing on mutual interference of visual and auditory emotional information. In this experiment, the face-voice pairs were consisted of congruent or incongruent emotions (e.g., a happy (an angry) face with a happy (an angry) voice in congruent pairs, and a happy (an angry) face with an angry (a happy) voice in incongruent pairs). Participants were asked to judge the emotion of targets focusing on either face or voice while ignoring the other modality’s information. In the voice-focus condition, the effect of to-be-ignored facial information was smaller in Japanese than Chinese participants, only when the participant and the target belonged to the same cultures (in-group). This indicated that Japanese people were more likely to be based on the voice information in multisensory perception of emotion of in-group. Our study illuminated that although both Japanese and Chinese people belonged to the Eastern culture, there were cultural differences in perceiving emotion from visual and auditory cues.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.601, pp.123-125, 2004-10

自社の技術を囲い込むため,多くの企業が特許出願に力を入れている。これに伴い,知的財産(知財)部門に期待される役割も変わってきている。日経ものづくりが実施したアンケート結果からは,知財部門に対し,より戦略的な役割が求められていることが分かった。他社の特許調査や,出すべき特許の方向性をアドバイスする—といった特許戦略の先導役が期待されている。
著者
原田 章之進
出版者
活水女子大学
雑誌
活水論文集. 日本文学科編 (ISSN:02888629)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.87-103, 1982-03