2 0 0 0 OA 茶の本

著者
岡倉覚三 著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1945
著者
黒木 琴海 小寺 志保 倉田 成人 濱本 卓司 猿渡 俊介
雑誌
研究報告モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム(MBL) (ISSN:21888817)
巻号頁・発行日
vol.2015-MBL-77, no.21, pp.1-8, 2015-11-25

本稿では,現在筆者らが進めている軍艦島モニタリングプロジェクトにおけるタスクスケジューリングについて述べる.軍艦島モニタリングプロジェクトは,現在建築構造物の崩壊が進んでいる軍艦島において映像や音声,加速度データといった建築構造物の崩壊現象のデータを収集し,建築構造解析に貢献することを目的としている.太陽光発電を電源として用いるモニタリングシステムにおいてエネルギーの利用を効率化するため,本稿では DC-LQ (Data Centric LQ-Tracker) と BLT Allocation (Battery Level Task Allocation) の 2 つの手法から構成されるデータ中心型のタスクスケジューリング方式として,BAAD scheduling (BAttery Aware Data centric scheduling) を提案する.シミュレーションによる評価の結果,BAAD scheduling が優れた性能を持っていることがわかった.
著者
倉口 徳光
出版者
慶應義塾大学藝文学会
雑誌
藝文研究 (ISSN:04351630)
巻号頁・発行日
vol.96, pp.24-42, 2009-06

2 0 0 0 OA へごノ構造

著者
小倉 謙
出版者
公益社団法人 日本植物学会
雑誌
植物学雑誌 (ISSN:0006808X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.457, pp.1b-28, 1925 (Released:2007-06-18)
参考文献数
19

以上へごノ成熟並ビニ幼少植物ノ構造ニ關スル觀察ノ結果、中心柱ノ組立•葉隙ノ組立及ビ排列•葉跡ノ分出及ビ排列•髓走條ノ起原及ビ行程ヲ明ニセリ。コノ結果ハ、從來觀察セラレシ他ノ〓〓科植物ノ場合ト異ナリタル點アリト雖モ、從來ノ觀察ハ缺階多クシテ、コノへごニ關スル觀察ト充分比較スル事能ハズ。故ニ、コノへごノ觀察ヲ以テ直チニ〓〓科植物ノ一般特性トナスハ早計タルヲ遁レズ。又、へごノ構造ト他ノ羊齒植物ノ構造トヲ比較シテ著ルシク異ナル點アリ、之ニヨリテ他ノ羊齒植物トノ類縁關係ニ論及スル事難カラズト雖モ、〓〓科植物ノ他ノ場合ヲ詳細ニ知ルニアラザレバ、之ヲナスハ又早計ニ失スル恐アリ。コノ意味ニ於テ、予ハ更ニ〓〓科植物ノ他ノ種類ノ構造ニ關スル觀察ヲ續行シ、而シテ後ニ最後ノ斷案ヲ與ヘントスルモノナリ。
著者
片倉藤次郎 著
出版者
朝日書房
巻号頁・発行日
1942
著者
山口 和雄 加野 直巳 横倉 隆伸 木口 努 田中 明子 佐藤 比呂志
出版者
日本活断層学会
雑誌
活断層研究 (ISSN:09181024)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.17, pp.54-64, 1998-12-29 (Released:2012-11-13)
参考文献数
32

A seismic survey was conducted across the Tachikawa active fault in the western suburbs of Tokyo metropolitan area. The deep structure and movement of the fault are discussed based on the CMP stacked seismic section together with the geological data published previously. The results are as follows:(1) A flexure, about 150 meters in width, underlies the flexure scarp of the fault and continues vertically down to 1000 meters in depth.(2) The displacement of the fa u lt is about 100 meters upthrow of the northeast side between 300meters and 600 meters in depth, while the displacement at basement depth is about 100 meters downthrow of the northeast side.(3) The northeast side o f the fault had subsided relatively to the southwest side in the past. The fault movement was stopped for a while. Then the fault movement was reversed and the northeast side has been upheaved up to now. This is an inversion tectonics of the fault movement.
著者
小倉末子 編
出版者
共益商社書店
巻号頁・発行日
1932
著者
倉田 有司 佐々 敏信 斎藤 滋 桂 了英 吉田 茂 大野 修司 宮原 信哉
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.204-204, 2004

加速器駆動核変換システム(ADS)に関する技術開発で必要となるポロニウムの移行挙動に関連する基礎データを取得するために、鉛ビスマスを材料試験炉(JMTR)で照射し、蒸発実験に必要となるポロニウムを生成させ、生成量を評価した。

2 0 0 0 OA 公法判例研究

著者
小倉 一志
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.163-185, 2003-10-09
著者
高倉 耕一 西田 佐知子 西田 隆義
出版者
日本植物分類学会
雑誌
分類 (ISSN:13466852)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.151-162, 2010
参考文献数
26
被引用文献数
2

Reproductive interference (RI) refers to negative interspecific interactions in which the reproductive activities of one species directly reduce the reproductive success of another species. RI can be observed in various events in plant reproductive processes, such as stigma clogging and pollen allelopathy. The most conspicuous feature of RI is its positive frequency dependence and its self-reinforcing impact via positive feedback: when two species exert RI on one another, the more abundant species exerts a more intense adverse effect on the reproductive success of the other and then becomes more abundant. Therefore, two species that exert RI on each other essentially cannot co-exist, even if the interfering effect is subtle. Increasing numbers of studies have verified the effects of RI in plants, but the phenomenon is still misunderstood. Here, we present a theoretical outline of RI, discriminating it from hybridization or pollen competition, and address its pivotal importance in the relationships between invasive plants and native relatives, the exclusive distributions of closely related species, and character displacement between these species.
著者
作本 悦子 渡邉 直行 小倉 敏裕
出版者
群馬県立県民健康科学大学
雑誌
群馬県立県民健康科学大学紀要 (ISSN:18810691)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.67-72, 2011-03

目的:The Lancetに掲載されたBerrington氏らによる論文をレビューし,CT検査の在り方について考察する.方法:Risk of Cancer from Diagnostic X-rays : estimates for the UK and 14 other countriesという論文をレビューし,CT検査の利益および不利益という見地から,CT検査の在り方について考察する.結果:本論文において,診断X線検査の放射線による発がんの寄与リスクは,他国に比べ日本が最も高く,日本で年間に発症するがんのうち,3.2%(年間7,587例の発がんに相当)が,診断に使われている放射線によるものであると推定された.結論:放射線を人体に照射する業務を行う我々は,患者に放射線による有害な影響の可能性を上回る利益を提供できるようにするべきであり,防護の最適化について,より工夫する必要がある.
著者
畑中 勇輝 井上 貴美子 及川 真実 上村 悟 越後貫 成美 児玉 栄一 大川 恭行 束田 裕一 小倉 淳郎
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
日本繁殖生物学会 講演要旨集 第108回日本繁殖生物学会大会
巻号頁・発行日
pp.OR1-28, 2015 (Released:2015-09-15)

【目的】哺乳類のゲノム上に広く存在するレトロトランスポゾン(RT)の抑制は,個体発生や生殖細胞の分化に必須である。RTの抑制は主にDNAメチル化が担っているが,ゲノムワイドな低DNAメチル化状態にある始原生殖細胞では,抑制性ヒストンH3K9me3がその役割を担っていると言われている。そこで本研究では,同様にゲノムワイドなDNA脱メチル化が生じる着床前胚におけるRT抑制機構の解明を行った。【方法】ノックアウトまたはノックダウンにより胚発生が停止することが知られているCAF-1に着目した。CAF-1構成因子であるP150 に対するsiRNAの前核期胚への注入によりノックダウン(KD)胚を作製し,解析に供した。また,各抑制性ヒストン修飾酵素のKD胚も同様の方法で作製した。これらの胚を用いて,常法によりChIP解析,遺伝子発現解析などを実施した。【結果】既報の通り,CAF-1 KD胚は桑実期で致死となった。CAF-1 KD胚におけるマイクロアレイ解析では細胞死関連遺伝子の発現増加が認められ,DNA損傷マーカーであるH2AXのリン酸化シグナルの増加およびRT(LINE-1,SINE B2,IAP)の有意な発現上昇が観察された。RT阻害剤添加により胚盤胞期胚への発生は有意に改善出来たことから,CAF-1 KDによる胚性致死はRTの脱抑制と関連することが明らかになった。さらにChIP解析の結果,CAF-1 KD胚では,RT領域におけるH3.3からH3.1/3.2への置換が阻害され,それに伴いH3K9me2/3及びH4K20me3など複数の抑制性ヒストン修飾が減少することが示された。抑制性ヒストン修飾酵素のsiRNA注入実験により,Suv420h1/2により付加されるH4K20me3が着床前胚のRT抑制に主要な役割を果たしている可能性が示された。以上の結果から,グローバルなDNA脱メチル化される着床前胚において,CAF-1による抑制性ヒストン修飾の蓄積を介したRT抑制制御機構の存在が明らかになった。
著者
宮本 俊和 濱田 淳 和田 恒彦 寺田 和史 市川 あゆみ 鍋倉 賢治
出版者
社団法人日本東洋医学会
雑誌
日本東洋醫學雜誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.939-944, 2003-09-20
被引用文献数
7 3

円皮鍼と装丁を同様にした鍼のない偽円皮鍼(プラシーボ鍼)を使用し,マラソンレースに参加した選手の筋痛と血清クレアチンキナーゼ値(以下CK値),筋硬度に対する円皮鍼の効果を二重盲検ランダム化比較試験により検討した。対象はマラソンに初めて参加する15名の大学生とし施術,検査,データの解析に関わらない者が無作為に割付けした。円皮鍼またはプラシーボ鍼は下肢の経穴8箇所に,マラソンスタート前に貼付し,5日後に抜去した。測定項目は,筋痛のVisual Analogue Scale(以下VAS),CK値,LDHアイソザイム,立位体前屈,筋硬度とし,マラソンスタート前,ゴール後,5日後に測定した。その結果,1 円皮鍼はマラソン後の筋痛を軽減させた。2 CK値とLDHアイソザイムのLDH4,LDH5は,マラソンゴール後に上昇したが,円皮鍼の効果はなかった。3 立位体前屈は差がみられなかった。4 筋硬度は,外側広筋と内側広筋で増強したが,円皮鍼の効果はみられなかった。