著者
小林 優佳 久島 務嗣 吉田 尚水 藤村 浩司 岩田 憲治
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.IDS-D_1-14, 2022-05-01 (Released:2022-05-01)
参考文献数
63

This paper proposes a new method for slot filling of unknown slot values (i.e., those are not included in the training data) in spoken dialogue systems. Slot filling detects slot values from user utterances and handles named entities such as product and restaurant names. In the real world, there is a steady stream of new named entities and it would be infeasible to add all of them as training data. Accordingly, it is inevitable that users will input utterances with unknown slot values and spoken dialogue systems must correctly estimate them. We provide a value detector that detects keywords representing slot values ignoring slots and a slot estimator that estimates slots for detected keywords. Context information can be an important clue for estimating slot values because the values in a given slot tend to appear in similar contexts. The value detector is trained with positive samples, which have keywords corresponding to slot values replaced with random words, thereby enabling the use of context information. However, any approach that can detect unknown slot values may produce false alarms because the features of unknown slot values are unseen and it is difficult to distinguish keywords of unknown slot values from non-keywords, which do not correspond to slot values. Therefore, we introduce a negative sample method that replaces keywords with nonkeywords randomly, which allows the slot estimator to learn to reject non-keywords. Experimental results show that the proposed method achieves an 6,15 and 78% relative improvement in F1 score compared with an existing model on three datasets, respectively.

2 0 0 0 OA 蒸発乾燥

著者
吉田 豊彦
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.68-74, 1967-02-28 (Released:2012-11-20)
参考文献数
12
著者
吉田 勲 河野 洋 宇田 毅 岡崎 耕三
出版者
社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.127-131,a1, 1988-02-01 (Released:2011-08-11)
参考文献数
6

両眼立体視カメラモデルから得られる画縁処理による体積測定法の開発を目的とした。これは画像の二次元情報からもとの三次元座標の復元を行い, これに基づいて体積を算出する手法である。三次元座標は三角測量の原理から求める。また, 解析の際に左右画像上の対応点を相関法に決定する。でき上がった多面体を三角形に自動分割し, 物体を近似した。この画像処理による体積測定プログラムの開発により従来の土木計測技術に比べて, 能率よく, コストも低くなるものと考えられる。また, 土木以外にも幅広い応用が可能となる。
著者
巽 博臣 升田 好樹 今泉 均 吉田 真一郎 坂脇 英志 後藤 京子 原田 敬介 信岡 隆幸 平田 公一
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.28, no.6, pp.1245-1250, 2013 (Released:2013-12-25)
参考文献数
17
被引用文献数
2

【目的】重症患者における早期経腸栄養開始後は便秘・下痢が問題となる。排便量から緩下剤の継続・休止や必要な処置・検査などを決定する排便コントロール基準 (以下、本基準) の効果について検討した。【対象および方法】ICUで経腸栄養を7日以上継続した53症例 (導入前群24例、導入後群29例) を対象とした。「一日排便量≥300g」を下痢、「48時間以上排便がない状態」を便秘と定義し、経腸栄養開始後1週間の排便状況を両群間でレトロスペクティブに比較検討した。【結果】一日排便量の1週間における推移は導入前後で交互作用がみられた。7日間における下痢の頻度は導入前群2.5±0.3日、導入後群2.0±0.3日と有意差はなかったが、便秘の頻度は1.5±0.3日から0.7±0.2日に、便秘または下痢の頻度は4.0±0.3日から2.6±0.3日に有意に減少した。【結語】排便量に従って薬剤投与や浣腸処置の追加を判断できる本基準の導入により、排便量および下痢・便秘の頻度が減少した。本基準の導入により適切な排便コントロールが可能となり、経腸栄養管理を有効かつ安全に実施できると考えられた。
著者
村井 源 豊澤 修平 白鳥 孝幸 吉田 拓海 石川 一稀 岩岬 潤哉 斉藤 勇璃 中村 祥吾 根本 さくら 大田 翔貴 大場 有紗 福元 隆希
雑誌
じんもんこん2021論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, pp.16-23, 2021-12-04

従来の物語分析は特定のジャンルを対象としたもので,ジャンル間の差違などを計量的に明らかにする研究はなされてこなかった.本研究では,ジャンル横断的な物語構造分析を実現するため,現代日本のエンターテイメント作品で頻出の5 ジャンル(冒険,戦闘,恋愛,探偵,怪談)を対象として各ジャンル100 話以上を収集した.また全ジャンルを共通の枠組みで構造分析し比較可能なデータセットを構築した.各ジャンルのデータセットに基づき,典型的な展開のパターンを抽出し,また因子分析により物語展開の共通・固有の因子を特定した.各ジャンルの特徴が同じ基準で比較可能となったことで,今後ジャンル複合的な物語の分析や自動生成の実現にも道が開かれると期待される.
著者
吉田 堯躬
出版者
新潟青陵大学
雑誌
新潟青陵大学紀要 (ISSN:13461737)
巻号頁・発行日
no.1, pp.143-152, 2001

2000年の10月に財政当局はかねてからの課題に答えるため『国の貸借対照表(試算)』を発表した。公債残高の累増に対する懸念から日本財政システムが依然として明治期以来の現金主義にとどまっている点が指摘された点へのひとつの解答ではある。しかし,その努力は買えるし, 一定の役割は有するであろうが, 改革ののろし-すなわち, 現行の予算システムが単年度の財政状況によって意思決定され,現在及び将来にわたる国民の負担や, その持つ資産の状況が視野に入らないことへの疑念には答となっていない。本稿は現行の公会計制度の問題点やその改革案の背景にある福祉国家の財政への知的階層のいら立ちを指摘するとともに, 発表された『国の貸借対照表(試算)』について公会計改革への期待との落差を指摘し, 福祉国家における財政民主主義の限界についての考察を行うものである。
著者
吉田 眞理
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3+4, pp.130-144, 2021 (Released:2021-04-29)
参考文献数
21

【要旨】 臨床的に失語症が記載されている13例の病理像を概説した。意味型失語症を示した6例の背景病理は、TDP-43蛋白蓄積を示す前頭側頭葉変性症(frontotemporal lobar degeneration, FTLD-TDP) type Bが3例、 Pick病が1例、 FTLD-TDP type AとADの合併例が2例であった。病変分布は、側頭葉極を含む前方側頭葉の変化が強く、後方では軽度になる傾向を認めた。非流暢性失語症を示した例は、大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration, CBD)1例、進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy, PSP)3例、FTLD-TDP type A 1例、Pick病1例であった。CBD、PSP、Pick病などのタウオパチーが83%、内67%は4Rタウオパチーで、50%はPSPで、左優位のシルビウス裂周囲の前頭側頭葉皮質変性を示した。発語失行の例ではFTLD-TDP type Aを示し右中心前回弁蓋部に強い萎縮を示した。語減少型失語症の1例はdiffuse neocortical typeのレビー小体型認知症とアルツハイマー病の合併病理を認めた。失語症の背景病理として、FTLD-TDP、CBD、PSP、Pick病などのタウオパチー、アルツハイマー病が存在していたが、意味型失語症ではFTLD-TDP、非流暢性失語症ではタウオパチーの比率が高かった。
著者
吉田 英雄
出版者
一般社団法人 軽金属学会
雑誌
軽金属 (ISSN:04515994)
巻号頁・発行日
vol.65, no.11, pp.590-598, 2015-11-30 (Released:2021-10-15)
参考文献数
68
被引用文献数
1
著者
吉田 英雄
出版者
一般社団法人 軽金属学会
雑誌
軽金属 (ISSN:04515994)
巻号頁・発行日
vol.65, no.10, pp.508-516, 2015-10-30 (Released:2021-10-15)
参考文献数
30
被引用文献数
1
著者
吉田 英雄
出版者
一般社団法人 軽金属学会
雑誌
軽金属 (ISSN:04515994)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.26-38, 2016-01-30 (Released:2021-10-15)
参考文献数
28
被引用文献数
3 2