著者
佐藤 雄紀 越澤 明 坂井 文
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.14, no.27, pp.321-324, 2008-06-20 (Released:2009-02-13)
参考文献数
14
被引用文献数
3 3

The importance of public spaces has been pointed out through environmental issues and disaster-prevention policy. In Otaru, present urban foundation was formed by city replanning plan after the 1904 great fire in Meiji era. With a specific focus on public spaces, this paper explores planning processes of fire prevention boulevards and parks, such as Otaru park, in Meiji era.
著者
坂井 文彦
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.118, no.8, pp.1005-1010, 2015-08-20 (Released:2015-09-04)
参考文献数
5
被引用文献数
1

頭痛は頭部の痛みであり, 耳鼻咽喉科は鼻腔・副鼻腔・内耳, 咽頭部など頭部の約3分の2の領域を対象とするため, 頭痛との関係が深い. 一次性頭痛 (慢性頭痛) の代表である片頭痛, 緊張型頭痛, 群発頭痛のいずれも, 耳鼻咽喉科的症状が混在する. 片頭痛は前駆症状や随伴症状として時に回転性めまいがある. 緊張型頭痛にはいわゆる “ふわふわめまい” が多く, 耳鳴りもあると耳鼻咽喉科受診となる. 患者さんは「頭痛もあったが, 耳鼻咽喉科の症状があった」ために耳鼻咽喉科を受診する. 群発頭痛とその類縁疾患は三叉神経・自律神経性頭痛としてまとめられている. いずれも片側性頭痛で, 痛みに三叉神経が関与するとともに随伴症状に自律神経, 特に副交感神経が関与している. 頭痛と同側に鼻汁, 鼻閉, 流涙が随伴するのが特徴であり, 三叉神経と翼口蓋神経節との神経回路が病態に重要な役割を果たしていると考えられている. 耳鼻咽喉科疾患に二次的に生ずる頭痛としては耳, 鼻腔, 副鼻腔の炎症性疾患が頭痛を主訴として発症することがあり, 特に小児では注意を要する.
著者
坂井 文
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning (ISSN:09131280)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.643-648, 2008-10-15
被引用文献数
6

景観法の活用を促すうえで、自治体への技術的なサポートや、住民参加のためのアドバイスを提供するシステムの構築について議論する必要があると考えられる。本論においては、良好な景観を形成する開発計画のデザイン誘導を試みる英国中央政府の外郭団体である建築・都市環境委員会(Commission for Architecture and Built Environment)の活動とその役割に着目しながら、特に、その組織の構成と、地方自治体のデザイン政策の指導方法、またデザイン審査の方法について明らかにし、日本の景観法の活用をすすめるサポート組織の構築と、サポート手法について考察することを目的とする。本論を通して、中央に情報を集中させ専門的に分析し情報公開することによって、情報の共有化が図られ、各自治体の負担を軽くしていることがわかった。同時に、各地の状況に対応したアドバイスを行う地域組織の存在と、そのネットワーク化による横の連携を構築することにより、現場における適切な対応や、地域間での情報の共有が可能となることが明らかとなった。
著者
東 邦彦 坂井 文彦 五十嵐 久佳 田崎 義昭
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.13, no.5, pp.361-366, 1991-10-25 (Released:2009-09-03)
参考文献数
19

既往に片頭痛を持つ若年者に脳梗塞が発症した4例につき, 脳梗塞の危険因子としての片頭痛の意義につき検討した.症例1はmigraine with auraの発作中, 脳梗塞が発症したと考えられ, その病態としては前兆の原因となる脳血管攣縮が遷延し脳梗塞に移行したと考えられた.症例2~4の3例はmigraine without auraの患者で, 脳卒中発作は発症様式, CT, MRI所見よりはいずれも脳塞栓症と診断され, 脳塞栓症に頭痛が前駆あるいは随伴した可能性が考えられた.そのうち2例は妊娠中の発症であった.migraine without auraに脳梗塞が発症した機序としては, 片頭痛が脳梗塞に移行したというよりも片頭痛にもとづく血小板凝集能の亢進による5HT, ノルエピネフリンの放出, エストロゲソをはじめとする性ホルモンの変動による凝固系の亢進などを介して脳梗塞の危険因子となった可能性が考えられた.
著者
坂井 文
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.28, no.68, pp.418-423, 2022-02-20 (Released:2022-02-20)
参考文献数
10

More than half a century since the establishment of the incentive zoning system in the United States and Japan, some of privately owned public spaces are under inactive public use and inadequate management. This study aims to clarify the concept and contents of the new design standard for privately owned public space established in NYC Zoning Resolution Amendment in 2007, and to obtain insight into the method of inducing spatial planning to enhance public use of the spaces. The study shows that the design standard detailed the ways to qualify proposed plan and the transparent process to certificate permission.
著者
坂井 文彦
出版者
医学書院
雑誌
神経研究の進歩 (ISSN:00018724)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.343-349, 2002-06-10

国際頭痛学会分類の診断基準を使用した慢性頭痛の大規模な疫学調査が日本でも行われ,片頭痛の有病率は15歳以上の人口の8.4%と多いことが明らかにされた。片頭痛のために日常生活がかなり犠牲になっている人も多く,約74%の人がかなりの支障度に悩まされている。その割に,片頭痛に対する認識度は低く,定期的に医療機関を受診している人は全体の2.7%にすぎない。片頭痛により患者が大きな犠牲を強いられていることは社会にとっても大きな損失であり,経済的損失としても大きい。最近,片頭痛治療薬に大きな進歩がみられている。新しい薬剤を正しく使用するために,医療側,患者側いずれの認識も高まることが必要である。
著者
大口 剛由 石塚 哲也 越澤 明 坂井 文
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.17, no.37, pp.1009-1012, 2011-02-20 (Released:2011-10-20)
参考文献数
13
被引用文献数
1

This study is aim to consider the factor of forming pedestrian network and of establishing sustainable maintenance and management around Osaki Station. Osaki area has had traffic connection problems around Osaki Station and not had enough area of open space, before the redevelopment project in 1980s. The large-scale pedestrian network formed by pedestrian walkways to overcome the area’s geographic problems. Along with the redevelopment project the varieties of management forms in the pedestrian walkway around Osaki Station were formed.
著者
小田口 浩 若杉 安希乃 伊東 秀憲 正田 久和 五野 由佳理 金 成俊 遠藤 真理 及川 哲郎 坂井 文彦 花輪 壽彦
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.1099-1105, 2007-11-20 (Released:2008-09-12)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

長年にわたる先人の経験に基づいて形成されてきた呉茱萸湯証を再考した。84名の慢性頭痛患者に対してツムラ呉茱萸湯エキス (TJ-31) 7.5g/日を4週間投与した。投与後に患者がレスポンダーか否か判定を行った。投与前に43項目からなる漢方医学的所見をとり, レスポンダーか否かを目的変数にした判別分析 (厳密に言えば数量化II類) を施行した。最終判定を行った80名のうち57名がレスポンダー, 23名がノンレスポンダーであった。ステップワイズ変数選択により「 (他覚的) 足冷」, 「胃内停水」, 「胸脇苦満」, 「臍傍圧痛」, 「腹部動悸」の5項目が有用な項目として抽出された。これらを使用した判別分析の誤判別率は35%であった。特に23名のノンレスポンダーのうち20名を正確に判別することができ, この5項目は呉茱萸湯証でない者を除外するのに役立つと考えられた。経験的に形成された呉茱萸湯証に, 「臍傍圧痛」や「腹部動悸」といった徴候も加えることでさらに診断の正確度が増す可能性が示唆された。
著者
佐藤 雄紀 越澤 明 坂井 文
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.15, no.29, pp.313-316, 2009-02-20 (Released:2009-04-08)
参考文献数
11
被引用文献数
3 3

Recently, the importance of public spaces has been pointed from the view of establishing the character of the area. In Otaru, some parks planed in Meiji and the beginnig of Syowa era are functioning as central park, forest park, green belt and so on. It is important to reveal the history of these park, because the changing of the roles of these parks had present the transition of their functions in urban structure. This paper, thus, explores planning processes of Otaru park, Temiya park and Hiraiso park, that are originally planed in Meiji and the beginning of Syowa era.
著者
谷 聡 坂井 文 越澤 明
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.78, pp.78-83, 2012 (Released:2017-06-29)
参考文献数
16
被引用文献数
2

This paper aims to reveal how to deal with the issues existing in first generation large scale public housing complexes. As many first generation public housing complexes have, Tokiwadaira has various issues such as aging of residents, decrepit building, the decline of shopping arcades, lack of parking, etc. In Tokiwadaira, the plan for rebuilding the housing was called off, and the public housing has been kept since 1960. In examination, it is treated how Public corporation and Matsudo city and residents' association have kept in good repair for Tokiwadaira. It is verified on urban traffic, physical aging, residents' changing, and neighborhood institution. Analyzing the points of these maintenances will offer hint to success of the next project for the public housing regeneration.
著者
坂井 文
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:1348284X)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.108, 2008

景観法の活用を促すうえで、自治体への技術的なサポートや、住民参加のためのアドバイスを提供するシステムの構築について議論する必要があると考えられる。本論においては、良好な景観を形成する開発計画のデザイン誘導を試みる英国中央政府の外郭団体である建築・都市環境委員会(Commission for Architecture and Built Environment)の活動とその役割に着目しながら、特に、その組織の構成と、地方自治体のデザイン政策の指導方法、またデザイン審査の方法について明らかにし、日本の景観法の活用をすすめるサポート組織の構築と、サポート手法について考察することを目的とする。本論を通して、中央に情報を集中させ専門的に分析し情報公開することによって、情報の共有化が図られ、各自治体の負担を軽くしていることがわかった。同時に、各地の状況に対応したアドバイスを行う地域組織の存在と、そのネットワーク化による横の連携を構築することにより、現場における適切な対応や、地域間での情報の共有が可能となることが明らかとなった。
著者
出口 良知 坂井 文 越澤 明
出版者
日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.701-704, 2009
被引用文献数
4 3

「地域資源を活かしたまちづくり」の必要性が指摘されている近年、都市河川が地域資源として見直され、河川の整備から活用までを中心としたまちづくりの事例が見られる。かつての深刻な水質汚染の問題を契機に、住民参加によって浄化活動がすすめられ、都市河川の整備に続き、都市河川は良好な都市環境や都市景観の創造の上でも重要な地域資源であるとの再認識から、まちづくりが進められる例が報告されている。本研究は、行政と住民による事業計画策定から管理運営における協働関係に着目し、都市河川の整備を契機として進んだまちづくりの展開を明らかにすることによって、都市河川を活かしたまちづくりを進める上での協働のあり方について考察することを目的とする。
著者
二瓶 泰雄 江原 圭介 臼田 美穂 坂井 文子 重田 京助
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
海岸工学論文集 (ISSN:09167897)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.1226-1230, 2007 (Released:2010-06-04)
参考文献数
8
被引用文献数
2 3

To clarify water quality and pollutant loads in the Edo, Ara and Tama Rivers, we examine the temporal changes of water pollution using monitoring data obtained by local governments and continuous monitoring data for COD. We also evaluate yearly-averaged SS, COD, T-N and T-P fluxes in these rivers by conducting the field measurements under several hydrologic events. The trend analysis for COD continuously monitored in the Edo River indicates that the changes of COD under low flow conditions are not similar to those under flood conditions. The estimated COD, T-N and T-P fluxes in these rivers reveal that non-point sources are comparable to point sources. These facts demonstrate that previous data and analysis methods for pollutant loads into Tokyo Bay should be examined carefully.
著者
青木 信平 五十嵐 久佳 坂井 文彦 神田 直 田崎 義昭
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.175-179, 1988-04-25 (Released:2009-09-03)
参考文献数
11
被引用文献数
1

脳卒中急性期の患者を対象に血清K値の変動を観察した.対象は発症後24時間以内に来院した脳卒中患者161例 (脳出血96例, 脳梗塞65例) である.脳出血患者の平均血清K値3.63±0.05mEq/l (SE) は脳梗塞の平均値4.02±0.05mEq/lよりも有意に低値を示した (p<0.01).脳出血患者を意識レベルによりunresponsive群とresponsive群とに分け検討すると, 血清K値はそれぞれ3.43±0.76mEq/lと3.79mEq/lであり, unresponsive群が有意に低かった (p<0.01).また, 死亡群の平均血清K値3.51±0.06mEq/lは生存群の平均値3.72±0.06mEq/lよりも低く (p<0.05), 重症例では血清K値が低下することが示された.血漿エピネフリン濃度および血糖値と血清K値の間には有意な負の相関がみられ, 低K血症の発現は, ストレスに起因したKの細胞内への流入の可能性が考えられた.
著者
竹内 昭博 土橋 かおり 島澤 謹江 五十嵐 久佳 坂井 文彦 白鷹 増男 池田 憲昭
出版者
一般社団法人 日本医療情報学会
雑誌
医療情報学 (ISSN:02898055)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.319-326, 2000 (Released:2017-08-21)
参考文献数
7

慢性頭痛の自覚症状を把握するために「頭痛日記」が臨床現場で用いられている.「頭痛日記」に記載されたグラフ(頭痛曲線)の面積(頭痛の強さの積分値)を頭痛量と定義し,その計測を画像解析の技術を用いて自動的に行うシステムを開発した.同時に,頭痛曲線の特徴を表すパラメータ(頭痛の最大強度や持続時間,発作回数,日差変動等)を計測・算出した.本システムは,MS-Windows NT/98/95のインターネットエクスプローラ(IE4.1以降)上で稼働する.システムは,頭痛日記画像ファイルの入力や計測結果の集計・提示を担うHTMLファイル(HTML+VBScript,TKS.HTM 20 KB)と,WWWブラウザから画像ファイル名と輪郭線のRGB値を受取り,画像の二値化・抽出・計測を行うActive Xコントロール(TKS.OCX 100 kB,Microsoft VC++6.0)とから構成されている.自動計測した頭痛量は病状をよく反映しており,頭痛を定量的に把握するための一指標として,頭痛量が有用と考える.なお,本システムは,http://info.ahs.kitasato-u.ac.jp/tks/tkssetup.htmからダウンロード可能である.
著者
飯塚 高浩 神田 直 稲福 徹也 畑 隆志 坂井 文彦
出版者
The Japan Stroke Society
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.239-243, 1994

降圧薬の投与開始後短期間のうちに発症した脳梗塞について検討した.対象は降圧薬の服用開始後1ヵ月以内に発症した脳梗塞9例であり, 年齢は48歳から83歳, 平均66.7±10.5歳である.服用開始後発症までの期間は, 5例が7日未満であり, 平均10.1±8.6日.基礎疾患は高血圧に加え, 4例で糖尿病, 1例で心房細動を認めた.1例を除き全例初回発作であった.降圧薬の種類はCa拮抗薬が8例と最も多く, うち4例はβ遮断薬, ACE阻害薬など2種以上の降圧薬を初回より併用し, 1例は3剤同時開始例であった.また1例は単剤ではあるが高齢者に対して初回より常用最上限が投与され翌日の発症であった.責任病巣は, 放線冠など穿通枝領域が6例と最も多く, 皮質枝領域が2例, 境界領域が1例であった.機能予後は, 7例は独歩, 2例は車椅子であった.降圧薬の投与に際しては, 投与量に留意し, 原則として, 単剤, 少量から開始すべきであると考える.
著者
坂井 文
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.421-426, 2003-03-31
被引用文献数
3 3

This paper will examine how the function and design of the London Square was shaped by broader social and cultural change, in the period between the development of Covent Garden in the seventeenth century, and the establishment of the archetypal Garden Square by the beginning of the nineteenth century. The study examines how changing management of urban open spaces influenced their design and functions, while also considering the development of ideas of natural landscape in the city. In particular, the paper argues that management regulations on the central part of a Square and on the secondary street in a Square formed the central open space to be a privileged communal space for the Square residents' use. At the same time there was cultural tendency to admire horticulture among the gentry, leading to attempts to bring natural elements into the design of squares -particularly lawns, shrubs and trees. These modifications culminated in the mature Garden Square of the late-eighteenth century, which had a relatively fixed form. The paper charts the diffusion of this form of urban open space.