著者
富樫 盛典 小林 敏雄
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.103-106, 1994-02

特集 乱流の数値シミュレーション(NST) その10
著者
大屋 勝敬 和田 慎 小林 敏弘
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.474-476, 2004-04-30 (Released:2009-03-27)
参考文献数
13
被引用文献数
1

By using velocity estimation a new robust trajectory tracking control scheme is developed in this paper for wheeled mobile robots. The developed controller has the following features; i) The proposed controller has robustness not only for the weight and the moment of inertia but also for radius of wheels and distance from the reference point to both wheels. ii) It is easy by using design parameters to improve tracking performance.
著者
小林 敏生 影山 隆之 久保 陽子
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

定年退職時期にある男性労働者への健康支援策を構築するために,メンタルヘルスへの影響要因を明らかにすることを目的として,健康感,生活満足度,ストレス関連項目,抑うつ度,および Social Capital(SC)について,インタビュー調査と質問紙調査を行った.その結果,メンタルヘルスは退職に向って改善を示し,その改善には,ストレスの低下,適切なコーピング特性,高い SC が関与していた.退職期の労働者のメンタルヘルスの保持には,職場のストレス対策に加えて,労働者個人の SC を高めることが重要と考えられた.
著者
古田 武 寺川 眞穂 小林 敏男 フルタ タケシ テラカワ マホ コバヤシ トシオ Furuta Takeshi Terakawa Maho Kobayashi Toshio
出版者
大阪大学経済学会
雑誌
大阪大学経済学 (ISSN:4734548)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.1-19, 2008-12

We suggest a framework of the global niche market which would enable a company to create and develop a new business. A global niche market is a small market which has particular and differentiated needs. There are two advantages to this framework. First, it makes the customers’ needs clear and thus companies are able to conform more closely to the particular needs. Second, competition with big companies can be avoided by selecting the appropriate market and business that match with the scale of the company (e.g. smaller scale venture businesses). The company would then be able to sustain its business by using the resources currently available. Here, we illustrate this process of new business creation step by step through a case study.
著者
吉田 いつこ 小林 敏生 寺岡 幸子 虫明 悦生 Kongsap AKKHAVONG Amphoy SIHAVONG Dalaphone SITTHIDETH Bang-on NISAYGNANG 門司 和彦
出版者
日本民族衛生学会
雑誌
民族衛生 (ISSN:03689395)
巻号頁・発行日
vol.77, no.3, pp.109-120, 2011 (Released:2011-07-25)
参考文献数
24

The purpose of this study is to clarify the effectiveness and significance of the health education method through using traditional folk song “Lam” in Lao PDR.The study was conducted at a village in Vientiane city with 48 participants. Firstly we collected quantitative data by questionnaire survey and then conducted group interview after listening “Lam” for HIV/AIDS prevention. The qualitative data was analyzed by basic procedure of KJ method.The result showed that the participants with older than 20-year old (p<0.05) and lower education (p<0.05) tended to prefer “Lam”. Through the qualitative analysis, eight categories were extracted ; 1) Interest for Lam talking about HIV/AIDS, 2) Perception for a risky sexual behavior, 3) Knowledge on the HIV/AIDS infection routes, 4) Commitment for HIV/AIDS prevention, 5) Needs for the health education methods, 6) Suggestion for HIV/AIDS education, 7) Consortium with people living with HIV/AIDS, and 8) Characteristics of Lam and its advantages. After listening Lam, the participants received knowledge about HIV/AIDS and formed attitude for HIV/AIDS prevention. This process was influenced by the characteristics of Lam and its advantage such as entertainment, educational function and traditional communication.These result suggested that Lam which has entertainment and educational function can be utilized as an effective media for Lao people to improve knowledge and promote better attitude and behavior. In addition, the educational method through using traditional communication media such as Lam might be effective for the people to memorize and communicate information.
著者
福嶋 祐介 木本 二郎 原 正栄 小林 敏夫 酒井 隆市 石丸 民之永 八戸 剛志
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.399-403, 2003-07-15
被引用文献数
2

長岡市よりの委託を受けて,新しい地下水節水型の消雪パイプの有効性を確認し実用化を図るために,長岡市道にて消雪パイプの実証試験を行なった.このプロジェクトは産・官・学の協力の下でおこなわれ,現場実験は実質的に平成15年1月15日に始まった.消雪パイプは極めて有効な除排雪システムではあるが,地下水を用いることで地盤低下,地下水位減少に伴うくみ上げの困難,歩行者に対する散水など,さらに消雪パイプを普及させるためには困難も多い.本実証試験は,降雪強度計を用いて降雪量を測るとともに,インバータで揚水ポンプを制御して,必要最小限の散水を行なおうとする新型の消雪パイプである.この消雪パイプの有効性を確認するため,流量計,水位計,圧力計などを取り付け,これらからの出力をADSLを介してサーバーにデータを蓄積し,いつでもデータを利用可能なシステムとした.また,現地にはデジタルカメラを3台取り付け,画像データもインターネットを介して閲覧可能にした.このことで,1月15日から3月31日まで1分間隔(画像データは10分間隔)で保存するようにした.それ以外にADSLを介して制御パラメータの変更もできる.データはまだ十分な解析を行なっていないが,ここに2003年冬季分の成果を示すことにした.
著者
角 知憲 外井 哲志 大枝 良直 梶田 佳孝 松永 千晶 小林 敏樹
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

九州地方の中小都市を対象に、高齢化と人口減少がもたらす都市の閑散化・低密度化と高齢者の日常的な交通の実態を調査した。さらに、将来の年齢構成に基づいて交通需要を予測し、それを支える交通システムと都市の改造の方向性を検討した。その結果、軽便な軌道交通システムと進歩した情報システムを用いた効率的な公共交通網とそれに沿って住宅やショッピングセンターなどを適切に再配置する必要と、そのために都市の土地利用を誘導し規制する方策が求められることが判明した。
著者
小林 敏男 金井 一頼 淺田 孝幸 高尾 裕二 竹内 惠行 椎葉 淳
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2004

1.定量的類型化作業「組織資本の測定」の観点から定量的類型化の基本仮説を構築した。本来この作業は,最終年度で実証に移るはずではあったが,基礎理論構築に手間取り,仮説構築にようやくこぎつけることできた。Lev and Radhakrishman(2003),蜂谷(2005)などの知見を参照しつつ,金融・保健を除く,日経225のサンプル企業のうち,条件に合致する企業数として86社,8年間のデータをもとに,仮説のフィットネスを確認しており,より頑健な理論にまで仕立てなければならない。(目標達成率60%)2.技術・知財戦略技術・知財戦略を聞き取り調査等から調べていけばいくほど,オープンさとクローズドさのバランス問題に横着することが確認される。ITの雄インテルにしても,PCIバスイニシアチブを充実させていた頃は,オープン路線で突き進み,バスやメディア等でデファクトの地位を取ると,今度はクローズドに振れ,それが結局,係争を引き起こし,会社としの業績に暗雲を漂わせ始めている。このバランスを決定づける要因分析の一般化を試みたが,個別ケース記述に留まった。(目標達成率70%)3.提携戦略次の「4」との兼ね合いから,ベンチャー企業における提携戦略について,聞き取り調査を中心に仮説を改良した。成長ステージ管理の重要性を認識するとともに,それぞれのステージにおける管理項目を洗い出した。具体的には,製品開発ステージにおいても,商流ステージであるB2BおよびB2Cを意識した開発管理とマーケティング管理が必要となり,ステージが進むに従い,パートナーシップの重要性が高まる。ただ闇雲なパートナーシップではなく,ビジネスモデルすなわち成長戦略に応じた提携が求められ,その機軸をなすのが,「時間切迫」と「資源の希少性」に他ならない。(目標達成率85%)4.地域産業集積「産業プラットフォームとしての大学」という観点から調査報告をまとめた。大学が有する国・地域としての研究所機能に加え,新産業の担い手としての大学発ベンチャービジネス創出の「場」,という観点を持つことによって,大学を観察することが,産業集積の実際を知る手がかりになる,ということが明らかになった。すなわち,日常的産学連携が活発でない地域では,大学発ベンチャービジネスも起こりにくく,また成功もしづらく,その「場」的取り組みが盛んな地域・大学が産業集積(新規事業創造)においてもリーダーシップを発揮している,ということである。理論的には「場」の概念の援用である。(目標達成率75%)
著者
小林 敏男
出版者
大東文化大学
雑誌
人文科学 (ISSN:18830250)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.170-141, 2003-03-31
著者
檀原 高 岡田 隆夫 建部 一夫 坂本 直人 富木 裕一 案浦 健 鈴木 千賀子 中村 真一郎 津村 秀憲 栗原 秀剛 小林 敏之 諫山 冬実 奥村 彰久 田村 剛 富野 康日己
出版者
順天堂大学
雑誌
順天堂医学 (ISSN:00226769)
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.651-656, 2007-12

定例の順天堂医学教育ミニワークショップが,2007年6月1日に開催された.50名以上の教員が参加し適切な試験問題の作成のための討議を行った.午前のセッションでは,予め作成していただいた定期多肢選択問題をスモールグループで検討修正を行った.午後のセッションでは,基礎医学系教員にはCBTにおける順次解答4連問を,臨床医学系の教員には4年次および5年次の臨床実習における口頭試験問題を作成していただいた.