著者
内野 彰 山口 誠之
出版者
[東北農業試験研究協議会]
雑誌
東北農業研究 (ISSN:03886727)
巻号頁・発行日
no.58, pp.39-40, 2005-12

ジクワット・パラコート混合剤は非選択性除草剤として市販される除草剤であり、水稲作では秋期稲刈り取り後や春期耕起直前などの雑草防除に使用される。パラコート単剤およびジクワット・パラコート混合剤については、従来の茎葉処理剤として雑草を枯殺する効果に加え、種子処理により種子の幼芽・幼根の伸長を抑制する効果のあることがイネや数種の雑草で報告されている。このことから、こぼれ籾発芽防止や雑草イネの防除への応用試験が行われ、雑草発生抑制効果の実用性についても検討されている。本試験では、こうした効果の積雪寒冷地での実用性を検討するため、ノビエ種子への効果を積雪前秋期処理と融雪後春期処理で比較し、水稲種子への効果を処理後土中に保存した場合と処理後土壌表面に保存した場合で比較した。
著者
伊藤 満敏 大原 絵里 小林 篤 山崎 彬 梶 亮太 山口 誠之 石崎 和彦 奈良 悦子 大坪 研一
出版者
日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.576-582, 2011-12-15
参考文献数
31
被引用文献数
2 7

有色素米8品種(赤米4種,紫黒米4種)と対照のコシヒカリについて,抗酸化能(活性酸素吸収能(ORAC)およびDPPHラジカル消去能)の測定,ならびにフォーリン-チオカルト法を用いた総ポリフェノール含量の測定を行った.有色素米の抗酸化能は総ORACが58.0-169.4 &mu;mol TE/g-dry weight,DPPHラジカル消去能が10.8-52.2 &mu;mol TE/g-dry weightの範囲であり,いずれも「コシヒカリ」の24.9および2.5 &mu;mol TE/g-dry weightに比べて著しく高かった.総ポリフェノール含量とH-ORACおよびDPPHラジカル消去能には高い正の相関(<I>r</I>=0.984および<I>r</I>=0.948,<I>p</I><0.01)があり,H-ORACとDPPHラジカル消去能との相関性も高かった(<I>r</I>=0.946,<I>p</I><0.01).また赤米からはプロアントシアニジンが,紫黒米からはアントシアニンが検出され,これらポリフェノール成分含量と抗酸化能との相関も高かった.5品種の有色素米において,収穫年の違いにより抗酸化能およびポリフェノール含量は増減したが,品種間の大小関係への影響は少なかった.以上の結果より,有色素米が抗酸化能の供給源として有用であり,その主要な抗酸化成分はポリフェノールであることが示唆された.
著者
石黒 洋 山本 明子 中莖 みゆき 衣 蘭娟 石黒 真理子 山口 誠 近藤 志保 持丸 由香 Ishiguro Hiroshi Yamamoto Akiko Nakakuki Miyuki Yi Lanjuan Ishiguro Mariko Yamaguchi Makoto Kondo Shiho Mochimaru Yuka
出版者
名古屋大学総合保健体育科学センター
雑誌
総合保健体育科学 (ISSN:02895412)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.9-15, 2012-03-30

Excretion of hypotonic sweat by eccrine sweat gland is achieved by re-absorption of NaCl by sweat duct which is an important function to prevent the salt loss and heat prostration. The Cl– transport by sweat duct is mediated by cystic fibrosis transmembrane conductance regulator (CFTR) anion channel. CFTR is the causative gene for cystic fibrosis, an autosomal recessive genetic disease. CFTR functions as a cAMP-dependent anion channel localized in the apical membrane of various epithelia. Loss of function due to severe mutations in both alleles causes typical cystic fibrosis characterized by dehydrated, thick, and viscous luminal fluid/mucus in the respiratory and gastrointestinal tract, pancreatic duct, and vas deferens. Cystic fibrosis is the most common genetic disease in Caucasians (1 per ~3,000 births) but it is rare in the Asian population including Japanese (1 per ~1.5 million). A compound heterozygote of mutations/polymorphisms (causing a mild dysfunction of CFTR) involves a risk of developing CFTR-related diseases (or atypical cystic fibrosis) such as chronic pancreatitis and male infertility due to congenital bilateral absence of the vas deferens (CBAVD). Recent studies suggest that CFTR mutations/polymorphisms are frequently found in Japanese patients with chronic pancreatitis, CBAVD and diffuse panbronchiolitis. Cl– concentration in the sweat is a useful measure of CFTR function in human. The sweat [Cl–] in healthy subjects is correlated with ages. High levels (>60 mM) of sweat [Cl–] suggest the dysfunction of CFTR.
著者
山口 誠一
出版者
法政大学文学部
雑誌
法政大学文学部紀要 = 法政大学文学部紀要 (ISSN:04412486)
巻号頁・発行日
vol.76, pp.49-59, 2018-03-13

【a】 普遍性一般への高まりは形成陶冶の完成ではない。古代と近代の学修様式とは違っている。古代の形成陶冶は普遍性への自己形成である。近代の形成陶冶には普遍性は準備されている。近代の形成陶冶は内的形式の出現である。【b】 なすべき仕事は個人を現実化し精神化することである。思想の流動化ははるかに困難である。思惟規定の自己を流動化することは,存在そのものを流動化することよりもはるかに困難である。【c】 思想は,自ら自身だという純粋確信を捨象することによって流動化する。思想は,内発的に固定したところを放棄し流動化する。思想の流動化は,概念の自己運動となる。
著者
山口 誠一
出版者
法政大学文学部
雑誌
法政大学文学部紀要 = Bulletin of Faculty of Letters, Hosei University (ISSN:04412486)
巻号頁・発行日
no.69, pp.13-24, 2014

本論考は,『精神現象学』序説の「Ⅰ 現代哲学の課題」の「〔3〕原理は完成ではないこと,形式主義に対する反対」の後半部を扱う。ここでは,ヴォルフ学派から『精神現象学』の前に到るまでの体系哲学への道について語られている。とりわけ哲学の体系化を形式化と表現し,シェリングとその学派が形式主義に陥った理由を説明している。
著者
松下 景 山口 誠之 三浦 清之 笹原 英樹 重宗 明子 長岡 一朗 後藤 明俊
出版者
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
雑誌
農研機構研究報告 中央農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Central Region (ISSN:24328057)
巻号頁・発行日
no.3, pp.11-21, 2018-03-20

「あみちゃんまい」は「コシヒカリ」より早生で 日本型の高アミロース品種の育成を目的として「新潟79号(後の「こしのめんじまん」)」を母とし,「北陸191号」を父とする人工交配の後代から育成され,2013 年に品種登録出願された.「あみちゃんまい」は「あきたこまち」と比較し,出穂期,成熟期 は 1~2 日遅く,「コシヒカリ」よりも 1 週間以上早い収穫が可能である.その早晩性から,「あみちゃんまい」の栽培適地は東北南部以南である.稈長, 穂長は「あきたこまち」並で,穂数はより少ない. 精玄米重は「あきたこまち」並である.玄米千粒重は 22g 程度で,「あきたこまち」より 1g 程度軽く, 粒形は「あきたこまち」と同じ" 長円形" である.「あみちゃんまい」の精玄米重は「あきたこまち」並である.玄米外観品質は白未熟粒が多く「あきたこまち」より劣る.「あみちゃんまい」の炊飯米の食味は「トヨニシキ」よりも劣る.アミロース含有率が30%程度で,「ひとめぼれ」より14ポイントほど高いことから,「あみちゃんまい」は高い製麺適性をもつ.「あみちゃんまい」の葉いもち圃場抵抗性は" 中",穂いもち圃場抵抗性は" やや強" である. 白葉枯病抵抗性は" やや弱",縞葉枯病には" 罹病性",耐倒伏性は" やや強",障害型耐冷性は" 弱",穂発芽性は" 中" である.To increase rice noodle production, rice cultivars with high amylose content and a heading trait that differs from that of 'Koshihikari' are desirable. We developed an early maturing rice cultivar with high amylose content, which we named 'Amichanmai', from a cross between 'Niigata 79' (Koshinomenjiman), which produces slender grains with high amylose content, and a high-yielding line, 'Hokuriku 191'. In 2013, we applied to have this new cultivar officially registered by the Ministry of Agriculture, Forestry and Fishery. The heading and maturity dates of 'Amichanmai' are1 or 2 days later than those of 'Akitakomachi', and 'Amichanmai' rice can be harvested at least 1 week earlier than 'Koshihikari' rice. Moreover, 'Amichanmai' plants can grow in the southern region of Tohoku as well as the southern and western areas. A comparisonbetween 'Amichanmai' and 'Akitakomachi' plants revealed similar culm and panicle lengths, but fewer 'Amichanmai' panicles. The 'Amichanmai' 1000-grain weight is almost 22 g, which is approximately 1 g less than that of 'Akitakomachi', but there are no major differences in grain yields. Additionally, the semi- round 'Amichanmai' rice grain varies from the shape of the parent 'Niigata 79' grain, but is the same as the shape of the dominant Japanese cultivars. However, the appearance of 'Amichanmai' grains is considered inferior to that of 'Akitakomachi' grains. Furthermore, the amylose content of 'Amichanmai' rice is almost 30%, which is 14% higher than that of 'Akitakomachi' rice. Therefore, 'Amichanmai' rice may be suitable for producing rice noodles.
著者
神田 孝治 遠藤 英樹 須藤 廣 松本 健太郎 吉田 道代 高岡 文章 藤巻 正己 藤木 庸介 濱田 琢司 鈴木 涼太郎 山口 誠 橋本 和也
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究は,近年におけるツーリズム・モビリティの新展開に注目し,それを特定の地域に焦点をあてるなかで検討するものである。その際に,「科学技術の進展とツーリズム」,「ダークツーリズム」,「サブカルチャーとツーリズム」,「女性とツーリズム」,「アートとツーリズム」,「文化/歴史遺産とツーリズム」という6つのテーマを設定している。本年度は初年度であったが,各テーマに関連するいくつもの成果が生み出された。特に,「科学技術の進展とツーリズム」に関わるものは,神田孝治・遠藤英樹・松本健太郎編『ポケモンGOからの問い─拡張される世界のリアリティ』(新曜社, 2018)を筆頭に,多数発表されている。本研究課題の成果が,モバイルメディアがもたらす新しいツーリズムに関する研究を牽引するものとなっていると考える。また,研究会も積極的かつ有益な形で実施された。第1回研究会は,観光学術学会や人文地理学会地理思想研究部会と共催するなかで,Durham UniversityのMike Crang氏による“Traveling people, things and data: borders and global flows”と題した講演とそれを受けたシンポジウム「ツーリズム,モビリティ,セキュリティ」を実現した。第2回研究会は,観光学術学会との共催によるシンポジウム「おみやげは越えていく―オーセンティシティ・ローカリティ・コモディティ」と,和歌山大学・国際観光学研究センターのAdam Doering 氏による“Mobilities for Tourism Studies and “beyond”: A Polemic”と題した講演会を実現した。こうした取り組みが,モビリティに注目した先端的な観光研究の知を,広く関連する研究者に提供する役割を果たしたと考える。
著者
中井 隆介 ナカイ リュウスケ Nakai Ryusuke 山口 誠二 ヤマグチ セイジ Yamaguchi Seiji 若槻 麻里子 ワカツキ マリコ Wakatsuki Mariko 東 高志 アズマ タカシ Azuma Takashi 高玉 博朗 タカダマ ヒロアキ Takadama Hiroaki
出版者
中部大学生命健康科学研究所
雑誌
生命健康科学研究所紀要 (ISSN:18803040)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.77-86, 2016-03

MRI装置は、生体に傷をつけることなく生体内部の画像を取得することができる装置であり、現在では数多くの病院に設置されており、病気の診断のために様々なMRI検査が実施されている。MRI装置の特長として、組織の形態だけでなく、機能的情報も同時に取得できることがあげられる。このような機能的情報を活かした生体計測手法として、水の拡散情報を捉え様々な検査に応用する拡散強調画像法や、ヘモグロビンの酸素化の度合いを捉えて脳の活動部位を特定する機能的磁気共鳴画像法(functional MRI)等がある。我々はMRI装置の幅広い特性を活かし、様々なMRI撮像手法の開発や画像処理・評価手法の開発、生体への応用研究を実施している。本稿では実際に研究に取り組んできた、MRIを用いて開発した生体計測評価手法を、顎関節疾患の評価法開発に適用した研究および、長期間の運動前後の筋肉の変化の解析に適用した研究およびfunctional MRIを用いた様々な脳機能評価に関する研究を例に取り、MRIを用いた生体計測評価法の開発とそれがどのような問題に応用できるかを紹介する。
著者
中井 隆介 ナカイ リュウスケ Nakai Ryusuke 橋本 英樹 ハシモト ヒデキ Hashimoto Hideki 山口 誠二 ヤマグチ セイジ Yamaguchi Seiji 高玉 博朗 タカダマ ヒロアキ Takadama Hiroaki
出版者
中部大学生命健康科学研究所
雑誌
生命健康科学研究所紀要 (ISSN:18803040)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.77-80, 2017-03

近年、顎関節疾患の患者数は増加傾向にあり、歯科口腔領域における治療課題の1つとされているが、その原因の特定や治療法の確立に至っていないのが現状である。顎関節疾患は様々な要因や習慣が複合することにより悪化するため、治療法の確立が難しいとされている。本研究では、顎関節周辺の力学的状態に着目し、顎関節疾患の主要因である関節円板の転位(前方転位、後方転位)と変性が、顎運動初期の顎関節部周囲に与える影響について明らかにすることを目的とした。実験では顎関節部周囲の有限要素モデルを作成し、転位および変性の条件を設定し有限要素法解析を行った。解析に入力した下顎の運動軌跡は、MRIの動的撮像法により取得した下顎運動軌跡を用いた。有限要素法解析による結果から、転位により下顎骨部において相当応力が大きくなり、負荷が大きくなることがわかった。また関節円板の硬化により、顎関節部の応力が増大したことから、硬化が障害に繋がることが示唆された。本研究によって、転位と変性が顎関節疾患に繋がる可能性が明らかとなった。本研究を進める事により将来的には、汎用性の高い顎関節疾患の要因の検査・分析・診断法が確立できるのではないかと考える。
著者
山口 誠
出版者
関西大学経済・政治研究所
雑誌
セミナー年報 (ISSN:18822010)
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.1-10, 2009-03-31

第177回産業セミナー
著者
山口 誠一
出版者
法政大学文学部
雑誌
法政大学文学部紀要 = Bulletin of Faculty of Letters, Hosei University (ISSN:04412486)
巻号頁・発行日
no.73, pp.13-25, 2016

命題では絶対者が主体の表象主語である場合がある。しかし,命題では主体は叙述されない。主語「神」は名前にすぎない。述定によって主語は現実的知になる。また,純粋概念には意味のない音は本来不要である。しかるに「神」は主体表象の音にすぎない。命題形式における固定主語と述語の関係も外的である。述定運動は命題内容を主体として叙述する。知る主観の運動は命題内容そのものに属さない。述定運動も命題内容に属していない。Subjektは主体でもあり主語でもある。主体は静止した点ではなくて自己運動である。
著者
山口 誠 山本 幹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.670, pp.313-320, 2001-03-09
参考文献数
13
被引用文献数
2

特定多数の受信ノードに対し信頼性を維持しながら同一情報を転送する信頼性マルチキャストでは,一般的にエンド-エンド間での制御によってスループットが最も低い受信ノードに合わせて情報の転送が行われる.最も低い受信ノードにあわせた場合,同一マルチキャストグループに属する他の受信ノードにおいて,自らが受信できる限界よりかなり低いスループットしか得られないという状況が生じる.これは,各受信ノードの輻輳状況が異なることが一般的にみられる,マルチキャスト通信特有の問題である.この観点からみた受信ノード間の公平性は,Intra-session Fairnessと呼ばれる.信頼性マルチキャストにおいて,エンド-エンド間での制御だけでIntra-session Fairnessを実現するのは不可能である.本稿では,Intra-session Fairnessを実現するため,ネットワーク内にサーバを配置しネットワーク支援を通用することによりサーバが独自にダウンリンクに対して輻輳制御を行う方式を提案し,シミュレーションにより評価を行った.
著者
山口 誠司
出版者
同志社大学
雑誌
同志社大学歴史資料館館報
巻号頁・発行日
vol.16, pp.6-11, 2013-10

調査・研究報告同志社大学歴史資料館が購入した延徳3年(1491)12月18日付の足利義材の祈祷所の紹介。Introducing sources.ページは巻末(六)-(一一)
著者
山口 誠一 Yamaguchi Seiichi
出版者
法政大学文学部
雑誌
法政大学文学部紀要 (ISSN:04412486)
巻号頁・発行日
no.56, pp.1-15, 2007

Der Gedanke ist nicht nur die Bedeutung,sondern auch die Sache,den der Hegel-Leser anhand des Hegel-Texts begreifen müssen. Die Sache untercheidet sich nicht nur vom bloss objektiven Ding,sondern auch von der bloss subjektiven Bedeutung. Die Sache ist deshalb die Objektivität,die die Subjektivität der Bedeutung durchdringt. Es heisst bestimmt in der Enzyklopädie der philosophischen Wissenschaften(1830)§464,dass der Gedanke Keine Bedeutung mehr hat. Man Kann zwar ohne das Verständnis der Bedeutung der Sprache keinen Gedanke begreifen,die diesen Gedanke ausdrückt,aber,der Gedanke ist die Sache.'(Enzy.§465) Nur diese Sache ist,die wahre Objektivität'(Enzy.§464). Deshalb heisst das Verständnis des Gedankens Hegels das Verständnis der Sache als 'der wahren Objektivität.'Also sind natürlich die Bewusstseinsgegenstände der Phänomenologie des Geistes und die Denkbestimmungen der Wissenschaft der Logik die Sachen. Nur die Sache ist das Hauptthema der Eröffnungsparagraphen der Vorrede der Phänomenologie des Geistes. Es heisst in der Vorrede der Phänomenologie des Geistes:,,Solche Bemühungen mit dem Zwecke oder den Resultaten,so wie mit den Vershiedenheiten und Beurteilungen des einen und des andern,sind daher eine leichtere Arbeit,als sie vielleicht scheinen. Denn statt mit der Sache sich zu befassen,ist solches Tun immer über sie hinaus;statt in ihr zu verweilen und sich in ihr zu vergessen,greift solches Wissen immer nach einem Andern,und bleibt viemehr bei sich selbst,als dass es bei der Sache ist und sich ihr hingibt."(§3)