著者
林典雄
雑誌
理学療法兵庫
巻号頁・発行日
pp.23-30, 2007
被引用文献数
1
著者
小林 昭世
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.3, 2011

デザインの対象であるユーザーの経験、インタラクションを時間軸、とくにシナリオによる時間とゲームによる時間に基づいて記述する。
著者
小林 昭世
出版者
特定非営利活動法人 横断型基幹科学技術研究団体連合
雑誌
横幹 (ISSN:18817610)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.17-20, 2012

This article describes the field of human-artifact interaction to develop "timeaxis design"from a semiotic viewpoint. I focus especially on narratology and ludology for considering the subject,and discuss the structure of dynamics of time flow in the field of narrative and game in design.(1) Narratology and ludology offer some effective concepts for interaction design as well as game.(2) Personalized (informal) time is significant in defining timeaxis in interaction.(3) Time in the course of interaction is nonlinear and polychronic.(4) Chronomic factors are necessary in considering reality and agency in interaction.
著者
小林 秀行
出版者
東邦大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

ヒトの代替え種での研究を行なうためにまずは、マイクロミニピッグのiPS細胞の誘導を試みたが、完全なiPS細胞は樹立することはできなかった。そのため、生殖細胞への分化の実験は断念した。2016年の年末に電気工事の影響で、-80℃の冷凍庫が故障したため、それまでに冷凍庫内に保管していたTESEおよびmicro-TESEにて採取した精巣組織や、マイクロミニピッグの組織や細胞、その他試薬などすべてを失った。そのため、実験継続はできず、予定していた実験は施行できなかった。
著者
小林 稔治 橘川 千里
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.19, no.27, pp.15-19, 1995
被引用文献数
1

Picture MD has been finalized the specification, based on its MD DATA storage format. Picture MD enables the user to store color still images on a 64 mm diameter disc. This format covers such items as image size, resolution and compression method, thus enabling MD DATA discs to be compatible among a variety of future products, such as digital still picture cameras, devices which combine sound and still images for presentations, etc.
著者
高橋 利禎 小林 敏彦
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.45, no.11, pp.839-844, 1988
被引用文献数
1

いろいろの条件の下に調製されたポリビニルステアラート (PVS) の構造を透過電子顕微鏡法で研究した. 次のような結果が得られた. (1) 0.3%の高分子を含むクロロホルム溶液より水面または炭素膜上に室温でキャストして薄膜を作成した. 水面上では直径約nmの微粒子よりなる不定形な構造が形成されたが炭素膜上ではフィブリル状の構造が形成された. 電子線回折法 (ED) による研究により, PVSの側鎖は親水性の基盤 (水) 上には垂直に, また疎水性の基盤 (炭素) 上には平行に配列していると推定された. (2) PVSを疎水性基とともに極性基を持つ溶剤 (オクタノール, ニトロベンゼン, シクロヘキサノール, ベンジルアルコールなど) に60℃で溶解させ. その溶液を冷却して形成されるPVSの構造を検討した. PVSは球殻, しわのある円盤, 花弁のような結晶を形成したが. それらは側鎖がその表面に対し垂直に六方充てんした球殻状構造に由来するものと考えた.
著者
林田 愛
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要. フランス語フランス文学 (ISSN:09117199)
巻号頁・発行日
no.69, pp.49-71, 2019

Ⅰ : 「科学的オカルティズム」時代のストリンドベリⅡ : 「生」物体の心理Ⅲ : 「生物」の擬態と輪廻Ⅳ : オカルト的概念から宗教性へ
著者
辻 かおる 小澤 理香 高林 純示
出版者
京都大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究では、(1)花形質の雌雄差の解明の研究を雌雄異株植物ヒサカキを用いて行い、匂いと蜜成分について新知見を得た。また、(2)送粉者の観察と行動実験から、送粉者の反応が雌雄の花で異なることが明らかになった。具体的には、匂いの主成分のイオン強度(匂いの強さ)に有意な雌雄差はなかったが、微量成分は雄花で多く放出されていた。一方、花蜜に含まれる糖の主成分の濃度は雌花で有意に高かった。さらに、送粉者を用いた行動実験では、送粉者の花での滞在時間は雄花より雌花で長くなっていた。これらの結果から、花の雌雄差とそれに対応する送粉者の行動が新たに明らかになった。
著者
小林 浩子
出版者
羽陽学園短期大学
雑誌
羽陽学園短期大学紀要 (ISSN:02873656)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.419-427, 2010-02

トリイ・ヘイデンのノンフィクション小説『愛されない子』は、アルコール中毒の母親からネグレクトという虐待を受けて成長した美貌の女性ラドブルックが、彼女自身もアルコール中毒となり、自閉症の一人娘をうまく育てられず、自暴自棄な生活を送っていたさなか、トリイの担任する特殊学級に娘をあずけたことがきっかけで、ラドブルック自身もクラスに関わり、自ら虐待の連鎖を断ち切ってハビリテーションする物語である。 本稿では、虐待を受けて大人になり、みずからも虐待の連鎖に取り込まれて自暴自棄な生活を送る女性が、自らのトラウマに気付き、それを乗り越えていく過程を、トリイの特殊学級が彼女に体験させた「ハビリテーション」の教育という観点から考察する
著者
山口 林造
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.28-39, 1964-03-25 (Released:2010-03-11)
参考文献数
66
著者
野川 貴史 平林 一 小瀧 弘正
出版者
日本神経心理学会
雑誌
神経心理学 (ISSN:09111085)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.347-360, 2016-12-25 (Released:2017-01-18)
参考文献数
19
被引用文献数
1

物体方向失認が三次元的方向変化に対してどのような障害を示すかは分かっていない.本研究では物体方向失認例に対し,様々な角度から撮影した急須を用いた検討を行った.症例は景観と方向のマッチング課題でも弁別課題でも正面,背面,上面,底面がほぼ保たれ,左右側面では低下し,斜め景観では障害が顕著であった.二次元画像面での線形変換による方向変化である正立倒立の弁別,鏡像の弁別,回転像の弁別については,いずれも障害されていた.本症例の方向認知の特徴として,内部表象に内在する方向は把握できるものの,左右や斜め,同じ景観の方向弁別を把握するのに必要な付加的計算,空間座標記述,再定義といったより高度で空間的な情報処理の段階が障害されていると考えられた.さらに景観の形態的類似度の高低も方向判断に影響を及ぼす要因と考えられた.
著者
福田 賢一郎 森川 健太郎 八木 正晴 土肥 謙二 村上 雅彦 小林 洋一 中島 靖浩 中村 元保 香月 姿乃 鈴木 恵輔 井上 元 柿 佑樹 前田 敦雄 加藤 晶人
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和学士会雑誌 (ISSN:2187719X)
巻号頁・発行日
vol.80, no.1, pp.58-68, 2020

患者に対する医療安全の確保は感染管理とともに病院における危機管理の骨格である.さらに病院評価としても院内の医療安全システムの構築が求められている.近年では予期せぬ院内急変への対応だけではなく,院内急変の予防に向けた取り組み(RRS:Rapid Response System)が注目されている.昭和大学病院および昭和大学付属東病院では緊急性に応じて院内急変プロトコールがいくつか存在する. RRS導入前における予期せぬ院内急変について,特に緊急性の最も高い緊急コード事例(コードブルー事例)について検討を行った.方法:2014年4月から2018年3月までの4年間にコードブルーの要請があった症例129例を対象として解析を行った.院内急変のうち入院患者は41.0%であり,その他が外来患者や患者家族・職員であった.平均年齢は63.6歳であった.心肺停止症例は26.4%であり,平均年齢は71.2歳であった.心肺停止症例の82.4%は入院患者であった.発生頻度は入院1,000人当たり4.36人であった.心肺停止患者のうち44%で蘇生に成功したが,神経機能が急変前まで改善した例は全心肺停止症例の20.6%のみであった.心拍再開までの時間が短い症例で神経機能予後は良好であった.昭和大学病院および昭和大学付属東病院では院内心肺停止の発生頻度は過去の報告よりは少ない傾向にあったが,今後の院内急変対応の課題としては院内心停止患者の救命率をより向上させること,さらには院内心停止発生率をさらに低下させるためRRSの導入を含めたシステムの構築が必要である.院内発生の心肺停止症例でも予後不良例は依然として存在している.したがって,院内急変あるいは院内心肺停止を予防することが将来的な病院の医療安全の確保の方策として極めて重要である.