1 0 0 0 IR 須恵器大成

著者
田辺 昭三
出版者
立命館大学
巻号頁・発行日
1987

博士論文
著者
里 洋平 新藤 幹 稲葉 愛永 藤井 香菜子 新井 遥 中川 純 田辺 新一
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.87, no.802, pp.877-887, 2022-12-01 (Released:2022-12-01)
参考文献数
16

As the trend toward a decarbonized society accelerates, Net Zero Energy Houses are expected to become more popular. In recent years, the residential sector has been facing the problem of inadequate adjustment of power supply and demand due to the expansion of renewable energy installations.The objective of this study is to understand the actual situation of energy consumption and electricity supply and demand in Net Zero Energy Houses. The primary energy consumption of all-electrified and gas-combination ZEHs were compared. In addition, the relationship between house attribute, occupant lifestyle, and primary energy consumption of all-electrified ZEH were analyzed.
著者
田辺 剛
出版者
日本セキュリティ・マネジメント学会
雑誌
日本セキュリティ・マネジメント学会誌 (ISSN:13436619)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.15-19, 2020 (Released:2020-08-16)
参考文献数
13

第3 次AI ブームが始まって既に10 年近くが経過しており、AI(Artificial Intelligence)は、研究目的だ けでなく現実社会での活用検証やシステム化も多く行われるようになっている。実際に様々な人々がかかわ り検証、利用される中で、AI という技術は、当初抱いていた期待と実現可能な現実に異なる部分があること についても、正しく認識されるようになってきている。2016 年にアメリカ国防高等研究計画局(DARPA) で提唱されたXAI(Explainable AI:説明可能なAI)は、AI 活用のためのキーワードとして、現在、AI を 活用したい人々、作り出したい人々に、非常に注目されているが、その概念とロードマップが、現在のビジ ネスシーンでのAI 活用において注目されている理由、及び、XAI により実現されるであろうAI 活用の在り 方について、日本国内のビジネスシーンを事例として解説する。
著者
田辺 俊介
出版者
東北社会学会
雑誌
社会学年報 (ISSN:02873133)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.45-61, 2019-08-30 (Released:2021-02-26)
参考文献数
40

本稿は「差別」という現象の計量分析について,排外主義に関する研究を事例として紹介しつつ,その可能性と限界を論じるものである.具体的には,まず差別と関連現象(偏見や排外主義など)の計量的研究の系譜について簡便に紹介する.続いて様々な差別に関わる現象の中でも,著者が主たる関心として分析している「排外主義」を対象とした計量的研究について,著者のグループが行った全国調査データの分析に基づく結果を例示する.その上で,計量分析による差別の解明可能性と問題点を論じる.
著者
田辺 陽子
出版者
北ヨーロッパ学会
雑誌
北ヨーロッパ研究 (ISSN:18802834)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.27-36, 2018 (Released:2019-07-01)

本稿の目的は、ノルウェーの先住民高等教育機関・サーミ大学において成人向けに開講されている「北サーミ語初心者実践コース」に注目し、受講生の学習動機、言語復興に関する学習の成果や課題を提示することである。インタビュー調査の分析によって明らかになったのは、主に次の事項である。①学習動機に関しては、サーミ以外の受講生に「道具的志向」と「統合的志向」が目立ったのに対し、サーミの受講生には「連続的志向」がみられた。②学習成果としては、地域社会や自然・文化資源を学習環境の一部として取り入れたプログラムに対する生徒からの評価は高く、特に会話力の向上を指摘する声が多かった。その一方で、辞書や補助教材については課題が幾つくか残っている。次世代への言語継承には親世代の取組みが重要となるが、サーミ語を学ぶ成人向け教育プログラムが言語復興に果たす役割は大きく、今後の重要な研究課題の一つとなるだろう。
著者
田辺 大
出版者
日本NPO学会
雑誌
ノンプロフィット・レビュー (ISSN:13464116)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1+2, pp.71-80, 2022 (Released:2022-04-01)
参考文献数
35

本論文は,entrepreneurshipの日本語訳,さらにはsocial entrepreneurshipの日本語訳が日本では長年未整理のまま推移し,伴って,日本の起業文化にも影響が及んでいる課題を紹介している.本研究はsocial entrepreneurshipや関連する概念の日本語訳の検討を通じて整理を行い,ひいては日本の起業文化の進化への貢献を目的とする.研究方法の妥当性では,日本語訳の検証の確度を高めるため,対照言語学の視点を用いる.対照言語学は逆翻訳という手法を提供しており,日本語訳が正しかったのかを英語等に訳し直すことで,いわば翻訳の検算が可能になる.entrepreneurshipが「起業家精神」と日本語訳された課題として,起業は一連の過程(process)や仕組みでなく,「起業家は自己責任で孤独にがんばれ」と一個人の精神論に,つい誤解される向きが昭和以来の日本社会では支配的になってしまった.entrepreneurshipを「起業家性」,social entrepreneurshipを「社会起業家性」という日本語訳にする事を,その手法とともに本論文は提案し,日本の起業文化が精神論から脱却する貢献を目指している.

1 0 0 0 OA 研究会報告

著者
石山 徳子 田辺 陽子 マオアテ ポール Roslynn Ang 西山 教行 ムーア ダニエル
出版者
北海道大学メディア・コミュニケーション研究院
巻号頁・発行日
pp.145-163, 2020-03-31

多文化世界におけるアイデンティティと文化的アイコン : 民族・言語・国民を中心に
著者
田辺 晶代 内原 正樹 成瀬 光栄
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.105-109, 2022 (Released:2022-08-29)
参考文献数
14

PPGLに対する治療の第一選択は腫瘍摘出であり,薬物治療は術前治療あるいは切除不能性に対する慢性治療として施行される。PPGLの診断が確定したら速やかにα受容体遮断薬を開始し,頻脈に対してβ受容体遮断薬を併用する。交感神経受容体遮断薬で十分な治療効果が得られない症例にはメチロシンを併用する。PPGLの根治治療は未だ存在せず,治療目標はカテコールアミン過剰症状のコントロール,無増悪生存期間(progression-free survival:PFS)の延長である。手術困難例では抗腫瘍治療として化学療法,対症療法としてαβ受容体遮断薬やメチロシンの内服が行われる。海外ではチロシンキナーゼ阻害薬,Mammalian target of rapamycin(mTOR)阻害薬,免疫チェックポイント阻害薬が試みられている。
著者
小関 忠樹 関口 航 押野 真央 竹村 直 齋藤 佑規 吉田 海斗 工藤 大輔 髙野 圭太 神 将文 仁藤 充洋 田辺 茂雄 山口 智史
出版者
Japanese Society for Electrophysical Agents in Physical Therapy
雑誌
物理療法科学 (ISSN:21889805)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.55-64, 2022 (Released:2022-08-20)
参考文献数
39

体表から脊髄を刺激する経皮的脊髄直流電気刺激(tsDCS)と神経筋電気刺激(NMES)の同時刺激は,中枢神経系を賦活することで,脳卒中後の歩行能力を改善する可能性があるが,その効果は不明である.本研究では,同時刺激が健常成人の皮質脊髄路興奮性に及ぼす影響(実験1)と脳卒中患者の歩行能力に与える影響(実験2)を検討した.実験1では,健常者12名に対して,同時刺激条件,tsDCS条件,NMES条件を,3日以上間隔を空けて20分間実施した.介入前後で前脛骨筋の皮質脊髄路興奮性変化を評価した.実験2では,脳卒中患者2名にNMES単独条件と同時刺激条件の2条件を3日ずつ交互に繰り返し,計18日間実施した.結果,実験1では,同時刺激条件で介入後15分,60分の時点で有意に皮質脊髄路興奮性が増大した(p<0.05).実験2では,同時刺激は歩行速度と歩数を改善しなかった.tsDCSとNMESの同時刺激は,健常者の皮質脊髄路興奮性を増大するが,脳卒中患者の歩行能力に対する効果はさらに検討が必要である.
著者
田辺 茂雄
出版者
Japanese Society for Electrophysical Agents in Physical Therapy
雑誌
物理療法科学 (ISSN:21889805)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.01-05, 2022 (Released:2022-08-20)
参考文献数
10

理学療法士が活躍している医療や介護の現場において,ロボットの開発,導入,活用が積極的に進められている.それらロボットの総称としては,活動支援ロボットという単語が用いられている.しかし,使用場所,支援内容,対象者などが異なるため,機器の利活用や選択の要点も異なる.本稿ではまず,自立支援,練習支援,介護支援の各ロボットについて要点をまとめた後,医療分野に焦点を当て,自立支援ロボットと練習支援ロボットの実例を取り上げる.あわせて,ロボットの開発段階や製品化後の改良段階において,理学療法士の関与が極めて重要である点についても触れる.これらロボットの使用者は,理学療法士とともに活用方法を学ぶ患者もしくは理学療法士自身であり,ロボットが支援すべき場面や内容などについて具体的に助言することで,ロボットの開発や改良に大きな貢献ができると考える.