著者
ナインゴラン トゥア ナモラ 貞島 亮介 廖 洪恩 小林 英津子 神保 泰彦 佐久間 一郎 千葉 敏雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp."2A1-A05(1)"-"2A1-A05(4)", 2006

In the present treatment system of Twin-To-Twin Transfusion Syndrome, surgeon uses visual measurement of endoscope image in doing the identification of anastomotic vessel, before taking decisions to do some treatments on suspected vessel. Given this factor, we proposed a navigation system that may lead the surgeon to find targets for treatment quantitatively, to improve the treatment's safety and accuracy. For the first step in developing the system, we proposed a vascular mapping system to make an overall view of placenta. We developed a software application to make corrections on the image distortion of 2D-picture that is taken from endoscope, and do images combine to get the overall map of the diagnosed target. The effectiveness of the application was verified experimentally, which were conducted by considering the motion range of endoscope.
著者
當山 冨士子 高原 美鈴 大城 真理子 田場 真由美 蟻塚 亮二 仲本 晴男 大宜見 恵 Toyama Fujiko Takahara Misuzu Oshiro Mariko Taba Mayumi Arizuka Ryouji Nakamoto Haruo Ogimi Megumi 沖縄県立看護大学 琉球大学保健学研究科 沖縄共同病院 沖縄県立総合精神保健福祉センター 今帰仁村役場 Okinawa Prefectural College of Nursing University of the Ryukyus Graduate School Okinawa Kyoudou Hospital Okinawa Prefectural General Mental Health Center Nakijin Town Office
出版者
沖縄県立看護大学
雑誌
沖縄県立看護大学紀要 (ISSN:13455133)
巻号頁・発行日
no.14, pp.1-12, 2013-03

【目的】戦闘が行われた沖縄本島とその周辺離島村を含む町村に在住する沖縄戦体験者の精神保健、特に戦争トラウマの現状について把握する。【方法】〈研究デザイン〉量的研究。〈調査期間〉平成24年4月~同年7月。〈対象〉戦闘が行われた沖縄本島の4町村(南部1、中部1、北部2)および沖縄本島周辺離島の2村(南部1、北部1)を含む6町村在住者で、当該町村の介護予防事業に参加していた沖縄戦体験者で、75歳以上の者。〈調査に使用した尺度および質問紙〉1)WHO-5(World Health Organization Mental Health Well Being Index-five items:精神的健康状態表)。2) IES-R(Impact of Event Scale-Revised)改訂 出来事インパクト尺度日本語版によるトラウマの程度を測定。3)沖縄戦に関する質問紙を使用した。【結果】収集したデータ303のうちIES-Rに欠損値がない257を解析対象とした。性別では女218(84.8%)、男39(15.2%)で、平均年齢は82.5歳。WHO-5の平均得点は21.6(±4.2)。IES-Rの平均得点は23.2(±16.1)で、PTSDハイリスク者とされる25点以上が106(41.2%)あった。「沖縄戦を思い出すきっかけ」では、「戦争に関する映像・新聞記事」が208(80.9%)であった。IES-R得点と関連があったのは、「戦争を思い出す頻度」「誰かが危険な目に遭うのを目撃した」「当時の年齢で14歳以上と14歳未満」であった。【結論】今回の対象は、PTSDハイリスク者が4割いたにも関わらず、精神的健康状態は良好であった。その理由として、沖縄戦体験者はレジリエンスがあり、沖縄には"ユイ"という相互扶助の精神があり、地域の共同体との繋がりがあったからだと推察される。また、PTSDハイリスク者が4割もいたことから、沖縄戦体験高齢者の介護や看護を行う際には、沖縄戦によるトラウマやPTSDを意識し関わることが必要だと考える。
著者
神保 晴紀 古松 茜 福永 淳 清水 秀樹 錦織 千佳子 山下 純史 皿山 泰子 原田 晋
出版者
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
雑誌
皮膚の科学 (ISSN:13471813)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.278-284, 2014 (Released:2014-11-08)
参考文献数
14

ニューキノロン系抗菌剤による即時型アレルギーの3例を経験した。ニューキノロン系抗菌剤は構造式上,本環の母核が2環もしくは3環から成るものに大別される。症例1では2環系キノロンのシプロフロキサシンとモキシフロキサシンが,症例2では3環系キノロンのレボフロキサシンとパズフロキサシンが,症例3ではレボフロキサシンとその光学異性体を含むオフロキサシンが,それぞれ感作薬剤と交差反応を示した薬剤であった。抗原決定基は2環系キノロンでは1位側鎖のシクロプロピル基,3環系キノロンではピリドベンゾオキサジン環にあると考えた。同系のキノロン同士では交差反応が生じやすく,他系統間では起こりにくいと考えた。(皮膚の科学,13: 278-284, 2014)

1 0 0 0 OA 電気論

著者
中神保 抄訳
出版者
[ ]
巻号頁・発行日
1871
著者
神保 良弘 由井 亮 由井 亮
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会誌 (ISSN:1345031X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.5, pp.9-13, 2012-10-15

当社のシステム開発では,設計工程(品質の作り込み工程)と試験工程(品質の検証工程)のそれぞれにて定量的分析手法を用いた品質管理を実施している.定量的分析に用いられる指標値は,プロジェクト計画時の開発規模と過去のプロジェクト実績,プロジェクト特性を用いてカスクマイズし設定している.母数として使用される開発規模は,アプリケーション開発における設計規模(Ks),製造規模(Ks)を想定しているが,システム基盤開発のように設計規模や製造規模をKsだけで評価できない場合においては適切な測定,評価ができていない.特にビジネスパートナーであるベンダヘシステム基盤開発部分を作業委託した場合には,明確な受入基準が存在しないため,発注先ベンダによって品質確保のレベルに偏りが出てしまっている状況である.その結果,サービス開始後のシステムトラブルに発展するケースも散見される.本稿では,システム基盤開発における定量的な品質確保手法の取り組み,及び実際のプロジェクトに適用した際の事例を紹介する.
著者
橘 誠 神保 恭一 中田 幸二 羽田野 甫 玉乃井 愛仁 大塚 喬
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
巻号頁・発行日
vol.96, no.546, pp.1-7, 1997-02-28
被引用文献数
5

回転機械の異常振動や装置設備の漏洩等の異常現象を、音響によって検出するために開発されたパラボラ集音器を対象に、差分法シミュレーションを行った。パラボラ反射器へ取り付けるマイクロホンの位置と向きなどによる、音波伝搬特性の変化を明らかにした。トーンバースト音源に対するマイクロホン受音面の音圧波形を求め、デジタル信号処理を用いた実験と比較検討した。さらに、シミュレーションの結果は、1コマずつ時間を追ってビデオに録画し、動画として表示できるようにした。
著者
神保 太樹
出版者
星薬科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

近年、我が国では認知症の治療効果をはじめとして、匂いの持つ機能性(嗅ぐことによって心身に与えられる影響)に注目が集まっています。しかし、特に脳に対する機能性についてメディア等で広く知られている状態にも関わらず、匂いが脳のどのような部位に作用するかや、個々人の体質によって効果に差があるのかははっきりと分かっていません。そこで、脳機能イメージング技術を用いて匂いが脳のどのような場所に影響を与えるかを可視化しました。さらに匂いによく触れる機会がある人について、匂いが脳に与える影響が異なることも観察しました。この結果を活かし、匂いによる機能性がより有益かつ効果的に利用される為の一助となれば幸いです。
著者
亀田 尭宙 加藤 文彦 神保 宇嗣 大向 一輝 武田 英明
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

生物多様性や環境の問題において共有するべき生物情報は様々な分野に関わる。本研究では、生物情報を共有する Linked Open Data 基盤として構築を進めてきた LODAC Species へ、生物多様性に関する重要なデータである絶滅危惧種情報の統合を行った。和名や学名を手がかりとして効率的に情報を統合できた一方、統合に工夫が必要な種も見られた。これらの現状と課題について報告を行う。
著者
神保 りか 吉岡 篤史 高橋 有香 小野 圭一 足立 洋祐 小島 茂 武田 雄一 野内 俊彦 清水 誠一郎
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.102, no.8, pp.1051-1054, 2005 (Released:2005-08-05)
参考文献数
10

最近12カ月間にトラニラストが原因と考えられた重症肝障害の5症例を経験した.トラニラスト内服開始後,平均34日目に黄疸を認めて入院となり,内服中止後平均37日で肝機能の正常化を認めた.薬物リンパ球刺激試験は3例に施行したがいずれも陰性で,薬物性肝障害の診断には国際コンセンサス会議の診断基準が有用であった.トラニラストによる肝障害はまれではなく,内服中は定期的に肝機能を検査する必要がある.
著者
中村 伸也 西川 一 山田 秀夫 原 文宏 神保 正暢 平野 宜一
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
海岸工学論文集 (ISSN:09167897)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.176-180, 2008-10-10 (Released:2010-06-04)
参考文献数
2

Historically, many disasters at Shimoniikawa Coast has occurred by high waves called Yorimawarinami from east. The direction of longshore sand transport of the Shimoniikawa Coast is eastward. In Nyuuzen-machi and Asahi-machi located in the east from the Kurobe River mouth which becomes the source of supply of the sand, many houses moved because of beach erosion. In such circumstances, intense high waves by the low pressure hit these areas on February 24, 2008, so that coastal protection facilities in Kurobe-shi, Nyuuzen-machi and Asahi-cho got damaged and, furthermore houses were flooded and destroyed by overtopping waves.In this paper, various observation data in Shimoniikawa Coast of Yorimawarinami was analyzed by and the cause of the disaster was considered.
著者
田川 傑 内田 信行 神保 浩之
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.1391-1396, 2011

危険場面におけるドライバ行動を,現実に近い状況で取得することを目的とした実験車を開発した.ドライバの前方に搭載した2台のモニタに表示される現実の映像を用いて走行し,仮想物体をオーバーレイすることにより危険場面を再現する.本車両を用いて,歩行者飛び出し,出会い頭,追突状況を再現した結果について述べる.