著者
篠田 孝祐 片上 大輔 稲葉 通将 鳥海 不二夫 大澤 博隆 松原 仁 Shinoda 1 Kosuke Katagami 2 Daisuke Toriumi 3 Fujio Inaba 4 Masamichi Osawa 5 Hirotaka Matsubara 6 Hitoshi
雑誌
SIG-SLUD = SIG-SLUD
巻号頁・発行日
vol.B5, no.02, pp.80-85, 2015-10-26

We propose a standard problem AIWolf game for artificial intelligence. This game is one of communication game around the table. This game called ``Are You a Werewolf?'', generaly. We has been thought this game is useful metrics for evaluating progress artificial intelligence. Moreover, our project held the competision at 2015
著者
皆口 正一 丸山 久一 稲葉 美穂子 坂田 昇
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.87-92, 1996-06-17

現在、高流動コンクリートの材料分離だけを定量的に評価する方法はなく、スランプフロー試験時の目視によって評価している。よって、これに代わる簡単かつ是量的な方法の確立が望まれている。本研究では、高流動コンクリートの材料分離、特にペーストの分離を定量的に評価する測定方法としてキッチンペーパーを用いた方法を考案し、その有効性を検討した。その結果、ペーパーの付着量の大小によって高流動コンクリートの材料分離を定量的に判断できることが分かり、また、この方法を使用することで材料分離の観点から高性能減水剤の限界添加量を見い出せることが分かった。
著者
稲葉 千晴
出版者
錦正社
雑誌
軍事史学 (ISSN:03868877)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.104-107, 1999-03
著者
CHO Heeryon 稲葉 利江子 石田 亨 高崎 俊之 森 由美子
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.110(2006-ICS-145), pp.1-8, 2006-10-25

絵文字メッセージをやり取りして人間同士が意思疎通するには,コミュニケーションに参加している人間たちが同じ絵文字解釈(意味理解)を持たなければならない.絵文字コミュニケーションシステムの潜在利用者である日本と米国の子供たちが,同じ絵文字解釈を持つかを調べるために,システムで利用される120個の絵文字の意味を問うアンケート調査を行った.結果,ジェスチャー,色と性別,時間,空間,馴染みのもの,顔/表情の六つの領域に関係する19個の絵文字に対して,両国の子供が異なる解釈を持つことが分った.ここでは,多様な解釈を持つ絵文字を,絵文字コミュニケーションシステムでうまく利用するための方法として,絵文字の解釈語リストと頻度情報を利用し,たくさんの絵文字の中から検索語に関連する絵文字を検索する方法を提案する.提案手法は,絵文字の意味的なあいまい性を考慮した検索を実現し,文化的な解釈の差を扱う検索システムの土台となる.
著者
稲葉 是邦
出版者
京都西山短期大学
雑誌
西山学報 (ISSN:03893650)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.80-81, 1976-03-20
著者
洞口 正之 千田 浩一 山田 章吾 千田 浩一 山田 章吾 中村 正明 佐藤 匡也 加藤 守 稲葉 洋平 田浦 将明
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

放射線防護衣素材等の基礎検討結果から、散乱X線においては無鉛シートの防護効果比は管電圧60~120kVの条件でほぼ100%であった。つまり直接X線と異なり、管電圧100kVを超えても、無鉛シートの遮蔽率おとび防護効果は、鉛タイプと同等であることを明らかにした。IVR術者被曝の原因は、ほとんどが患者からの散乱X線であり、さらに無鉛タイプは軽量であるので、IVRの術者被曝防護に適している。また初期臨床的検討結果からも、IVR術者防護における無鉛タイプの放射線防護衣(プロテクター)の有用性が確認されつつある
著者
稲葉 基高 澤野 宏隆 林 靖之 甲斐 達朗
出版者
一般社団法人 日本集中治療医学会
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.23, no.5, pp.561-566, 2016-09-01 (Released:2016-09-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1

【目的】我が国の高齢化は急速に進行しており,救命救急センターに搬送される超高齢者も増加している。ADL(activities of daily living)不良や認知症も多く,ICUでの治療の適応を迷う場合もある。今回,集中治療を要した超高齢者の転帰と予後因子について検討した。【方法】2009年1月~2011年12月に救命救急センターICUに入院した90歳以上の非外傷性疾患の患者66人を対象に,患者背景,入院後の手術・処置,転帰を後方視的に調査した。【結果】年齢の中央値は92歳で,来院時にliving willを確認できた例は皆無であった。転帰は在院死19人,退院19人,転院28人であり,転退院した47人の6か月後,1年後の生存率はそれぞれ74.3%,54.7%と不良であった。単変量解析では男性,認知症,ADL不良,施設入所者が,多変量解析では男性とADL不良が予後規定因子であった。【結論】超高齢者の集中治療の適応に関しては年齢のみで判断することはできず,患者本人と家族の意思および患者背景を汲みながら症例ごとに慎重に方針を決定する必要がある。
著者
関川 宗久 稲葉 直彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.486, pp.139-143, 2014-03-03

本報告では,delayed logistic mapの結合系に見られる高次元トーラスの部分同期現象(Arnold resonance web)を解析する.この結合離散時間力学系は,連続時間力学系における3次元トーラスに相当する2次元不変トーラス(2次元IT:invariant torus)を発生する.また,2次元IT発生領域内部において,多数の1次元不変閉曲線(1次元ICC:invariant closed curve)発生領域が存在する.ここで,1次元ICCは連続時間力学系における2次元トーラスに相当する.パラメータ平面上において,1次元ICC発生領域は2次元IT発生領域内部で縦横無尽に存在し,そのweb状の分岐構造はArnold resonance webと呼ばれている.本報告で解析する結合系では,錯綜する1次元ICC部分同期引き込み領域の交叉点において,Chenciner bubblesと呼ばれる周期解発生領域が観察された.分岐解析により,Chenciner bubblesの境界にはサドル・ノード分岐とネイマルク・サッカー分岐の2種類が存在することが明らかとなった.
著者
藤原 澄人 稲葉 直彦 関川 宗久 藤本 憲市 吉永 哲哉 遠藤 哲郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.487, pp.77-80, 2013-03-07

本研究では,delayed logistic写像の結合系を解析し,2-トーラスと3-トーラスの境界について調べた.2-トーラスと3-トーラスの境界については,リミットサイクルの2度のネイマルクサッカー分岐によって生じるという仮説があった.その仮説は多くの研究者を惑わせるシナリオであったに違いない.しかしながら,1世代前の計算機の計算機速度ではそのシナリオの可否を十分に検証することは難しかった.本研究では,3-トーラスを発生するdelayed logistic写像の結合系をリアプノフ解析することにより,その仮説が成り立たないことを明らかにする.
著者
関川 宗久 藤原 澄人 稲葉 直彦 遠藤 哲郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.15, pp.29-33, 2013-04-18

本研究では,delayed logistic写像の結合系を解析し,ICCと不変トーラスの関係を数値実験によって調べた.リアプノフ解析により,不変トーラスの発生パラメータ領域を調べたところ,縦横無尽に走るICC-アーノルドタングが観察された.同図において,準周期ネイマルク・サッカー分岐および準周期サドルノード分岐の発生を確認した.さらに,アーノルドタングがネイマルク・サッカー分岐によってICC-アーノルドタングに遷移するという極めて興味深い分岐構造を見出した.
著者
関川 宗久 稲葉 直彦 遠藤 哲郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.250, pp.129-132, 2014-10-09

本研究では, delayed logistic写像の2個の結合系である離散時間力学系を解析する.単体のdelayed logistic写像は不変1次元トーラス(invariant one-torus: IT_1)を発生するため, 2個のdelayed logistic写像の結合系は不変2次元トーラス(invariant two-torus: IT_2)を発生しうる. IT_2を発生する力学系では, IT_2を発生するパラメータ領域内部でIT_1を発生する部分同期引込領域(IT_1-Arno1'd tongues)が縦横無尽に交錯する.このような蜘蛛の巣状のIT_1部分同期引き込み領域はArnol'd resonance webと呼ばれている. 2つのIT_1-Arnol'd tonguesの交点ではChenciner bubblesと呼ばれる完全同期引き込み現象が生じ,周期解が発生する.本研究では,このChenciner bubblesの分岐構造を解析し,この同期引き込み領域がサドル・ノード分岐とネイマルク・サッカー分岐によって囲まれていることを明らかにする.
著者
稲葉 佳代子 政二 千鶴 角田 文 中老 知子 元田 由佳 内山 麻子 原田 愛子
出版者
小田原短期大学
雑誌
小田原女子短期大学研究紀要 (ISSN:03860892)
巻号頁・発行日
no.37, pp.23-40, 2007

前報に引き続き、粉末状大豆たん白を小麦粉に添加し、大豆たん白添加による影響を官能検査を用いて評価した。サンプル料理は「チュロス」及び「ニョッキ」であり、「チュロス」では小麦粉の半量を大豆たん白で置換した「大豆たん白添加」、大豆たん白を用いない「コントロール」の2種の比較を行った。また「ニョッキ」では小麦粉の1/6を置換した「大豆たん白1/6添加」、1/3を置換した「大豆たん白1/3添加」、「コントロール」の3種について比較した。「噛んだときの匂い」、「味」、「食感」、「好き嫌い」の4項目全てで、大豆たん白を用いていないサンプルが、また、大豆たん白添加量の少ないサンプルが好まれていた。しかし「チュロス」では「大豆たん白添加」が一番好きという者が5人に1人、「ニョッキ」では「大豆たん白1/6添加」が一番好きという者が4人に1人居り、個人差があることも分かった。大豆たん白や大豆加工品の利用等に関するアンケートでは、大豆たん白について全く知らない者が4割もあり認知度が低いこと、使いたい理由では「健康に良さそう」使いたくない理由としては「使い方が分からない」が多いことが分かった。「チュロス」及び「ニョッキ」の評点平均と大豆たん白や大豆たん白加工品の摂取状況との関連を見たところ、大豆たん白喫食経験のある者、高野豆腐を「好き」な者、豆乳を「好き」な者で、大豆たん白を添加したものに良い評価をする傾向が見られたが、有意差はなかった。なお、本研究の一部を第53回日本栄養改善学会学術総会にて発表した。
著者
稲葉 通将 高橋 健一
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.241-244, 2015-09-18

人間同士の対話において,聞き手の反応や相手への働きかけは,話し手が話を進めていくために必要な要素である.そこで本研究では,ユーザの発話に対し,聞き手として適切な応答を行うことで対話を活性化させる対話システムを設計する.対話システムの応答は多クラスSupport Vector Machine(SVM) を用いて応答クラスを決定することで行う.そのための学習データとして,Twitter におけるtweet・replyペアを用いる手法を提案する.本研究で提案する応答手法は,Twitter 上に公開している対話システムに実装されている.本論文ではこの対話システムの機能についても併せて述べる.
著者
阿部 英彦 谷口 紀久 稲葉 紀明 中島 章典 佐藤 良一 INABA Noriaki TANIGUCHI Norihisa
出版者
宇都宮大学
雑誌
試験研究
巻号頁・発行日
1985

道路や鉄道が互いに鋭い斜角で交差する場合、門型の中間橋脚とそれに載る桁高の小さい橋桁を必要とするが、これらに綱部材とコンクリートを適宜合成して建造することにより、力学的挙動が良く、工事がし易く、環境に適し、かつ、経済性が優れた構造物が実現すると考え、その開発の為に2年に亘り種々、実験的研究を行った。実験は主として綱部材とコンクリート部材の結合、あるいは両者の一体化について試験した。(1)鋼部材同志をコンクリートと鋼材を介して結合し、これに引張外力を加え、その性状を調べた。コンクリート継手部の中にスタッド付き鋼板を埋込んだものと異形鉄筋を埋込んだものを試みた。鋼部材とコンクリートの重なり部の長さ、フープ筋の量、スタッドの配置等を変えて挙動を調べ、適当なプロポーションを見出した。(2)コンクリート部材に鋼梁の先端部を埋込んだ試験体に曲げを加えた。鋼梁の埋込み長さ、スターラップの量、スタッドの量等を種々変えて、それらが継手部にどの様に影響するかを調べた。埋込み長が短いと、そこのコンクリートに大きなせん断力が作用するので、スターラップを増さなければならないが、鋼梁にスタッドを設けると作用するせん断力を減少する効果がある。(3)H形鋼をコンクリート中に埋込んだ橋桁で、両者の一体化のためのずれ止めをフランジでなく、ウエブに設けても有効であるならば、桁高を減少できて有利である。そこで鋼梁の種々の位置に量を変えてスタッドを設け、また、スターラップの量も変えて曲げ試験を行った。スタッドもスターラップも少ないと充分な曲げ耐力を発揮する前にせん断破壊することがわかり、また、ウエブに設けたスタッドも充分有効であることがわかった。更に鋼梁のウエブに適当な穴をあけるだけでもずれ止めの作用を表すことが確められた。以上により、現場での施工許容誤差が緩く、工事の安全性の高い構造物の可能性の目途が見究められた。