著者
辻 浩和
雑誌
川村学園女子大学研究紀要 (ISSN:09186050)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.188-202, 2020-03-15
著者
辻 浩和
雑誌
川村学園女子大学研究紀要 (ISSN:09186050)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.132-150, 2021-03-15
著者
辻 浩和
出版者
公益財団法人 史学会
雑誌
史学雑誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.116, no.7, pp.1230-1251, 2007-07-20 (Released:2017-12-01)

This article focuses on the interest and participation of retired emperor Gotoba in performing arts, understood as shodo (lit. various pursuits) during his regime, and compares his activities with those of other emperors. In concrete terms, the author collected approximately 3000 items regarding performing arts related to the imperial courts during the regimes of the retired emperors (In) during the early medieval period, focusing on the term shodo and extracting common elements from items related to it, in order to show that from the regime of Goshirakawa-In, the emperors' participation in the performing arts became one ideal of Japanese kingship and was a determining factor in the diversity and talent characterizing Gotoba-In. From the fact that emperors in medieval Japan were expected to be well-versed in all aspects of the performing arts, it should be a problem that the court culture of the In regimes would be characterized by unprecedented popularity and breadth in forms of entertainment, surpassing the traditional imperial pursuits, which were limited to merely poetry and music. Although the emperors of the In regimes were expected to be personally involved in a wide range of cultural pursuits, in fact such attempts were not always successful. Goshirakawa-In, partly succeeded, but on the other hand he did not become actively involved in either poetry or music and did not live up to his expected role as a participating patron of the arts. It was Gotoba-In who filled this gap and became a leader in promoting and participating in the lively cultural aspects of court life. Diversity was the trademark of the Gotoba-In performing arts, and with the exception of a partial interruption due to the Jokyu Incident (1221), set the cultural standards for kingship during the entire medieval period.
著者
小川 貴代 Kordzo Kpesese Wogbe 中辻 浩喜 諸岡 敏生 秦 寛 近藤 誠司 大久保 正彦 朝日田 康司
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
日本家畜管理研究会誌 (ISSN:09166505)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.75-84, 1996-02-15

積雪・寒冷地における乳用雌牛の放牧を取り入れた周年粗飼料主体育成を検討するため、北海道大学農学部附属農場と附属牧場においてホルスタイン種雌牛計92頭を供試して8年間にわたる一連の試験を実施した。供試牛を、4ヵ月齢から初回分娩時まで通年舎飼で濃厚飼料を2kg/d給与した対照群(C群)および放牧時は濃厚飼料無給与で舎飼時の濃厚飼料給与量を1kg/d以下とした粗飼料主体群に配置した。粗飼料主体群はさらに春夏(4〜9月)生まれのGM群と秋冬(10〜3月)生まれのGE群に分類した。育成期間を4〜10ヵ月齢の前期、11〜16ヵ月齢の中期および17ヵ月齢〜初回分娩時までの後期に区分し、育成ステージ別の成長と繁殖成績を調査した一初回分娩以降は全群同一の飼養管理を行ない、乳生産成績を調査した。結果は以下の通りである。1)分娩時の体重および牛体各部位の測定値に3群間で有意な差はなかったか、全育成期を通じた日増体量はGM群とGE群でそれぞれ0.61、0.62kgであり、C群の0.72kgに比べ有意(P<0.05)に低かった。2)粗飼料主体群の日増体量は舎飼時に低く放牧期に高いパターンを示し、育成前期と後期はGM群か有意(P<0.05)に低く、育成中期はGE群が有意(P<0.05)に低くかった。3)舎飼時の日増体量は濃厚飼料給与量か少ないほど低く、その傾向は育成前期で顕著であった。4)放牧を育成前期に取り入れた場合の日増体量は、育成中期および後期の放牧した場合に比べ低い傾向にあった。5)放牧時の日増体量と放牧前の舎飼時における日増体量との間に有意(P<0.01)な負の相関が認められた。6)粗飼料主体群は初回種付け月齢がC群より1ヵ月以上遅延し、GM群は授精回数か多く受胎率が低い傾向にあった。7)初産乳期における乳生産量に3群間で有意な差は認められなかった。8)積雪・寒冷地における乳用雌牛の放牧を取り入れた周年粗飼料主体育成において、秋冬生まれの牛は4ヵ月齢から粗飼料のみでの育成か可能であるか、春夏生まれの牛では育成前期の舎飼時に濃厚飼料の補給か必要であることか示唆された。日本家畜管理研究会誌、31(3) : 75-84.1996.1995年8月28日受付1995年11月2日受理
著者
東辻 浩夫
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.75, no.10, pp.637-640, 2020-10-05 (Released:2020-12-10)
参考文献数
8
被引用文献数
1

物理教育は今 国際物理オリンピック過去問シリーズ落ちないばねの不思議――国際物理オリンピック2019の理論問題
著者
辻 浩史 望月 昭英 保坂 愛 吉澤 利弘 玉岡 晃
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.328-332, 2008
被引用文献数
3

症例は62歳女性で意識障害のため入院した.入院後,意識はすみやかに改善したが,血液検査で炎症所見,髄液蛋白高値をみとめた.頭部MRI上,拡散強調画像,T<sub>2</sub>強調画像にて脳梗塞様高信号域が散在していた.抗生剤,抗ウィルス薬を投与したが炎症反応は改善せず退院した.退院後,亜急性に異常行動が出現し,しだいに活動性が低下したため,再入院した.炎症反応の増悪と,頭部MRIにて脳梗塞様高信号域の増大をみとめた.脳生検にて,intravascular lymphomatosis(IVL)と診断し,rituximab併用多剤化学療法にて寛解しえた.RituximabはIVL治療において重要な追加薬剤となる可能性がある.<br>
著者
小松 義典 足立 伸樹 辻 浩彰 酒井 悠介
出版者
名古屋工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

全国に4万店を超えるコンビニエンスストアが分布し, 多くの店舗が店内に設置されたトイレを24時間開放している。こうしたトイレの公共的利用が進んでいる現状に対して, トイレの施設計画や日常の維持管理計画は個々の店舗に委ねられている。本研究では, これらの計画を支援することを目的として利用実態の調査を行った。調査の結果, 一日の利用人数, 一時間の最大利用人数, 来店者の属性とトイレ利用率の関係等を明らかにした。
著者
辻 浩和
出版者
日本歌謡学会
雑誌
日本歌謡研究 (ISSN:03873218)
巻号頁・発行日
no.59, pp.1-11, 2019-12
著者
辻 浩和
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2012

人博第584号
著者
木股 文昭 石原 和弘 植木 貞人 内田 和也 小山 悦郎 佐藤 峰司 鈴木 敦生 高山 鐵朗 竹田 豊太郎 辻 浩 寺田 暁彦 中坊 真 浜ロ 博之 平野 舟一郎 松島 健 宮島 力雄 森 済 八木原 寛 山本 圭吾 渡辺 秀文
出版者
京都大学防災研究所
雑誌
京都大学防災研究所年報 (ISSN:0386412X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.35-43, 1999-04

1998年以降, 火山活動が活発化している岩手山火山において, 火山活動に伴う地殻上下変動とその圧力源を議論する目的で, 水準路線を設置し, 1998年7, 9, 11月に精密水準測量を実施した。1998年9月3日, 水準測量実施中に, 直下でM6.1の地震が発生し, 20cmに達する断層運動を水準測量で検出した。岩手山南麓ではこの4ヶ, 月間に4cmに達する山側隆起の上下変動が観測され, その圧力源は岩手山西方に深さ3km前後と推定される。Earthquake swarm is observed around the Iwate-san Volcano, Northeast Japan since 1998. The leveling route with distance of 36 km was set up around the volcano and the precise levelings have been repeated to discuss the crustal deformation four times in July, September, September and November in 1998. When the precise levelingis doing in September 3, 1998, earthquake of M6. 1 was occurred close to the volcano. One leveling team was making leveling in the epicenter area, Re-levelings were repeated since the next day of the earthquake, and coseisimic deformations of 20 cm are detected along the leveling route. However the precursor of the vertical movements is not recognized in the leveling data made just before the earthquake. Uplift of the Iwate-san Volcano is observed and which amounts to 4 cm in the period of July to November in 1998. The pressure sources of the vertical deformations are estimated to be under the west side of the volcano with depth of 3 kim, which is the almost the same location of the pressure estimated by GPS measurements and the DInSAR (Differential Interferometric SAR).
著者
高橋 誠 三〓 健司 上田 宏一郎 中辻 浩喜 宿野部 猛 近藤 誠司
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
日本家畜管理学会誌 (ISSN:13421131)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.155-160, 2005-02-01 (Released:2017-10-03)
参考文献数
12
被引用文献数
3

北海道北部草地酪農地域の酪農家約100戸を対象に、共済組合獣医診療記録および乳検記録をもとに、各戸の飼養形態についてアンケート調査を行い、放牧の有無と乳牛の疾病発生状況について検討した。各農家の経産牛治療記録および牛乳生産記録はオホーツク農業科学研究センターで解析した。アンケート調査は各経営の飼養頭数、草地面積、放牧の有無・方式について行った。アンケートに回答した46戸の平均で、乳量は8,127.2kg/305日、経産牛頭数は71.7頭、放牧地面積は8.6ha、年間の治療回数は1.2回/頭で、年間の1頭あたり治療回数は個体乳量が高いほど、また草地面積が少ないほど高かった。46戸のうち、昼夜放牧農家7戸、時間制限放牧農家16戸、通年舎飼い農家9戸を選び、飼養形態ごとに解析した。各飼養形態間で平均乳量に差はなかった。1年1頭あたりの治療回数で、泌乳器系では昼夜放牧農家が多く、運動器系では昼夜放牧農家および通年舎飼い農家が少なかったが、有意な差ではなかった。妊娠分娩関係および生殖器系をあわせて繁殖関係とすると、治療回数/頭/年は昼夜放牧農家で0.22回と、時間制限放牧農家の0.41および通年舎飼い農家の0.40回より有意に少なかった(P<0.05)。