著者
藤原 順一 増田 澄男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.1011-1016, 1998-06-25
参考文献数
10

二つの根付きの非順序木の同型判定を行う線形時間アルゴリズムとして, 辞書式ソートを用いる方法がよく知られている.本論文では, 辞書式ソートを用いない線形時間アルゴリズムを提案する.二つの方法を計算機実験により比較したところ, 本方法の方が30〜50%程度高速であった.
著者
高橋 純 増田 尚美 山田 泰司 合原 一幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.82, no.10, pp.1664-1667, 1999-10-25
参考文献数
2

GumowskiとMiraの写像に関して,その解が状態空間においてロジスティック写像の分岐図のような振舞いを示すパラメータ値を発見した.そのモデルを構成して,この現象の仕組みの解析を行い,併せて,力学系の時間発展を追跡し,この現象が過渡的であることを確認した.
著者
宇野洋二 川人 光男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
信学技報,NC94-28,33/40
巻号頁・発行日
pp.33-40, 1994
被引用文献数
10

ヒトの腕の滑らかな運動軌道を説明するためにトルク変化最小モデル、筋張力変化最小モデルなどダイナミックな運動規範モデルが提案されてきた。これらの運動規範モデルに基づく腕の最適軌道は、腕のダイナミクスに依存し、その物理パラメータの値によって変動する.本研究では、腕の慣性モーメント、粘性係数、筋肉のモーメントアームなどの値をこれまでよりも正確に推定した後、トルク変化最小軌道や筋張力変化最小軌道を求め,これらのモデルでヒトの腕の運動軌道が再現されることを確かめた。また,運動時間との関係を考察し,トルク変化最小モデルでは,運動時間を倍にしたときの運動軌跡は,粘性係数を倍にしたときの運動軌跡に対応することを示す.
著者
猿渡 俊介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIS, スマートインフォメディアシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.334, pp.57-62, 2008-11-27

スマートダストのコンセプトが1999年のMobiComで発表されてから10年が経とうとしている.当初,スマートダストのコンセプトを基盤としたシミュレーションによるMACプロトコルやルーティングプロトコルの研究が主であった.しかしながらTinyOSとMICA moteの登場を機に,具体的なアプリケーションを実機で評価し,そこから技術課題を抽出するというアプリケーション指向の研究が盛んになった.アプリケーション指向のアプローチは無線センサネットワークの応用を広げただけでなく,無線環境における高精度な時刻同期プロトコルやイベントデータを効率よく集めるための信号処理技術など,新しい技術の創成を促した.本稿ではこれまでの無線センサネットワークの研究の流れを踏まえ,今後の課題に関して議論を行なう.
著者
西山 潤平 木下 伸一 和田 佳朗 桑田 成雄 平田 豊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.479, pp.143-146, 2009-03-04
参考文献数
7

有人宇宙活動が進められる一方で,宇宙環境下における生命活動維持の中核を担う自律神経系機能に関しては未知な部分が多く残されている.本研究では,過重力負荷に伴う自律神経系反応を,その他覚的指標として有効性が確認されている瞳孔フラッシュ応答を指標として評価した.実験には,遠心加速度付加装置を用い,座位姿勢で体軸下方向に最大3Gを定常的に負荷し,過重力負荷中の交感,副交感神経系活動の変化を評価した.自律神経系活動を2名の被験者で評価した結果,1名の被験者では1Gと過重力負荷との間に有意な差が認められ,交感・副交感神経活動ともに亢進していたことを示す結果を得た.
著者
関根 理敏 竹内 彰次郎 瀬崎 薫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.87, pp.7-10, 2005-05-19
参考文献数
9

センサネットワークでは, ノードが大部分の期間パケットの送受信を行わずにスリープ状態になり, クエリの配信やイベント検知などにより一時的にアクティブ状態となりパケットの送受信を行うというように, トラフィックが変動する場合が想定される.筆者らは以前, センサネットワークにおいて, 送信スロットの予約をランダムアクセス期間に行うスケジューリングベースの低消費電力MACプロトコルを提案した.しかしながら, 提案手法では低トラフィック時に, スロット予約期間が冗長になることがあるという課題があった.そこで本稿では, 送信要求期間とスロット割り当て期間の長さをトラフィックに応じて, 自律分散的かつ動的に変更することで, 消費電力を抑制する手法を示す.シミュレーションによる評価の結果, 適応的制御を行わない場合と比較して, データパケット受信数を減らすことなく, 特に低トラフィック時の消費電力の改善がみられた.
著者
西浦 朋史 中島 真人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.89, no.5, pp.1001-1010, 2006-05-01
参考文献数
9
被引用文献数
7

近年,入浴中の突然死が社会問題となっている.本論文では,浴槽内における溺水状態(浴室事故の大半を占める)と洗い場における転倒状態の両者を検出可能とするため,カラー撮像素子内臓型FG視覚センサを利用したバスルーム監視システムを提案する.このシステムは,先に提案したバスルーム監視システム(非接触呼吸モニタリング法に基づく浴槽内での呼吸停止検出機能を搭載)に,入浴者の洗い場での転倒検知,湯気の充満による視認性低下の検知の機能を追加したものとなっている.一般的なユニットバスに開発したシステムを適用した模擬実験を行い,機能追加の有意性を確認した.
著者
関根 敏和 小林 邦勝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.372, pp.85-90, 2003-10-14
参考文献数
8

基板上およびチップ内の配線における波形伝送は,シグナルインテグリティの重要な問題であり,配線上の信号の動作を高精度高速に求める方法が必要になってきている.本文では,配線を不均一線路でモデル化して周波数特性を求め,その後に時間特性を求める方法として,多項式補間を用いる有限差分周波数領域法(FDFD-DQ法)を述べる.本方法の特長は,多項式補間を用いて大域的近似を可能とするとともに,電圧と電流の補間点を線路上に交互に配置することにより,その数が少なくて済むようにしているところにある.
著者
佐々木 巌 畑中 雅彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.103, pp.23-26, 2013-06-21

当研究室では,頭部MRA (Magnetic Resonance Angiography)データの観察を目的としたノート PC上で動作する携帯型MRA画像データ観察端末の研究・開発を行っている.この端末では, MPR (Multi Planar Reconstruction:多断面再構成)像やMIP (Maximum Intensity Projection:最大値投影法)像を得るための位置決めが,血管網構造(血管の解剖学上の位置)を位置参照とすることにより,容易にできるように考えている.本ツールをスマートフォン上で動作させることにより,時間的・地理的な制約を受けずにMRA画像データの観察を行うことが可能となる.本報告では,Apple社製のスマートフォンiPhone 3Gへの携帯型MRA画像データ観察端末の試作とその結果について報告する.
著者
山根 克 谷江 博昭 中村 仁彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.90, no.8, pp.1938-1947, 2007-08-01
参考文献数
13
被引用文献数
1

本論文では,再帰反射性のテープをメッシュ状に組み合わせたものを複数のカメラから観測した画像を用いて,三次元形状データを再構成する方法を提案する.メッシュの各交点をマーカとみなすと,従来の球状マーカと比べて計測点数を10倍以上に増やすことが可能となる.受動光学式モーションキャプチャではマーカの密度が高くなると三次元再構成が困難になるが,本研究ではマーカ間の結合情報を利用することにより三次元再構城のための計算を高速化し,誤認識を減らす.実験により,メッシュマーカを使うと計測点数が約400個あるときにも15fpsでのリアルタイム計測が可能であることを示す.この技術により,人間の運動中の身体や衣服の形状変化が計測できるようになる.また,マーカが突起物とならないため運動に対する拘束がなく,転倒時における安全性も高い.
著者
宮崎 龍二 石原 茂和 原田 耕一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.93, no.3, pp.190-203, 2010-03-01

本論文では,形態測定学による形状分析のための標識点データを,三次元デジタイザで取得した形状データから自動的に作成する方法を提案する.標識点は対象間で相同と思われる場所に位置する必要があるが,標識点位置の相同性に関しては,完全に先見的に設定できるものではなく,対象に関する事前情報が必要であるため,自動的に標識点データを作成することは困難であり,従来では手動で標識点座標を取得していた.しかし,対象が三次元形状の場合は,必要な点数が多く,また対象間の相同な位置を目視で見つけることも困難な場合がある.本提案法では,車体形状が前・後面,上・底面,左右面の六面体に近い形状をしていることに注目し,計測データから作成されたメッシュモデルを対象間で対応する領域に分割し,分割された対応領域ごとに対応点を計算することで,車体形状を構成する面に関して相同と思われる位置に対応点が配置された標識点データを作成する.本提案法により作成された標識点は車体形状の形状特徴に基づいたものであるため,視覚的な感性評価を行うための形状分析に適している.
著者
今井 賢徳 青木 直和 小林 裕幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.247, pp.13-15, 2007-10-04
参考文献数
5

私たちは、背景の色や模様によって見ている物の見え方が変わることをよく経験する。写真の中の人物が背景の色によっては不健康そうに見えたり、服を選ぶときにも、シャツとネクタイの色の調和を考えたりする。本研究は、この背景色の影響が見ているものに依存するのかを調べた。その結果、例えば楕円といった単純な図形より、楕円型をした顔といった具体的なものの方が背景色の影響を受けないことを明らかにした。これは背景色の影響が単純な対比効果では説明できないことを示唆している。
著者
尾崎 純平 宇戸 寿幸 大上 健二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.485, pp.7-12, 2009-03-09
参考文献数
7

ディジタル画像は,修正が容易であり,修正されても痕跡が残らないという特徴がある.そのため,証拠写真としてディジタル画像を利用する際,改ざんが行われたか否かを検出できなくてはならない.そこで,本論文では,複素スミア変換と位相を用いた画像改ざん検出法を提案する.提案法は,複素スミア変換の拡散係数を鍵情報として透かし情報を埋め込むため,第三者による透かし情報の特定が困難である.また,複素インパルスの位相を透かし情報として埋め込むことにより画質の劣化を抑え,高い改ざん検出率をもたせた.計算機実験により,コピー&ペーストによる改ざんに対して正確な改ざん検出が行えることを示す.
著者
得丸 公明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.236, pp.21-26, 2011-10-11
参考文献数
18

筆者は情報理論の一般通信モデルにもとついて,言語通信システムを,情報源,送信機,回線,雑音,受信機,宛て先という要素に分け,それらの要素間を音節というデジタル信号によって組み立てられたシンボルが流通するものとして分析してきた.以下では,神経細胞のもつ感覚・記憶(記銘と保持)・想起(再生と再認)・評価(二分法)・判断(二元論)・運動制御などの生命体のもつ基本的な生得の神経機能(量子スイッチ機能)だけで言語機能はすべて説明できることを示す.言語はヒトだけがもつため,ヒトには言語や文法を生みだす固有の言語獲得装置(Language Acquisition Device)や文法遺伝子が存在するという説もあるが,もしかすると存在しないのではないか.デジタル信号入出力のために,母音を発声するための喉頭降下と運動制御,ウェルニッケ野に母語音素痕跡記憶がヒト固有の身体的特徴である。言語の効率よい情報伝達は,脳の進化や新たな遺伝子の出現ではなく,ヒトが獲得したデジタル信号にもとつくシンボルと,それに最適化した自然発生的・自己創出的な神経細胞ネットワークのおかげである.チンパンジーにくらべて約4倍大きな脳は,膨大な語彙記憶の保持装置である.デジタル信号の順列によって生みだされる無限の語彙(単語)が,体験記憶と結びつけば具象概念であり,論理記憶と結びつくのが文法や抽象概念である.これらもすべて基本的な神経作用として説明できる.そうであるなら,人の本性は善である.
著者
岩崎 智弘 立岩 佑一郎 安田 孝美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.453, pp.175-180, 2011-02-25
参考文献数
11
被引用文献数
1

ネットワークセキュリティの問題が深刻化している中で,セキュリティ人材育成の重要性が高まっている.セキュリティ知識を持った人材を育成するために,様々なセキュリティ学習が行われている.しかし,攻撃を体験するための演習においては,学習者が攻撃方法まで学んでしまうという倫理的問題,安定的に演習を行うための演習環境を構築することが困難であるという問題が指摘されている.本研究においては,我々が開発を行ってきたネットワーク管理者育成支援システム「Linux Network Simulator (LiNeS)」において,遠隔演習環境の実現と攻撃を自動的に行う演習用クラッカー機能の開発を行い,防衛方法のみを安定的に学べる演習環境を実現した.Recently, computer networks including the internet are one of the most important infrastructures of society. Therefore network security problems must be taken seriously. To improve knowledge of security, there are various forms of security education. Exercises for network security have an advantage in experiencing attacks. However, there is an ethical problem that students learn not only the method of defense against cracking but also the method of attacking. In this research, to compensate for these problems, we developed an exercising environment for defense against cracking. By building a high-performance machine running a virtual machine network and a remotely accessible environment, we created an environment that learners can exercise for network security easily. We used a support system for network administrator education, Linux Network Simulator (LiNeS), as a basic technology for virtual machine network. In addition, we developed a function for generating automatic cracking. To realize such exercising environment, learners can exercise only for the method of defense against cracking in practice.
著者
小島 秀夫 鈴木 隆之 多和田 昌弘 高倍 昭洋 下山 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.97, no.473, pp.1-6, 1998-01-20
参考文献数
4

近年光音響分光法 (PAS) は、試料を前処理無しで、非破壊的に測定できることから、生体の分野、特に光合成関連の研究に対して、非常に多く使用されてきている。本研究では、光音響分光装置を製作し、植物光合成の測定を試みた。同時に、密閉型光音響セルの問題点を改良したOpen Photoacoustic Cell (OPC) を製作し、測定を行った。その結果、OPCを使用した測定法は、密閉型セルよりも光合成の活性が高い状態で測定できることが分かった。
著者
篠田 陽理子 矢ヶ部 仁之 曲谷 一成 簗島 謙次 佐藤 令介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
巻号頁・発行日
vol.95, no.291, pp.15-22, 1995-10-13
参考文献数
8
被引用文献数
7

我々は視覚障害者が他者の介助を受けることなく、自律的に目的地に到達することを支援する自動ナビゲーションシステムの開発を目的としている。このシステムでは被験者のいる位置を正確に求める必要がある。本稿では、このために開発したDGPS(Differential Global Positioning System)、万歩計、地磁気センサ等よりなる位置推定手法についての報告を行う。
著者
森 幹男 槇本 由希 荻原 慎洋 谷口 秀次 高橋 謙三
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.448, pp.71-75, 2004-11-12
参考文献数
11
被引用文献数
2

骨導音声を電気信号に変換する骨伝導マイクロホンはハンズフリーで,ヘッドセット型マイクロホンと比較して周囲騒音の影響も受けにくい.このため,ウェアラブルコンピュータの入力装置としての利用が期待できる.本研究では,日本語5母音発声時の気導音声と骨導音声の対数パワースペクトルの差を特徴量として用いて話者識別実験を行い,雑音耐性を含めた詳細な検討を行った.その結果,気導音声のみを用いた場合と比べ雑音耐性が高いことが明らかとなった.また,骨導音声の歪み率を特徴量として用い,歌声に対して裏声判別を行った結果,表声-裏声換声点の検出が可能であり,この歪み率を話者識別の特徴量として用いることによって話者識別率の向上が期待できることが明らかとなった.
著者
志土地 由香 井手 一郎 高橋 友和 村瀬 洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.94, no.7, pp.532-535, 2011-07-01
参考文献数
4
被引用文献数
2

類似した料理レシピ群における特徴的な調理手順の類似度に基づいて,代替可能な素材を発見する方法を提案する.これにより,利用者の要求に応じて料理レシピ中の素材を柔軟に置き換えられるようになることが期待される.