著者
AKIMA Hisanao SATO Shigeo NAKAJIMA Koji
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
IEICE transactions on electronics (ISSN:09168524)
巻号頁・発行日
vol.87, no.5, pp.832-834, 2004-05-01
被引用文献数
1

A random number generator composed of single electron devices is presented. Due to stochastic behavior of electron tunneling process, single electron devices have intrinsic randomness. Using its randomness, a true random number generator can be implemented. Although fluctuation of device parameters degrades the performance of the proposed circuit, we show that the adjustment of the bias voltages can compensate the fluctuation.
著者
新居 英明 杉本 麻樹 稲見 昌彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.104, pp.29-32, 2004-06-01

This paper describes about antipiracy technology for real object by using LED based Jam Light System. Although The object does not blink seen by human's eyes, it's picture taken with video camera will blink. This method is devised from RCT and a fact that flickers interferes with a video camera. So LED based light with flickers will be antipiracy technology for taking picture by video cameras.
著者
下村 勉 上谷 典秀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.96, pp.85-90, 1996-06-15
被引用文献数
3

インターネットの機能の一つ「WWW (World Wide Web)」を教育に活用する動きは急速に進みつつある。本稿では、まず、WWWにおいて公開されている学校のホームページについて分析した。また、このホームページ上に発信されている情報と受信者の見たい情報とのずれを、アンケート調査を含めて検討した。それらの結果を受けて、学習者が学校のホームページづくりに参加する「学習者参画型ホームページ」を、ある小学校のホームページの試作例とともに提案した。
著者
西村 拓儀 桑原 義彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, no.1, 2006-03-08
被引用文献数
1

欧米ではテロ対策として,服の下に隠し持った銃器や爆発物を見つけ出すマイクロ波イメージング装置の研究開発が行われている[1].マイクロ波イメージング装置では画素数の増大はそのままアンテナ素子数の増加,開口規模の拡大につながり,装置を大規模化させる.本稿では小型開口,少ない画素数での画像認識を実現するため,超分解とニューラルネットワークを併用した画像認識手法を提案する.
著者
戸次 一夫 山本 太朗 沢 孝一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス
巻号頁・発行日
vol.95, no.51, pp.25-30, 1995-05-19
被引用文献数
5

この研究の目的は、いくつかの液体誘電体中における開離時アークの基本特性を調査、報告し、液体がアークにどのような影響を及ぼすのかを論じることである。本報ではアーク放電、ブリッジ現象、接点表面形態について明らかになったことを報告する。誘導性負荷回路(L=20mH、負荷電流0.8A)を用いて銅対銅の開閉接点試験を行った結果、蒸留水、メタノール中で間欠アークが観測された。また、沃素デンプン反応試験によりO^-あるいはOH^-の発生が確認された。n-ヘキサン、ガソリン中では定常アークが発生し、試験後の表面はCで覆われているものの、極めて滑らかであった。この原因として、定常アークの放電柱がCのために激しく移動していることが考えられる。
著者
井上 真出美 江頭 広幸 岡崎 泰久 渡辺 健次 近藤 弘樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.594, pp.29-34, 2003-01-17

我々は,障害者のPC利用に着目し,発話障害のある肢体不自出者が人力できる音声による入力支援システムを開発した.本システムでは,市販の音声認識エンジンを使用しているが,その製品の既存の辞書では単語が多数登録してあるため,発話障害者の発話は誤認識される.そこで,ある発話障害をもつ肢体不自由者に協力を得て,実験により認識可能な単語を調査し,少ない単語を登録した独自の辞書を作成した.また,少ない単語であらゆる操作が可能となるように,複数のモードを定義した.システムを実現し,入力実験を行なった結果,発話障害のある肢体不自出者でも人力が可能であることがわかった.
著者
宇井 隆晴 中山 雅哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.530, pp.19-24, 2006-01-12

LIVE! UNIVERSEでは2002年6月より世界各地で観測される金環日食や皆既日食のインターネット中継を行ってきた。2005年4月9日に観測された金環・皆既日食のインターネット中継(LE2005)に引き続き、2005年10月3日に観測された金環日食の中継(LE2005a)においても日本語JPドメイン名Webによるアクセス評価の実験を行った。その結果、4月に引き続き全Webアクセスの約10%が日本語JPドメイン名Webへのアクセスであった。また、前回明らかにできなかったIEユーザにおけるJWordプラグイン導入の割合はi-Navの導入と同程度あり、日本語JPドメイン名URLへのアクセスに大きく寄与していることが明らかとなった。
著者
松岡 昌志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.107, pp.19-24, 2006-06-14

本報は発災後の早期被害把握を目的として,ヘリコプターや航空機からの空撮画像を利用した被害地域の自動抽出手法を紹介している.この手法は地上解像度が高いことが必要条件であるが,最近の高解像度衛星の画像にも適用でき,さらには,ALOS/PRISM相当の約2.5m解像度の画像であっても,建物が瓦礫化したような甚大被害地域については自動抽出できる可能性があることを2003年イラン・バム地震および2005年福岡県西方沖地震での被災地画像への適用を通じて示した.
著者
油谷 曉 垣内 正年 藤川 和利 猪俣 敦夫 香取 啓志 眞鍋 佳嗣 千原 國宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.208, pp.55-58, 2009-09-18

本稿では,2009年7月22日に起こった皆既日食の全天映像を,非圧縮4K超高精細のまま朝日放送からインターネットを用いて奈良先端科学技術大学院大学まで伝送するという,世界最初のライブ中継伝送実験について述べる.この4K映像の中継伝送実験と同時に非圧縮ハイビジョン映像の中継伝送実験も行ったため,映像伝送に使用したネットワーク帯域は8Gbpsにも達した.大学のプライマリネットワークの帯域は10Gbpsであるが,大学の一般トラフィックを犠牲にすることなく,中継伝送実験は無事に成功した.
著者
尾久土 正己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.376, pp.207-211, 2010-01-14

皆既日食は古代の人々にとってはまさに天変地異であった.しかし,従来のTVやインターネットで放映されている日食の映像は太陽にフォーカスされており,その劇的な変化の一部しか表現出来ていない.そこで,我々は4Kの超高精細映像システムを使ってドームスクリーン上に日食を再現することに挑戦した.本報告では,我々のシステムとそれを使った実験の教育効果について紹介する.
著者
尾久土 正己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.374, pp.207-211, 2010-01-14

皆既日食は古代の人々にとってはまさに天変地異であった.しかし,従来のTVやインターネットで放映されている日食の映像は太陽にフォーカスされており,その劇的な変化の一部しか表現出来ていない.そこで、我々は4Kの超高精細映像システムを使ってドームスクリーン上に日食を再現することに挑戦した.本報告では,我々のシステムとそれを使った実験の教育効果について紹介する.
著者
市川 裕介 石井 久治 長野 翔一 小林 透
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.450, pp.103-108, 2010-02-25

サイト横断的なWeb閲覧行動の分析のために,ユーザのクライアントPCから収集したWeb閲覧履歴データを分析・可視化する方式について提案する.提案にあたっては,閲覧行動可視化のための課題を明らかにし,課題解決のアプローチについて延べ,プロトタイプシステムの実装を行い実際の閲覧履歴に適用した結果について報告を行う.
著者
小泉 敬寛 中村 裕一 佐藤 真一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.471, pp.395-399, 2010-03-08
参考文献数
6

ライフログを用いることで,記憶に障害を持つ人の日常生活を支援が可能になる.しかし,そのためにはライフログから日常の様々な出来事を簡単に素早く検索する必要がある.本稿では,このような支援のひとつとして,個人視点映像からさがし物検索を行なう手法について述べる.本研究では実際の個人視点映像から何かを手に取る,置く,動かす,といった行動を検出する手法について検討し,それを手掛かりにすることによって捜し物が簡単になることを確認した.
著者
時永 祥三 呂 建軍
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIS, スマートインフォメディアシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.307, pp.71-76, 2004-09-09

本報告では,遺伝的プログラミング(Genetic Programming:GP)の方法を用いて時系列の特徴(生成モデル)を記述する方法を提案し,これを時系列データの分類(クラスタリング)に応用する。時系列テータを用いて,時系列が生成される関数の形(生成のモデル)を記述する方法であり,特徴の記述が簡略化できる可能性がある。また,複数の関数近似表現を保有するクラシファイヤシステムを用いているので,ノイズの重畳や時間軸方向の伸長縮小などを変形に対応が可能となっている。GPにより,それぞれのクラスタについて与えられている個体表現された時系列モデルの近似度を改善する。応用例として,人工的に生成された時系列の分類と株価の分類を検討する。
著者
大川 典男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.92, no.7, pp.301-303, 2009-07-01
被引用文献数
1

小信号電圧増幅回路において帯域利得特性,消費電力に関して一元的に評価する性能指標APIを考案した.APIを最大値に設定すると,最も効率の良いと考えられるFETの動作点に自動的に設定されることが分かり,APIによる評価の妥当性を示した.
著者
粟島 亨 戸井 崇雄 中村 典嗣 紙 弘和 加藤 吉之介 若林 一敏 宮澤 義幸 李 京
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.578, pp.23-28, 2004-01-15
被引用文献数
22

動的再構成可能プロセッサDRP(Dynamically Reconfigurable Processor)のCコンパイル環境について報告する.C言語ベースの動作合成エンジンをフロントエンドとすることでDRPに対するソフトウエアライクな開発環境を実現した.C言語の動作記述から自動スケジューラにより制御回路(FSM)とデータパス回路が合成される.制御回路はDRPの状態遷移コントローラー(STC)にマッピングされ,データパス回路は複数のコンテキストに分割された上でPEアレイにマッピングされる.フロントエンド合成とバックエンド合成は統合開発環境により密に統合され,直観的なGUIが提供される.実チップ上のシンボリックデバッグが可能なオンチップ・デバッガも備えた.
著者
寺沢 充夫 岩澤 征次郎 藤原 浩樹 田邉 佳司 箕輪 功 中原 俊隆 糸川 嘉則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.684, pp.105-110, 2001-03-14
参考文献数
19
被引用文献数
4

商用周波数である50Hzにおいての電磁場での生体に及ぼす影響を調べるため、14週令のラット10匹を電磁波に曝すグループと電磁波に曝さないグループにそれぞれ5匹ずつに分け、二ヶ月間実験を行った。電磁波に曝すグループは周波数50Hzで、磁界の強さ500mGauss の中に一日2時間曝した。電磁波に曝すグループは電磁波に曝さないグループと比べ、血夜中のチアミン量は少なく、肝臓に多くのチアミンが有意に蓄えられた。しかし、血液の過酸化および小脳、脳幹における脂質の過酸化は有意に大きくなった。こらの事から、これらの条件での電磁場環境は生体に悪影響をもたらすということが示唆された。
著者
中村 友則 牟田 高信 中村 信孝 照沼 和明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.561, pp.37-40, 2003-01-10

現在,移動体通信業界でもB2Cサービスの需要が高まっており,コンテンツ提供者(CP)はパーソナライズされたコンテンツ提供のために接続ユーザの情報を必要としている.我々はユーザから通信要求を受ける度に,CPにユーザ情報を送信する方式の検討を進めている.本検討では,CPから依頼を受けたエンドユーザを管理し,ユーザ情報に対応させた特定情報をCPに提供することで,ユーザに対し利便性の高い形でパーソナライズドコンテンツを提供できる方法を提案し,その実現性を示す.