著者
秋田県立金足農業高等学校・ヤマビルプロジェクト 加藤 愛咲 菊地 里菜
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.849-850, 2012-11-01

本研究は日本農芸化学会2012年度大会(開催地 京都女子大学)での「ジュニア農芸化学会」において発表され,銀賞に選ばれた.地域社会の問題となっているヤマビルの生態を行動学的な観点から研究し,忌避行動に関して分子レベルの仮説を立案してその検証を行った.またその成果を忌避剤の開発という形で社会貢献につなげている.
著者
赤羽根 良和 永田 敏貢 齊藤 正佳 篠田 光俊
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.109-114, 2017 (Released:2017-04-20)
参考文献数
12

【目的】肩関節周囲炎に続発する夜間痛の臨床的特徴を明らかにするため,非夜間痛群,夜間炎症群,夜間拘縮群で比較検討した。【対象】対象は肩関節周囲炎100 例であった。対象の肩関節X 線正面像からAHI,HHD,AHI/HHD 比,GHA を測定し,肩関節可動域は屈曲,外旋,内旋角度を測定し,それぞれで比較した。【結果】AHI,HHD,肩関節屈曲可動域は3 群間で有意差を認めなかった。非夜間痛群と比較して夜間拘縮群は外・内旋域が減少し,GHA が増大していた。また,非夜間痛群と比較して夜間炎症群はAHI/HHD 比が減少し,GHA が増大していた。夜間炎症群と比較して夜間拘縮群はGHA が増大していた。【結論】夜間炎症群および夜間拘縮群は肩甲骨が下方回旋位となっていた。また,夜間痛の発症が炎症を起因とした場合は,肩関節可動域の回旋域が比較的保たれていた。しかし,拘縮を起因とした場合は,肩関節の回旋可動域が減少することがわかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.281, pp.122-131, 1998-11-02

格安な専用線として97年4月に登場した「ATMメガリンク」。細かい速度品目や,ATM(非同期転送モード)方式の伝送効率の高さから,徐々に人気が高まっている。回線数は98年8月末に500を超えた。ほとんどのユーザーが,料金の安さだけでなく,高速ディジタル専用線に引けをとらない信頼性を高く評価している。半面,サポート体制には,不満や要望が多い。
著者
伊波普猷著
出版者
世界社
巻号頁・発行日
1928

1 1 1 0 OA 作文楷梯

出版者
正岡子規写
巻号頁・発行日
1900
著者
下山 晴彦
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.350-363, 1996-09-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
153
被引用文献数
2 1

The term “Student Apathy” was originally proposed in US to describe the male university students who continued to avoid confronting their conflicts. However, it has been studied and conceptualized only in Japan. The primary purpose of this paper was to review the studies on the disorder of Student Apathy and make clear the points of controversy. At first, the trends in conceptualizations were considered from an historical point of view. It was found that the concepts suggested thus far, were so various that it was difficult to categorize the disorder as a clinical entity. Next, the studies were examined from a psychopathological and developmental point of view. It was suggested that the disorder level should be shifted from neurotic to personality disorder and the integrated concept should be formed to distinguish it from generally apathetic tendency found in adolescence in Japan, which should be searched as a background of Student Apathy.
著者
小菅 健一
出版者
山梨英和大学
雑誌
山梨英和短期大学紀要 (ISSN:02862360)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-16, 2001-06-30

物語作家としての力量に定評のある井伏鱒二にとっては、戦後の代表作の一つに挙げられる「遥拝隊長」という、第二次世界大戦を題材にした小説を、現代の客観的な視点から、精緻に読解・分析していくことで、この作品に込められた井伏の人生観や社会観の問題点を考察していった論文である。当時、偏狭な軍国主義に支配されていた日本が、国民一人一人の利益や幸福などをいっさい考慮することなく、勝手に起こしてしまった〈戦争)という圧倒的な暴力行為が持っている、愚かさや悲惨さ、そして、理不尽さといった非人道的な側面を、戦場で偶然に引き起こされた悲劇的な事故が原因になって、足が不自由になってしまうとともに精神に異常をきたしてしまった、主人公の"遥拝隊長"という浮名のついた熱烈な愛国主義者である岡崎悠一という一般庶民が、自分の生まれ故郷の笹山部落において、他の住民たちを巻き込んで繰り広げた様々な行動がもたらす喜劇的な事件やエビソードを、一つ一つじっくりと見ていきながら、作品全体を通して、それらに形象化されている〈運命〉というキーワードを抽出することで、現代の生活においても十分に通用する普遍的なテーマであることを確認したものである。