著者
福田昌弘
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.1983, no.29(1983-SE-032), pp.1-8, 1983-09-28
著者
角田 巖 綾 牧子
出版者
文教大学
雑誌
人間科学研究 = Bulletin of Human Science (ISSN:03882152)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.123-134, 2005-01-01

The place of children in the society is historical, social, and cultural. Historically, children have grown up in surroundings such as their homes and schools; however, at thesame time, they have also been isolated from the community.The love of parents for their children gradually deepens; however, parents also begin to control their chil-dren.At present, children are protected because they are considered immature and weak; however, they are alsorespected as independent beings.This duality is integrated into the social framework since children are recognized as growing individuals.In the case of a child who commits a crime, the Juvenile Law attaches importance to his/her welfare and education because a child is a human being who has a future. On the other hand, there is a movement toward making punishments more severe and applying them to juvenile offenders at a younger age.Children are assigned a variety of dualities, but the significance of their place in society increases as aresult of the relative and symbiotic historical development between children and adults.
著者
山下 祐貴 森本 有紀 秋田 健太
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, pp.1065-1073, 2023-05-15

本研究では,深層学習により入力テキストの内容に対応した色付きメッシュモデルを生成する手法を提案する.これまでに深層学習を用いて様々な表現形式の3次元モデルを生成する手法が広く提案されている.その中でも,入力した画像に対応する3次元モデルを生成する3次元再構成手法が多く提案されている.しかしこのような手法では,ユーザが作成したい形状や色などの3次元モデルを得るために,その特徴に対応する画像を用意する必要があり,手間がかかる.本研究では,テキストによる自由形式の説明文を入力とすることでそのような手間を軽減する.3次元モデルの大規模データセットを用いた定量的・定性的な評価を行い,提案手法がテキスト入力による柔軟な色付きメッシュモデルの生成において有効であることを示した.
著者
田中 哲朗
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2020論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.194-201, 2020-11-06

「十六むさし」は約400 年前から遊ばれている日本の古いボードゲームである.このゲームは,二人用の二人零和有限確定完全情報ゲームの一つであるため,ゲーム中の各局面のゲーム値を計算することができる.本研究では,標準的な「十六むさし」と2 つのバリエーションを強解決した.
著者
山田 胡瓜 福地 健太郎 大澤 博隆 宮本 道人 江渡 浩一郎 倉本 到 渡邊 淳司 前田 太郎 中村 裕美 寺島 裕貴 加藤 淳 米澤 朋子 塩見 昌裕 新山 龍馬 宮本 隆史 水野 雄太 櫻井 翔
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.71-77, 2019-12-15

研究者に,漫画家・山田胡瓜流のSF作劇手法を学んでもらった上でSF作品を書いてもらうという『情報処理』特集記事「『AIの遺電子』に学ぶ未来構想術」に寄せられた内の12作品を対象に,山田胡瓜氏を囲んで実施された講評会の様子を記す.各作品に対して,山田氏に加えて講評会に参加した研究らが,その意義や現実の社会に与えうるインパクトについての議論がなされた.議論の中で,『AIの遺電子』に描かれなかった設定についても山田氏本人から語られる場面があった.
著者
加藤淳 中野倫靖 後藤真孝
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2014-MUS-104, no.15, pp.1-7, 2014-08-18

本稿では、歌詞を歌声と同期してアニメーションさせる Kinetic Typography と呼ばれる動画表現の制作環境 TextAlive を提案する。既存の制作ツールでは、歌詞と歌声の同期を手作業で取り、文字や単語、複数単語から成るフレーズに対して個別に望みの動きを設計する必要があった。その際は、動きを規定するアルゴリズムのパラメタを、スライダーなどの汎用 GUI で調整して試行錯誤を重ねていた。一方、本制作環境では、歌詞と音楽の時間的対応付けを自動で推定し、動きのアルゴリズムに対する初期パラメタを自動生成する。さらに、動きのアルゴリズムを編集できるコードエディタを備え、プログラマがパラメタ調整に適した専用 GUI を容易に提供できるフレームワークを提供する。これにより、TextAlive のユーザは Kinetic Typography を一から作る必要がなくなり、初めに時間合わせなどを行う手間をかけずに済む。また、歌詞の動きをインタラクティブかつグラフィカルに設計できるようになる。
著者
加藤 淳 後藤 真孝
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2023-MUS-138, no.7, pp.1-21, 2023-08-20

音楽に合わせてタイミングよく歌詞が動くリリックビデオは楽曲のプロモーション手段として一般化したが,いつ再生されても同じ内容を提示するため,視聴者は受動的に楽しむしかない.そこで我々は,ユーザとのインタラクションにより歌詞のテキストを再生のたびに異なる方法で提示でき,静的メディアの制約を取り払える歌詞駆動型のインタラクティブな視覚表現を「リリックアプリ」と定義する.そして,この表現形式をプログラマやミュージシャンに開放するため,リリックアプリを開発・配信できる Web ベースのフレームワーク「Lyric App Framework」を提案する.当該フレームワークは,我々が研究・開発・運営してきたリリックビデオ制作支援サービス「TextAlive」の Web インタフェースと,歌詞駆動の表現を開発できる機能をプログラマ向けに開放する「TextAlive App API」で構成される.当 API は,既存の,プログラマが使い慣れたクリエイティブコーディングのためのライブラリと相補的な役割を果たし,インタラクティブなリリックアプリをすぐに開発可能である.我々は,2020 年に当 API を一般公開し,新たな表現形式の可能性を探ってきた.とくに,創作文化に関するイベント「マジカルミライ」ではプログラミング・コンテストが毎年開催され,最初の 2 回で 52 作品が集まった.これらの作品を分析して得られたリリックアプリのカテゴリ 8 種類と,音楽とプログラミングの未来に関する示唆を報告する.
著者
近藤 伸子
出版者
国立音楽大学
雑誌
研究紀要 = Kunitachi College of Music journal (ISSN:02885492)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.231-236, 2023-03-31

本稿は2022年4月5日,本学講堂大ホールにて,基礎ゼミお話(1)「シュトックハウゼンを知っていますか?」と題して行ったレクチャーの報告である.あまり触れる機会のない「現代音楽」の魅力を伝えると同時に,シュトックハウゼンのクリエイティブで固定観念を打ち破る作品や生涯から,今後の学生生活へのヒントを汲み取って欲しいと願い,このテーマを選んだ.