著者
Satoko MOTAI Hiroki MUKAI Tetsu WATANUKI Kenji OHWADA Tatsuo FUKUDA Akihiko MACHIDA Chisaki KURAMATA Ryosuke KIKUCHI Tsuyoshi YAITA Toshihiro KOGURE
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences (ISSN:13456296)
巻号頁・発行日
pp.150722, (Released:2016-06-08)
被引用文献数
15

Radioactive particles of around 50 µm size were collected from highly contaminated soil in the Fukushima Prefecture, Japan, and characterized using micro X–ray diffraction with synchrotron radiation (SR–µ–XRD). Two–dimensional diffraction patterns from individual particles rotated during X–ray irradiation were recorded on a flat imaging plate and a one–dimensional diffraction profile, as a function of 2θ, was derived from the pattern. Weathered biotite (WB) particles with plate–like morphology showed a broad peak corresponding to a basal reflection with d = 10–14 Å, indicating various degrees of vermiculitization. Another peak of ∼ 7 Å was also detected in these WB particles, suggesting the parallel growth of kaolinite in the biotite particles. These characteristics were also found in the WB collected from an Abukuma granitic body, which is widespread in the eastern part of Fukushima. SR–µ–XRD of radioactive soil particles consisting of fine minerals or of those rich in organic matter indicated that these particles contain very fine 2:1 type clay minerals alongside detrital rock–forming minerals such as quartz and feldspar.
著者
新田 篤
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2013-03-25

新制・課程博士
著者
澤田 みつ子 小幡 和男 上条 隆志
出版者
日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.834-838, 2010-03
被引用文献数
1

タチスミレはスミレ科スミレ属の多回繁殖型多年生草本種である。現在、本種は関東の利根川水系(菅生沼・小貝川・渡良瀬遊水地)と九州(宮崎県・大分県・鹿児島県)の限られた地域において、主にオギやヨシの優先する低湿地の草原内に生育し、絶滅危惧II類(VU)に指定されている。本種の生育環境であるいわゆるオギ原やヨシ原は資源採集の場として人の営みの場に維持され農業生態系の中に残されてきたが、明治期以降の水田等への土地利用転換によって自然の湿地は大規模に喪失した。そして今日では湿地に依存する生物の多くで減少や絶滅の危機の高まりが見られている。環境庁レッドデータブックによると、本種の生育地メッシュ数は11メッシュ(うち絶滅2メッシュ、現状不明2メッシュ)と少なく、減少の要因として植生の自然遷移、河川開発、管理放棄があげられている。そのため本種は残存する数少ない生育地をどのように保全・維持していくかが課題といえる。本研究の調査対象地である茨城県菅生沼の自生地では、管理放棄されていた生育地において、冬期に火入れを行うことによって、個体密度が増加したことが報告されている。菅生沼のオギ二次草原を含めて、日本のヨシ、オギなどの湿地草原へ継続的に実施されている火入れのうちいくつかでは、毎年1回冬期から初春において行われているが、特定の絶滅危惧種の保全を目的とした場合に、火入れの有無と対象種の応答について把握する必要があると思われる。本研究では、火入れ管理が毎年継続して行われているタチスミレ自生地において、2年間にわたり火入れの中断実験を行うことで、タチスミレの個体数とサイズ構成に変化が生じるのかを明らかにすることを目的とした。
著者
松山行一
出版者
三菱重工業
雑誌
三菱重工技報
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, 2002-01
著者
加藤 一郎
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.247-248, 1975-03-10 (Released:2009-11-26)
被引用文献数
1
著者
川口 マーン 惠美
出版者
文芸春秋
雑誌
諸君 (ISSN:09173005)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.196-204, 2007-01
著者
西川 輝昭
出版者
生物研究社
雑誌
海洋と生物 (ISSN:02854376)
巻号頁・発行日
vol.17, no.6, pp.p512-517, 1995-12
著者
Lawes Aidan
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.609, pp.88-90, 2004-09-20

システム運用を企業内外のユーザーへの「ITサービスの提供」ととらえ、そのプロセスの理想形を示すITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)が注目されている。だがITILの普及と標準化を推進する非営利団体、英itSMF(ITサービス・マネジメント・フォーラム)とitSMFインターナショナルのCEOであるローズ氏は、「ITILは効率的なITサービスを実現する手段にすぎない。