2 0 0 0 昌平叢書

出版者
松山堂
巻号頁・発行日
vol.唐百家詩選(王安石編) 巻第1,2, 1909
著者
江上信雄
出版者
東京大学理学部
雑誌
東京大学 理学部廣報
巻号頁・発行日
vol.6, no.7, pp.12-12, 1974-07-10
著者
山崎 その 伊多波 良雄 宮嶋 恒二
出版者
京都外国語大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、大学を教育・研究・社会サービス等を生産する主体と捉え、その活動を効率性の視点から定量的に分析した。さらに、効率性に影響を与える要因として大学の内部要因(大学の使命・計画、組織構造、構成員、ガバナンス)と外部要因(補助金制度・認証評価制度)との関係を考察した。分析の結果、外部要因は学長のリーダーシップに影響を与え、大学の理念・目標・計画の遂行にはマネジメント機能が影響を与えていることが明らかになった。一方、効率性は大学の理念・目標・計画の遂行に間接的ではあるがマイナスの影響を与えており、教育の質保証と経営の効率性を両立させるには、何らかの工夫が必要であることも明らかになった。
著者
宮下 英明
出版者
公益社団法人日本数学教育学会
雑誌
日本数学教育学会誌 (ISSN:0021471X)
巻号頁・発行日
vol.90, no.4, pp.67-70, 2008-04-01
被引用文献数
2 5

2 0 0 0 魅惑のブス

著者
伏見憲明編
出版者
勁草書房
巻号頁・発行日
2000
著者
河合 成雄
出版者
神戸大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、日本人学生に対してキャンパス内の国際的人材育成プログラムの効果を検証するという前半部分と、そこでの卒業生の活用の新しい在り方を探るという後半部分とからなる。具体的には20年以上にわたって実施されている「神戸大学国際学生交流シンポジウム」を材料に使い、かつての経験者へのインタビューを主に行った。長いスパンでみる調査は、短期のものとは異なり、人材育成の面やプログラムの評価の点で相違が称することもわかった。卒業生の活用は、人材育成の方法として新しい試みであったと言えよう。卒業生は現役学生のロールモデルとなり得たり、教員と学生の間でファシリテーターとして寄与したりすること等が確認された。
著者
伊藤 彰浩 阿曽沼 明裕 村澤 昌崇
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

前年度に引き続き、1)州間比較によっての州の高等教育機関の機能分化のパターン調査、2)機能分化が形成されたプロセスの歴史学的な比較分析、3)研究大学の規模や組織構成、専門分野構成など構造の数量的な比較分析、の3点をおこなった。まず1)について、今年度は、カリフォルニア大学バークレー校を訪問し、州の高等教育機関の機能分化における研究大学の特徴について調査するとともに、スタンフォード大学も訪問し州高等教育機関の機能分化の私立大学への影響について調査した。また、米国教育省の個別大学データベースIPEDSを使って研究大学の特徴について分析した。2)については、戦間期までのアメリカの州レベルの高等教育システムの変化を歴史的にたどる作業をさらにすすめ、州毎の公立高等教育システムの形成過程 を、とくにいわゆるフラッグシップ大学とよばれる州立研究大学の形成過程を中心に考察し、論文執筆をすすめた。とともに、州高等教育システムに関する歴史的データベース構築をさらにすすめた。3)については今年度は、アメリカの大学の組織・経営に関する基礎的な文献(Bess&Dee)を読み進め、アメリカの研究大学の特性を明らかにした。さらに、分析のための方法論の習得を進め、欠測値補完、ゼロの多いデータを扱える分析方法(Zero-Inflated model, Hurdle model等)を習得し、その応用可能性を検討した。以上を踏まえて、3つの研究課題のそれぞれに関する研究とりまとめの作業をすすめた。
著者
朴澤 泰男
出版者
国立教育政策研究所
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では、現代日本における大学生の中途退学の社会経済的な背景と、政府や大学による退学の抑制政策(奨学金、教育条件の向上など)の効果を明らかにするとともに、退学が個人に及ぼす社会経済的な帰結を分析した。その結果、家計所得の増加、大卒者の高卒者に対する相対賃金の上昇、奨学金受給率の上昇、大学の選抜性の上昇、教員・学生比率の低下が中退率の低下に結びつくことや、大学中退者の年収は、高卒者と同等の水準である反面、年収の散らばりも大きいことなどが明らかになった。
著者
杉本 和弘 鳥居 朋子 高野 篤子 佐藤 万知 立石 慎治 猪股 歳之 福留 東土
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

大学におけるミドルマネジメント人材の状況について、2012年実施の「大学の組織運営とマネジメント人材育成調査」のデータを用いて、学科長として必要な能力構造を析出し、また学科長の遂行能力が多様な経験や教職協働に支えられていることを明らかにした。他方、アングロサクソン諸国を中心に大学や大学コンソーシアムで展開されているアカデミック・リーダー育成プログラムの内容・構成・受講者等について現地調査を行うとともに、東北大学で実際に提供している同種プログラムの実装・改善に活かした。また、国内大学や大学団体が提供するマネジメント人材育成の取組や研修についても調査を行い、その特徴について学会発表を行った。
著者
炭山 嘉伸
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.121-125, 1997-01-01
参考文献数
6
被引用文献数
11

臨床材料や腸管内から分離される細菌は, 偏性嫌気性菌, 通性嫌気性菌, 偏性好気性菌の3つに大別される. 腸管内は嫌気状態が保たれ, 腸内細菌叢のほとんどは嫌気性菌である. そして, 腸内細菌は相互間のバランスで病原菌の以上増殖を抑え, IgA 抗体産生, マクロファージの遊走能の賦活, などの作用を持ち, 感染防御機構の一端を担っている. しかし, 腸内細菌は術後感染, 日和見感染や bacterial translocation の原因となりうる. このように, 腸内細菌は生体にとって, メリットとデメリットの両面を持っているといえる. 一方, 腸内細菌叢に変動を来す因子はさまざまであり, 外科領域では H2 receptor antagonists, 胃切除, 抗菌薬の投与, total parenteral nutrition (以下, TRN) などが重要である. 消化器外科領域では術後感染予防の抗菌薬の投与は不可欠である. したがって, 抗菌薬の使用に当たっては, そのメリットとデメリットを十分考慮する必要がある.
著者
田中 由紀 高槻 成紀 高柳 敦
出版者
京都大学大学院農学研究科附属演習林
雑誌
森林研究 = Forest research, Kyoto (ISSN:13444174)
巻号頁・発行日
no.77, pp.13-23, 2008-12 (Released:2011-03-05)

ニホンジカ(Cervus nippon)の採食による植生変化が近年目立つようになった京都大学芦生研究林において、2002年から2003年にかけて、ニホンジカの採食とササ群落の衰退の関係を調査した。糞分析を行い、ニホンジカの餌資源としてのササの重要性を調べた。また、シカによる葉の被食、稈の枯死の程度を調べ、地形条件との関係を調べた。さらに、積雪期に踏査を行い、ササの衰退と積雪分布の関係を調べた。シカの糞内容物に占めるササの割合は年間を通じて20〜50%であり、特に冬期に高かった(54.12±16.73%)。ササの葉の被食と稈の枯死は、緩傾斜、高標高、尾根部において多かった。また、積雪が少なく融雪が早い地点でササ群落の衰退が進み、積雪が多く融雪の遅い地点で衰退の程度が小さい傾向が見られた。以上より、シカの採食によるササ群落の衰退地の分布は地形条件と積雪分布に強く影響を受けることが示唆された。その背景には、シカが緩傾斜の尾根部のような採食行動をとりやすい地形条件を選択してササ群落を採食すること、特にシカにとってササが重要である積雪期には、積雪の少ない地点を集中的に採食することが考えられた。

2 0 0 0 墨場必携

著者
市川米菴 編
出版者
鴻宝堂
巻号頁・発行日
vol.巻之1,2, 1880
著者
今江 崇 兼子 正勝
出版者
公益財団法人 情報通信学会
雑誌
情報通信学会誌 (ISSN:02894513)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.1-13, 2013 (Released:2013-09-25)
参考文献数
18

近年、ユーザ・エクスペリエンス(UX)などユーザを重視する設計思想では、製品そのものにとどまらず、ユーザの使用体験をデザインすることが提唱される。筆者らはこれらの設計思想の検討を通じてユーザの概念を明確化する必要性を論じ、使用を、製品が予め決められた通りに機能するプロセスとしてのみならず、つどの使い方に応じてユーザと機能の関係が動的に生成するプロセスと捉える概念モデル (機能中心と、使い方中心の使用モデル) を提案する。本稿ではその概念モデルに基づき、ユーザの使用を定量的に把握する手法を検討する。即ち、先行研究の蓄積があるUXの評価項目を利用し、UXに配慮し設計された製品である初代iPadを事例とし、そのユーザの使用体験が記述されたブログをテキストマイニングの手法で分析する。そして形態素の出現傾向から、使い方中心のモデルで捉えうる使用のあり方を定量的に把握し、使用を通じて活性化するユーザと機能の関係を確認する手法の検討を行う。これは質的データを定量的に処理することで、特定の製品の使用体験に関するユーザの主観的評価の傾向を俯瞰する試みである。これにより、ユーザの行動の活性化を企図して設計された製品に関して、実際にそうした活性化が実現しているかどうかを確認する方法について検討する。
著者
丸井圭次郎 著
出版者
六盟館
巻号頁・発行日
1901