2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1923年02月13日, 1923-02-13
著者
宮代 彰一 林 周吾 安村 健 石川 剛 平尾 敏博
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.39, no.11, pp.866-879, 1997
被引用文献数
1 1

文献が何年くらい引用されるかで,その実効寿命を定義する。この値により,その分野の研究開発の動向が推察でき,かつ遡及調査での指針がえられる。本論文では,まず電子デバイス分野につき,IEEEの論文誌,Trans. on Electron Devicesでこれを調べた。最近(1995)では5.3年さかのぼれば,結果的にみて必要な論文の50%を調べたことになる。過去30余年にわたってみると,この値は年を追って長くなる。寿命の短いことは研究開発の始まりやその速さを示し,長いことはその積み重ねや成熟を示すであろう。次に他の分野,すなわち理工学,医学での多数の学会誌(1995)について調べた。いろいろな長さの寿命値をえたが,各分野の性格を表すものと推測した。
著者
大内 田鶴子
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.20-34, 1982-03-31 (Released:2009-10-19)
参考文献数
38

今日まで「都市の類型学」をM・ウェーバーの科学方法論と結びつけて解釈する試みは殆んどなされていない。しかし、ウェーバーがG.フオン・ベローに宛てた手紙と、「古代農業事情」の末尾に付けられた注の内容とに注意してみると、「都市の類型学」は因果帰属の問題と関連をもつように思われる。特に後者は都市比較論についての覚書であり、その方法的手続は論文「文化科学の論理の領域における批判的研究」で展開されている客観的可能性判断と適合的因果帰属の思考図式に対応している。このためウェーバーが都市の歴史的具体的研究を行いながら並行して、客観的可能性判断と適合的因果帰属の方法論的実験と試行錯誤を繰り広げていたことが考えられる。「都市の類型学」の錯綜した構成はその結果であろう。このような観点から「都市の類型学」を方法論的に精査し合せてウェーバーの論理学的な主張を再検討すると次のような諸問題が明らかになる。第一に、「都市の類型学」はウェーバーの歴史学的接近法から独自の社会学的接近法への方法論的転換期に位置づけられる。第二に、右の位置づけの論理的基礎づけをそれが与えるのであるが、客観的可能性判断と適合的因果帰属の思考図式は、「理論」と「歴史」との関係を明らかにし、社会学の理論の性格を理解する上での示唆を与えている。
著者
釆女 博文
出版者
鹿児島大学
雑誌
法学論集 鹿児島大学法文学部紀要 鹿児島大学法文学部紀要 (ISSN:03890813)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.125-149, 1997-03

平田好成先生退職記念号本稿は鹿児島民事法研究会第一回研究会(1996年9月7日)での報告草稿に加筆したものである。なお同報告の概要は第49回九州弁護士会連合会定期大会シンポジウム集『深刻化するいじめと子どもの人権-尊い命を失わせないために-』(1996年11月1日開催)に「いじめ裁判の現状と学校側の法的責任-高度化する教師集団の注意義務」の表題で掲載されている。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1944年06月29日, 1944-06-29
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.883, pp.57-62, 2004-09-27

マルチコア型マイクロプロセサ,無線ブロードバンド,Wireless USB,次世代2次電池——。 2004年9月7日〜9日に米国サンフランシスコで米Intel Corp.が開催したパソコン開発者向け会議「IDF(Intel Developer Forum)Fall 2004」は,パソコンやデジタル家電の明日を担う技術提案であふれ返った。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1921年12月06日, 1921-12-06
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.387, pp.45-47, 2007-08

豚肉人気の高まりで、エサや育て方、品種にこだわった高付加価値の銘柄豚が続々登場している。まず、品種で注目を集めているのは、沖縄固有のアグー、中国原産の金華豚など、生産性が低いため市場にはあまり出回らなかった原種の豚だ。 肉質の面から見ると、増えつつあるのは、和牛並みの細かいサシが入った霜降り系。
著者
美山 透 宮澤 泰正 MIYAMA Toru MIYAZAWA Yasumasa
出版者
Springer-Verlag
雑誌
Ocean dynamics : theoretical computational and observational oceanography (ISSN:16167341)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.265-281, 2013-01-17 (Released:2013-05-08)
被引用文献数
10

A sudden acceleration of the Kuroshio jet appears off Cape Shionomisaki in the high-resolution (horizontal resolution of 1/36°) JCOPE 2 ocean reanalysis data. Using this dataset, we investigated the structure of the Kuroshio acceleration. The increase in the velocity of the current is accompanied by a downstream flow separation from the coast and an outcrop of cold temperature inshore. The acceleration of Kuroshio appears when it takes a near-shore path. Cape Shionomisaki amplifies the responses to the Kuroshio flow by creating the zonal velocity acceleration toward the downstream region when the Kuroshio flows closer to the coast. The Kuroshio acceleration coincided with the topographic ridge on the continental shelf near Cape Shionomisaki. This relation suggests that the dynamics of the acceleration is linked to the topographic feature. We proposed an explanation of the Kuroshio acceleration using a hydraulic control theory. An analytical solution was applied to the coastal topography around the Kii Peninsula. The solution captured some aspects of the Kuroshio acceleration.

2 0 0 0 OA 自由之理

著者
弥爾 著
出版者
木平謙一郎
巻号頁・発行日
vol.第1冊, 1872
著者
本間 猛
出版者
東京都立大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1999

本研究課題は、最近の言語理論である最善性理論(Optimality Theory)の展開を調査し、その知見を日本語音韻論の理論的研究に応用することが目的であった。この目的を達成するために、最善性理論の枠組みに基づく研究において提案されている「制約」を詳しく検討し、その結果に基づき、制約を分類整理し、その目録を作ることを具体的な目的に据えた。最善性理論とは、1992年前後からアメリカの音韻理論の研究者が中心となって開発をすすめてきた言語理論で、その理論では、「制約」(constraints)が、重要な役割を果たしている。言語は、互いに相矛盾する可能性のある複数の制約の相互作用の結果、生み出されるものであるとされる。ある制約の要求を満たすためには、別の制約を破る必要があるかもしれないということである。また、制約は、普遍的であると考えられ、どの言語の文法にも含まれており、ある特定の言語の文法は、ある特定のしかたで順位付けられた制約の階層であるとされる。平成11年度におこなわれた研究を引き継いで、平成12年度(今年度)は、さらに、制約の分類整理のための基準を検討した。その結果、制約は、有標性制約群(Markedness constraints)、忠実性制約群(Faithfulness constraintsまたは、Identity Constraints)、整列制約群(Alignment constraints)に大別されるとする見方が有力であることが分かった。さらに、それぞれの制約の群は、下位区分を持っている。有標性制約群は、分節有標性制約群(Segmental markedness constraints)や音素配列有標性制約群(Phonotactic markedness constraints)などに分類される。忠実性制約群は、どの要素が他のどの要素に忠実であるかにしたがって、下位区分される。要素間の関係については、対応理論(Correspondence Theory)と呼ばれる下位理論が開発されている。最近の成果については、The Prosodic-Morphology Interface(Kager,van der HulstおよびZonneveld編集,Cambridge University Press)に収録されているMcCarthy and Prince(1999)"Faithfulness and Identity in Prosodic Morphology"が参考になる。本研究課題の成果として、忠実性制約群の下位区分の一つである共感制約(Sympathy Constraint)を用いる共感理論(Sympathy Theory)に関する二つの論文を仕上げ、出版の予定である。共感理論とは、実際の出力の形式と潜在的に出力になりえる形式との間の忠実性を問題にする理論である。詳しくは、McCarthy(1999)"Sympathy and Phonological Opacity"(http://www-unix.oit.umass.edu/^-jjmccart/にて入手可能、Phonology Cambridge University.Pressにて、出版予定)を参照のこと。また、英語の音素配列に関する論考をまとめ、著書の一部として、出版の予定である。