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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1909年11月11日, 1909-11-11
出版者
第二高等学校
巻号頁・発行日
vol.明治28-31年, 1911
著者
野崎 健太郎 松本 嘉孝
出版者
日本湿地学会
雑誌
湿地研究 (ISSN:21854238)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.43-72, 2022 (Released:2022-11-10)
参考文献数
80

名古屋市千種区の近接する3 つの湧水と雨水を対象にして,2015 年から2017 年にかけて水質の季節変化を記載し,それらに及ぼす人間活動の影響を調べた.続いて,この調査結果を教材として用いて,小学校理科の教育実践を行った.湧水の起源となる雨水の水質は,pH 4.4~5.3,電気伝導度2 mS m-1,溶存無機態窒素濃度(DIN:dissolved inorganic nitrogen)470 μgN L-1 であった.湧水の水質は,人間活動の影響が無い金明水では, pH 5.1~5.5,電気伝導度2 mS m-1,DIN 13μgN L-1 であったが,都市部の本山ではpH 5.8~6.5,電気伝導度10 mS m-1,DIN 2000 μgN L-1,椙山小学校ではpH 6.3~9.5,電気伝導度24 mS m-1,DIN 5000 μgN L-1 となり,都市中心部に近い湧水ほど,水質は弱酸性から中性および弱アルカリ性へと変化し,電気伝導度と溶存無機態窒素濃度が高い値を示した.したがって,都市部の人間活動は,湧水の水質を大きく改変していることが明らかになった.教育実践は,小学校第5 学年理科の河川の授業で行った.授業の主題は,「身近にある川のはじまり-椙山小学校から川がはじまる」とし,ねらいは,「1 川は斜面から湧出する湧水からはじまる」,「2 湧水の水質には人間活動が大きな影響を及ぼす」の2 点を設定した.授業には,地理院地図の3D 機能を用いた地形解析と,本格的な手法による亜硝酸態窒素(NO2--N)濃度の比色分析を組み込んだ.この教育実践で,生徒の印象に残った内容は,1 位が亜硝酸態窒素濃度の分析,2 位が湧水は川のはじまり,であった.これらの生徒の評価は,授業のねらい1 と2 に関係することから,湧水は理科教材として有用である可能性が示唆された.教材の質を高める今後の研究課題としては,都市部の湧水で高い濃度を示す溶存無機態窒素の起源解明,教育効果の測定,教科教育への位置付け,災害教育における教材化の4 点を挙げた.
著者
佐藤 ふう 佐藤 克成
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18845258)
巻号頁・発行日
pp.TJSKE-D-22-00029, (Released:2022-10-31)
参考文献数
10

Nigirikawa is a leather tape attached to Japanese bow in Kyudo. It assists the “Teuchi” (the method of gripping bow), which is to twist the bow counterclockwise to make the arrow fly straight. Kyudo players select the materials of the Nigirikawa for ease of use from subjective impression. The objective of this study is to examine the effectiveness of grip strength in drawing the bow as an objective evaluation index. We attached four pressure sensors to the grip of the bow to measure the pressure during shooting and compared the four types of Nigirikawa (deer, shark, cow, and sheep). The results showed that the differences of gripping force depending on the ease of use of the Nigirikawa in two movements of “Daisan” and “Kai”. Therefore, we concluded that gripping force is effective as an objective evaluation index of Nigirikawa.
著者
平井 義彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.86, no.4, pp.243-246, 2020-04-05 (Released:2020-04-05)
参考文献数
6
被引用文献数
1
著者
常光浩然著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1968
著者
関西学院大学図書館
出版者
関西学院大学
巻号頁・発行日
no.(86), 2016-04-01
著者
藤田 信哉 山中 敏彰 成尾 一彦 北原 糺
出版者
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
雑誌
頭頸部外科 (ISSN:1349581X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.333-337, 2016-02-28 (Released:2016-04-06)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

メニエール病の本態は内リンパ水腫であるが,真の病因は不明である。われわれは,保存的治療ではめまい発作の制御が困難であるメニエール病患者に対し,鼓膜換気チューブ (以下チューブ) 留置術を施行している。今回2年以上長期の経過観察が可能であった2症例について報告した。2症例ともチューブ留置後めまいは消失した。チューブ脱落後めまいが再燃したが,再留置後めまいは再び消失した。チューブの有用性についてはまだ不明の点も多いが,メニエール病のめまい発作に苦しむ患者にとって,チューブ留置は保存的治療と侵襲的治療の間を埋める一つの選択肢として有用な外科的治療と思われた。
著者
清水 長正 宮原 育子 八木 浩司 瀬戸 真之 池田 明彦 山川 信之
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集 2016年度日本地理学会秋季学術大会
巻号頁・発行日
pp.100044, 2016 (Released:2016-11-09)

東北地方では福島県と並んで山形県に風穴が多い。天然記念物にも指定された著名な風穴がある。これまでに確認された風穴から山形の風穴マップを作成した。県内の風穴は、自然風穴(地すべり地形・崖錐斜面などで自然状態にある風穴)、人工坑道の風穴、明治・大正期の蚕種貯蔵風穴跡(石垣囲)などに大別され、それらを2.5万分の1地形図索引図に示した。あわせて、各風穴の概要なども展示する。

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著者
角川書店 編
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
vol.2 (奈良の夏), 1980
出版者
兵庫県立人と自然の博物館
雑誌
人と自然 (ISSN:09181725)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.89-97, 2022 (Released:2022-01-14)

与太郎淵は,岐阜県郡上市白鳥町歩岐島地区にかつて存在していた池で,コイ科フナ属の体色変異個体で あるヒブナの分布域として知られていた.しかし,1956 年に埋め立てにより消失した後,ヒブナが分布し ていたことは現地においても忘失されつつある.本研究では,その分布記録をあらためて提示するため,地 籍図・現地調査ならびに文献調査を実施して情報を整理した.現地調査では,いずれの地点でも与太郎淵の 痕跡は確認されなかったが,過去の地籍図および聞き取りによる情報から,その位置・形状や周辺の水路の 存在が判明した.文献調査では,与太郎淵の埋め立ての経緯や名称の由来が確認された.また,ヒブナは, 1934 年の文献を最後に分布記録が途絶していたが,聞き取りによる情報から,1950 年代まで生息してい た可能性が示唆された.本研究では,ヒブナの来歴については不明な点が残ったものの,生息していた水域 や年代について一定の知見が得られた.
著者
電通
出版者
電通
巻号頁・発行日
vol.21(8), no.239, 1976-08