著者
井上 雄彦 山中 浩之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.138-142, 2012-03

──『ペピータ』の取材で、ガウディの創造の原点を見たい、という井上さんは、彼がインスピレーションを得たと言われるモンセラの岩山に向かいます。ここで井上さんがスケッチに熱中する様子は、この本の見どころだと思います。井上 雑誌で連載していると、人物は僕が描きますけど、背景はアシスタントに指示して描いてもらうことになります。
著者
岩藤 百香 松本 正富 青木 陸祐
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.67, no.3, pp.3_57-3_64, 2021-01-31 (Released:2021-02-20)
参考文献数
17

本研究は,治験のインフォームド・コンセント用説明文書が患者に与える印象に着目し,文書の改善に有用なビジュアルデザインの要件を抽出することを目的とした.先に,比較対象として一般的に用いられる様式の文書(一般モデル)と,同じ内容で言語による情報の質や量を保持しつつ,効率よい情報伝達の指針「ミニマム・エッセンシャルズ(可視性・注視性・記憶性・的確性・造形性・時代性)」に即したデザイン操作を行った文書(デザインモデル)を作成した.両モデルに対する印象評価の比較では,デザインモデルの満足度は高く,明るさ・暖かさ・にぎやかさなど精神を高揚させる印象尺度の評価に効果が認められた.また,新たに文書の印象を構成する「楽観性・親近性・明朗性」などの情動的な心因因子が把握され,患者の心を慰撫するビジュアルデザイン要素による心理的支援を行うことの有効性が認められた.
著者
木下 明美 堀江 登
出版者
The Japanese Society on Thrombosis and Hemostasis
雑誌
日本血栓止血学会誌 (ISSN:09157441)
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.417-422, 1993-12-01 (Released:2010-08-05)
参考文献数
14
被引用文献数
9 10

Effects of green tea catechins on thrombin activity were investigated. The major part of catechins in green tea are epicatechin (EC), epigallocatechin (EGC), epicatechin gallate (ECg) and epigallocatechin gallate (EGCg). ECg and EGCg except others were found to be more potent inhibitors for thrombin by mode of noncompetitive inhibition. These 50% inhibition of thrombin amidolysis by ECg and EGCg were 1.2×10-6M and 1.1×10-6M, and fibrin formation were 2.5×10-5M and 8.8×10-6M.These facts suggested that thrombosis may be prevented by ECg and EGCg in green tea.
著者
by A. Andrewes
出版者
Hutchinson's University Library
巻号頁・発行日
1956
著者
新保 奈穂美 太田 尚孝
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.799-805, 2020-10-25 (Released:2020-10-25)
参考文献数
38

コミュニティガーデン(CG)は社会問題の解決に資する多機能的な空間として認知されている。しかし、その運営は不安定なことが多く、行政支援が必要である。本研究はドイツの社会都市プログラムに着目し、ベルリン市のCGが地域・地区の住環境向上の名目のもとどのように支援されているのかを明らかにする。関連主体のインタビュー調査により明らかになったのは、同プログラムは新規CGのためにコーディネーターとなる企業・組織を確保し、初期費用を助成していたことである。一方、既存CGへは発展的な活動に使える資金を助成していた。結論として、社会都市プログラムは新規あるいは既存のコミュニティガーデンプロジェクトに対して資金や関係主体調整の面で支援をしていたといえる。
著者
矢沢 永吉 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1084, pp.84-87, 2001-03-26

問 矢沢さんは30年にわたりトップアーティストとして活躍されながら、日本のアーティストとして初めて肖像権を主張し、30代以降は自らコンサートの制作を手がけたり、海外進出に挑んだりしています。矢沢さんが約20年ぶりに書き下ろした『アー・ユー・ハッピー?』(日経BP社)を読むと、年齢の節目を強烈に意識しているように思えるんですが。 答 どうなんですかね。
著者
小林 哲則 関根 英敏
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.539-544, 1991-08-01 (Released:2017-06-02)
被引用文献数
1

実音声における基本周期の揺らぎの統計的性質について調べると共に、規則合成のための揺らぎを考慮した基本周期生成モデルについて検討した。実音声の分析の結果、基本周期の揺らぎの系列相関は、35〜70次を周期とする減衰波状の概形を示すことが明らかになった。次にこの性質を考慮しながら種々の揺らぎを有する基本周期生成モデルを構成し、揺らぎの性質と合成音声の自然性との関係について検討した。聴取実験の結果、ARフィルタを用いて実音声における揺らぎの系列相関を合成音に与えるよう構成したモデルの性能が良いことが分かった。この揺らぎを有する基本周期生成モデルによる合成音声の自然性は実音声の揺らぎを用いた合成音声と同程度であることが示された。
著者
松成 圭悟 岩井 将行
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2022-HCI-196, no.25, pp.1-5, 2022-01-04

近年,コロナ渦の影響でアウトドアレジャーが注目を集めている.2021 年の東京オリンピックではサーフィンにて日本の五十嵐カノア選手が銀メダルを取り,盛り上がりを見せた.海ではサーファが増えてきて,混雑が目立ってきている.サーファー同士の衝突事故の原因は波を見るのに夢中になり他の人の存在を認知できなくなることや,日の出や日没間近の暗い時間帯に他の人が見えなくなってしまい衝突してしまうことが挙げられる.そこで本研究ではサーフボードに M5Stack Core2 と NeoPixel LED 防水テープを付け加えることでサーフボードのパフォーミング性を拡張しつつ,事故防止のために自分の存在を周りに認知してもらうことで海での衝突事故を未然に防ぐことを目的とした機能を付与する.つまり,サーフボードの角速度,加速度を 6 軸 IMU で検知し,姿勢角度を算出して,ユーザの状態に応じた光を提示することで周囲に対して危険度に応じた色の可視化を行う.
著者
山口 洋一朗 帖佐 悦男
出版者
メジカルビュー社
巻号頁・発行日
pp.432-433, 2019-04-19

主に手や指の刺傷などから発生する化膿性屈筋腱腱鞘炎でみられる診察所見であり、処置が遅れると屈筋腱壊死をきたすため、身体所見を知っておくことが重要である。なお、筆者らが渉猟しえた範囲ではKanavel四徴に該当する表現で記載してある英語文献は認められず、Kanavel signやKanavel'ssignsといった表現のみであったため、Kanavel四徴はわが国独自の表現である可能性が高いと思われた。なお、『整形外科学用語集第8版』では「Kanavel徴候(Kanavel sign)」と記載されている。
著者
岡崎 惠視
出版者
日本藻類学会
雑誌
藻類 = The bulletin of Japanese Society of Phycology (ISSN:00381578)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.185-205, 2008-11-10
参考文献数
94
被引用文献数
1
著者
松田伸也
雑誌
日本におけるサンゴ礁研究
巻号頁・発行日
vol.1, pp.29-42, 2002
被引用文献数
1